目次
交際から結婚までの期間はどれくらい?
  • 交際1~2年以内が最も多い
  • 1~2年以内が多い理由で考えられること
プロポーズ後はどのタイミングで結婚に至るのか
  • 挙式の1年前までが多い理由で考えられること
結婚までの期間が長い・短いことでメリットや懸念点はある?
  • 短めの場合(交際から半年以内)
  • やや長めの場合(交際から3~5年)
  • 長めの場合(交際から5~10年)
自分たちにとってのベストタイミングの見極め方
  • 金銭面
  • 人生設計
ふたりにとってのベストタイミングで幸せな結婚を

恋人との将来を考えたときに気になる「交際から結婚までの期間」について解説します。「交際からプロポーズまで」「プロポーズから結婚まで」のそれぞれの一般的な期間や、結婚までの期間が長い・短いことでのメリット、懸念点をご紹介。また金銭面や人生設計を踏まえた自分たちにとってのベストタイミングの見極め方など、「交際から結婚までの期間」について婚活コンサルタントの澤口珠子さんに詳しく聞きました。

交際から結婚までの期間はどれくらい?

交際から結婚までの期間はどれくらい?それぞれのベストタイミングをご紹介!

交際してから、どれくらいの期間でプロポーズをしている人が多いのでしょうか。またその理由も見ていきましょう。

交際1~2年以内が最も多い

「ゼクシィ結婚トレンド調査2021(全国推計値)」によると、プロポーズの実施時期は挙式の1年前が全体の62.3%と最も多く、次いで挙式の2年前で、7.5%という結果でした。また、同調査によると、結婚までに交際した期間は、2~3年未満が全体の 26.2%と最も多く、次いで1~2年未満が全体の23%、という結果でした。二つの調査結果から、交際から1~2年でプロポーズするカップルが多い傾向だということが分かります。

1~2年以内が多い理由で考えられること

結婚を決めたカップルの傾向としては、交際を開始して半年~1年後に結婚を意識し始めて、遅くとも交際から2年後までに「この人と本当に結婚をして良いのか」を見極めてプロポーズするケースが多いようです。結果、交際1~2年以内にプロポーズをするという流れになっています。

交際から結婚を意識するまでの期間が1年ほどあるのは、お互いをよく知るために春夏秋冬それぞれの季節を一緒に過ごして、イベントごとの相性を見てから決めたいという思いがあるからだと考えられます。ふたりの誕生日や夏祭り、花火大会、クリスマス、お正月などの季節のイベントを過ごす時間は大切です。お互いを知るために「最低1年は欲しい」と考える人は少なくないでしょう。

プロポーズ後はどのタイミングで結婚に至るのか

交際から結婚までの期間はどれくらい?それぞれのベストタイミングをご紹介!

プロポーズまでの交際期間でご紹介した通り、プロポーズのタイミングは挙式から1年前までが最も多いです。なぜ1年前までが最も多いのか、その理由を見ていきましょう。

挙式の1年前までが多い理由で考えられること

それぞれの親への報告、両家顔合わせや結納、式場選びや指輪の準備、職場や周りへの報告など、結婚式までに準備をすることはたくさんあります。一つずつ進めていくと、1年ほどの期間はかかってくるでしょう。

また人気のある結婚式場は、日取りの良い日程が1年先まで埋まっていることもあります。希望の結婚式を叶えるために余裕を持って行動しようとすると、プロポーズされてから1年後に結婚式をするという人が多くなるようです。

結婚までの期間が長い・短いことでメリットや懸念点はある?

交際から結婚までの期間はどれくらい?それぞれのベストタイミングをご紹介!

交際から結婚までの期間が短い・長いことで起こり得るメリットや懸念点を見ていきましょう。

短めの場合(交際から半年以内)

■メリット
交際を始めてから日が浅いため、お互いに新鮮な気持ちで一緒にいることができます。まだ知らない部分が多く、お互いを知っていく楽しみもあるでしょう。結婚までの交際期間が短いカップルは、交際当初の気持ちで盛り上がったまま、新婚生活をスタートできる点がメリットと言えます。

