例文アリ！マッチングアプリでモテる自己紹介文、プロフィールの書き方を紹介

マッチングアプリで最初にチェックされる自己紹介文。単にプロフィールを書くだけでは、なかなか見つけてもらえません。男性・女性別のおすすめ例文や、印象が良くなる書き方を、恋愛・婚活コンサルタントの菊乃さんに聞きました。少しのコツで、他の人と差がつくポイントを詳しくご紹介します。

マッチングアプリでは、相手から「会いたい」「申し込みしたい」と思われなければ出会いにつながりません。自己紹介文ではどんなことを意識すれば良いのでしょうか。

●ある程度の文章量

あまりにも文章量が少ないと、やる気をアピールできません。今どきのマッチングアプリはある程度ひな型があるものもあります。ひな型に沿って書いていけば、まとまった文章になるはずなので、省略し過ぎず順番に入力していきましょう。

●異性が声をかけやすい趣味を書く

漫画（作品名も）、ゲーム、ハイキング、神社仏閣巡り、歴史、スポーツ観戦、食べ歩きなど、一緒に楽しむことができる趣味味を書いておくと、「誘いやすい」「話題がある」と思ってもらえて申し込みが増えます。

●他の人が見落としがちなアピールポイント

「１人暮らしで家事は一通りできる」「親が共稼ぎだったので小さい頃から家事をしていた」、「猫が好き」「甘い物が好き」「美術館巡りをしたい」「お花見や紅葉狩りに行きたい」、など、相手から見た時に生活力（家事能力）やデートプランにつながることは、強いアピールポイントになります。

●ライバルがいるという視点

恋活や婚活にはたくさんのライバルがいますが、「マッチングアプリ内で比較されている」という視点がない人がとても多いです。例えば、趣味欄の「読書」。素敵な趣味ですが、よほどの本好きカップルでないとデートで読書はしないですよね。「この人と何ができるの？何を楽しめる？」が伝わることが大事です。釣りやヨガなど一人でできてしまうことなども、あまり一緒に楽しめるイメージが湧きません。付き合った時に何が楽しめるのか、どんなメリットがあるのか伝わるだけで、ライバルとだいぶ差がつきます。

●おすすめしないワード

プロフィール文には、「これを書くといい！」よりも、「これを書くと駄目になる」という好ましくないワードがたくさんあります。「お付き合いした人と別れたので登録しました」と書く人がたまにいますが、他の人と付き合っていたという情報をアピールして良い印象を持たれることはありません。「若く見えます」も、写真を見て相手が判断することなので、必要のない自己紹介文です。
「会う気がない人お断り」「勧誘お断り」などと書いてしまう人もいますが、その文を入れても避けられませんし、出会いを求めている人からは、「人を疑っている？」「判定されている？」と思われてしまいます。

男女別に、恋活・婚活用の例文をご紹介します。参考にして、自分らしさが伝わるようにアレンジしてください。

【男性編】恋活向けの自己紹介文

＜ポイント＞
・300～400文字に収めて、スマホで読むときも何度もスクロールしなくていい長さにまとめる
・仕事内容や趣味をわかりやすく伝えて、付き合った時のデートが想像できるように

初めまして。
一緒に動物園に行ったり、お花見ができる人に出会いたいなと思っています。
川崎在住で渋谷のIT企業で働いています。今は週2出社で後は在宅ワークです。

動物が好きで実家では猫を飼っていました。苦手な方じゃなければ猫カフェも行ってみたいと思っています。

趣味はサッカー観戦と食べ歩きです。
川崎フロンターレを応援しています。
好きな食べ物は焼き肉、ジンギスカン、お寿司、イタリアンです。甘い物も好きでケーキとかはひとりでは食べに行きにくいので付き合っていただけると嬉しいです。

休みの日は近所のジムで筋トレしたり、家事をしたりして過ごすことが多く、たまに学生時代の友達と会うこともあります。

共通の趣味はあってもなくてもよいと思っていて、お互いの違いも尊重し合える関係が理想です。

いろんなことを楽しめる方にお会いできたら嬉しいです。

どうぞよろしくお願いします。

【男性編】婚活向けの自己紹介文

＜ポイント＞
・結婚を考えたお付き合いを希望していることを伝える
・結婚後の生活が想像できるように、休日の過ごし方や家事についても記載する

初めまして。
真剣に将来を見据えてお付き合いできる方に出会いたくて登録しました。

川崎在住で渋谷のIT企業で働いています。今は週2出社で後は在宅ワークです。

動物が好きで実家では猫を飼っていました。苦手な方じゃなければ猫カフェも行ってみたいと思っています。

趣味はサッカー観戦と食べ歩きです。
川崎フロンターレを応援しています。
好きな食べ物は焼き肉、ジンギスカン、お寿司、イタリアンです。甘い物も好きでケーキとかはひとりでは食べに行きにくいので付き合っていただけると嬉しいです。

