- 20代は比較的短め
- 30代は1〜2カ月程度
- 40代はお付き合い前の期間が長くなる人も
- 付き合うまでの期間が短いことによるメリット
- 付き合うまでの期間が短いことによるデメリット
- 付き合うまでの期間が長いことによるメリット
- 付き合うまでの期間が長いことによるデメリット
- 職場でのやりとりや悩み相談
- 趣味やサークルで仲良くなった
- 友人や知り合いの紹介
- 合コンで出会った
- SNSで盛り上がった
- マッチングアプリでマッチした
- 性格や価値観が合うか
- 金銭感覚が合うか
- 生活のリズムが合うか
- 仕事内容、仕事に対する向き合い方はどうか
- 親やきょうだい、親戚はどんな人か
- デートや連絡の頻度が合うか
- 相手の意見を聞き、変える柔軟さがあるか
「出会ってから付き合うまでの期間はどれくらいが普通?」と疑問に感じる人もいるでしょう。一般的な期間と付き合うまでのおすすめのデート回数などを婚活の専門家である菊乃さんの意見を参考に紹介します。付き合う前に確認しておくべきことや、付き合うまでの期間が短い場合と長い場合、それぞれのメリット・デメリットもお伝えするので、「今、デートをしているこの人とこのまま付き合えるの?」と考えている人はぜひ参考にしてください。
付き合うまでの期間は、一般的にどれくらい?
出会ってから付き合うまでの期間は、人によって違いはありますが、1〜2カ月ぐらいが一般的で、付き合うまでのデートの回数は平均で3回。3回目、もしくは4回目のデートで告白するのが多数派です。ただし、もともと知り合いだった場合はもっと早いタイミングで付き合うこともあります。また、マッチングアプリでの出会いの場合、実際に会う前にメッセージだけでなく通話をする人も増えてきており、通話で意思疎通ができている人同士は、1〜2回のデートで付き合うケースも。一方で、出会いのきっかけは何であれ、5回以上会ってから付き合うかどうか決めるという人もいます。
年代別の傾向は?
20代、30代、40代といった年代別で、付き合うまでの期間を見ると年齢が上がるほど長くなる傾向があります。ただし、それ以上に個人差が大きいのも事実。20代でもじっくり時間をかける人もいれば、40代で出会ってすぐお付き合い開始というケースも。ここでは菊乃さんの意見を参考に、平均的な傾向を解説します。
20代は比較的短め
20代は、学校、サークル、アルバイト先、職場など、日常コミュニティーの中に出会いがあるケースが多く、出会っている相手とはすでに信頼関係ができています。そのため、お互いを恋愛対象として意識してからお付き合いまでは比較的早く、1カ月未満ということもあります。
さらに20代はSNSでのやりとりが活発な世代です。デートをする前にたくさん情報交換をする人も多く、実際に会う段階ではお互いのことをよく知っているケースも多数。出会ってから付き合うまでのスピードは30代、40代より早いといえるでしょう。
30代は1〜2カ月程度
30代になると相手への条件が増える人が多くなります。「次に付き合う人と結婚したい」という意識が男女共に発生する世代でもありますが、30代になると20代よりも出会える絶対数が減る傾向にあります。それゆえ、出会ってからお付き合いまでにやや慎重になる人が多くなるといえます。
40代はお付き合い前の期間が長くなる人も
40代は男女共に「面倒くさい」という心理が出てくる年代です。そのためデートに至るまでが長くなる傾向があり、交際までの助走期間も長いケースが見受けられます。実際、デートとデートの間隔が2週間以上空き、お付き合いまでの期間が長引く例は珍しくありません。もちろん、テンポ良くデートを重ね、1カ月でお付き合い開始というケースもあるので、個人差が大きい世代といえるでしょう。
付き合うまでのデート回数は?
