合コン後の連絡LINEはいつ、どんな内容がいいの？具体的に徹底解説

合コン後、LINEやメールの連絡はどうすればいいの？という疑問にお答えします。どちらから、いつ、どんなふうに送るのがいいのかから、ついやってしまいそうなNGポイントまで、婚活コンサルタント・澤口珠子さんに伺いました。併せて、メッセージに表れる脈あり・脈なしサインも紹介するので、気になる人へのアプローチに生かしてください。

合コン後のLINEやメールの連絡はとても大切です。せっかく合コンで盛り上がっても、そのまま待っているだけでは良い雰囲気も薄れていくだけ。過ぎていく時間がもったいないので、まずは自分から連絡しましょう。

男性から？女性から？など気にすることはありません。「楽しかった」「ありがとう」の連絡は、いわばマナーの一つですから、どちらからでも構いません。連絡をもらって嬉しくない人はいないので、迷わずに送るのがおすすめです。

合コン後、あまり時間がたたないうちに連絡するのが基本です。理想は合コンが終わって帰宅するまでの間で、目安としては解散後1時間ほどです。ただし、早すぎると「余裕がない」「がつがつしている」と思われ引かれてしまうかもしれませんし、遅すぎると「自分のことは気にしていなかったんだ」とテンションが下がっているかもしれません。遅くても当日中には送るようにしましょう。

ただし、深夜0時を過ぎて合コンが終わった場合は、1時間後に相手は眠っているかもしれません。朝方に終わったとしたら、なおのことです。睡眠の邪魔にならないように、昼以降に連絡するといいでしょう。
大切なのは、どの場合でも、相手が返事を返しやすい時間帯に連絡することです。タイミングよくやりとりができると「この人とは相性がいい」と感じやすいので、時間への配慮は忘れずに。

合コン後には、全員に「ありがとう」「楽しかった」という連絡をするものですが、気になる人に送るときには、ちょっと工夫して、他の人とは違う好意を漂わせた内容にすると、ふたりの距離を縮めるのに効果的です。

きちんとお礼を言う

「今日はありがとう」「いろいろ話してくれて嬉しかった」など、きちんとお礼を言うと、出会えてよかったという気持ちや誠実な印象が伝わり、相手に好印象を残せます。

具体的なエピソードを示す

ただ「楽しかった」ではなく、「キャンプの話が面白かった」「同じチームが好きだなんてびっくり」など、合コンで話したことや知ったことを具体的に挙げて「楽しかった」と伝えましょう。他の誰でもなく、相手に興味があるのだということが伝わりやすくなります。

相手を褒める

外見でもいいのですが、それ以上に相手の振る舞いや人柄、話したことなど、外見以外のことを褒めるのも、相手が気になっていることを伝えるには効果的な方法です。

また会いたいと伝える

「今度は●●へ行きましょう」「次はもう少しゆっくり話したい」と具体的に伝えると、社交辞令ではなく、本当にもう一度会いたいと思っているとわかってもらえるでしょう。

相手を気遣う

「遅くなったから気を付けて帰って」「いっぱい飲んじゃったね、ゆっくり休んで」など、相手をいたわり気遣うひと言は、相手を思っているからこそ出てくるもの。その気持ちは相手にもしっかりと伝わります。

LINEやメールを送るときには、タイミングや内容のほかに、合コン後だからこそ気を付けなければならないポイントがあります。ここではその注意点を具体的に紹介します。

長いLINEやメールは送らない

合コン後に初めてLINEやメールを送るときは、相手が返信しやすい雰囲気を心掛けることが大切です。いきなり長文の改まったメッセージを送るのではなく、短めの文章でシンプルなメッセージを。特にLINE はテンポよくやりとりするツールなので、長くても5行に収めて、長文は避けましょう。

全員に同じ内容を送らない

合コンでは相手は知り合い同士のことが多いので、送ったLINEやメールの内容が共有されているかもしれません。全員に同じLINEやメールを送るのはNGです。また、全員に送ることができる内容だと当たり障りのないものになるから相手の印象に残らず、この点でも効果は望めません。内容を変えて個別のメールを送りましょう。

複数の人にアプローチをかけない

気になる人が複数いたからといって、その人たちに同時に「あなたにだけ、また会いたい」と連絡するのもNGです。そのLINEやメールが他の人と共有されていないとは限りません。1回の合コンでは1人に絞ってアプローチしましょう。

次は、こちらからの連絡に対しての返事に表れる脈あり・脈なしサインについて紹介します。「好き」「嫌い」とはっきり言葉に出さなくても、かなり正確に相手の気持ちを読み取れるサインがあるので、参考にしてください。

LINE・メッセージでわかる脈ありサイン

・すぐに既読になる、返信が早いのは、連絡が来るのを待っていた証拠です。
・返信の中で質問をしてくるのは、もっとやりとりを続けたいということです。
・文章に絵文字を多く使うのは、やりとりが楽しい気持ちの表れです。
・「●●さんと一緒に行きたい」「次はふたりで」と名指しして誘ってくるのは、大いに脈ありです。
・こちら方の誘いに「●曜日が休みです」「来週は空いています」など具体的な日程を挙げて応じるのは、また会いたいと思っているから。進展の可能性大です。

LINE・メッセージでわかる脈なしサイン

・なかなか既読にならないのは、興味がないことを示しています。
・当日中に返ってこないくらい返信が遅いのも、脈なしサインです。
・返信がとても短い、スタンプのみの場合は、社交辞令的な反応のことが多いです。
・ビジネスメールのようなかしこまった返信も、気持ちが乗っていないことを表しています。
・誘いに対して「またみんなで」「友達も一緒に」と返してくるのは、ふたりになりたくないからです。
・「日程が合わない」と断る、「タイミングがあえば」とはぐらかすのも、脈がないときの典型的な表現です。

合コンで気になる人がいたら、自分から積極的に連絡してやりとりを続けて、次のステップへ進んでいきましょう。大切なのは、相手の立場に立って、返事を返しやすい時間帯と内容を心掛けて連絡することです。

合コン後に連絡をしたけれどなかなかうまく進まないという人は、結婚相談所で婚活を始めてみるという方法もあります。ゼクシィ縁結びエージェントでは、マッチングコーディネーターが婚活についての相談に乗り、それぞれのケースを踏まえて具体的なアドバイスをしています。無料カウンセリングも行っているので活用してみてはいかがでしょう。

取材・文／福原敦子

【監修】
澤口珠子さん
婚活コンサルタント。スフィアロココス株式会社代表取締役社長。特定非営利活動法人日本教育福祉振興支援協会少子化対策顧問。理想のパートナーを引き寄せる外見・マインドづくりのプロフェッショナル。これまで8年間で、1000人以上の女性を女子力アップレッスンでサポートし、8000人以上の女性を1対1で婚活コンサルサポート。「婚活」に特化したイメージコンサルタントとして、「マインド」「外見磨き」「コミュニケーション」の3軸で、理想のパートナーを引き寄せるノウハウを伝えている。主な著書に、『はじめての「ネット婚活」幸せになるための最短ルート』（幻冬舎）、『愛もお金も全て手に入る美しく自由な女になる方法』（総合法令）などがある。
公式サイト：https://sawaguchitamako.com/