目次
マッチングアプリ利用者に聞いたあるある体験談 避けたいマッチングアプリあるあるへの対処法
  • 【男女共通】要注意あるあるへの対処法
  • 【女性】にありがちな要注意あるあるへの対処法
  • 【男性】にありがちな要注意あるあるへの対処法
恋活・婚活中のあるあるにお悩みなら第三者に相談するのも手

「マッチングアプリあるある」には、どんなものがあるのでしょうか。この記事では、マッチングアプリを利用したことのある20~40代の男女のあるある体験を紹介。さらに「プロフィール写真と実際のイメージが違う」「相手が婚活目的じゃない」などの避けたいあるあるへの対処法を、ブライダルコンサルタントで恋愛の心理に詳しい江頭美鈴さんに伺いました。

マッチングアプリ利用者に聞いたあるある体験談

マッチングアプリ利用者に聞いたあるある体験談

マッチングアプリを利用したことのある20~40代の男女にアンケートを実施し、「マッチングアプリを使った恋活や婚活で『あるある』だと思うこと」を聞いたところ、次のような内容のコメントが集まりました。

写真や身長などの情報と実際のご本人が違うことがある。どちらも実際に会ったときにバレるのに(女性/26歳)

●普通に楽しくやりとりしていたのに急に返信が途絶える(女性/38歳)

●1回会ったらそれっきり。2回目につながらない(女性/36歳)

もっといい人がいるかもしれないと思うと、運命の出会い探しがなかなか終わらない(男性/42歳)

●早めの段階で合わなそうだと思っても終わらせ方がわからない(男性/41歳)

●軽い気持ちの人や婚活目的でない人が紛れ込んでいる(女性/27歳)

●学歴や趣味などプロフィールが自分の理想の条件に合うからといって好きになるとは限らない(女性/42歳)

●いいなと思った人でもいざ告白されると「もっといい人がいるかも」と考えてしまい、退会する踏ん切りがつかない(女性/38歳)

●アプリ内でメッセージのやりとりが続いても、実際に会うことになるとドタキャンされて初デートに発展しない(男性/43歳)

●デートの飲食代などは男性が払うものと思っている人が多い(男性/30歳)

避けたいマッチングアプリあるあるへの対処法

避けたいマッチングアプリあるあるへの対処法

避けたい「マッチングアプリあるある」は、どのように注意すればいいのでしょうか。

まずはアンケートで男女ともに多く挙げられた要注意あるあるについて、身の守り方、時間を無駄にしないコツなど、江頭さんにアドバイスをもらいました。

【男女共通】要注意あるあるへの対処法

避けたいマッチングアプリあるあるへの対処法

写真と実際のイメージが違う 写真を盛ること自体は、ある程度までなら承知の上で会うことも多いでしょうが、あまりにも違いすぎると困惑されてしまうかもしれません。でも、それも自己責任と捉え、大人の対応を。

さりげなく「写真と印象が違いますね」と伝えても良いでしょう。しかし、相手も悪気があるわけではなく、加減がわからないのかもしれません。もし思っていた印象と違っても、話してみるとすごく気が合うかもしれません。楽しく会話をして気持ち良く解散しましょう。

また、会う前に過大な期待をしないことや、自分も過剰な加工になっていないか再確認することも大切です。

急に連絡がつかなくなる、ブロックされる
普通にやりとりしていたのに急に返事が来なくなる、初デート後まったく連絡がつかなくなる、身に覚えがないのにブロックされた……などということも。

少なからず傷つくでしょうが、いろいろな人が存在するのが世の中です。一つの経験として捉えましょう。

もちろん自分のどこが悪かったのかと気にする必要もありません。ご縁がなかっただけなので、自分の中でもそのことを終わりにして、次へ進みましょう。諦めなければ、きっと自分に合う人に出会えることでしょう。

初デートまではこぎ着けても2回目につながらない
毎回2回目のデートにつながらない場合には、もしかすると、写真と本人との差がありすぎるのかもしれません。または、緊張しすぎて暗くなっているのかも。

相手に気に入ってもらおうと努力する婚活は、自己成長にもつながります。一度、自分を見つめ直してみると、何か気付きがあるかもしれません。

もっといい人がいるかもしれないループ
他にもっと自分と合う人がいるかもと思い、マッチングアプリから離れられない人がいます。せっかく順調にお付き合いまで進んでいても、これが相手に伝わってしまうと、振り出しに戻ってしまう可能性も。

100%自分にぴったりという相手は、この世にいません。違うからこそ、悩んだり考えたり喜びがあったり、共に成長し愛情が育っていきます。

このループに入ると、目の前の人の良さに気付けず、ないものねだりになってしまいます。相手ときちんと向き合う誠実さを持つことは、幸せへの第一歩です。

合わないと思ったときの終わらせ方が難しい
ずるずると引っ張るのは問題を先送りにするだけで何の解決にもなりません。

例えば「真剣に考えすぎて臆病になってしまう」「まだ人間ができていないから価値観を合わせることが苦手で」などと、相手のせいではなく、自分に理由があることを添えてきちんと伝える方法がベストです。

どうしてもはっきり言えない場合は、「最近仕事が忙しくて」などと、相手以外のことを理由に、少しずつ距離を取っていく方法もあります。相手は察してフェイドアウトするでしょう。

【女性】にありがちな要注意あるあるへの対処法

避けたいマッチングアプリあるあるへの対処法

続いて、江頭さんが女性からよく相談を受ける、要注意あるあるについてアドバイスをもらいました。

恋活・婚活目的でない人が紛れ込んでいる
マッチングアプリに、既婚者など婚活目的でない人が入っている場合があります。

しかしこれは、マッチングアプリに限ったことではなく、リアルに出会った人が、実は既婚者と知らずに付き合っていたと、後からショックを受けることもあります。相手がうそをついているのでしっかりと見極める目が必要です。

