- 喪失感を感じる
- 後悔が残っている
- 自分に自信がなくなる
- 気が済むまで泣いていい
- 無理に忘れようとしなくていい
- 話せる人がいるなら気持ちを吐き出そう
- 自分のために時間を使う
- 思い出の品を整理する
- 集中できることを見つける
- 自分を見つめ直す
- 失恋相手に付きまとう
- 外界を遮断する
- なるべく1人にならないようにする
- 相談できる人を見つける
つらくて苦しい失恋。恋愛は楽しくて自分を生き生きとさせてくれるものだけど、時には失恋という形で終わりを迎えることがあります。なぜ失恋はつらいのでしょうか。失恋がつらい原因を探るとともに、失恋をしたときはどうすればいいのか、立ち直り方を調べてみました。また、失恋後に陥りやすい注意行動や、なかなか失恋から回復しないときの対処法もお伝えします。
なぜ失恋はつらいの?
失恋とは、恋する相手への気持ちが成就しなかったり、終止符が打たれることです。失恋をするとつらいのは、なぜなのでしょうか。
喪失感を感じる
ずっと片思いをしていた相手に失恋をしたら、今まで恋心で溢れていた心に大きな穴が開くことになります。付き合っていた恋人に失恋をしたら、今まで当たり前のように隣にいた恋人がいなくなることになります。
今までの楽しかったことや、当たり前だったことがなくなってしまうことに、強い喪失感を感じる人は多いです。
後悔が残っている
好きな人に彼女ができる前に告白すればよかった、恋人に注意されたことは直す努力をすればよかった……など、「もっとこうしていれば」と後悔や罪悪感が残ると失恋もつらいです。
片思いが実らなかったり、恋人との関係が壊れたりした原因が、「自分にあるのでは」と考えてしまうと、自分を責め、苦しんでしまいます。
自分に自信がなくなる
失恋することで、自信をなくす人もいます。失恋したのは「自分がダメな人間だから」とか、「魅力がないから」と、自分自身を否定されたような気持ちになってしまうのです。
つらい失恋をしたら心掛けること
失恋は誰でもつらいものです。失恋をしたら無理をせず、まずは以下のようなことを心掛けてみてください。
気が済むまで泣いていい
泣くとすっきりするという人も多いのでは?「泣く」という行為は、気分をすっきりさせ、ストレス解消効果があると言われています。
また、気持ちを落ち着かせ、リラックス効果があるとも言われているので、失恋してつらいときはとことん泣きましょう。自分の中にたまっている、つらさや悲しさ、後悔などを涙と一緒に流してしまいましょう。
無理に忘れようとしなくていい
無理をして忘れようとしても、余計忘れられなくなるだけです。
頑張って忘れることよりも、「忘れられない自分」を認めてあげること。認めてあげることで、自分を客観視できるので、少しずつ気持ちや頭の中が整理できるでしょう。
話せる人がいるなら気持ちを吐き出そう
人に話すことで、気分がすっきりしたり、自分の思いや考えを整理できたりします。友達や家族など、話せる人がいるなら、今の気持ちを吐き出すことも一つの手です。
話す人は、できればアドバイスをしてくれるような人ではなく、ただあなたの話を聞いて、失恋の痛みに寄り添ってくれる人の方がベターです。
失恋から立ち直るためにしたい4つのこと
どんなに失恋がつらくても、いつまでも落ち込んでいるわけにはいきません。失恋から立ち直るには、どうすればよいのでしょうか。
自分のために時間を使う
1人時間を充実させたり、友達と出掛けたりして、自分のために時間を使いましょう。好きなことや趣味を見つけたり、自分磨きをしてみたり、友達との時間を大切にしてみたり……。
自分に時間を使うことで、必然的に忙しくなるので、「失恋のつらさをいつの間にか忘れていた」なんてことがあるかもしれません。
思い出の品を整理する
好きだった相手との思い出の品があると、見るたびにその人のことを思い出してしまいます。思い出を片付けるとともに気持ちの整理も一緒にできるので、捨てられるものは手放しましょう。
思い出を整理するときに注意が1つ。勢いで捨ててしまったら後悔することもあるので、手放すか否かは冷静に判断すること。
集中できることを見つける
仕事を頑張ったり、趣味や好きなことに没頭したり、次の恋を見つけてみたり……。集中したり、夢中になれたりすることがあると、失恋のつらさを感じる余裕がなくなります。
失恋のつらさを埋めるためだけではなく、自分自身のステップアップにも繋がるでしょう。
自分を見つめ直す
つらい気持ちを紙に書き出してみてください。「書く」という行為は、苦しい感情を吐き出したり、浄化させたりする効果があるので、感じたままを書き出すとすっきりするでしょう。
