マッチングアプリに疲れてしまった方へ！対処法や前向きになれる見直しポイントを解説

マッチングアプリで婚活をしていると、中には疲れてしまう人もいますが、原因は何なのでしょうか。マッチングアプリに疲れてしまう原因から、アプリに疲れてしまったときの対処法、もう一度取り組むための見直しポイントを、婚活コンサルタントの菊乃さんに伺いました。

マッチングアプリでは、マッチングするとメッセージのやりとりができるようになりますが、このメッセージのやりとりが苦手で疲れてしまう人は多いようです。まだ会ったこともない人にあいさつや自己紹介などをすることに疲弊してしまうのです。

「やりとりする人が多くて大変」と思う人もいるでしょう。人気のある人は、同時進行で何人もの人とやりとりをすることになります。誰がどの人だったか分からなくなるだけでなく、返信するだけでも多くの時間を取られてしまいます。

また、「思うようにマッチングできない」という人もいます。「いいね」が全く来なかったり、気になる人に「いいね」を送っても応えてもらえなかったりして、自信をなくしてしまうこともあるでしょう。

まずマッチングアプリに疲れたと感じたら、「疲れる人は多い」「自分だけではない」と思うことです。「なぜ疲れてしまうんだろう」と自分を責めてしまうと、ネガティブ思考に陥ってしまうので、マッチングアプリによる疲れはよくあることで誰でも起こり得ることだと考えましょう。その上で、それらの対処法をご紹介します。

アプリを変えてみる

やりとりに疲れてしまったら、今のアプリをやめて別のアプリに登録をし直してみましょう。マッチングアプリには多くの種類があるので、アプリによって会員の雰囲気や仕様が異なります。別のアプリを試してみるのはおすすめです。

また、並行して複数のアプリに登録してみることも一つの手です。複数のアプリを利用することで気分が変わり、気持ちがリフレッシュされることもあるでしょう。

マッチングアプリと距離を取る

しばらくログインを控えたり、いったん退会したりと、物理的にマッチングアプリとの距離を取り、しばらくは自分のための時間を過ごすことに専念してみてはいかがでしょうか。気分が乗らないときに無理に頑張っても、自分が疲れるだけですし、良い出会いにも繋がらないでしょう。

趣味に没頭したり、友人との時間を楽しんだりと、少しマッチングアプリから離れてみましょう。「出会いのためにアプリを続けなければいけない」と頭を硬くするのではなく、またやりたいと思えるようになったら再開するぐらいの気持ちでよいです。

マッチングアプリに疲れてしまった場合は、どのようにして改善すればよいのでしょう。前向きに活動していくためにも、疲れてしまった原因から活動方法を見直すポイントをご紹介します。

「メッセージのやりとりが苦手」を見直すなら

マッチングアプリを利用する時間を決めてみてはいかがでしょうか。その時間内だけアプリを利用すると決めておくと、無理をしたりせず自分のペースが守れるので、苦手意識が和らぐかもしれません。

また、自分の気持ちに素直に活動することも大切です。やりとりが苦手な人は、「何か質問した方がいいのかな」「次は何を話そう」などと、やりとりを盛り上げなければいけないと考えすぎている傾向があります。やりとりが続かなければ、「縁がなかった」「自分とは合わなかった」と思うくらいの気持ちで十分でしょう。

それでもどうしてもやりとりが苦手な人は、メッセージのやりとりがないマッチングアプリを試してみることをおすすめします。AIがお似合いなふたりをマッチングさせて、お互いに「会いたい」となれば、初デートになるアプリもあります。会うまでのやりとりが必要ないものもあるので、アプリを変えてみることも一つの手です。

「やりとりする人が多くて大変」を見直すなら

一度にやりとりする人数の上限を決めておくとよいかもしれません。自分のキャパシティーに合わせて、同時にやりとりする人数を設定しておくと、この悩みは解消できるはずです。

さらに、「いいね」を受け取った場合は、本当に会いたいと思える人とのみマッチングすることもよい方法です。写真を見て第一印象が良かった人でも、プロフィールをしっかり読んで「会ってみたい」「話してみたい」と思えるお相手のみマッチングすることで、やりとりする人が多くてキャパオーバーしてしまうことは避けられるでしょう。

「思うようにマッチングできない」を見直すなら

マッチングできない場合は、自分のプロフィール写真やプロフィール文を見直す必要があります。アプリによっては、お相手のプロフィールを見たことで付く“足あと”という機能がありますが、自分が足あとを付けた人に足あとを付け返してもらえたら、プロフィール写真には大きな問題がないといえるでしょう。足あとを付けたのに、足あとさえ付け返してもらえないのなら、写真を設定していなかったり、印象が良くなかったりといった写真に問題があるのかもしれません。

写真はフォトグラファーにお願いするのがおすすめです。印象よく見える表情や姿勢、写り方を知っているので、プロにお任せした方がよいでしょう。プロフィール文は、質問の余白を残しつつ、人柄や趣味、好みが分かるように書き、文末や記号の使い方、改行の入れ方などで、優しさや誠実さが伝わる雰囲気がつくれるとよいでしょう。

また、お相手に求める条件を見直すことも大切です。自分の中で譲れない条件を３つくらいに絞って、それが当てはまっていればOKとしましょう。まだマッチングの段階であって、やりとりをしたり、実際に会ってみたりしないと分からないことも多いです。譲れない条件を決めておくくらいが、間口も広くなり、出会いの幅も広がります。

いろいろな人に出会えたり、隙間時間でも活動できたりと、マッチングアプリには良いところがたくさんあるので、「疲れたからもうやめよう」と諦めてしまうのはもったいないです。疲れたと感じたら、アプリを変えたり、少し距離を取ったりして、何かしらの対策を取ってみましょう。もう一度前向きに取り組むための見直しポイントもぜひ参考にしてみてください。

マッチングアプリ に疲れたと感じたら、結婚相談所も併用してみてはいかがでしょうか。婚活は複数の方法を試すことで自分に合った出会い方が見つかることもあります。ゼクシィ縁結びエージェントには 、マッチングコーディネーターが専任で付くプランもありますので、悩んだり迷ったりしたら相談することもできます。主なサービス内容が気になる方は、無料カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。

取材・文／坂田圭永

【監修】
菊乃さん
恋愛・婚活コンサルタント。化粧ポーチすら持ち歩いたことがないダメ女から、管理職時代に培った人材育成スキルを活用し、女としてのレベルアップに成功。女磨きと同時に備忘録として始めたブログが、ロジカルで毒舌と人気になり、2011年に恋愛コンサルとして独立。主な著書に、『あなたの「そこ」がもったいない。』（すばる舎）、『なぜか愛される女がしている73の習慣』（双葉社）などがある。
公式サイト：https://www.bestpartner-prj.jp/