婚活目的でない会員は、マッチングアプリでもログインの回数が多いなど比較的マメで、レスポンスも早く、とにかくすぐに会いたがる傾向があります。優しい言葉で褒めるのも上手です。

初めてのデートで告白してきて、そのままあわよくばという軽率な人がいることも。真面目に相手を探していることを伝え、隙を見せないことも必要です。

お付き合いが進むようなら、恋愛観についてや、相手の住んでいる場所や家族を含め、身の回りのことも聞いてみましょう。第三者に紹介するのも良いでしょう。誠実な目的でない会員は、すぐに逃げられるように、うその中に曖昧さが含まれています。

そういった煩わしさを避けたい、相手を見る目に自信がないなら、結婚相談所を利用しましょう。入会時に独身証明書の提示などもあり、真剣に結婚を考えている人が入会しているので安心感が高いです。

条件に合う人は好みじゃない
おしゃれや趣味、資格取得など、自分に投資している人ほど、相手への理想もどんどん高くなりがちです。

この人もあの人もダメと思い、あまりにも選り好みをしていると、いつの間にか自分自身が取り残されていた……ということにもなりかねません。

そうならないためにも、条件や外見だけで相手を見るのではなく、しっかりと人間性や内面を見られる自分をつくっていきましょう。

デートはいいけれど、告白されると決めかねる
これは自分に自信がなくて、責任を持ちたくない心理の場合と、告白を受け入れると、他の人とデートしにくくなるという自分都合の考え方があるのかもしれません。

告白されて、決めかねるときは要因が必ずあります。ずっと曖昧なままもお互いのために良くありません。内観して、自分の本音をしっかり見極めましょう。もしかしたら大切な人を逃してしまうことにもなりかねません。

【男性】にありがちな要注意あるあるへの対処法

避けたいマッチングアプリあるあるへの対処法

次に、江頭さんが男性からよく相談を受ける、要注意あるあるについてアドバイスをもらいました。

お金や勧誘目的の人が紛れ込んでいる
初デートができたと思ったら、流れで高いお店に連れていかれて法外な料金を払わされたり、勧誘のために呼び出されたりしただけだったということも、まれにあります。

このケースは、女性のノリが大変良く、積極的に会うことを望むのが特徴。真面目な交際を考えている女性は、じっくり相手を吟味しながら関係を築いていく傾向があります。甘い言葉で誘われても冷静に対応しましょう。

また、初デートで「いいお店があるから行きましょう」と誘われても安易に乗らないことと、勧誘だと分かったら、早めに話を切り上げて解散しましょう。

なかなか初デートに発展しない
初デートに発展しないケースは、まずは自分の言動の見直しからしましょう。

レスポンスは反応良く返せているか、前向きな言葉を使っているのか。相手から「この人と会ってみたい」と思ってもらうためには、キャッチボールが成立して、否定的な言葉や愚痴がない状態です。

「会ったら楽しい時間が過ごせるかも」という期待が、女性も行動に移せるモチベーションになります。

デートを重ねているが発展せず、自分がお金を払うだけ
デート代は最初のうちは「私も払う」と言ってくれたが、だんだんそれも言わなくなった、誘えば来てくれるので脈ありだと思うけれど、毎回費用を負担しているうちに、疑問が湧いてくることもあるでしょう。この場合、他の男性にも興味があったり、他でおつきあいをしているのにキープ状態にあったりする可能性があります。

恋愛感情はないけれど、嫌いじゃないから相手のお金で食べたいものや行きたいところに行かせてもらうというちゃっかりタイプの女性であることも考えられます。数回デートを重ねても発展性がなければ、こちらから距離をとることも必要です。

恋活・婚活中のあるあるにお悩みなら第三者に相談するのも手

恋活・婚活中のあるあるにお悩みなら第三者に相談するのも手

記事で紹介したマッチングアプリあるあるには、避けたいケースも多くありましたが、これらは心構え一つで避けることができます。注意すべきあるあるを避けつつ、素敵な出会いへの一歩を踏み出しましょう。

恋活や婚活中で同じような「あるある」で、もしお悩みを抱えている人は、一人で抱え込まずに第三者に相談してみるのもおすすめです。

真剣に結婚につながる出会いを探しているのなら、マッチングコーディネーターに相談できる結婚相談所を活用するのも一案です。ゼクシィ縁結びエージェントでは無料カウンセリングを実施中。入会を決めていなくても相談できるので、気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

取材・文/前川ミチコ

【監修】
江頭美鈴さん
M.E.プロダクション 代表/一般社団法人 エグゼクティブ・イメージコンサルタント 代表理事 東映株式会社の専属女優を経て、アナウンサー・司会等の話す仕事へ転向。NPO法人日本サービスマナー協会認定マナー講師、一般社団法人全日本ブライダル協会ブライダルコンサルタント、全日本ブライダルMCアライアンス所属。ICBインターナショナル認定イメージコンサルタント、NPO法人日本交流分析士協会心理カウンセラーなど。「話し方」「ファッション」「マナー」「心理」の4つの専門スキルを統合した独自カリキュラム、メソッドを開発。現在は、婚活講師、マナー講師、話し方講師をはじめ、企業・団体の人材育成に携わる。
公式サイト:https://me-pro.biz/index.php

【データ出典】
・ご自身に関するアンケート
調査期間:2023/4/19~2023/4/20
有効回答数:412人※男性206人、女性206人
(インターネットによる20~40代向け男女アンケート調査 調査機関:マクロミル)

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