今どきの結婚適齢期って？自分にとっての適齢期に結婚するメリットと注意したいこと

よく聞かれる「結婚適齢期」という言葉。実は結婚適齢期は人によってさまざまです。自分にとっての適齢期に結婚することのメリットと注意すべき点を婚活コンサルタントの澤口珠子さんに伺いました。今どきの初婚年齢も参考にしてください。

「厚生労働省政策統括官付参事官付人口動態・保健社会統計室「人口動態統計」」によると、1989年の初婚の夫の平均年齢は28.5歳、初婚の妻の平均年齢は25.8歳。それが徐々に上がっていき、2019年は夫が31.2歳、妻が29.6歳となっています。

※出典：厚生労働省政策統括官付参事官付人口動態・保健社会統計室「人口動態統計」

女性の社会進出やライフスタイルの多様化によって、30年前に比べると男女ともに平均初婚年齢が上がっていることが分かります。

上の項で初婚の平均年齢をお伝えしましたが、前述のデータはあくまでも平均であって、結婚する適齢期は人それぞれ異なります。例えば、仕事を頑張りたい人や今やりたいことがある人は、それが落ち着くときが結婚するタイミングだったり、子どもがほしい場合は出産や育児をしたい歳から逆算して、出てきた年齢が適齢期だったりと、自分の人生設計や人生において重視していることによって、結婚適齢期は変動します。

また、ライフスタイルや価値観、職業や自分を取り巻く環境も変動要素になります。

適齢期は人それぞれ違うということを踏まえた上で、自分にとっての適齢期に結婚するメリットにはどんなことがあるのか見てみましょう。

メリット１　自分の人生プランに沿って仕事、結婚、出産・育児、ができる

仕事や結婚、出産・育児を自分の人生プランに沿ってコントロールすることができます。仕事を頑張りたいときは仕事に力を入れることができたり、自分の理想の時期に出産や育児ができたりと、自分の計画に沿って人生を歩むことができる可能性が高いです。

メリット２　環境を整えやすい

将来の資金計画や生活設計などの、ライフプランが立てやすくなります。また、育児をする体力やサポート体制などの子育て環境や、産休や育休後の復帰に関しても、自分の適齢期で結婚することで整えやすいと言えるでしょう。

メリット３　精神的に余裕がある

自分の人生プランに沿って結婚するということは、結婚に向けて準備ができ、心構えができるということです。結婚へ気持ちを切り替えやすく、精神的に余裕が生まれるでしょう。また、自分のタイミングで結婚を決めているので、不安や後悔も少ないはずです。

適齢期は人それぞれですので、結婚時期が周囲の人より早かったり、遅かったりすることもあります。自分にとっての適齢期が周囲の価値観と合わない場合もあるでしょう。自分のタイミングが周囲と合わないからと、焦ったり、不安になったりする必要はなく、自分のペースを見極めることが大切です。

また、自分なりの適齢期だから人生がすべて計画通りに進むというわけではありません。仕事や家族、はたまた妊娠・出産などで予期せぬことが起こる可能性もあります。さまざまな要因で「予定通りにいかないこともある」ということを頭に入れておくことも必要です。

初婚の平均年齢は男性が約31歳、女性が約30歳ということが分かりました。しかし、初婚の平均年齢と自分にとっての結婚適齢期は異なります。いつかは結婚をしたいと思っている人や、結婚を考えている人は、今回お伝えしたメリットと注意したいことを参考にしてみてください。

ゼクシィ縁結びエージェントは、結婚適齢期に関係なく、結婚したいと願う人たちを応援する結婚相談所です。「結婚したい」「婚活を始めたい」と思っている人は、一度無料カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。

取材・文／坂田圭永

【監修】
澤口珠子さん
婚活コンサルタント。スフィアロココス株式会社 代表取締役社長。特定非営利活動法人日本教育福祉振興支援協会 少子化対策顧問。理想のパートナーを引き寄せる外見・マインドづくりのプロフェッショナル。これまで8年間で、1000人以上の女性を女子力アップレッスンでサポートし、8000人以上の女性を1対1で婚活コンサルサポート。「婚活」に特化したイメージコンサルタントとして、「マインド」「外見磨き」「コミュニケーション」の3軸で、理想のパートナーを引き寄せるノウハウを伝えている。主な著書に、『はじめての「ネット婚活」幸せになるための最短ルート』（幻冬舎）、『愛もお金も全て手に入る美しく自由な女になる方法』（総合法令）などがある。
公式サイト：https://sawaguchitamako.com/