婚活で結婚するにはどうしたらいい？最新の婚活事情と結婚するための秘訣も伝授！

婚活を始めようとしている人の中には、「婚活をすれば本当に結婚できるの？」と思う人もいるはずです。婚活で結婚できるかどうかは、確かめておきたいところでしょう。婚活にはどんなものがあるのか、主な婚活の種類を婚活コンサルタントの澤口珠子さんに伺いました。また、データを基に、結婚相談所、ネット系婚活サービス、婚活パーティ・イベントの３大婚活サービスの婚活事情を解説。婚活サービスで結婚するために知っておきたいこともお届けします。

そもそも婚活にはどんな方法があるのでしょうか。婚活している人たちの主な方法を挙げてみました。

知人に紹介を依頼する
仕事関係や友人などの知り合いに、「誰かを紹介してほしい」と依頼するのは手軽にできる方法です。自分の知り合いからの紹介なので、ある程度の安全性は保たれるでしょう。紹介してくれる人がお相手のことを知っている場合は、お相手がどんな人なのかを聞くこともできます。

また、複数のお相手と出会いたいなら、合コンや飲み会なども婚活の場として考えられます。

趣味や習い事をする
あまり婚活を意識したくないなら、趣味や習い事からお相手を見つけるのもありです。同じ趣味があったり、好きなことが同じだったりすると、会話が盛り上がる上、距離が縮まる時間も早いでしょう。

婚活サイトやアプリを利用する
マッチングアプリや婚活サイトを利用して、お相手を見つける人も珍しいことではなくなってきました。自分の仕事関係や知り合い以外の人と出会える上、空いた時間にお相手を探せるので、手軽に活動できるところが魅力です。

結婚相談所に入会する
恋愛に慣れていない人や、プロのアドバイスを受けながら婚活を頑張りたい人などは、結婚相談所に入会するのも手です。プランによっては婚活のプロであるマッチングコーディネーターが専任で付くので、プロの意見も聞きながら一緒に婚活ができます。

婚活パーティ・イベントに参加する
会うまでのやりとりやメッセージの交換が必要なく、その場でお相手と会える魅力があります。会って雰囲気を確かめてから、関係を深めていきたいという人は婚活パーティやイベントで活動するのが向いているかもしれません。

「婚活実態調査2022（リクルートブライダル総研調べ）によると、2021年の婚姻者のうち、結婚相談所、ネット系婚活サービス、婚活パーティ・イベントの婚活サービスのいずれかを利用し、そのサービスで結婚した人は15.1％。2020年に比べると少し下がってはいますが、婚活サービスを通して結婚した人 の割合は年々増加しているのがデータから見て取れます。

※出典： 「婚活実態調査2022」（リクルートブライダル総研調べ）

また、婚活サービスごとの結婚した人の割合を見てみると、婚活サービスの中でもネット系婚活サービスを利用して結婚した人が多いということが分かります。

※出典： 「婚活実態調査2022」（リクルートブライダル総研調べ）

2021年のネット系婚活サービスを利用して結婚した人の割合は、婚活パーティ・イベントで結婚した人の割合の約５倍、結婚相談所で結婚した人の割合の約４倍ということが分かりました。ネット系婚活サービスで結婚した人の割合が増えているということは、利用者数も増加しているということでしょうか。次は、婚活サービスの利用経験について見てみましょう。

「婚活実態調査2022」（リクルートブライダル総研調べ）」の、恋愛もしくは結婚願望がある人の婚活サービスの利用経験の割合を見ると、2022年は25.2％で４人に１人が、婚活サービスの利用経験があるということが分かります。

※出典： 「婚活実態調査2022」（リクルートブライダル総研調べ）

婚活サービスの利用経験の割合も、結婚相談所や婚活パーティ・イベントより、ネット系婚活サービスの利用経験割合の方が多いことが分かりました。

※出典： 「婚活実態調査2022」（リクルートブライダル総研調べ）

利用経験の割合が毎年変わらない結婚相談所や婚活パーティ・イベントに対して、ネット系婚活サービスは、2022年は下がっているものの、年々増加しているのが見えます。空いている時間に手軽に活動できたり、金銭的な負担が少なかったりと、簡単に始められる魅力があるからでしょうか。アプリや婚活サイトなどのネット系婚活サービスの利用は、今後も増えていくことが予想されます。

