初デート後のLINEが大切な理由は？送るタイミングや内容、気を付けたいポイントを紹介

初デート後のLINEは、できればお相手に好印象を持ってもらえるようにしたいですよね。そのためには、LINEをするタイミングや内容に気を配ることが大切です。この記事では、異性間コミュニケーションの専門家・佐藤律子さんに、初デート後のLINEが大切な理由から、好印象を持ってもらうために適したタイミングや内容まで、気を付けたいポイントを細かく教えていただきました。

初デートの後はできればお相手にも、「今日のデート楽しかったな」「また会いたい」と思ってもらいたいですよね。

デートの後のやりとりで感謝の気持ちを伝えたり相手を気遣う言葉を送ったりすることで「緊張していたみたいだけど、優しい人なんだな」とか「デート中は楽しんでくれているか不安だったけど、誘ってよかったな」といった風に印象が変わることもありますから、初デート後のLINEはデートや自分によい印象を持ってもらい、この先のお付き合いにつなげるためにも大切なポイントになります。

このあと、相手に好印象を持ってもらうために気をつけたいポイントをご紹介します。ぜひチェックしてみてください。

結論から言うと、初デート後のLINEは男性・女性のどちらからでもOKです。

「今日のデートは楽しかった」「また会いたい」という気持ちが伝わることが大切ですから、連絡したいという気持ちがあるなら、駆け引きをするよりも素直にLINEを送りましょう。

初デートの後、LINEを送るタイミングも悩みがちなポイントです。LINEを送るのは、どんなタイミングがよいのか確認しておきましょう。

自分が帰宅したとき

初めてのデートの後のLINEでは、デートの感想やお相手の印象など、自分の気持ちを丁寧に伝えられるのがベストです。

自宅に帰って一息ついて気持ちが落ち着いたら、LINEで楽しかった気持ちを素直に伝えましょう。

相手が帰宅したであろうとき

返信しやすいように、お相手が帰宅して落ち着いたであろうタイミングにLINEするのもおすすめです。

デートの最後に「気をつけて帰ってくださいね」と言葉をかけましょう。解散して1時間後ぐらいにLINEをするのが目安としておすすめです。

解散直後や日をまたぐのはNG

デートが終わって解散した直後にLINEをすると、せっかちな印象を与えてしまったり、帰り道で画面を見られず返信に時間がかかってしまったりすることがあります。解散した直後にメッセージを送るのは避けましょう。

反対に、メッセージを送るまでに時間がかかりすぎてしまうと、「デート、楽しくなかったのかな？」「何か、気にさわることをしてしまったかな？」と、相手が不安になってしまうことも。デートの後は、日をまたがずLINEをするようにしてください。

初デート後のLINEは、送る内容にも気をつけたいポイントがあります。

ここからは、お相手によい印象を持ってもらうために伝えたい内容についてご紹介します。

感謝の気持ちを伝える

「今日はありがとうございました」と、まず、お相手に感謝の気持ちを伝えることが大切です。

デート当日はもちろん準備にも少なからず時間や手間がかかります。

時間を割いて会いにきてくれたことに対して感謝の気持ちを伝えることで、「相手を気遣える、きちんとした人」という印象を持ってもらえるでしょう。

デートの感想を伝える

初デートの後は、お互いに「今日のデート楽しかったかな？」と気になっているはずです。LINEでも積極的にデートの感想を伝えましょう。

デートの感想は、「○○の話が、楽しかったです」「あの飲み物が、とてもおいしかった！」と、できるだけ具体的に伝えるのが理想的です。

共感できる感想があれば共通点を見つけやすくなり、次のデートにもつなげやすくなります。

相手を気遣う言葉を添える

初デート後のLINEで相手を気遣うことで、優しさやお相手に興味を持っていることをさりげなく伝えることができます。

「無事に帰れましたか？」「疲れていませんか？」と相手を気遣う言葉を添えてみましょう。

初デート後のLINEでは内容に気をつけないと、印象が悪くなってしまう可能性もあります。

よい印象を持ってもらうために避けたい内容についても、ぜひチェックしてみてください。

ネガティブな感想

LINEの内容にネガティブな感想があると、デートそのものが楽しくなかったと思わせてしまうかもしれません。

たとえ本当の気持ちでも、「移動に時間がかかって、疲れてしまった」「お店の雰囲気が悪かった」などと、ネガティブな感想を伝えるのは避けましょう。

なれなれしい言葉遣い

デートが楽しくて距離が縮まったと感じても、初デート後のLINEでなれなれしい言葉遣いをするのは避けた方がよいでしょう。

初めて会ったばかりという距離感を意識して、ある程度丁寧な言葉づかいを心がけるのがベターです。

スタンプだけの返信

明るく可愛いイメージのスタンプは友達とのやりとりには便利ですが、初めてデートした相手にスタンプだけの返信をするのは丁寧さに欠けてしまいます。

スタンプを使うなら、具体的な感謝やデートの感想を言葉で添えてください。

長すぎる文章

画面いっぱいに表示されるような長文のメッセージは、読みにくく返信しにくいため、相手の負担になってしまう可能性が高くなります。

丁寧なメッセージを送りたいと思うあまり、長すぎる文章にならないよう気をつけましょう。

社交辞令のような内容

短い言葉で済ませてしまったり、仕事で使う言葉遣いで送ってしまったりすると、社交辞令のように受け取られてしまうかもしれません。

そっけない印象を与えてしまわないよう、尊敬語や謙譲語を使いすぎす、丁寧語で気持ちを伝えることを心がけましょう。

初デート後のLINEが大切な理由から、好印象を持ってもらうために適したタイミングや内容まで、気を付けたいポイントをご紹介しました。

初デート後のLINEで簡単なポイントを意識することで、お互いの印象がグッとよくなることもあります。この先のお付き合いにつながる楽しいやりとりになるよう、この記事で紹介したポイントをぜひ参考にしてください。

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取材・文／相川聡子

【監修】
佐藤律子(さとうりつこ)さん
一般社団法人異性間コミュニケーション協会理事長、婚活のスペシャリスト。1972年宮城県生まれ。OLからウエディングプランナーへ転職し、仙台初のレストランウエディング事業で驚異的な売上げを達成。婚活イベント、ウエディング事業を通して1000組以上を結婚に導いた経験から、2016年一般社団法人異性間コミュニケーション協会を設立。認定講師は全国に100名以上在籍。自治体の婚活イベント、企業研修と講師業を中心に活躍している。著書に『ジェンダーレス時代の男の子女の子の育て方』(秀和システム)、『夫を変える！魔法の言い方』(自由国民社)、『理屈で動く男と感情で動く女のもっとわかり合える会話術』『ずるいくらい思いのままに恋が叶う』(共に、かんき出版)など。『乃木坂工事中」(テレビ東京)、情報番組『グッディ』(フジテレビ系列)など、テレビ番組の監修・出演も多数。

佐藤律子 公式ホームページ：https://www.iseikan.jp/