結婚したいと思わせる方法は？パートナーに結婚を意識させるポイントや避けたいこと

パートナーと結婚したいと思っていても、相手が結婚をまだ現実的に考えていないようであれば、相手に結婚を意識してもらう必要があります。パートナーに結婚したいと思わせる方法や、結婚を意識させるときに避けたい行動を、心理カウンセラーの服部希美さんに伺いました。パートナーの結婚への気持ちを確かめるために、相手が結婚したいときに見せる行動もお伝えします。

居心地の良い存在になる

結婚はゴールではなくスタートなので、結婚すればパートナーと生活を共にすることになります。この人と一緒にいると「落ち着く」「安心する」といった存在になると、「結婚生活も穏やかで居心地の良いものになるのではないか」と相手は想像することでしょう。一緒にいて心地よい存在になることで、「これ以上自分と合う人はいないかもしれない」と、結婚を意識するきっかけになります。

恋人といない時間も自分らしく過ごす

結婚を意識させようと、パートナーに尽くしすぎてしまう人もいるかもしれませんが、かえって相手は「この人は自分から離れていかない」と安心してしまい、逆効果になることもあります。仕事を頑張ったり、趣味を楽しんだりと、自分らしく生き生きと過ごしている姿は人として魅力的に見えます。恋人との時間以外も楽しそうに生きている様子に惹かれて、「この人を逃してはいけない」と結婚を意識することもあるでしょう。

結婚観について話し合う

直接的なアプローチにはなりますが、「結婚がしたいと思っているのか」「結婚するならいつごろと考えているのか」「子どもは欲しいのか」など、結婚についてどう思っているのかについてを話し合ってみるのもよいでしょう。具体的な話が難しい場合は、「どんな夫婦でありたいのか」「どんな結婚生活を送りたいのか」などの結婚観でも問題ないので、結婚について話してみましょう。そうすることで、結婚を意識し始める可能性があります。

相手のペースも尊重する

結婚したいといっても、お互いに仕事や生活があるので、相手のペースも尊重する必要があります。自分の希望や要望ばかりを押し付けてしまうと、相手は「結婚したら自分ばかりが我慢することになるかもしれない」と感じ、結婚に後ろ向きになってしまうこともあります。相手の仕事や生活の状況を考慮する姿勢を見せることで、「結婚したい」という気持ちに寄り添ってくれるかもしれません。

パートナーの家族と仲良くする

結婚したら自分の家族と仲良くしてほしいと思う人は多いでしょう。パートナーの家族と仲良くできると、相手は結婚後も良いイメージを抱きやすいです。パートナーの家族と接することができるのであれば、良い関係を築いていけると、結婚までスムーズに進む可能性は高くなります。

相手の良いところを褒める

人に褒められるのは誰しも嬉しいものです。褒めてくれて、自分を認めてくれるパートナーとは、これからも一緒にいたいと思うことでしょう。相手なりの優しさや、素敵な部分、尊敬するところを見つけたら、積極的に褒めていけるといいでしょう。

お礼や謝罪をきちんとする

相手がしてくれたことがあれば、こまめに感謝を伝えましょう。そして、「自分が間違っていたな」と感じたときには、素直に謝ることは大切です。お礼や謝罪が素直にできると、結婚生活の中でトラブルが起きたときに、「きちんと話し合い、一緒に乗り越えていける」と感じてもらうことができます。

パートナーに結婚を意識させるときに注意するべきこともあります。避けるべき行動を見てみましょう。

無理やり結婚を進めようとする

結婚はふたりが「結婚したい」と思ってするものです。相手が乗り気ではないのに、勝手に話を進めようとすると、相手からの信頼を失ってしまいます。

また、結婚を焦らせることも避けた方がよいです。自分が結婚したいからといって、相手を責めたり、焦らせたりするような話をすると、結婚に対して後ろ向きになってしまう可能性があります。

自分の現状に不平不満を言う

「結婚したい」というメッセージを、「現状に不平不満を訴える」という形で伝えてしまうと、「あなたのせいで私は苦しんでいます」という意図で伝わる可能性があります。また、自分の現状に不満があり、結婚すれば不満が解消するといったような話をするのも、相手に余計なプレッシャーを与えてしまいます。相手に罪悪感や無力感を与えてしまう上、人の不平不満を聞くのは気分の良いものではないので、できれば避けた方がよいでしょう。

