結婚相談所のプロフィールの写真・書き方で自分の魅力を相手に伝えるコツ＜例文付き＞

結婚相談所への入会後にまず行うのは、自分をアピールするプロフィール作成です。魅力的に見える写真の撮り方や、好印象を持ってもらえるような文章の書き方、意外と迷う趣味・特技の記載の仕方など、恋愛＆結婚のパートナーシップ専門家の植木浩子さんに伺いました。自分の魅力が相手に伝わりやすい例文も併せてご紹介します。

結婚相談所への入会後、仕事・趣味・結婚観・性格などを書き記すプロフィールの作成を最初に行います。

プロフィールは、自分の人柄などをアピールすることはもちろんですが、相手に自分の希望を伝える大切なもの。さらに相手に選ばれるための重要な判断材料でもあります。

プロフィールを見て、「会ってみたい！」と思われなければ、そこで婚活は停滞してしまいます。プロフィールはそれほど重要で、相手の心をつかむようなものでなければなりません。

結婚相談所のプロフィール：写真のポイント

プロフィール用の写真は、ファーストインプレッションの要。「見た目」は会ってみたいかどうかを判断する重要なポイントです。では、具体的にどのような写真を用意すればいいのでしょうか。

笑顔で写ること

笑顔は「明るい」「優しそう」「一緒にいて楽しそう」など、誰にとってもプラスの印象を与えやすい表情です。次のステップへとスムーズに繋げるためには、笑顔を意識することが大切です。

清潔感があること

清潔感は男女ともに必項条件です。

シワのある服、色あせた疲れた服、ラフすぎる服、ボサボサの頭などはNGです。男性はエチケットとしてひげをきちんとそりましょう。女性は胸元や肩の露出度が高いトップス、短すぎるスカートは品がなく見えてしまうので避けましょう。

服装や髪型・メイクは明るい印象に

男性の場合は、スーツまたはジャケットスタイルがおすすめです。シンプルなデザインを選ぶことが大切ですが、硬くなりすぎないようにシャツの色やネクタイの柄を工夫しましょう。

女性の場合は、ワンピースやスカートがおすすめです。やや明るめのパステルカラーや小花柄などで、女性らしさを演出しましょう。男女ともに派手すぎる色や柄の服、個性的すぎる服は避けた方が良いです。

髪型は表情がよく見えて明るいイメージになるように、前髪が顔にかからない程度にスタイリングするなど工夫をしましょう。カラーリングしている場合は、暗すぎる色や明るすぎる色は避け、自然体なカラーを意識してください。

女性はメイクにも気を配りましょう。プロフィールで使用する写真は、明るめのナチュラルメイクが良いでしょう。
自分では自信がない場合は、撮影スタジオを予約するなどプロに相談するのも一つの手です。

結婚相談所のプロフィール：書き方ポイント

プロフィールを書くコツは、相手にどう思われるか？を意識することです。

誰が目を通しても気持ちよく読み進められるよう、明るくポジティブな文章を心掛けて作成しましょう。自分を過剰評価しすぎてしまうと、逆効果になる場合もありますのでご注意を。

親しみやすさを出す

必ずあいさつ文から入り、読んでくれたお礼の言葉で締めましょう。「堅苦しくない言葉遣い」「慣れ慣れしくない言葉遣い」を心掛けることで親しみやすさがより伝わり、さらに好印象です。

婚活のきっかけには、結婚に対する前向きな気持ちを書き、楽しい結婚生活を連想させるような工夫をすると良いでしょう。

結婚観としては、相手に理想の条件ばかりを求めるのではなく「こんな結婚生活がしたい！」という自分の将来像を伝えることをおすすめします。

ポイントは、控えめに書くことです。具体的にいくつも書いてしまうと「相手への要求が多い人」だと思われてしまう場合もあるので、さりげなく入れるようにしましょう。

ライフスタイルがわかる項目を充実させる

趣味や特技は1つに絞るよりも、2つ～3つほど織り交ぜながら書く方が、お互いの共通点を見つけやすくなり印象も良いです。

何を書いたらいいのかわからない……という人は、「学生時代に打ち込んだ部活動」や「これから挑戦してみたいこと」に触れてみるのもおすすめです。

また休日の過ごし方からは、その人のライフスタイルや人生観が伝わります。ポイントは、「誰と何をして過ごしているか」など、具体的な内容を書きましょう。書き方次第では、「共通点があれば休みの日も一緒に過ごしやすいかも！」など、相手に興味を持ってもらえる可能性が高いです。

