目次
結婚のご縁とは? 【結婚のご縁がある】相手の特徴
  • 共通点が多い
  • 会う約束がしやすい
  • 嫌なことの価値観が同じ
「結婚のご縁がない」相手の特徴
  • なかなか会えない人
  • 共通点がない人
結婚のご縁となる出会いを見つけるには?
  • 自分の魅力を高める
  • 部屋の片付けをする
  • 自分の気持ちを確かめる
自分の気持ちを確かめる

「結婚はご縁」などという言葉をよく耳にしますが、普段は目に見えない世界に興味がなかったとしても、恋愛や結婚においては、なぜか「ご縁」が気になるという人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、恋愛・婚活コンサルタントの菊乃さんに、結婚におけるご縁の意味から、結婚へと繋がる出会いの見つけ方までお話しを伺いました。

結婚のご縁とは?

結婚のご縁とは?

婚活において、相手が好みのタイプでも、お互いに相性が良いと思っていても、自分ではどうしようもない事情で、なぜか交際へ発展しないということがあります。

相手が突然転勤になったり、家族にトラブルが起きて疎遠になったり、お互いの予定が合わないうちに連絡の頻度が減ってしまったり……。こんなとき、私たちはよく「ご縁がなかった」という表現をします。

辞書を見ると、「縁」には、「巡り合わせ」や「関係をつくるきっかけ」「人と人との関わり合い」などさまざまな意味が記載されていますが、結婚における「ご縁」は「巡り合わせ」に近い、見えない糸のようなものを連想させます。

たくさんの独身女性の恋愛や婚活をサポートしてきた菊乃さんは、幸せな恋愛や結婚へ繋がる出会いをつかむには、自分ではコントロールできないものにすがるのではなく、自分でできることにしっかり取り組むことが大切だと言います。

ご縁を大切にすることは悪いことではありませんが、ご縁の有無を気にしすぎて、恋愛をしたり婚活をしたりするものではないとのこと。

とんとん拍子に結婚が決まったときは、“ご縁があった”と捉えればいいし、逆にうまくいかなかったときや、交際をお断りするときに、自分を納得させるため、“ご縁がなかった”と上手に取り入れてみるくらいがちょうどいよい「ご縁」との付き合い方だと言います。つまり、「ご縁」は後から振り返ったときに、気付くものと言えるでしょう。

とはいえ、恋愛や結婚がうまくいくとき、気持ち以外の「何か」が影響していることは否めませんし、それが「縁」のヒントになるかもしれません。

【結婚のご縁がある】相手の特徴

【結婚のご縁がある】相手の特徴

ここでは、菊乃さんが実際に見てきた、いい結婚へ結び付く「ご縁」をつかんだ女性の「相手」に共通していた特徴をご紹介します。

共通点が多い

例えば、地元や趣味、家族構成、仕事のジャンルなどが同じという相手です。共通点は、会話のきっかけや盛り上げる材料となります。

また、住んでいるエリアが近い、職場のジャンルが同じなら、待ち合わせがしやすかったり、会う時間を調整しやすかったり、関係性を築くための条件が整いやすいのもメリットです。

ちなみに菊乃さんによると、例えば婚活のプロフィールの仕事内容や職種では、シンプルに「SE」と職種を書くだけではなく、「医療業界のシステム担当」などジャンルまで記載し、見る人が共通点を見つけやすいような情報にすることを提案しているそう。

そもそも共通点があったとしても、相手をイマイチと思えば積極的に伝えたいとは思わないもの。逆に、少しでも気になる相手なら、人間は共通点を自然に探すものなのだそう。

つまり、自分が相手との共通点が気になったときや、相手から話題として出たときは、少なからず、ふたりの間にお互いへの興味関心があると言えるでしょう。

会う約束がしやすい

人は会う頻度が多く、接点が増えるほど、相手に親近感を感じやすくなり、心の距離感も縮まります。

例えば、お互いの時間を無理に調整し、やっとなんとか半日会う約束を確保するよりも、仕事帰りにサクッと気軽に何度も会える関係の方が、距離が縮まるスピードは速いのだそう。

もちろん、好みではない、生理的に無理といった場合もありますが、住まいや職場に近い、利用している沿線が近い、職種が似ているなどで、会いやすい環境や状況があることは、交際や結婚へ発展するための大切な要素の一つになるようです。

嫌なことの価値観が同じ

結婚生活は「好きなところがたくさんある」相手よりも、「嫌なところが少ない」「嫌なことへの価値観が似ている」相手の方がうまくいくと言います。

一緒にいるうち、笑いのツボや好みは徐々に似てくる一方、別れの原因となる理由には、実家との関わり方やお金など価値観の違いが挙げられます。

ただし、念頭に置いておきたいのは、そもそも100%価値観が一致するということは難しいということ。そして、価値観は基本的に変わり得るものであるということです。

たとえ現時点でふたりの間にズレがあったとしても、一緒に乗り越える意思のある相手ならパートナーとしてふさわしい人なのかもしれません。

「結婚のご縁がない」相手の特徴

「結婚のご縁がない」相手の特徴

次に縁が薄い相手の傾向を見ていきましょう。最初の印象が好みのタイプでときめいたりしても、次のような傾向のある相手とは、結婚へ発展するのは難しいかもしれません。

なかなか会えない人

縁のある相手として、「会う約束がしやすい」ということを前述しましたが、逆になかなか会えない、時間が合わない、会いにくいエリアに住んでいる人は、関係が築きにくい相手と言えます。