過去の恋人の文句を言う

元恋人の良くなかったことや、嫌だったことを言うのも避けましょう。元恋人に対しての文句は、「いつか自分も言われるかもしれない」と相手に感じさせてしまいます。自分は今の相手を褒めているつもりでも、恋人は自分も同じようにされるかもしれないと思うので気を付けましょう。

他の異性を褒めすぎない

「○○さん君 、昇進したらしいよ。すごいよね」「○○さんって料理が上手なんだって。手料理を付くれる人って素敵だよね」など、他の異性を褒めてばかりいると、恋人が嫉妬してしまうことがあります。「だったら、他の人と付き合えばいい」とすねてしまうこともあるので、他の異性ばかりを褒めるのはなく、恋人の良いところを見て褒めることも大切です。

相手の家族事情を否定しない

家族それぞれに、いろいろな形や事情があるため、恋人の家族事情を否定することも避けましょう。本人が自身の家族に文句を言っていても、内心は大切に思っている人も多いです。「そうなんだね」「いろいろあるんだね」などと、共感をする程度にとどめておきましょう。

自分と同じように相手も「結婚したい」と感じていることもあるでしょう。結婚したいと思っているときは、どんな行動をするのでしょうか。結婚したいときに見せる行動を紹介します。

将来の話をする

「こんな家に住みたい」「子どもが欲しい」など将来の話をしてくる場合、相手は結婚を考えている可能性があります。また、遠い未来の話だけではなく、「今年の年末には一緒に住みたい」「〇歳までには子どもが欲しい」など、将来の計画を話し始めたときには、具体的に今後のことを考えている可能性が高いです。

家族を紹介してくれる

結婚は恋愛と違い、お互いの家族なども関係してきます。家族を紹介してくれるということは、ふたりの将来について真剣に考えている可能性は高いです。また、反対に恋人が自分の親に会いたいと言ってきたときも同様に、結婚を現実的に考えている可能性は高いといえるでしょう。

他の人には話せない悩みを打ち明けてくれる

安心して心を開いている相手には、他の人には話しにくい悩みを打ち明けてくるものです。また、誠実な人ほど「このまま隠し事をしたまま、結婚を進めるわけにはいかない」と感じ、結婚を考え始めると、他の人には話せない悩みを打ち明けてくれることがあります。他の人には言えないようなことを話されたら、相手も結婚を意識しているかもしれません。

結婚した幸せそうな家族の話をする

恥ずかしがり屋の人の中には「結婚しよう」と言い出せない人もいます。「結婚したい」の代わりに、「そういえばこの前、友人が結婚したんだよね。とても幸せそうでうらやましくなっちゃった」や、街を歩いている家族を見て「いいね。私もあんなふうになりたいな」など、遠回しに伝えてくることもあるでしょう。幸せそうな家族の話をするということは、「結婚したい」という気持ちがある場合が多いです。

パートナーに結婚したいと思わせるには、結婚したら「幸せそうだな」「楽しそうだな」と感じさせることがポイントのよう です。現在のパートナーと結婚したいと思っている人は、結婚を意識させるときに避けたい行動も参考に、ぜひ試してみてください。

友人の紹介や職場での出会いの場合、いきなり相手に結婚の意思を確認するのはなかなか難しいことです。「早く結婚したい」と思っている人は、結婚相談所の婚活がおすすめです。結婚相談所には、比較的結婚の意思がある人が集まる傾向にあるので、結婚までスムーズに進む可能性が高いです。ゼクシィ縁結びエージェントは、専任のマッチングコーディネーターが付くプランもありますので、何かあったら相談することができます。ゼクシィ縁結びエージェントでの婚活が気になる方は、まずは無料カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。

取材・文／坂田圭永

【監修】
服部希美さん
「カウンセリングサービス」所属心理カウンセラー。セミナー講師。“さびしさを笑顔に変えるカウンセリング”をテーマに高い共感力で親身に添い、婚活や 30 代女性の恋愛をサポート。「対人関係の改善」「自分の望む人生へのシフトチェンジ」といった相談でも高い支持を得ている。
公式サイト：https://www.hattori-nozomi.jp