- そもそも、「好き」の定義とは
- 女性と男性の「好き」は何が違う?
- 積極的に連絡を取る
- 与えようとする行動が明確になる
- 自分の話をする
- やたら好みを聞いてくる
- 将来や結婚を意識した話をする
- 話をちゃんと聞き、丁寧な反応をするか
- スキンシップや体の関係をすぐに求めてくるかどうか
- 連絡のレスがすごく早い
- 褒める
- 理解を示す
- ロマンチックな雰囲気をつくる
- 笑顔でいる
- 軽いボティタッチをしてみる
- 「もし好きだと言ったらどうする?」と言ってみる
恋人や自分に好意を寄せてくれている男性が、「本気の好き」なのか「軽い気持ちの好き」なのか分からなくて不安に思ってしまうことはありませんか?そこで、心理カウンセラーの浅野寿和さんに、男女の「好き」の気持ちの表れ方や行動の違い、男性の「本気の好き」と「適当な好き」を見極める方法を教えていただきました。男性心理、女性心理についても解説しているので、ぜひ参考にしてください!
男性の「好き」には、本気と遊びがある?
もし、男性の「好き」という感情に本気と遊びがあるとしたら、相手に対する純粋な好意や愛情か、それとも「恋人が欲しい」「恋愛がしたい」「性欲を満たしたい」など自分の欲求を満たしたい気持ちが強いか、の違いでしょう。また、好きな相手に対して抱く気持ちや行動が男女では異なる場合があるため、女性からすると「遊びなの?」と不安になることがあるのかもしれません。ここでは、恋愛感情として抱く「好き」の気持ちと行動について解説します。
そもそも、「好き」の定義とは
「好き」とは「気に入ること。心惹かれること」という意味です。また、恋愛感情を伴う「好き」は、「恋い慕う気持ち」や「特定の相手に抱く特別な好意」といえます。
つまり「好き」とは、「自分にとって好きなもの」「自分にとって良いもの」「近づきたいもの」など、特別な価値を感じる対象に対して抱く気持ちであり、自分自身の感情による判断ともいえます。
ただ、多くの男性は女性ほど感情に敏感ではないことがあり、好きという気持ちよりも「自分は今相手が好きなんだな」といった認識として捉えている場合も少なくありません。
女性と男性の「好き」は何が違う?
「好き」という感情的な判断に対して明確に男女の違いがあるのではなく、好きな相手に対して抱く気持ちや考え、行動に男女で異なる部分があります。一般的に女性の「好き」は「愛したい、深く関わりたい」という気持ちとして表れ、男性の「好き」は「与えたい、守りたい」という気持ちとして表れることが多いようです。
例えば、女性は好きな人に対して一緒に過ごす時間や気持ちの繋がりなどを重視しますが、男性は物質的や金銭的な何かを十分に与えることで相手を守れていると感じ、積極的に関わらなくても大丈夫だろうと考える人も少なくありません。そのため、相手ともっと深く関わりたいと思っている女性は「私のこと本気じゃないのかな?」と不安になってしまうこともあるでしょう。
男女問わず本気の「好き」には、「相手を大切にしたい」「もっとよく知りたい」「愛し合いたい」など同じ思いはあるものの、それを表現する言動が異なるのです。
男性が好きでたまらないときにする行動
では、男性は「好きでたまらない!」という相手に対してどのような行動を取るのでしょうか。その具体例をいくつか挙げてみます。
積極的に連絡を取る
好きでたまらない相手と出会った男性は、積極性を発揮します。他の人に取られたくない、もっと同じ時間を共有したいと思い、まめに連絡を取ったりデートに誘ったりするでしょう。
ただ、中には感情に溺れることを恐れる男性もおり、このタイプは逆に好きな人から遠ざかってしまう傾向があります。連絡が少ないからといって「そこまで好きじゃないのかな?」とすぐ判断するのは避けましょう。
与えようとする行動が明確になる
男性の「好き」は与えたいという気持ちで表現されることが多いので、ごちそうする、プレゼントや差し入れをする、相手が喜びそうなことを用意する、などの行動に出ます。彼から「してもらっている」ことを多く感じたら、あなたのことが好きでたまらないのかもしれません。
自分の話をする
多くの男性は、自分のことをあまり語りたがらない秘密主義な部分を持っていますが、好きでたまらない人には積極的に自己開示してくることがあります。戦略的に自己開示して相手の心を開こうとするプレーボーイタイプもいますが、一般的な男性が行う自己開示は、相手の警戒心を解いて親密になりたいという気持ちや自分のことをよく知ってほしい、本当の自分を見せて相手に安心してもらいたい、という気持ちの表れです。
やたら好みを聞いてくる
好きでたまらない相手に対し男性は、その人の好きなものや喜ぶことなどの情報を求めます。また、聞いてくるだけでなくその人の好みやセンスを褒めるはずです。
時には「今までどんな人と付き合ってきたの?」と探ってきたり、相手に好まれるような振る舞いをし始めるでしょう。
将来や結婚を意識した話をする
この人とずっと一緒にいたいと思い、結婚や先のことについての話題を振ってくる場合もあります。ただし、経済的な事情を抱えていたり、自分に自信がない男性の場合は、結婚したいと思うほどの相手でも自信のなさが先に出て、将来の話は避ける場合もあります。
男性の「本気の好き」と「適当な好き」を見極める方法