長所や短所は周囲から掛けられた言葉を加えて

自分の性格についてはあまり長々と書くのではなく、友人や同僚から褒められた言葉にさりげなく触れてみるくらいがベストです。

例えば、「真面目で頑張り屋」「穏やかな性格」「ムードメーカー的存在」「責任感が強い」など、周囲から掛けられた言葉を加えて作成してみましょう。

ここでは、上記の書き方ポイントを踏まえた各項目の例文を、 <相手に自分の魅力が伝わりやすい例>と＜相手に自分の魅力が伝わりにくい例＞の2パターンご紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。

「あいさつ文」の例文

<相手に自分の魅力が伝わりやすい例>
初めまして。自己紹介文を読んでいただき、ありがとうございます。

＜相手に自分の魅力が伝わりにくい例＞
私は、都内在住の○○です。

「職業」の例文

<相手に自分の魅力が伝わりやすい例>
・○○に関した会社で営業をしています。人と接する機会も多く、お客さんとのやりとりでは大変なことももちろんありますが、日々学びつつ、楽しみながら仕事をしています。
・子どもの教育に携わるのが夢で保育士をしています。結婚後もできれば仕事は続けたいです。

＜相手に自分の魅力が伝わりにくい例＞
・○○に関した会社で営業職。人と接する仕事で日々忙しくしています。
・保育士経験〇年。

「趣味」の例文

<相手に自分の魅力が伝わりやすい例>
趣味は映画鑑賞です。〇〇がとても好きで、主人公の生き方に感動しました。また、他に、サッカーや体を動かすことが好きです。高校時代からサッカーをしており、現在は社会人チームに所属しています。休日は、体を動かすことと家で映画鑑賞をしたりして過ごしています。一緒にスポーツをしたり、新たなことに挑戦したり、楽しい時間を共有できたらと思っています。

＜相手に自分の魅力が伝わりにくい例＞
趣味は映画鑑賞です。

「性格」の例文

<相手に自分の魅力が伝わりやすい例>
友人からは、「優しくて穏やかな性格だね」とよく言われます。そのせいか、友人や後輩から相談されることも多いです。私は話下手な部分もありますが、人との会話では聞き役に回ることが多く「一緒にいて落ち着く」と言われることが多いです。話を聞くのはとても好きです。

＜相手に自分の魅力が伝わりにくい例＞
穏やかで真面目。話下手です。

「結婚観」の例文

<相手に自分の魅力が伝わりやすい例>
小さな問題でも一緒に乗り越え、結婚してからもずっとお互いを尊重していけるような素敵なパートナーと巡り合うことが理想です。子どもはできれば２人授かったら嬉しいです。

＜相手に自分の魅力が伝わりにくい例＞
子どもは２人希望です。自分を支えてくれるパートナーが理想です。

「最後のあいさつ」の例文

<相手に自分の魅力が伝わりやすい例>
最後までお読みいただきありがとうございます。まずはお会いできたら本当に嬉しく思います。登録したばかりで緊張や不安もありますが、ご縁を大切に活動していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします！

＜相手に自分の魅力が伝わりにくい例＞
あいさつなし

実は、最後の締めの言葉も重要です。最後に見てくれた（読んでくれた）方に対し、感謝の気持ちを伝えましょう。「この人と会いたいな！」と思わせる最後の締めの文面も一工夫すると、工夫次第では、お申し込みの数も違ってくるでしょう。冒頭と最後のあいさつは礼儀の一つでもありますので、忘れずに記入しましょう。

プロフィールの書き方で迷うときは相談を！

プロフィールの書き方に悩んだときは、マッチングコーディネーターに相談を！相手の目に留まるようなプロフィール作成のアドバイスをしてくれます。また、マッチングコーディネーターからの紹介メッセージなどで、客観的に見た自分の魅力を相手にしっかり伝えてもらえます。

ゼクシィ縁結びエージェントでは、婚活を円滑に進めるためのプロフィールの書き方から使用写真の撮影についてまで質問できる、オンラインによる無料カウンセリングも実施しています。まずはお気軽にご相談ください。

取材・文／やまだゆみこ

【監修】
植木浩子さん
美婚（R）代表。『非モテ女子を1週間でモテ女にする専門家』
心理学×風水×愛されるコミュニケーションスキルを取り入れた、精神的・経済的にもより豊かになるパートナーシップを確立。全国の悩める女性たちに指導し、セッションを受けたクライアントからは、カップルになれた報告や結婚の報告が次々と届き、非モテ女子を1週間でモテ女にする専門家とし全国で幅広く活躍中！
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