たとえ距離が離れていたとしても、昨今はオンラインやビデオ通話など顔を見て話すことができます。会いたいという気持ちがあれば、相手とコミュニケーションを取る時間は捻出できるはず。

それが難しいとなれば、関係を育む可能性は低いのかもしれません。

共通点がない人

「共通点」は、ふたりを結ぶきっかけになり得ることをお伝えしましたが、共通点が本当にあるかないかは、すぐに判断するのは難しいもの。シャイな人や異性に慣れていない人などは、緊張してなかなか自分らしさを出せないこともあるからです。

婚活においては、3回以上会ってみることが目安になります。会う回数を重ねても距離が縮まらない場合は、「縁がない相手」として、無理に時間や労力を割く必要はありません。

結婚のご縁となる出会いを見つけるには?

結婚のご縁となる出会いを見つけるには?

ここまで結婚における「縁のある相手」「縁のない相手」の特徴を見てきました。縁のある出会いはしっかり見極め、つかみたいもの。そのためには、人を見る感度や自分自身の魅力を高めることが大切です。

自分の魅力を高める

まずは、自分磨きをしっかりしておくこと。特に婚活においては、たくさんの男女がいる中での第一印象では、容姿が大きな比重を占めることは否めません。まずは、見た目の自分自身の印象にしっかり配慮したいものです。

美容やファッションの情報はインターネットなどですぐにでも収集できます。結婚や恋愛をしたいと思うなら、日頃から感じの良いファッションをこまめにチェックしておきましょう。

センスに自信のない人は、スタイリストやコンサルタントなどプロに頼る手もあります。

部屋の片付けをする

菊乃さんによると、結婚への縁に恵まれない人には決断力がない人が多く、決めるのが苦手な人の部屋は、物が多く、なかなか片付かない傾向があるのだそう。決断力を磨くには、部屋の片付けにトライするのがおすすめです。片付けは捨てるものと使うものを決める行為とも言えるからです。

片付けをすることには、もう一つメリットがあります。キレイに整った部屋なら、恋人を呼びたくなります。それはつまり恋愛をする準備ができているということ。そんな状態なら恋人ができる可能性も高まるかもしれません。

自分の気持ちを確かめる

自分自身が結婚したいと心から思っている状態でないと、縁をつかむことはなかなかできません。親のすすめで婚活をしている人や、「親のため」「親を安心させたい」という意識がある人は、なかなかご縁に結びつかないということもあります。

自分の意見がなければ、自分が結婚したいと思う相手を見極めることはできません。まずは本当に結婚したいのか、自分に問うてみましょう。そこで、「今はそこまで結婚したいわけではなかった」と思うなら、無理に進めず、自分が本当に結婚したいタイミングを待つという選択肢もあります。

前向きな行動が、幸せな結婚へと繋がるはず

前向きな行動が、幸せな結婚へと繋がるはず

婚活をしていたり、出会いを求めていたりしても、「なかなかいい人に出会えない」「いい縁に恵まれない」などと、思い悩んだり、「妥協してまで結婚した方がいいか」と行き詰まってしまう人もいるかもしれません。

起きる出来事や他人を変えることはできません。だからこそ、自分で変えられること、つまり自分を磨いたり、前向きに行動したりすることが、いい恋愛や結婚に繋がりやすいと菊乃さんは言います。ぜひ自分に妥協せず、魅力を存分に高めて、いい縁をつかんでくださいね。

ゼクシィ縁結びエージェントは婚活に関するカウンセリングを実施中。無料で相談できるので、幸せな結婚へ繋がる出会いを求めているなら、気軽に問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。

取材・文/小松ななえ

【監修】
菊乃さん
恋愛・婚活コンサルタント。マンツーマン相談のほか、大手結婚相談所や行政機関で婚活セミナー講師を行う。29歳まで手抜きを個性と取り違えたダメ女だったが、低レベルからの女磨き・婚活をつづったブログが「分かりやすい」と話題を呼び、2011年から恋愛・婚活コンサルタントとして活動。相談者の約4割は一度も交際経験がない女性。著書に『あなたの「そこ」がもったいない。』(すばる舎)、『なぜか愛される女がしている73の習慣』(双葉社)など。
公式サイト:https://www.bestpartner-prj.jp/
Twitter:https://twitter.com/koakumamt
恋愛・婚活コンサルタント菊乃Blog:http://ameblo.jp/koakuma-mt/

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