- 知らない人の話をすると不機嫌になる
- 行動を把握しようとする
- 気持ちを試すようなことをする
- 周囲の女性の評価を下げるような話をする
- 卑屈な発言をする
- 自分に自信がない
- 彼を独占したいと思っている
- 「彼に去られてしまう」というトラウマがある
- 日常的に愛情表現をする
- 極力異性の話はしない
- 予定をオープンにする
「交際中の彼女が愛情を確かめようとして、あれこれ探りを入れてくる」――恋愛初期のふたりであれば、ちょっとしたのろけ話の範囲です。しかしあまりに度が過ぎるのは、少々困りもの。場合によっては「そこまで自分は信用されていないのか」とショックを受けるケースもあるでしょう。ここではなぜ彼女が嫉妬に駆られているのかを分析。それに応じた対処法などについて心理カウンセラーの竹内えつこさんにお話を伺いました。
嫉妬深い彼女がやりがちな行動の特徴5選
まずは嫉妬に駆られた女性がやりがちな行動パターンを挙げてみます。当てはまる項目が多ければ、おそらく彼女は「嫉妬深いタイプ」。彼女の行動を思い出しながら、いくつ当てはまるかチェックしてみましょう。
知らない人の話をすると不機嫌になる
いつもはニコニコと機嫌よく話を聞いてくれるのに、彼女が知らない友達などの話をすると、途端に不機嫌になるタイプは「嫉妬深い」素質アリ。
例えば急に無口になったり、「ふーん」「あっそう」のような気のない返事をしたり、「それは楽しそうで良かったね」「お楽しみのようで」と嫌味っぽく返してきたりする場合は要注意です。
行動を把握しようとする
デートをしない休日の予定を詳しく聞きたがる彼女も、「嫉妬深い」素質がありそうです。
このタイプは「誰と、どこに、何をしに行くのか」「予定は何時までなのか」など、根掘り葉掘り聞いてきます。その傾向がさらに進むと、仕事前や終業あたりに電話をかけるなどして、日頃の行動を把握しようとします。
気持ちを試すようなことをする
相手の気持ちを試す言動・行動をする彼女も「嫉妬深い」素質があるといえそうです。
例えばむちゃな時間帯に「今から会いたい」と言ってきたり、デートで最初の予定を突然ひるがえし「やっぱり今日は◯◯したい」と言ったりするなど、相手を振り回す言動で「どこまで自分に付き合ってくれるか」を見定めようとします。
また「やっぱり私たち合わないのかも」「別れた方がいいかな?」など、頻繁に別れ話をして相手に否定させたがることもあります。
周囲の女性の評価を下げるような話をする
「共通の知人がいる」などコミュニティーを共有している場合、コミュニティー内の女性に対し評価を下げるような発言をする彼女も「嫉妬深い」素質があるといえます。
「あの子、意外と肉食系らしいよ」「彼女の部屋って超汚部屋なんだって」といった耳障りの悪い話題で、他の女性の印象をネガティブなものにしようとします。
卑屈な発言をする
卑屈な発言が目立つ彼女も「嫉妬深い」タイプかもしれません。特徴としては「どうせ私は可愛くないから」「どうせ私といても楽しくないんでしょ」「どうせ私のこと、面倒くさいと思っているんだよね」など「どうせ」という言葉を多用し、こちらのフォローを待っています。
嫉妬深い彼女の心理
もし彼女が「嫉妬深いタイプ」である場合、その行動原理について把握しておきたいところです。どんな心理が彼女をそこまで「嫉妬深い行動」へと駆り立てるのでしょうか。次にいくつかの心理パターンと、その心理から出る行動についていくつか挙げていきます。
自分に自信がない
相手を束縛したり、相手の気持ちを試したりする理由の根本には、「自己肯定感の低さ」があります。
自分が愛されている、という自信がないため、「愛されている証し」を見つけてどうにか安心しようとします。嫉妬レベルが上がってくると、SNSをくまなくチェックしたり、スマホを盗み見たり、といった行動に出るようになります。
彼を独占したいと思っている
彼の周りにいる人に嫉妬してしまう気持ちの裏には、「彼を独占したい」という気持ちが隠れています。
「何より自分を優先してほしい」「私だけのものであってほしい」という気持ちが強くなり過ぎると、自分以外との約束を許さなかったり、スマホに登録している異性の連絡先を消去させたりすることもあります。
「彼に去られてしまう」というトラウマがある
過去の恋愛で浮気されたり、振られたりした経験があると「いつか彼に去られてしまう」というトラウマが嫉妬心を呼び、相手を束縛したり愛情を試したりするようになります。
不安が過ぎるあまり、どんな用事であっても「私も一緒に」とついてくるケースもあります。
嫉妬深い彼女との付き合い方・対処法は?
彼女が常に嫉妬に駆られている状態は、お互いにとってあまり心地よい状態とはいえません。嫉妬深い彼女とどのように付き合っていけばいいのか、彼女の嫉妬を和らげるための対処法を紹介します。
日常的に愛情表現をする
日常的に愛情表現をするようにしましょう。言葉だけでなく、彼女が不安そうな様子であれば話を聞いたり、どうしてほしいかを確認したりして、気持ちに寄り添うことが大切です。
「気にかけてもらっている」「愛されている」という安心を得ることで、彼女の嫉妬心が和らぎます。
極力異性の話はしない
彼女の前で異性の話は極力しない方がベターです。異性の話をする場合は「彼氏がいる」「結婚している」「子どもがいる」など、嫉妬を抱く余地をできるだけ作らない方がいいでしょう。
テレビに出ている女性タレントであっても、彼女の前で褒めることはおすすめしません。褒めるときは必ず冗談めかしてでも「あなたの方が好き」という言葉を必ず添えましょう。
予定をオープンにする
彼女に対して自分の予定をオープンにしましょう。休日に1人で出かける用事があっても「明日は◯◯の予定だよ」「今日は◯◯してくるね」と、あらかじめ伝えておくのが得策です。
用事の合間に、LINEなどのSNSで小まめにメッセージを送るのもおすすめです。
お互いに苦しい関係なら別れの選択肢も
行き過ぎた嫉妬は、彼女の「自信のなさ」が原因となっているケースがほとんどです。大切なのは彼女に安心感を与え、信頼を得ること。しかし最終的に自信を持てるかどうかは彼女自身の問題なので、他人が根本から解決してあげることは難しいでしょう。
もし交際がつらくなったら「つらい」ということを彼女に伝え、お互いに改善に向けて努力をしてみましょう。それでも改善に向かわない場合、「別れ」も視野に入ってくるかもしれません。もし別れを選び、次の出会いを探したいと思っているなら、恋活・婚活を始めるのもおすすめです。
ゼクシィ縁結びエージェントでは、無料カウンセリングを実施しています。婚活を考えている場合、まずは一度相談してみてはいかがでしょうか。
取材・文/吉田美奈子
【監修】
竹内えつこさん
心理カウンセラー。大学時代に心理学を学び、卒業後はバーテンダー、アロマセラピスト、アロマ講師、カウンセラーという、異色の職歴を持つ。得意なジャンルは夫婦問題・パートナーシップ。現実的かつ理論的なアドバイスに定評があり、悩みを抱えている多くの女性たちから支持を得ている。
公式ブログ:https://counseling-sou.com/blog/
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