目次
日本の再婚率は増加傾向にある バツイチ子持ち女性の恋愛観
  • 恋愛をする心の余裕がない
  • 次の恋愛に進むのが怖い
  • 元夫と比べてしまう
  • 恋愛よりも子どもが優先
  • 子持ちということがハンディキャップに感じる
バツイチ子持ち女性が次の恋愛・結婚に踏み出すための乗り越え方
  • まずは生活を落ち着かせる
  • 過去の問題と向き合う
  • 元夫と比べない
  • 子どもの気持ちを尊重しつつ進める
  • 子どもがいることのメリットを考えてみる
バツイチ子持ち女性の魅力
  • 芯が強い
  • 懐が深い
  • 経験豊富
バツイチ子持ち女性との恋愛・結婚を考える男性の心構え
  • 子ども優先を受け入れる
  • デートの頻度は相手に合わせる
  • 子どもも含めた付き合いと考える
親に付き合いや結婚を反対されたら? 子どもも含めて考え、焦らず自分たちのペースを大切に

離婚してシングルマザーとして子育てを頑張っているバツイチ子持ち女性。次の恋愛や結婚をしたい気持ちはあるものの、なかなか新しい恋に踏み出す勇気が持てない人も多いのではないでしょうか。そこで、バツイチ子持ち女性の魅力や恋愛心理を基に、次の恋愛や結婚に踏み出すための方法などを心理カウンセラーの竹内えつこさんに教えていただきました。お付き合いする男性側の心構えや親に付き合いを反対された場合の対処法も紹介します!

日本の再婚率は増加傾向にある

日本の再婚率は増加傾向にある

内閣府男女共同参画局が2022年(令和4年)2月7日に発表した「結婚と家族をめぐる基礎データ」によると、「離婚件数に占める子どもありの割合」は常に一定数あり、「結婚する者に占める再婚者の割合」は男女共に増加傾向にあります。

このことから、バツイチ子持ち女性の再婚率も増加していると考えられます。バツイチでも子持ちでも、恋愛や結婚は自分の気持ち次第!と言えるのではないでしょうか。

バツイチ子持ち女性の恋愛観

バツイチ子持ち女性の恋愛観

シングルマザーとして頑張っているバツイチ子持ち女性の恋愛に対する心理的な感情を解説します。

恋愛をする心の余裕がない

シングルマザーは子育てや仕事が忙しく、生活に追われてしまいがちです。多くの場合、生活するのに精いっぱいで恋愛する心の余裕がない状況になっています。

次の恋愛に進むのが怖い

離婚した元夫との関係に問題があったり、離婚する時に大変だった場合は、また同じような結果になるかもしれないと考え、次の恋愛に進むのが怖くなってしまいます。そのため、新しく誰かとパートナーシップを築くことに無意識に抵抗を感じてしまいます。

元夫と比べてしまう

新しい出会いがあると「結婚したら元夫と同じくらいの生活レベルを望めるか?」「子どもの父親としてふさわしいか?」などと、つい元夫と比較してしまいます。その場合は条件が優先されてしまい、恋愛関係に発展しにくくなります。

恋愛よりも子どもが優先

生活リズムやスケジュールが子ども中心になるので、やむを得ずデートをドタキャンしなくてはならないこともあるでしょう。相手との約束を守れないことに対して罪悪感を抱き心苦しく感じ、恋愛を遠ざけてしまいます。

子持ちということがハンディキャップに感じる

子持ちだということがハンディキャップに感じてしまう人も少なくありません。子持ちは敬遠されてしまうだろう……という先入観があるとおじけづき、恋愛を考えることが難しくなってしまいます。

バツイチ子持ち女性が次の恋愛・結婚に踏み出すための乗り越え方

バツイチ子持ち女性が次の恋愛・結婚に踏み出すための乗り越え方

次の恋愛になかなか踏み出せないバツイチ子持ち女性は、どうしたら心理的な壁を乗り越えることができるでしょうか。恋愛に前向きになるための考え方や気持ちの整え方などを紹介します。

まずは生活を落ち着かせる

恋愛をする心の余裕がない人は、まずは生活と自分の心が落ち着くように努力しましょう。新しい恋愛に進むためには、シングルマザーとしての生活リズムや生活基盤を整えることが大切です。

1人で頑張りすぎてキャパオーバーになっている人は、周りに頼ることも考えてみましょう。

過去の問題と向き合う

元夫との関係に問題があった場合や離婚時の問題を乗り越えられていない人は、それらの問題と向き合って乗り越えることが必要です。

問題を抱えたままだと「また同じようなことが起きてしまうかもしれない」と考え、無意識に恋愛を避けてしまうので、次の恋愛に進むためには過去の問題を乗り越えることが先決です。

元夫と比べない

新しいパートナーやパートナー候補を元夫と比べてしまう人は、彼と元夫は違う人だということを意識しましょう。「早く次の恋愛に進まなければ!」「早く再婚しなければ!」という焦りも禁物です。

次はどんなパートナーが良いのか、どんな家庭をつくりたいかなど、元夫ではない、理想のパートナー像をイメージすることからゆっくり始めていきましょう。

子どもの気持ちを尊重しつつ進める

新しい恋愛や次の結婚に進むためには子どもの気持ちを尊重することが大切です。「ママが恋愛をしてもいいか」「子どもを相手に会わせるタイミングはどうするか」など、子どもの年齢や成長を加味し、常に子どものリアクションや気持ちを確認しながら進んでいきましょう。

