婚活パーティで出会える方法とは？苦手な人の改善方法も紹介

婚活パーティに参加したのに良い出会いがなく、「婚活パーティは難しい」「自分に向いていない」と諦めていませんか。今回は婚活パーティが難しいと感じる理由とその対策を紹介します。タイプ別のおすすめのパーティ、良い相手に出会えるためのコツ、好印象を残して交際につなげる方法などをまとめました。併せて、婚活コンサルタント・澤口珠子さんに、苦手を克服する工夫も伺ったので参考にしてください。

婚活パーティに参加しても良い出会いがなく、難しいと感じたり、苦手意識を持ってしまう人は少なくありません。なぜそのように感じてしまうのか、まずは原因を考えてみましょう。

大人数の場が苦手

婚活パーティでは一度にさまざまな人と知り合えるのがメリットですが、たくさんの人が集まるにぎやかな場が苦手な人は気疲れしたり、人疲れしてしまうかもしれません。

コミュニケーションに自信がない

初めて会った人と何を話し、どう距離を縮めれば良いのかわからないなど、コミュニケーションスキルに自信がない場合も婚活パーティは難しいと感じる原因になります。

フリータイムでどうすれば良いか不安

席に座って１対１で話すのは大丈夫でも、フリータイムはどう振る舞えばいいのかがわからなくて、難しいと感じることもあるようです。また、誰からも話しかけられないのではと不安になって、苦手意識を持ってしまう人もいます。

短所を気にしすぎる

婚活パーティではみんなが「初めまして」なので、第一印象は大事です。けれど、自分の短所を気にしすぎていては婚活パーティの難易度は上がるばかりです。「○○のせいで選ばれないのでは」「自分だけ浮いているのでは」と決めてしまって、最初から一歩も二歩も引いていると、良い出会いは訪れにくくなります。

一度に大勢の人を出会える婚活パーティは、普段の生活に比べたら理想の相手と出会える確率も高く、婚活方法としては大きなメリットがあります。ただ、初対面の人と直接やりとりをするという性格上、向いている人とあまり向いていない人がいるのも事実です。まず、次の項目を参考に、自分は婚活パーティに向いているのかどうかをチェックしてみましょう。

婚活パーティに向いている人

前向きで明るく、初対面の人ともフランクに話ができて、限られた時間内に相手との距離を縮めることができる人は、婚活パーティにぴったりです。ポジティブに明るく話ができる「親しみやすさ」は、多くの人にとって好印象です。

多くの人と盛り上がれる社交的な人
大人数の中でも気後れせず雰囲気を楽しめることや、話題が豊富で多くの人と会話で盛り上がれることも、婚活パーティ向き

婚活パーティにあまり向かない人

人見知りな人
そもそも人見知りな性格で、自分から声をかけることができない、また、話しかけられると緊張してパニックになってしまうような人は、婚活パーティには向いていないかもしれません。

第一印象で損をしてしまう人
緊張すると笑顔になれない、大きな声で話すのが苦手などで、第一印象で相手に「自分に興味がない」と誤解させてしまう人にとっても、婚活パーティはハードルが高い方法になりそうです。

大人数のにぎやかな場が苦手な人
静かな場所で向かい合っていれば会話ができるけれど、にぎやかな場所で次々と人と話すようなシチュエーションが不得手な場合は、大規模な婚活パーティは向いていないと考えられます。

さまざまな理由から婚活パーティが苦手と思っていても、それだけで参加を諦めてしまうのはちょっと待ってください。苦手を改善するための工夫や準備方法を紹介します。どれも難しいことではなく、すぐにできることばかりなので、ぜひ試してみてください。

自分に合った婚活パーティを選ぶ

婚活パーティとひと言でいっても、実はいろいろなタイプのパーティがあります。内容としては、１対１の自己紹介の後にフリータイムのある一般的なもののほか、料理やモノづくりなどの体験やイベントを含むもの、音楽やスポーツなど共通の趣味を持つ人同士が集まるものもあります。少人数から大規模開催まで参加人数の違い、職業や年代など参加条件があるもの、オンライン開催など、今は多様な婚活パーティがあるので、その中から自分に合ったタイプを選択すると、苦手意識も軽減されるはずです。

気楽に参加してみる

何も行動しなければ出会いはないままですが、婚活パーティに参加すると出会いの確率は確実にアップします。1回目の参加で理想の出会いを得られるかもしれませんし、数回目かもしれません。また、参加することで雰囲気に慣れ、コミュニケーション力が磨けるなら、交際につながる確率も上がっていくはずです。まずは参加することに意義があると考え、気楽に参加してみましょう。