自分が好意を持っている男性、もしくは自分に対して好きなそぶりを見せてくる男性が、「本気の好き」なのか「適当な好き」なのか気になりますよね。そこで、「好き」を見極める方法を紹介します。
話をちゃんと聞き、丁寧な反応をするか
こちらが話をしたときに、相手がちゃんと聞いてくれるかどうか確認するといいでしょう。「本気の好き」の場合、あなたに興味があるから丁寧に話を聞き、質問にも真剣に答えるはずです。
「適当な好き」の場合、話を聞いて興味があるふりをしていても基本的に考えているのは自分のこと、という場合も少なくありません。ただし、恋愛経験が少ない男性やシャイな男性の場合は、「本気の好き」でもうまく相手の話に反応できず話が途切れたり、結果的に自分の話ばかりしてしまうこともあるので、相手を見て判断したいところです。
スキンシップや体の関係をすぐに求めてくるかどうか
多くの男性は、本気で好きな人に対してすぐに体の関係だけを求めることはまれです。好きでたまらない人には嫌われたくないという気持ちが働くので慎重になります。
本気で好きな相手が嫌がることや失礼なことはしたくないと思うし、本気だからこそ怖くて容易に触れられない、という人も多いでしょう。「本気の好き」の場合は、体の関係よりも信頼関係の構築を優先するはずです。
連絡のレスがすごく早い
好きでたまらない相手とは電話やメッセージのやりとりで繋がっていたいし、早く会いたいと思っています。そのため、LINEなどの反応も「今仕事中じゃないの?」と思えるほど早く、内容も丁寧に返してくれることが多いし、デートなどの待ち合わせで相手を待たせることもないでしょう。
気になる男性に好きとは言わずに、好意を伝える方法
好きな男性が自分のことをどう思っているのか、ということも知りたいポイントですよね。告白する前に好意を伝えて反応を見たい、と思う人も多いのではないでしょうか。そこで、心理カウンセラーの浅野さんに、「好き」と言わずに好意を伝える方法、さらには相手にも好きになってもらう方法を教えていただきました!
褒める
褒められて舞い上がらない人はいませんよね。褒めるということは、相手に「好感を抱いていますよ」と伝えることでもありますから、褒めれば褒めるだけ好意が伝わり、相手も好きになりやすくなるでしょう。
理解を示す
男性の努力や苦労などに真摯(しんし)に向き合い理解を示す女性は、好かれる可能性が高まります。多くの男性は普段から人に依存せず生きているので、大人の男性ほど恋人に癒やしを求めます。
男性にとって最も理解してほしい部分が「頑張っていること」なので、努力や苦労を理解できる人はきっとモテるでしょう。
ロマンチックな雰囲気をつくる
ロマンチックな雰囲気を醸し出されると、男性の「好き」という気持ちは簡単に溢れ出ます。普段、感情的になることが苦手な男性ほど雰囲気に弱く、むしろ雰囲気がないと「好き」と言えない人も多いです。
笑顔でいる
もし、男性もあなたに好意を持っているなら、あなたの全てがよく見えているはずです。この状態の男性は目の前で好きな人が楽しそうに笑顔でいたりリラックスしていたりすると、好きという気持ちを我慢することが苦しくなり「好意を伝えたい!」と思いやすくなります。
軽いボティタッチをしてみる
手と手が触れる、手が肩に触れる、といった行為は、相手との間にある恐れや緊張感をほぐす効果があります。過度なボティタッチは軽い人だと思われますが、軽く触れる程度なら男性の緊張感をほぐし好意を伝える勇気をもたらす可能性があります。
「もし好きだと言ったらどうする?」と言ってみる
「もし私があなたのことを好きだと言ったらどうする?」「あなたに好きだと言われたいな」というメッセージを直接投げてみるのも効果的です。少しでも好意のある人に言われたら、男性はその求めに応えようと思うでしょう。
最近は「コクハラ」という言葉もあるぐらい、相手の気持ちや立場を考慮しない告白はよくないとされています。告白前に相手の気持ちを確認するという意味では、このようなプレ告白で様子を見るのもおすすめです。
男性の「好き」をきちんと理解しよう!
女性と男性では「好き」という気持ちの表れ方や好きな人に対する行動が多少異なる場合があります。そのため、「本気の好き」でもそうは思えない言動と感じてしまうことがあるかもしれません。「本気の好き」は男女問わず相手と深く関わり合いたいと思うものなので、お互いを理解し合うために歩み寄ることも大切です。
「本気で好きなれる人に出会いたい!」「本気の好き同士で恋愛したい!」と思うなら、恋活・婚活を始めてみてはいかがでしょうか?ゼクシィ縁結びエージェントでは、マッチングコーディネーターが婚活についての相談に乗り、一人一人に合わせたアドバイスをしています。無料カウンセリングも行っているので、気軽に問い合わせしてみてくださいね。
取材・文/仲西なほ子
【監修】
浅野寿和さん
カウンセリングサービス所属の心理カウンセラー。20代に苦難を心理学で乗り越えた経験から、カウンセラーへ転身。年間400件以上の面談カウンセリングを行う現場主義の実践派。「なりたい自分になれる」カウンセリングに定評があり、予約が取りにくい人気カウンセラーとして活躍。口癖は「どんなことにも事情があるよね」。
オフィシャルサイト:https://www.asanohisao.jp
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