■懸念点
相手のことを十分に理解しないまま結婚に至るため、結婚後に今まで知らなかった相手の性格や癖、習慣などの価値観、性格の不一致に気が付く可能性があります。

■改善策
事前に金銭面や将来設計など、自分が譲れない点は確認しておきましょう。その上で、譲歩できるところは相談し、お互いの価値観を擦り合わせておくと結婚後は嬉しい発見のみになるはずです。

やや長めの場合(交際から3~5年)

■メリット
相手を見極める時間が十分にあるため、お互いのことを理解できているでしょう。結婚後の生活もイメージしやすく、ナチュラルに結婚生活に移行できます。

交際がマンネリ化しているカップルの場合は、正式に結婚して夫婦になることが、新鮮な気持ちで向き合えるきっかけになるでしょう。またある程度交際している期間があるため周囲の理解が得られやすいところがメリットと言えます。

■懸念点
相手に新鮮さを感じることが難しく、盛り上がりに欠けるかもしれません。またお互いへの配慮や思いやりが薄れている可能性もあります。

■改善策
配慮や思いやりが薄れてしまう可能性に関しては、結婚のタイミングで「夫婦としての新しいルール」を設定するなど、これまでの恋人関係の延長とならないように話し合う機会を設けると良いでしょう。ルールを設定することで、家族になったという新鮮さも味わえるはずです。

長めの場合(交際から5~10年)

■メリット
信頼関係がしっかりと構築されていて、すでに夫婦のような安心感が生まれています。お互いの親からも公認されているケースも多いでしょう。

■懸念点
関係が間延びしすぎていることです。交際から5年以上をかけて築いてきた今の状態に慣れて居心地が良い分、結婚する必要性を見いだせない可能性があります。

■改善策
今の状態で結婚をすることで具体的に何が変わるのか、意識や結婚することでの法的制度のメリットなどを確認してみると良いでしょう。ふたりの新しいステージと捉えて楽しめるようになるはずです。

自分たちにとってのベストタイミングの見極め方

交際から結婚までの期間はどれくらい?それぞれのベストタイミングをご紹介!

結婚するきっかけの見極めにおいて、ポイントになるのが「金銭面」と「人生設計」と言えるでしょう。これらを踏まえて、ふたりにとっての結婚のベストタイミングを探るヒントをご紹介します。

金銭面

経済的に自立ができて、この先も安定した収入を確保できるという見込みができて、家族を守っていけると自信がついたときが、一つのタイミングと言えます。また貯蓄や積み立てなど、ふたりの結婚生活を豊かに送るための準備資金が整っているのか、借金があるのかを確認して、問題がなければ結婚に向けて行動を起こして良いでしょう。

人生設計

ポイントになるのは「仕事面」と「生活面」のタイミングになります。転職・転勤、昇進や独立などの仕事面、出産をしたいのか、子どもは何人欲しいのか、生活拠点をどこに置くのかなどの生活面それぞれを踏まえて、ふたりで話し合った上で逆算すると結婚のタイミングを見極めやすくなるでしょう。

ふたりにとってのベストタイミングで幸せな結婚を

交際から結婚までの期間はどれくらい?それぞれのベストタイミングをご紹介!

アンケート調査では「交際から2~3年内にプロポーズ」「プロポーズから1年で挙式」という人が多い結果でした。しかし交際期間の長い、短いによってそれぞれメリットや懸念点はあり、結婚のベストタイミングはカップルによって異なると言えるでしょう。結婚においてポイントになる「金銭面」や「人生設計」を踏まえて、ふたりで話し合った上でベストなタイミングを見つけてみてくださいね。

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取材・文/高坂晴奈

【監修】
澤口珠子さん
婚活コンサルタント。スフィアロココス株式会社 代表取締役社長。特定非営利活動法人日本教育福祉振興支援協会 少子化対策顧問。理想のパートナーを引き寄せる外見・マインドづくりのプロフェッショナル。これまで8年間で、1000人以上の女性を女子力アップレッスンでサポートし、8000人以上の女性を1対1で婚活コンサルサポート。「婚活」に特化したイメージコンサルタントとして、「マインド」「外見磨き」「コミュニケーション」の3軸で、理想のパートナーを引き寄せるノウハウを伝えている。主な著書に、『はじめての「ネット婚活」幸せになるための最短ルート』(幻冬舎)、『愛もお金も全て手に入る美しく自由な女になる方法』(総合法令出版)などがある。
公式サイト:https://sawaguchitamako.com/

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