休みの日は近所のジムで筋トレしたり、家事をしたりして過ごすことが多く、たまに学生時代の友達と会うこともあります。 １人暮らしをしているので家事は一通りやります。

困った時は支え合えるような関係が理想です。どうぞよろしくお願いします。

【女性編】恋活向けの自己紹介文

＜ポイント＞
・デートに誘いやすいように、一緒に楽しめそうな趣味を多めに書いておく
・アクセスの良い場所、よく遊びに出る場所を具体的に記入する

初めまして。
一緒に神社に行ったりお花見ができる人に出会いたいなと思っています。
川崎在住で渋谷にある金融機関で働いています。

趣味は漫画、アニメ、テーマパーク、旅行、神社仏閣巡り、食べ歩きです。
昔からミステリーが好きで、小説や漫画などいろいろ読んでいます。

歴史はそんなに詳しくないのですが、川越や鎌倉のように歴史がある街歩きは好きです。

好きな食べ物はケーキ、ジンギスカン、お寿司、イタリアンです。お酒も好きなので、仲良くなってから一緒に飲みに行けたら嬉しいです。

休みの日は家で読書をしたり、家事をしたりして過ごすことが多く、たまに学生時代の友達と会うこともあります。
よく出かけるのは武蔵小杉、横浜駅周辺、渋谷辺りです。
積極的にいろんな方にお会いしてみたいと思っています。

どうぞよろしくお願いします。

【女性編】婚活向けの自己紹介文

＜ポイント＞
・結婚への思いを冒頭に書いてアピールする
・結婚後の仕事や過ごし方がイメージできるように詳しく書く

初めまして。
姉に娘が生まれて、ものすごく可愛くて私も子どもが欲しくなって登録しました。

川崎在住で渋谷にある金融機関で働いています。

趣味は漫画、アニメ、テーマパーク、旅行、神社仏閣巡り、食べ歩きです。
昔からミステリーが好きで、小説や漫画などいろいろ読んでいます。

歴史はそんなに詳しくないのですが、川越や鎌倉のように歴史がある街歩きは好きです。

好きな食べ物はケーキ、ジンギスカン、お寿司、イタリアンです。お酒も好きなので、仲良くなってから一緒に飲みに行けたら嬉しいです。

休みの日は家で読書をしたり、家事をしたりして過ごすことが多く、たまに学生時代の友達と会うこともあります。
よく出かけるのは武蔵小杉、横浜駅周辺、渋谷辺りです。
実家暮らしですが、たまに弁当を作って持っていくこともあり、家事は一通りできます。

職場は福利厚生もしっかりしており、結婚後も続けやすい環境です。結婚後も働き続けたいと思っています。 どうぞよろしくお願いします。

実際に自己紹介文を書く時に、迷いがちな箇所について解説します。

●アプリの登録理由

「職場に出会いがないので登録しました」はよく書かれる理由ですが、無難であまりアピールにはなりません。「友達に勧められて登録しました」「暇なので登録しました」も、やる気がなさそうに見えるので書かない方が良いです。「一緒に出かけられる人と出会いたいと思って登録しました」「幸せな結婚生活を送りたい」など、ポジティブな理由を書きましょう。

●仕事

ネットで知り合って見知らぬ異性と会うため、安心安全な人物だと分かるように、「会社員」だけではなく、書ける範囲で業種や職種を書いておくと、安心感があり興味を持ってもらいやすいです。

●行動エリア

居住地が都道府県しか表示されないことが多いため、勤務エリアやよく遊びに行く街、出やすいターミナル駅などを書いておくと、活動エリアが近い人との出会いにつながります。
また、故郷が同じということでつながることもあるので出身地の欄も埋めておきましょう。

●熱意

本気で出会いや結婚を考えていない相手に会うのは、時間の無駄だと感じてしまいます。「積極的にお会いしてみたい」「飲みに行きたい」「ご飯を食べに行きたい」と、会うことがイメージできる文を書いておくと目に留まりやすいです。
「メッセージの返信遅くなりがち」「まだ登録したばかりで使い方がよくわかっていません」「人見知りで」などは熱意がないような印象を与えるので書かないようにしましょう。

●趣味や休日の過ごし方

「休みは家で過ごしてばかりです」と書いてある人に、会いましょうとは言いにくいですよね。休日の過ごし方をありのまま書くのではなく、「一緒に映画を見に行ける人に出会いたい」「食べ歩きが好きです」など、デートプランにつながるように書きましょう。