また、感情を書いた紙を見返すと、書いてある内容が変わってきていることもよくあります。気持ちが変化しているとか、少しずつ成長しているといった。気付きや学びがあるかもしれないです。
失恋後に陥りやすい注意フラグ
こんな気持ちが湧いたらご用心!失恋後にやってしまいがちなNG行動を挙げてみました。
失恋相手に付きまとう
「どうして?」という強い気持ちから、何度も連絡をしたり、相手の家へ押し掛けたりといった、いわゆるつきまとい行為はやめましょう。好きだった相手のことを考えられていない自分本位の行動です。
終わった恋に執着するような行きすぎた行動は、相手の気持ちがさらに離れてしまうどころか、エスカレートすれば犯罪行為となることもあります。
外界を遮断する
失恋からの落ち込みが大きいときは、誰とも会おうとしなかったり、連絡を遮断してしまう人もいます。1人の時間が長くなると、悪いことばかり考えてしまい、ネガティブ思考が加速してしまう可能性があります。
失恋から立ち直るのに時間がかかったり、心身が不調になったりする場合もあるので注意が必要です。
気持ちがうまく整理できなくても大丈夫
失恋から時間がたっていたり、失恋から立ち直る努力をしても変化が見られないこともあるでしょう。そんなときは以下のようなことをしてみてください。
なるべく1人にならないようにする
1人でいると、どうしても失恋したことを考えてしまいます。「ふさぎ込んでいるときに人と会うなんて」と思うかもしれませんが、ここまでくると1人でいる方が気分は落ち込んでくるでしょう。
友達や家族となるべく過ごすようにしたり、落ち着く場所に行ったりして、なるべく1人にならないように努力することは大切です。
相談できる人を見つける
どうにもならない失恋のつらさを1人で抱え込んでしまうと、心のバランスを崩してしまうこともあります。友達や家族に話せる人がいれば相談してください。
思い当たる人がいない場合は、カウンセラーなどの専門家を頼りましょう。専門家はプロですし、第三者なので、友達や家族には言えないことも話せる可能性があります。心の内を話すだけで、ずっと心が軽くなると思うので、専門家に相談することも手です。
つらい失恋も経験と思える日がくる!
失恋は誰でもつらいし、そのときはこの世の終わりかと思うくらい落ち込むものです。しかし、時間が解決してくれたり、人に話したり、他に夢中になれることが見つかったりして、いつかは傷が癒えるのも事実です。
いつかは良い経験だったな、あんなこともあったなくらいに思えるときがくるので、少しでもつらさから回復できるといいですね。失恋で苦しんでいる人の心が少しでも癒やされることを願っています。
取材・文/坂田圭永
記事一覧
-
恋愛心理学を生かして、恋愛を前に進めよう
気になる異性と出会ったら、誰しもできるだけ距離を縮め、恋愛関係を発展させたいと考えるものです。一方で上手に距離を縮める方法がわからない、恋愛においてどのようにコミュニケーションをとったらいいのか不安という方も...
詳しく見る -
婚活に疲れた!婚活疲れを解消するにはどうすればいい?
婚活でうまくいかないことが続くと、精神的に疲れが出てきたり、もう婚活をやめたいと考えてしまうこともあるかと思います。特に仕事をしながら活動していたり、婚活以外にも忙しい状況が続いたりすると、疲れを解消する時間が取りにくい...
詳しく見る -
結婚しない人が増えている。結婚しない理由は何?
個人の考え方の多様化が進んだ結果、男女共に未婚者が多くなりつつあります。「結婚しない」という選択をする人が増えている理由は何でしょうか。結婚に関する現代人の意識を考えていきます。
詳しく見る
その他のカテゴリ
-
婚活のはじめ方
「結婚はしたいけど、婚活まではちょっと。」「自分には結婚なんて。。。」と思っている方、実は今が大事かも!?将来結婚するために今知っておきたいことをチェック!
詳しく見る -
年代別・婚活ポイント
「自分には婚活はまだ早い」という方必見!20代~40代の年代別、男女別で結婚に向けてできること、やっておきたいことをご案内します!
詳しく見る -
結婚相談所で婚活
「婚活に興味はあるけれど、どんなものがあるんだろう?」という方へ、「結婚相談所」を中心にいろいろな婚活の方法をご紹介します!
詳しく見る -
結婚相談所の特徴
結婚相談所は何を基準に選べばよい?タイプ別のおすすめやかかる費用、結婚までの交際期間などのリアルな話についてお話します!
詳しく見る
一人一人に合った「出会い」をサポート!