目次
なぜ恋愛に疲れてしまうのか?
  • 本気になれないまま交際を始めた
  • 相手に振り回される
  • 相手と自分のペースが合わない
  • 自分の意向が尊重されにくい
  • 恋愛よりも優先したいものがある
恋愛に疲れやすい人の特徴は?
  • 相手に気を使いすぎる
  • ネガティブに考えすぎる
  • 恋愛に期待しすぎる
恋愛に疲れているときのサインとは?
  • 恋人からのメッセージに返信する気が起きない
  • デートに行くのがおっくう
  • ひとりの時間に安らぎを覚える
恋愛に疲れたときの対処法3選
  • 友達と遊ぶ
  • ひとりの時間を設ける
  • 「自分のペース」を意識してみる
恋愛に疲れたら、無理は禁物!

本来なら「相手のことを考えただけで胸がときめき、何気ない日常がキラキラして見える」はずの恋愛中。でもなぜか最近はため息ばかりついて、ふと「ひとりになりたい」と考えたりすることも……。もしかしたら、それは「恋愛疲れ」のサインかもしれません。ここではなぜ楽しいはずの恋愛で疲れてしまうのか。その原因や、疲れからの回復方法について心理カウンセラーの竹内えつこさんにお話しを伺いました。

なぜ恋愛に疲れてしまうのか?

なぜ恋愛に疲れてしまうのか?

なぜ楽しいはずの恋愛で、疲れてしまうのでしょう。その原因として考えられる理由を以下にいくつか挙げてみます。

本気になれないまま交際を始めた

相手からの猛アプローチに押し切られたり、周囲の目を気にしすぎたりして、「相手が好き」という理由以外で交際をスタートさせた場合、後から疲れを覚えるようになるかもしれません。通常「恋愛モード」に入ると「忙しくても会う時間を作る」といった、多少の無理はきくようになります。しかし「恋愛モード」に入っていない状態で交際を始めると、精神的に無理を強いられる場面が増え、だんだんと消耗してしまいます。

相手に振り回される

相手に自分の気持ちを試されたり、どう思われているか分からず不安になったり、相手の言動に振り回される機会が多いと、疲労感を覚えるかもしれません。相手のリアクションによって、期待感と失望を行ったり来たりするような激しい感情のアップダウンに、いつしか心がすり切れてしまいます。

相手と自分のペースが合わない

デートや連絡の頻度のペースが合わない相手との交際は、疲れを覚えるシーンが多いかもしれません。特に自分が「ひとりの時間を大切にしたい」と思っているのに、相手が「休日はずっと一緒にいたい」というタイプだった場合、自分のための時間を確保できないことにストレスを覚え、場合によっては相手の存在を負担に感じるようになってしまいます。

自分の意向が尊重されにくい

デートの内容が相手の希望ばかりで決まってしまい、自分がしたいことを伝えてもまったく尊重してもらえない、というケースも疲れを感じがちなパターンです。
相手の意向に沿うことが気にならないタイプであればよいのですが、こちらが意見しても却下されてばかりだと、「自分のことを尊重してもらえない」「自分に興味がないのでは」と、むなしさを覚えるようになるかもしれません。

恋愛よりも優先したいものがある

趣味やキャリアアップなど、恋愛よりも優先したいものがある場合、恋愛に対するモチベーションが上がらず、疲れてしまうかもしれません。デート中も「早く家に帰って◯◯をしたい」など、つい違うことを考えてしまうこともあるでしょう。

恋愛に疲れやすい人の特徴は?

恋愛に疲れやすい人の特徴は?

とはいえ誰もが「恋愛中の疲れ」を感じるわけではありません。ここでは「恋愛に疲れやすい人」には傾向があると仮定し、「恋愛に疲れやすいタイプ」をいくつか挙げてみます。

相手に気を使いすぎる

常に人の顔色を伺う癖がついていて、自分に自信がない「他人軸」なタイプは、「相手を傷つけたくない」と思うあまり、相手の意向を必要以上に受け入れてしまいがちです。
人からの誘いを断るの が苦手で、相手の意向を必要以上に受け入れてしまうタイプや、行動するときに相手に合わせがちで、主体性があまり強くないタイプは「恋愛疲れ」予備軍と言えそうです。

ネガティブに考えすぎる

物事をネガティブに捉えがちなタイプは、相手の言動の一つ一つが気になり、常に相手の愛情を確認しないと不安を感じてしまいます。少し不穏な空気を感じただけで「どうせ嫌われる」「うまくいかない」と、マイナス思考に陥り、自分で自分を疲れさせてしまいます。

恋愛に期待しすぎる

「恋愛とはこうあるべき」「恋人は必ず◯◯してくれるもの」など、恋愛に対して高い理想があるタイプも恋愛に疲れやすいといえます。「恋愛」に期待しすぎるため、それが叶わなかったときに、しなくてもいい失望をしてしまいがち。また自分でも「理想の恋愛」「理想の恋人」を実現しようと無理をするあまり、空回りして疲れてしまうこともあります。

恋愛に疲れているときのサインとは?