お付き合いまでのデート回数は平均で3回。3回デートして4回目で告白、お付き合いとなる場合もあるので3〜4回が一つの目安と考えましょう。5回以上ダラダラと会い続けると「ただの友達」「ご飯を食べる仲間」とお互いに感じてしまい、恋人としては見られなくなる恐れもあります。
付き合うまでの期間が短いor長いことによるメリット・デメリット
出会ってから付き合うまでの期間が短い場合と長い場合。ふたりの立場や出会い方にもよりますが、メリットとデメリットがそれぞれにあります。
付き合うまでの期間が短いことによるメリット
スピード感のある展開で、ライバルに取られないというメリットがあります。また、気持ちが高まっていくタイミングなので、交際がラブラブ状態から始まり、盛り上がります。
付き合うまでの期間が短いことによるデメリット
相手のことをよく知る前にお付き合いが始まっているので、相手の性格や自分との相性を十分に吟味できていない可能性があります。「付き合ってみたら思っていた感じと違っていた」となりやすく、すぐに別れてしまうケースもあるでしょう。
付き合うまでの期間が長いことによるメリット
内面をよく知ってからお付き合いすることで、予想外の展開が起きづらく、安定した関係になります。相手のことを信頼できているので、長続きしやすいといえるでしょう。
付き合うまでの期間が長いことによるデメリット
ダラダラとデートを重ねている間に、ライバルに先を越されてしまう恐れがあります。恋人としての関係が進展しないと、友達のようになってしまい「今さら恋人にはなれない」という感情が湧いてしまう可能性もあります。
付き合うきっかけはどんなものが多い?
出会い、付き合うきっかけにはさまざまなものがありますが、比較的多いきっかけを紹介します。
職場でのやりとりや悩み相談
職場の仲間や仕事関係でやりとりのある相手と、仕事上もしくはプライベートのやりとりや悩み相談を通じて仲良くなるケースがあります。職場を離れて食事をするなどのきっかけで付き合うことも。ただし、うまくいかないと職場で気まずい思いをすることもあります。それゆえ、確実に付き合えると確信できるまで告白せず、お付き合いまで時間がかかる場合もあります。
趣味やサークルで仲良くなった
趣味やサークルを通じて知り合った場合、共通する部分があるので仲良くなりやすいでしょう。定期的に集まったり、食事会などが開催されたりと仲良くなるきっかけが多いシチュエーションでもあります。
友人や知り合いの紹介
友人や知り合いからの紹介は、信用できる相手と出会うチャンスです。友人や知り合いはお互いの好みや相性を考慮してくれる場合が多く、お付き合いに至る確率が高い出会い方といえるでしょう。
合コンで出会った
合コンは出会いを求めている人が参加しているという前提があるので、お付き合いに発展しやすい出会いのきっかけです。連絡先を交換して、ふたりでデートをすることで交際につながります。ただし、すでに恋人や配偶者がいる人も参加している可能性があるので注意が必要です。
SNSで盛り上がった
TwitterやInstagramなどのSNSで共通の話題で盛り上がったり、互いの知り合いを経由して繋がったりします。直接メッセージを交換することで交際に発展するケースもあります。
※Instagramでは、規約上出会い=迷惑行為として禁止しています。出会いを目的とした利用は避けましょう。
マッチングアプリでマッチした
出会いを求めている人が利用するマッチングアプリは、今や出会いのきっかけとして多くの人が利用しています。メッセージでやりとりをして、実際に会うことで交際につながります。気軽に出会える分、相手の真剣度はまちまちなのでお付き合いまでにしっかり相手を見極めることが大切です。
付き合う前に確認しておいた方がいいこと
付き合うまでの間に確認しておいた方がいいことを紹介します。付き合う前のデートでこれらのことがクリアになっていれば、恋人同士になっても仲良くお付き合いができるでしょう。
性格や価値観が合うか
性格や価値観は長期的な関係を構築する上で重要なポイントです。一緒にいて不安や違和感がないか観察しましょう。ふたりでいるときの自分の気持ちに向き合うことも大切です。