魅力をアピールできるプロフィールを準備

婚活パーティでは、あらかじめ準備したプロフィールに沿って自己紹介をすることが多いです。さらりと書いて終わりではなく、自分の魅力や強みをアピールできるようなポイントをしっかりと入れたプロフィールを準備しましょう。

質問項目を考えておく

相手とは限られた時間で会話するので、時間を有効に使うために、どんな質問をするかをいくつか用意しておくといいでしょう。そのとき自分にも聞いてほしいことや自分が興味のあることにつながるような質問にすると、話がスムーズにつながるのでおすすめです。

時間に余裕を持って到着する

当たり前のようですが、婚活パーティが始まったらストップはできません。会場に早めに到着して、身だしなみを整え、心にも余裕を持って、万全の態勢で参加し、大切な時間を楽しんでください。

限られた時間の中で大勢の人と出会う婚活パーティにおいて、気になる人の記憶に残るために有効なコツを紹介します。小さなことでも意識して行うことで、相手に残せる印象は大きく変わるので、まずは行動してみましょう。

自己紹介で最大限の努力をする

一般的な婚活パーティでは、自己紹介の後にフリートークの時間があります。フリートークの時間に誰と話すかは、自己紹介での印象を基に決める人がほとんどなので、自己紹介で最大限の努力をすることが大事です。
努力する行動としては、きちんと目を見て笑顔であいさつをする、会話中は口角を上げる、言葉だけでなく表情や態度、リアクションなどの非言語コミュニケーションも意識する、会話の最後も笑顔でお礼を伝えること。内容では、得意なことや好きなことなど自分らしさや長所をしっかり表すことを心掛けましょう。

会話の中で相手の名前を呼ぶ

人は自分の名前をたくさん呼んでくれる相手に好印象を抱くものです。会話の中で「○○さんはどう思います？」など、相手の名前を繰り返して、親近感を漂わせましょう。
また、プロフィールカードを交換したら、相手に名前の読み方を確認して、「素敵なお名前ですね」「私の好きなキャラクターと同じ名前です」など、名前から話を膨らませるのもおすすめです。

共通点を見つける

プロフィールカードの中で相手との共通点を探しましょう。共通点があると、相手との距離がぐっと近づき、話も盛り上がりやすくなります。共通点は、好きなお酒や食べ物、趣味、出身地、職業などどんなことでもOKです。ないようなら、「○○に以前から興味があった」「ぜひ知りたい」など、相手が興味を持っているものについて質問していくと会話がスムーズに進むでしょう。

自己アピールをしすぎない

出会いを求める婚活パーティでは、自己アピールは必要です。そうはいっても相手に興味を持ってもらいたいあまり、やりすぎてしまっては逆効果です。例えば、相手との会話のほとんどの時間を自己アピールに費やして、相手は聞いているだけで終わってしまうと引かれてしまいます。また、話し方も謙虚さを忘れずに、自慢にならないように気を付けましょう。

相手のペースに合わせる

会話をしているとき、相手に好感を持ってもらう秘訣（ひけつ）は、声のトーンや会話のペースを相手に合わせることです。ゆっくり話す相手にはゆっくり、声のトーンが高めの相手にはこちらも高めにと、意識して相手に合わせていくと、相手は居心地の良さを感じて、「この人ともっと話したい」と思ってくれるはずです。

人との出会いを楽しもう！

いろいろな人が集まる婚活パーティでは、参加した人同士がコミュニケーションを取りながら、お互いにいいなと思える相手を探していく場です。せっかくのチャンスですから、「難しい」「苦手」と遠ざけないで、考え方や行動を少し変えながら参加してみませんか。
新しい出会いを探す恋活や婚活には、婚活パーティ以外の方法もあります。ゼクシィ縁結びエージェントでは、マッチングコーディネーターが婚活についての相談に乗り、一人一人に寄り添ったアドバイスをしています。無料カウンセリングも行っているので活用してみてはいかがでしょう。

取材・文／福原敦子

【監修】
澤口珠子さん
婚活コンサルタント。スフィアロココス株式会社代表取締役社長。特定非営利活動法人日本教育福祉振興支援協会少子化対策顧問。理想のパートナーを引き寄せる外見・マインドづくりのプロフェッショナル。これまで8年間で、1000人以上の女性を女子力アップレッスンでサポートし、8000人以上の女性を1対1で婚活コンサルサポート。「婚活」に特化したイメージコンサルタントとして、「マインド」「外見磨き」「コミュニケーション」の3軸で、理想のパートナーを引き寄せるノウハウを伝えている。主な著書に、『はじめての「ネット婚活」幸せになるための最短ルート』（幻冬舎）、『愛もお金も全て手に入る美しく自由な女になる方法』（総合法令）などがある。

公式サイト：https://sawaguchitamako.com/