恋愛に疲れているときのサインとは?

恋愛でテンションが上がっているときは、意外に自分が「疲れている」ことに気づきにくいかもしれません。ここでは「もしかしたら恋愛疲れかも」という兆候について挙げていきます。

恋人からのメッセージに返信する気が起きない

本来であれば恋人からメッセージが来たら「うれしい」と感じるもの。それを「返事が面倒だ」と感じ、やり取りする気力が湧いてこないときは、恋愛疲れのサインです。
自分から送るメッセージの回数が減っていたり、文章が短くなったりしてきたときも、やはり恋愛疲れの影響かもしれません。

デートに行くのが億劫

これまではデートの前日から「何を着ていこう」「どんな話をしよう」など考えていたはずなのに、朝起きてもなんだか憂鬱で、出かける準備がなかなか進まないときは、恋愛疲れで「デートが楽しみ」と感じられなくなっているのかもしれません。
もしかしたらデート中、相手の希望に合わせすぎていませんか? 「本当はどんなデートをしたいのか」について、一度じっくりと考えてみましょう。

ひとりの時間に安らぎを覚える

恋愛が盛り上がっているときは、一分一秒でも長く相手と一緒にいたいと思うもの。それなのにひとりで買い物したり、映画を見たり、好きなものを食べたりしたときに「のびのびできる」「羽を伸ばせる」と感じているような場合、それは恋愛疲れのサインかもしれません。

恋愛に疲れたときの対処法3選

恋愛に疲れたときの対処法3選

「恋愛疲れ」はあくまで一時的なもの。まずは疲れを癒やし、心を元気にするにはどうすればいいのでしょうか。次では「恋愛に疲れたときの対処法」について見ていきます。

友達と遊ぶ

気の置けない友達と遊ぶ時間を作りましょう。なんでも本音で話せる時間を過ごすことで、気持ちがリフレッシュします。もし明らかに「恋人との関係に疲れている」という自覚がある場合、相談にのってもらうのも一つの手でしょう。

ひとりの時間を設ける

趣味に没頭したり、ひたすらボーッとしたり、お気に入りの店にぶらりと飲みに行ったり。ひとりでしかできないことを思いっきりやってみましょう。疲れたら休むことも大切です。「ひとり時間」を思う存分堪能して、しっかりと充電しましょう。

「自分のペース」を意識してみる

連絡頻度やデートの回数が、自分のペースとかみ合っていないということはありませんか?もしかしたら「相手を喜ばせよう」と無意識に自分を抑え、相手のペースに合わせすぎていたのかもしれません。恋愛はどちらか一方がもう一方に合わせるものではありません。あらためて自分のペースと向き合い「ふたりのペース」を作っていくようにしてみましょう。

恋愛に疲れたら、無理は禁物!

恋愛に疲れたら、無理は禁物!

恋愛中はどうしても相手の感情に振り回されてしまう機会が多くなるもの。そんなときは「自分はどうしたいのか」と自問自答する習慣をつけることも大切です。もし恋愛疲れを自覚したときは、相手としっかり向き合い「なぜ疲れているのか」を理解してもらうことを心がけましょう。
もし「今の相手と交際を続けても、恋愛疲れを癒やせない」という場合、次の恋に進むという道も考えてみるべきでしょう。ゼクシィ縁結びエージェントは、マッチングコーディネーター と一緒に婚活をすることができます。無料カウンセリングを実施していますので、まずは一度相談してみてはいかがでしょうか。

取材・文/吉田美奈子

【監修】
竹内えつこさん

心理カウンセラー。大学時代に心理学を学び、卒業後はバーテンダー、アロマセラピスト、アロマ講師、カウンセラーという、異色の職歴を持つ。得意なジャンルは夫婦問題・パートナーシップ。現実的かつ理論的なアドバイスに定評があり、悩みを抱えている多くの女性たちから支持を得ている。
公式ブログ:https://counseling-sou.com/blog/

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