婚活パーティで出会った人と付き合うかの判断基準は？事前に知っておきたいことは？

婚活パーティで出会った人と付き合うかどうか判断するポイントを解説！この記事では、お互い好意を持った人と付き合う前に知っておきたいこと、別れる場合にはどんな原因が多いのかなどについて、婚活コンサルタントの澤口珠子さんに聞きました。良い出会いはあったけれどカップルになるか決めかねている、一歩踏み出す勇気が出ないという人は必読です。

最初に、婚活パーティでの出会いは、偶然の出会いと何が違うのかを整理しておきましょう。

「婚活パーティの参加者は一般的に、結婚相手を探すために参加しているので、出会ったときから結婚を意識した上で相手を判断できます。偶然の出会いでは、たとえお互い良い印象を持ったとしても、結婚までは意識していない、そもそも結婚するつもりがないこともあります」と澤口さん。

婚活パーティで出会う人は、そもそも結婚したい気持ちがあることがわかっていて、あとはお互いに気に入るかどうかといった部分が大きいので、結婚につながりやすいといえます。

婚活パーティで出会う人と付き合うということは、基本的に結婚を前提とした付き合いになるので、結婚相手として望ましい相手かどうかを冷静に判断することがポイントになります。

婚活パーティで出会う人と付き合うのかどうか、どんなタイミングで、どんなところを見て判断すればいいのでしょうか。婚活パーティで出会った後、デートを通じて、付き合う前に見ておきたい５つの判断ポイントを解説します。

相手から連絡が来たときに嬉しいと思うかどうか

例えば相手から積極的なアプローチを受けた時など、本当は気が進まないのにやりとりを続けてしまうこともあります。相手から連絡が来たときに本当に嬉しいと思っているのかどうか、自分の心の声に耳を傾けてみましょう。

人として信頼できるかどうか

基本的なことですが、人として信頼できるかどうかが重要。自分の言葉に責任を持ち、口にしたことは守るか、例えばデートの約束を守るかなどの言動から、誠実で信頼できる人かどうか判断しましょう。

一緒にいて疲れないか。一緒にいて楽か

結婚することになったら、その人とは長い時間を過ごすことになります。無理に合わせようとしたり、背伸びをしたりせず、一緒にいて自分が疲れない相手かどうかを見極めることが大切です。

結婚や家庭像に対する価値観が同じかどうか

お互いにいいなと思った相手でも、結婚や家庭像に対する価値観が違っていると、結婚生活を続けるのが難しくなってしまうことも。例えば仕事や子どもなどに対する考え方が大きくかけ離れていないかなど、たくさん会話をしながら探ってみるのもおすすめです。

付き合い始めてから「思ったような人じゃなかった」と後悔するのはできるだけ避けたいもの。ここでは、特に結婚を見越した付き合いを始める前に、たくさん会話をする中から探っておきたい、５つのポイントを紹介します。

金銭感覚

交際後、そして結婚後に重要になってくるのが、金銭感覚が合うかどうか。交際する前に自分自身の金銭感覚と大きなズレがないかどうか確認しておきましょう。例えば相手の持ち物を見る、会話の中から節約や貯蓄に対する考え方を探るのもおすすめです。

職歴

どんな職業も社会に必要とされているもので、転職もキャリアアップのための有力な手段ですが、「逃げ」の転職を繰り返している場合も考えられます。あまりにも短期間で仕事を転々としている人は、あくまでも傾向としてですが、責任感がない、社会不適応など、交際相手として信用しにくいケースがあるかもしれません。

家庭環境

結婚後には家族ぐるみの付き合いとなるので相手の家庭環境を知ることも大事。例えば、親戚同士の交流が多い家庭は、そうでない家庭で育った人にとってなじむのに少し時間がかかるかもしれません。似たような家庭環境で育った相手だと早くなじめる可能性が高まります。

他人への態度

店員や駅員、タクシードライバーなど、第三者への態度が偉そうだったり傲慢だったりしないかは要チェック。自分には優しいけれど、他人には……という傾向があれば、いずれその態度は自分に向けられる可能性があります。

食の好み

あまりにも食の好みが違う場合、結婚後に一緒に食卓を囲む時、食の好みが合わないと献立を考えたり、料理を作ったりするのに苦労することもあるでしょう。多少の好き嫌いの違いはどんなカップルにもあるものなので、気にならない程度かどうかチェックしましょう。

婚活パーティで出会った人と付き合ったけれど別れてしまった……ということになる場合、考えられる原因にはどんなものがあるのでしょうか。そうならないために、事前にどうすればよいかも解説します。

交際前にお互いをよく理解していなかった

例えば出会ってから交際までの日にちが少なく、勢いで交際に至ってしまった、というのも原因の一つ。婚活全般に言えることですが、交際前には最低限、前章で紹介した「交際前に知っておきたいこと」を確認しておくのがおすすめです。

結婚への考え方の違い

婚活パーティの参加者は基本的に結婚を目的としてはいますが、結婚に対する真剣度や結婚したい時期は人それぞれで温度差があります。結婚への意識に差がありすぎると、お互いの気持ちも擦れ違っていくので、例えば結婚後はどこに住みたいのかなど、たくさん会話をして確かめたいものです。

婚活パーティで出会ったのだからすぐに結婚……と急ぐ必要はありません。まずは相手のことをよく知り、不安をなくすことが大切といえそうです。

もしひとりで婚活を進めることに不安や迷いが多いなら、コーディネーターに相談できる結婚相談所での婚活方法に切り替えるのも一案です。ゼクシィ縁結びエージェントでは、第三者の視点を持つマッチングコーディネーターが婚活のさまざまなお悩みに対してアドバイスします。まずは無料カウンセリングを利用して気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

取材・文／前川ミチコ

【監修】
澤口珠子さん
婚活コンサルタント。スフィアロココス株式会社 代表取締役社長。特定非営利活動法人日本教育福祉振興支援協会 少子化対策顧問。理想のパートナーを引き寄せる外見・マインドづくりのプロフェッショナル。これまで８年間で、1000人以上の女性を女子力アップレッスンでサポートし、8000人以上の女性を１対１で婚活コンサルサポート。「婚活」に特化したイメージコンサルタントとして、「マインド」「外見磨き」「コミュニケーション」の３軸で、理想のパートナーを引き寄せるノウハウを伝えている。主な著書に、『はじめての「ネット婚活」幸せになるための最短ルート』（幻冬舎）、『愛もお金も全て手に入る美しく自由な女になる方法』（総合法令）などがある。
公式サイト：https://sawaguchitamako.com/