子どもがいることのメリットを考えてみる

子どもがいることをデメリットと感じている人は、逆にメリットになる部分を考えてみましょう!子どもを産んで育てることは素晴らしい経験です。苦労があった分、子育てを通じて得られた魅力や才能がきっとあるはずです。

自分が今までやってきたこと、今頑張っていることにも目を向けてみましょう。

バツイチ子持ち女性の魅力

バツイチ子持ち女性の魅力

バツイチ子持ち女性には、彼女たちならではの魅力がたくさんあります!その代表例をご紹介します。

芯が強い

子どもを1人で育てていくのはとても大変なことです。シングルマザーは子どもを守るために相当な覚悟を決めているので、とても芯が強くしっかりしています。

懐が深い

子育てをしていると、臨機応変な対応が求められます。そのため、いろいろなことに対する許容範囲が広くなります。毎日子どもと向き合っているシングルマザーは、懐が深い女性が多いでしょう。

経験豊富

結婚、出産、離婚など、人生における重要なライフイベントをいくつも乗り越えている経験豊富なバツイチ子持ち女性は、さまざまな問題を乗り越える力がある人が多いです。

バツイチ子持ち女性との恋愛・結婚を考える男性の心構え

バツイチ子持ち女性との恋愛・結婚を考える男性の心構え

好きな人がバツイチ子持ち女性、恋人がシングルマザーなど、離婚歴のある子持ち女性との恋愛や結婚を考えている男性には、どのような心構えが必要かみていきましょう。

子ども優先を受け入れる

彼女のスケジュールが子ども中心だということを受け入れることが大事です。

デートをドタキャンされてしまった場合、彼女の方が罪悪感を抱き、つらいと感じているはずです。彼女を責めるのではなく、気持ちに寄り添いましょう。

デートの頻度は相手に合わせる

シングルマザーの生活はとても忙しいものです。頻繁に「会いたい」と言うと、彼女の負担になってしまうこともあります。デートの頻度や時間は彼女に合わせるようにしましょう。

子どもも含めた付き合いと考える

彼女が自分に子どもがいることを引け目に感じてしまっている場合もあります。彼女が引け目を感じないように、子どもも含めて付き合っていると考えましょう。

親に付き合いや結婚を反対されたら?

親に付き合いや結婚を反対されたら?

素敵な出会いに恵まれ次の恋愛に進めたとしても、バツイチ子持ちであることを理由に親や親しい人に反対されてしまう、ということも考えられます。

自分の親、もしくは彼の親に交際や結婚を反対された場合の対処法をそれぞれ説明します。

自分の親に反対されたら
シングルマザーの親は「また同じような問題が起きないか?」「孫を大切にしてくれるのか?」などと、自分の娘や孫がつらい思いをしないようにと、不安や心配が先に立ってしまうことがあります。また、元夫と彼の条件を比べて交際を反対する場合もあります。

彼が信頼できる人であること、同じような問題が起きない理由、子どもを大切にしてくれている事実など時間をかけて説明していくとよいでしょう。

彼の親に反対されたら
男性が初婚の場合は特に、親は女性に離婚歴があることだけでなく息子が自分の子どもではない子を育てることに抵抗を感じることがあります。

子どもを含めて彼女のことを受け入れていること、子どもの親になる覚悟を決めていることを納得してもらえるまで根気よく説明しましょう。彼女の子どもと実際どのように関わっているのか、子どもに対してどのような気持ちを持っているのかをしっかり伝えるのもおすすめです。

どちらの場合も、反対されている間は親に相手を会わせるのは控えた方がよいでしょう。まずは自分の親に納得してもらってから、恋人もしくは結婚相手として彼・彼女を紹介する方がスムーズです。

反対を乗り越えて相手の親に会う時は、自分の気持ちが真剣なことを伝えましょう。

バツイチ子持ち女性の場合は巡り合えた相手に感謝していること、男性の場合はふたりで子どもの気持ちを尊重していくことを伝えると、相手の親にも安心してもらえます。

子どもも含めて考え、焦らず自分たちのペースを大切に

子どもも含めて考え、焦らず自分たちのペースを大切に

バツイチ子持ち女性の恋愛は、子どもの存在を切り離して考えることはできません。また、「早く再婚したい」「早く子どもに認めてもらいたい」という焦りは禁物です。

シングルマザーであることを理解し子どもの存在も含めて考えてくれる相手と、それぞれの気持ちと立場を思いやりながらゆっくり前向きに進むのがおすすめです。

次の結婚に向けて新しい出会いを求めているなら、結婚相談所での婚活を考えてみるのも一案です。結婚相談所では、婚活のプロであるコーディネーターに悩みや不安を相談しながら婚活を進めていくことができます。

ゼクシィ縁結びエージェントでは、無料カウンセリングも実施中。入会を決めていなくても婚活の進め方などを相談できるので、気軽に活用してみてはいかがでしょうか。

取材・文/仲西なほ子

【監修】
竹内えつこさん
心理カウンセラー。大学時代に心理学を学び、卒業後はバーテンダー、アロマセラピスト、アロマ講師、カウンセラーという、異例の職歴を持つ。得意なジャンルは夫婦問題・パートナーシップ。現実的かつ理論的なアドバイスに定評があり、悩みを抱えている多くの女性たちから支持を得ている。東京・恵比寿にカウンセリングルームを持ち、対面、オンラインでのカウンセリングを行っている。
公式ブログ:https://counseling-sou.com/blog/

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