婚活サービスで結婚するにあたって、気を付けたいポイントはあるのでしょうか。婚活サービスで結婚するために知っておきたいことをお伝えします。

定期的に利用することを心掛ける

婚活は誰でも初めからスムーズに進められるものではありません。特にネット系婚活サービスや結婚相談所は、慣れないうちはマッチングすることも難しいでしょう。まずは、定期的に利用して、やり方やどんな人がいるかなどをリサーチしながら、サービスに慣れていくことが大切です。

婚活パーティやイベントも、定期的に参加すると、ベストな立ち居振る舞いが分かってきます。マッチング率が上がることにも繋がるので、定期的に参加できるとベターです。

精力的に活動する

結婚相談所での婚活の場合は、お見合いの数を増やしましょう。結婚相談所ではお見合いをしないと交際には至らないので、たとえお見合いの申し込みをして断られたとしても、すぐに次のお見合いの申し込みをするくらいの心意気が必要です。

ネット系婚活サービスの場合は、お相手からの「いいね」を待つのではなく、自分から「いいね」をして積極的に申し込みましょう。自分から動く気持ちが大切です。

また、まずは会ってみることも重要です。実際に会ってみないと、雰囲気やフィーリングなど分からないことがたくさんあるので、「会いたいな」と思ったらなるべく早く会ってみることをおすすめします。

良い印象を与える努力をする

結婚相談所やネット系婚活サービスの場合は、プロフィールを充実させましょう。お相手はプロフィールと写真を見て、「いいね」やお見合いの申し込みをしたり、受けてくれたりします。お相手に良い印象を与えるプロフィールや写真は大切です。

婚活パーティやイベントは、他の婚活サービスと違い、会った瞬間に「いいな」と思ってもらえないと会話が進まないこともあり得ます。外見などを磨いて、第一印象を良くする努力をしましょう。

そして、第一印象を良くするには、笑顔がカギになります。緊張しているのはお相手も同じですので、笑顔を意識することは良い印象を与えるだけでなく、硬い空気も和らげてくれます。

譲れない条件、妥協できる条件を考える

自分のお相手に求める条件を厳しく設定してしまうと、合致するお相手が少なくなってしまいます。逆に、譲れない条件と妥協できる条件が明確になっていないと、結婚相談所の婚活では何回お見合いしても決められないという事態になりかねません。

自分のライフプランを明確にして、譲れない条件と妥協できる条件を整理しましょう。

主な婚活の種類と、３大婚活サービスの婚活事情をお届けしました。

婚活を始めたい人や、婚活サービスを利用したい人は、ぜひ今回お伝えした結婚するために知っておきたいことを参考にしてみてください。

ゼクシィ縁結びエージェントの婚活サービスは結婚相談所です。結婚相談所の入会審査を通った会員と出会えたり、マッチングコーディネーターが専任で付くプランがあったりと、丁寧な婚活が魅力です。ゼクシィ縁結びエージェントの婚活が気になる方は、無料カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。

取材・文／坂田圭永

【監修】
澤口珠子さん
婚活コンサルタント。スフィアロココス株式会社 代表取締役社長。特定非営利活動法人日本教育福祉振興支援協会 少子化対策顧問。理想のパートナーを引き寄せる外見・マインドづくりのプロフェッショナル。これまで8年間で、1000人以上の女性を女子力アップレッスンでサポートし、8000人以上の女性を1対1で婚活コンサルサポート。「婚活」に特化したイメージコンサルタントとして、「マインド」「外見磨き」「コミュニケーション」の3軸で、理想のパートナーを引き寄せるノウハウを伝えている。主な著書に、『はじめての「ネット婚活」幸せになるための最短ルート』（幻冬舎）、『愛もお金も全て手に入る美しく自由な女になる方法』（総合法令）などがある。
公式サイト：https://sawaguchitamako.com/