結婚線とは？手相占いで結婚する時期や回数が分かる？手相の意味や見方を図解で解説

手相占いの結婚線って、どこにあるの？手相で結婚について、どこまで分かるの？など、結婚線の位置や本数、形の意味など結婚線の見方を手相家の青木智さんに教えていただきました。また、「結婚線が１本もない！」「望む結婚線ではない」という場合でも諦めないで大丈夫！開運テクニックもお教えします♪

結婚線とは、小指の付け根の線と感情線との間に横に伸びる線のことで、恋愛や結婚に対する気持ちや傾向を見ることができます。どんなことが分かるの？という結婚線にまつわる素朴な疑問にお答えします。

Q１.手相で結婚できるかどうか分かる？

結婚線は結婚できるかどうかではなく、結婚まで考えるほど好きになる人との出会いを示しています。結婚線が３本あれば結婚を考える相手が３回現れる、結婚のチャンスが３回訪れるという意味です。

また、何本かある中で一番濃い、もしくは一番長い線が最大のチャンスという見方もあります。結婚できるかどうかは結婚線でもある程度は分かりますが、実際の鑑定では運命線や恋愛線、開運線などを総合的に見て判断します。

Q２.手相の運命は絶対？

その時の思考が手のシワとなって表れるので、手相は「外に出た脳」または「第二の脳」などと言われています。例えば、結婚願望がなかったり、まだ本気で結婚を意識できていない人の手には結婚線がない、または薄い場合があります。

しかし、結婚願望が芽生えてきたら新しく結婚線が出てきたり濃くなったりするので、今の結婚線が絶対ということではありません。結婚に前向きになれた時、明るい未来が描けた時など、思考が変われば結婚線も運命も変わる可能性があります！

Q３.恋人と結婚線の位置が違っても大丈夫？

手相は人それぞれなので、結婚したい相手と自分の結婚線が同じでない場合もあります。例えば30歳同士のカップルで、自分は30歳頃の結婚線が濃く、相手は40歳頃の結婚線が濃いなど、手相上の結婚するタイミングが異なっている時は、どう考えたらいいのでしょうか？

ひと言で言うと、気にしないで大丈夫！ふたりが同じ手相をしている確率の方がかなり低いので、どちらかの手相に「良いタイミング」と出ていれば、ゴールに向かって進んだ方がいいでしょう。

手相は変わるものなので、結婚を決めたら相手の結婚線も濃くなる場合もあるそうです！

手相は、左手に先天運という持って生まれた運や才能が表れ、右手に後天運という自分で築き上げてきたものやこれから築き上げていくもの、環境や肉体の変化などが表れます。

そのため左右どちらも見た方がいいのですが、まず左手で元々持っている運を見て、右手で実際に現実はどうかを確認します。左手にある一番濃くて長い結婚線が右手の同じ位置にもあれば、それは結婚に理想的な年齢ということを示しています。

また、左手には濃くて長い結婚線があるのに右手には薄い線しかない場合は、まだ結婚相手に出会えていない、持っている運を生かせていない、という見方になります。

結婚線の位置で結婚する年齢を判断しますが、男性と女性では年齢の区切り方が少し違います。小指の付け根と感情線の間を４等分し、女性は下から20歳、30歳、40歳、男性は下から20歳、35歳、50歳とします。

結婚線の本数は結婚する数ではなく、結婚するチャンスの数！結婚まで考えるほど好きになる人と出会う数を示しています。

青木さんがこれまで見てきた経験では、平均的には２～３本、特に３本ある人の割合が多いそうです。

結婚線がない場合
結婚線がまったくない人もいますが、それは、結婚できないとか結婚したいと思う人に出会えないとかではなく、本人が結婚に意識が向いていない、もしくは、今は趣味や仕事を楽しみたいと考えている状態なのだと判断します。

結婚したいという意識が高まってくると、自然と結婚線が出てくると考えられます。

結婚線が１本の場合
結婚線が１本しかない人は、生涯一人の人を愛し続ける一途な結婚生活を送れるという見方をします。恋愛から結婚まで相手に迷うことなくずっと好きでいられる、素敵な結婚線です。

結婚線が４本以上の場合
４本以上は結婚線が多いと判断します。恋愛回数が多く、とてもモテるタイプの人です。悪いことではないですが、相手をなかなか選べない、迷ってしまう、という傾向があります。

結婚線の濃さや長さはご縁の強さや自分の想いの強さの表れなので、どれだけ相手のことが好きかのバロメーターともいえます。

結婚線の濃さ

複数ある結婚線のうち、濃い結婚線が出ている年齢の時期に出会った相手が、より自分の想いが強い相手という見方をします。

結婚線の長さ

結婚線の長さは恋愛期間や結婚生活の長さとは関係なく、濃さと同じ見方になります。複数ある結婚線の中で一番長い線が、ご縁が強く自分の想いが強い相手との出会いとなります。

