マッチングアプリでのデートの誘い方とは？タイミングの見極め方とお誘いのコツを伝授

デートに誘うタイミングは難しいものですが、これはマッチングアプリでも同じです。マッチングアプリでやりとりをしているお相手をデートに誘うには、どのタイミングがベストなのでしょうか。デートに誘うタイミングの見極め方から、もう少し様子を見た方がいいケース、例文付きでデートに誘うメッセージのコツまで、婚活コンサルタントの菊乃さんに伺いました。誘うタイミングから誘い方まで、初デートに誘うノウハウを解説します。

マッチングアプリでやりとりをしているお相手をデートに誘いたいと思ったら、タイミングを考えてしまいますよね。デートに誘うには、どのタイミングがベストなのでしょうか。

なじみのあるエリアの話になったとき

「○○に住んでいます」「職場は○○近辺です」などと、居住地や職場のエリアの話題が出たときは、お誘いに適したタイミングといえます。「私もその辺りはよく行きます」「○○にある○○に行ってみたいなと思っていたんですよ」という流れで、お誘いすることができます。

お相手の居住地や職場のエリアを聞くことに抵抗がある場合は、自分の方からなじみの場所を伝えたり、「どの辺りが出やすいんですか？」と聞いたりすれば問題ないでしょう。

好きな食べ物の話題が出たとき

「食べ歩きが好きです」「甘い物に目がないんです」など、好きな食べ物の話題が出たときは、ランチやお茶に誘える絶好のタイミングといえるでしょう。会話が盛り上がった場合は、お相手が誘いを待っていたり、誘ってもいいのか様子を見ていたりする可能性もあるので、お誘いした方が自然の流れといえます。

「○○におすすめのお店があるんですよ」「今度○○に行きませんか？」などと、駆け引きせずにお誘いしてみましょう。ダラダラと食べ物の話が長引いたり、余計な駆け引きをしたりするとタイミングを逃してしまいます。話題が出たら、なるべく早い段階でお誘いできるといいでしょう。

お出かけの話題が出たとき

「○○に行きたいんですよね」とお相手が行きたい場所を話題に挙げたり、「○○が気になっているんですよ」と自分が気になるスポットの話題を提供したときは、スムーズにデートに誘えるタイミングといえます。「私も行ってみたかった」「一緒に行ってみませんか？」という流れでデートのお誘いに繋げられます。

ただし、その場所が遠方である場合は、いつか行きたいという希望の可能性があるので、お誘いのタイミングとはいえないでしょう。

まだお相手の警戒心が強かったり、ふたりの関係が温まっていなかったりと、デートに誘うにはもう少し様子を見た方がいいケースもあります。

マッチングからの日が浅い

やりとりの量にもよりますが、マッチングしてから３日目くらいまでは警戒心がまだ解けていない可能性が高いです。会話が盛り上がっていても様子を見た方がよいでしょう。マッチングしてから、４～７日目あたりが良いタイミングといえます。

一問一答ばかりが続く

メッセージは続いているものの、一問一答のような会話である場合、「会話をしたくない」「やりとりを終わらせたい」という気持ちが隠れている場合もあります。また、居住地や職種、好きなことなどの自分の情報を伝えているのに、お相手からは「そうなんですね」のひと言で、何も自己開示をしてくれないケースもあります。警戒心が強いタイプである可能性が考えられるので、もう少し関係を温めた方がよさそうです。

しかし、奥手なだけというケースもあるため、「○○を食べたことありますか？」など、お誘いに繋げやすい話題を振って、少しやりとりが弾むようなら、お誘いしてもよいかもしれません。

それでは、実際に何と言ってデートにお誘いすればよいのでしょうか。メッセージの例文付きで、デートに誘うときのポイントをご紹介します。

ランチ・カフェデートのお誘い

例文：「ぜひお話ししてみたいので、ランチかお茶でもいかがですか？○日の午後や○日などのご都合はいかがですか？」
「○○おいしいですよね！○○というお店が気になっているのですが、よかったら○日か○日あたりに一緒に行きませんか？」

「いつがいいですか？」と聞いても、お互いが気遣い合ってしまう可能性があるので、日程はある程度指定した方がよいです。お相手が都合の良い日程を先に教えてくれているときはそこに決め、こちらからお誘いする場合は遅くとも２週間以内で２～３個の候補を提案しましょう。お相手がその候補の中から選べるようにすると、日程がスムーズに決まるはずです。

ディナータイムのお誘い

例文：「もしご迷惑でなければ遅い時間になってしまうのですが、お仕事の後にお食事でもいかがですか？19:00くらいには○○駅辺りに行けますが、ご都合いかがでしょうか？」
「クラフトビールをたくさん扱っているお店があるのですが、よかったら一緒に行ってみませんか？」

職場が近いようなら、仕事の後に食事でもとお誘いすることができます。夜デートとなると警戒心が高まる人もいるため、「もしご迷惑でなければ」などの配慮のあるひと言を添えた方が印象はよいです。

また、お酒といった共通の好みがある場合は、自然な流れで誘いやすいでしょう。焼き肉や焼き鳥などの一人では行きづらいお店や、具体的な料理名を出すこともおすすめです。ふたりとも好きなことなので誘いやすいですし、お相手も快く受けてくれる可能性が高いです。

お出かけのお誘い

例文：「○○監督の新作が上映されるようですが、よかったら一緒にいかがですか？」
「水族館は私も好きです！おすすめの水族館があったら一緒に行きたいです」

映画は好きな人が多く、プロフィール文に趣味は映画鑑賞と書いている人も多いです。好みの系統や監督が一緒だったら誘いやすいですし、今まで興味がなくても「おすすめを教えてほしい」「一度見てみたい」などという理由でお誘いできます。

趣味を交えたお誘いであれば、一方がよく知っていたり好きだったりするものではなく、同じ温度感で好きなものがベターです。温度感が異なる場合は、誘う側がお相手に合わせられるものにしましょう。お相手のことをもっと知りたい気持ちが伝わると良い印象を与えられるかもしれません。

マッチングアプリでは 、やりとりをしただけでまだ会ったことがないお相手を誘うことになります。タイミングの見極め方や誘い方が重要になってくるので、マッチングアプリでやりとりをしているお相手をデートに誘いたいと思っている人は、今回ご紹介したノウハウを参考にしてみてください。

ゼクシィ縁結びエージェントは、マッチングコーディネーターがアドバイスしてくれるプランもありますので、デートのタイミングの見極め方や誘い方もアドバイスを受けられます。恋愛経験が少ない方や、相談しながら婚活を頑張りたい方は、無料カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。

取材・文／坂田圭永

【監修】
菊乃さん
恋愛・婚活コンサルタント。化粧ポーチすら持ち歩いたことがないダメ女から、管理職時代に培った人材育成スキルを活用し、女としてのレベルアップに成功。女磨きと同時に備忘録として始めたブログが、ロジカルで毒舌と人気になり、2011年に恋愛コンサルとして独立。主な著書に、『あなたの「そこ」がもったいない。』（すばる舎）、『なぜか愛される女がしている73の習慣』（双葉社）などがある。
公式サイト：https://www.bestpartner-prj.jp/