●恋愛観・結婚観

つい理想を書いてしまいがちですが、相手への注文に見える内容は避けましょう。「結婚後も仕事は続けるつもりです」と書くのは、同じく共働き希望の人に向けたアピールになっても、「家事が得意な人と結婚したい」「高収入の方と出会いたい」では注文に見えてしまいます。「相手にしてあげたいこと」という視点で書くようにしましょう。

自己紹介文を詳細に記入する際の７つのポイントを見ていきましょう。

●埋められる項目は埋める

マッチングアプリの場合、空欄にしていても表示されない場合がほとんどですが、基本項目は全て埋めるに越したことはありません。あまりに空欄が多いと、やる気がないのかな？という印象を持たれてしまいます。

●「会うまでの期間」は余裕を持たせて

「すぐ会いたい」と希望すると、少し警戒して引いてしまう人もいます。「メッセージを重ねてから会いたい」を希望しておき、5日～1週間程度やりとりが続いた後に「お会いしたいです」と伝えたら、スムーズに話が進みそうです。

●お茶や食事代の支払いで「おごる」は避けて

女性が「男性がおごる」を希望していると、アプローチする男性が減る可能性は高いです。男性が負担するつもりだったとしても、「おごってもらって当然」という人には積極的には会いたくないと感じるようです。マッチングアプリに支払いについて選ぶ欄があるなら、「割り勘」もしくは「ふたりで話し合って決める」を選んでいると好印象です。

●年収、身長、体形は正直に

例えば、年収が480万円なら、500万円と入力するのはそこまで問題ありません。しかし、100万円以上多く記入していると、マッチングできて交際や結婚へと関係が進んだ時トラブルのもとになります。年収証明書や独身証明書を提出できるアプリの場合は、印象がいいです。身長や体形なども、会った瞬間に分かるので正直に書きましょう。また、体形の欄で、筋肉質＆マッチョ、グラマーを選択すると、ナルシストっぽく思われたり、遊び目的の方が寄ってきたりすることもあるため、あまりおすすめではありません。

●「会ってみたい」と思われる性格に

人はよく知らない人に対しては、ネガティブに捉える傾向があります。性格の欄が、「真面目」だけだと、「あまり明るくない人なのかな？会った時に自分が盛り上げなくてはいけない？」と思われることもあります。「好奇心旺盛」「親しみやすい」など、コミュニケーションを取りやすそうだと感じる特徴も加えておきましょう。

●趣味は程度が分かるように書く

「お酒が好きです」と書くと、お酒が苦手、お酒は付き合い程度という方には避けられます。「量は飲みませんが、お酒を飲むのが好きです」だと間口が広がります。また、「お城や遺跡、歴史のある町に行くのが好きです」なら会話の糸口が見つかりますが、「毎週末、どこかのお城に行き、ゆくゆくは全国のお城全てをめぐることを目標にしています」だと、お付き合いをしてもいろいろなデートを楽しむイメージがしづらいかもしれません。 趣味があるのはいいことですが、お金も時間もどっぷり使っているように見えると、マイナスに捉えられる可能性が高いです。どうしても趣味をアピールしたい場合は、「趣味が違っても気にしません。共通の趣味があってもなくても一緒の時間を楽しめる関係が理想です」など、相手への配慮を感じさせる一文を追加しましょう。

自己紹介文の出来次第で、マッチング率は全然違ってきます。頑張って自分なりの自己紹介文を完成させてください。
ゼクシィ縁結びエージェントでは、自己紹介文の書き方もマッチングコーディネーターに相談できます。婚活のプロによるアドバイスを受けられるので、婚活を成功させるには強い味方になりますね。どう書くか迷った時や詳しく相談したいときは、無料カウンセリングを活用してみてはいかがでしょうか？

取材・文／竹本紗梨

【監修】
菊乃さん
恋愛・婚活コンサルタント。マンツーマン相談の他、大手結婚相談所や行政機関で婚活セミナー講師を行う。
29歳まで手抜きを個性と取り違えたダメ女だったが、低レベルからの女磨き・婚活をつづったブログが「分かりやすい」と話題を呼び、2011年から恋愛・婚活コンサルタントとして活動。相談者の約4割は一度も交際経験がない女性。
著書に『あなたの「そこ」がもったいない。』（すばる舎）、『なぜか愛される女がしている73の習慣』（双葉社）など。
公式サイト https://www.bestpartner-prj.jp/
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恋愛・婚活コンサルタント菊乃Blog http://ameblo.jp/koakuma-mt/