金銭感覚が合うか
金銭感覚がずれていると、いずれ不満が発生しやすくなります。どちらかが浪費家でも、けちでもバランスが悪いもの。1〜2回のデートでは見抜けない可能性も高いので、デート代の支払いや持ち物、趣味へのお金のかけ方に違和感を感じたらお付き合いの決断を遅らせてもよいでしょう。
生活のリズムが合うか
互いの生活リズムが大きく異なると長期的な交際が難しい場合もあります。単に朝型、夜型というだけでなく、仕事上で夜勤がある、休日が合わないなどの制約もあります。歩み寄れる範囲かどうか検討しましょう。
仕事内容、仕事に対する向き合い方はどうか
相手がどんな仕事をしているか、仕事に対して前向きか、良好な人間関係を築いているか、など会話の中で確認しておくと安心です。付き合う前から頻繁に仕事の愚痴を言うなどの行動は注意した方が良いかもしれません。
親やきょうだい、親戚はどんな人か
将来結婚を考えているのであれば、相手の家族や家庭環境は重要なポイントになります。さりげなく家族のことを聞き、家族仲がいいか、実家に依存しすぎていないか、どんな家庭環境で育ったのかなど確認しておくといいでしょう。
デートや連絡の頻度が合うか
理想とするデートや連絡の頻度は、初期の頃に擦り合わせておくと後々で問題が起きづらくなります。それぞれの理想とする頻度に違いがあることも多いので、ふたりで調整できるかどうかが肝になります。
相手の意見を聞き、変える柔軟さがあるか
上記のポイント以上に大切なのが、この部分。生活のリズムや金銭感覚、連絡の頻度など、相手と違う部分があったとしても、ちゃんと意見を聞き、擦り合わせができるかどうか、つまり「相手の都合に合わせて、変えていける柔軟さがあるかどうか」が重要になります。これができない人はどんなに相性が良く見えても関係が破綻する可能性が高いといえます。不満に思うことが起こったり、意見が食い違ったりした時がチャンスです。相手の対応をしっかり観察しましょう。交際前であれば、デートの待ち合わせ場所やお店選びを自分の都合で決めていないか、LINEのペースを合わせてくれるか、などが判断基準になります。
付き合うまでの期間に正解はありません!
お付き合いまでの期間について一般論はあるものの、この期間で付き合えば大丈夫!という明確なラインはありません。長くても短くても、自分が納得できるタイミングがベストといえるでしょう。ただし、まだ見極めが足りない、もっとお互いを知ってから……という気持ちが湧いたら、無理にお付き合いに移行せず、時間を取るのが正解です。
もちろん、付き合えると思っていたのにダメになってしまうこともあります。もし、次は結婚につながる恋がしたいと考えているなら、信頼できるプロと一緒に婚活する方法もあります。ゼクシィ縁結びエージェントでは、お付き合いに進むタイミングをはじめ、さまざまな不安や悩みを専任のマッチングコーディネーターに相談しながら婚活を進めることができます。無料カウンセリングも実施しているので、まずはお気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
取材・文/関原のり子
【監修】
菊乃さん
恋愛・婚活コンサルタント。マンツーマン相談のほか、大手結婚相談所や行政機関で婚活セミナー講師を行う。29歳まで手抜きを個性と取り違えたダメ女だったが、低レベルからの女磨き・婚活をつづったブログが「分かりやすい」と話題を呼び、2011年から恋愛・婚活コンサルタントとして活動。相談者の約4割は一度も交際経験がない女性。著書に『あなたの「そこ」がもったいない。』(すばる舎)、『なぜか愛される女がしている73の習慣』(双葉社)など。
公式サイト https://www.bestpartner-prj.jp/
Twitter https://twitter.com/koakumamt
恋愛・婚活コンサルタント菊乃Blog http://ameblo.jp/koakuma-mt/
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