例えば３本ある結婚線のうち、濃くて長い結婚線が一番強い線ですが、３本の濃さが全て同じであれば一番長い線、３本の長さが全て同じであれば一番濃い線が一番強い線と見ます。

濃さも長さも同じ結婚線
長さも濃さも全く同じような結婚線がくっきり２本ある手相は、２度結婚する典型といわれています。しかし、実際に２回結婚するかどうかではなく、同棲したり同じ人と復縁する場合を示していることもあります。

結婚線のカーブも重要なポイント！どこに向かってカーブしているか、チェックしてみましょう。

結婚線が上向きの場合
上向きにカーブし上昇している結婚線は、幸福な結婚線です。恋愛がとてもうまくいったり、理想とする相手と結婚して幸せな結婚生活が送れる大吉の運。ずっと仲の良い結婚生活が続く素晴らしい手相です。

結婚線が直線の場合
どこにもカーブしない真っすぐな線が一般的。標準的に幸せな結婚生活が送れる結婚線です。

結婚線が下向きの場合
下向きにカーブし下降している結婚線は、ネガティブな状態を示しています。理想の相手と出会えないことで諦めモードだったり、妥協しようとしていたりと、自分の気持ちが結婚に対して良いイメージが持てていない時です。

すでに結婚している人がこの線を持っていたら、愛情が冷めてしまっている可能性があります。さらにぐーっと下がって感情線より下の方に行ってしまうと離婚に向かってしまいますので、要注意です。

特に運気が良い結婚線、注意が必要な結婚線もご紹介します。

運気が良い結婚線

結婚線の先にスターがある「スター線」
結婚線の先にスターと呼ばれる星紋がある場合は、理想以上の人と結婚できたり結婚後に大発展する可能性を秘めています。めったにない、大開運の手相です。

太陽線に届いている結婚線「玉の輿（こし）相」
結婚線が長く伸び、薬指の下にある太陽線に届いている手相を「玉の輿相」といいます。太陽線自体が幸福の線、金運の線という意味があるので、とても幸せで裕福な結婚生活になるでしょう。

地位や財産がある人と結婚する、もしくは結婚後に大成功して裕福な暮らしを送る場合もあります。

注意が必要な結婚線

先が二股に分かれる結婚線
先端が二股に分かれているY字の結婚線は、恋愛相手や結婚相手との気持ちが離れていたり、別居や別れの可能性を暗示しています。

しかし、「別れる＝離婚」でなく、単身赴任や長期出張で距離が離れてしまうという意味もあります。また、この手相を持つ人は恋人や結婚相手とべったり一緒に過ごすのではなく、お互いに仕事や趣味など自分の時間を楽しみ、たまに一緒に過ごすぐらいがうまくいきやすいでしょう。

結婚線に「島」がある場合
まれに、結婚線に「島」と呼ばれる輪っかがある人がいます。島はどの線にあっても良くなく、運気が悪い方に向かってしまい、良くないことが起こりがちです。

結婚線に島がある場合は、恋人や結婚相手の問題が徐々に積み重なり、不満が爆発して別れにいたるケースがあるので、普段から不満はため込まないように注意しましょう。

結婚運を上げたい場合は、理想の結婚線を書いてしまいましょう！爪で跡を付けたり、ペンで書き足したりと、手相は自分で書き換えていいそうです。

濃くて長い１本の線を書くもよし、太陽線も書き足して玉の輿相をつくるもよし！どんな結婚をしたいのかイメージしながら、手相を書くことを習慣にしてみましょう。

そうすることで、「結婚したい」「良い人に巡り会いたい」という信号が脳に送られるので、そのうち本当に良い結婚線が出てくることもあるそうです。毎日手相を書き脳に信号を送り続け、結婚への道を開きましょう！

結婚相手と出会いたいなら実際に行動を起こすことも大切なので、結婚相談所に相談してみるのもおすすめです。ゼクシィ縁結びエージェントでは、婚活や結婚に関するお悩みを相談できる無料カウンセリングを実施中。まずは気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

取材・文／仲西なほ子

【監修】
青木 智さん
手相家。人材育成会社の経営のため、人の持つ才能や可能性を見つけ出す手法として、「手相・人相・算命学」などの研究を重ねる。20年以上の鑑定経験から編み出した独自の手相鑑定やカウンセリングのほか、書籍の執筆、雑誌・WEBメディアなどの執筆、講座・セミナー・講演（行政・企業）を通じて「手相で世界を笑顔に変える」をモットーに全国で活動中。
公式サイト：https://happytomo.net/
公式ブログ：https://ameblo.jp/happytomo-net/