婚活プロフィールは「性格」が肝心！書き方のポイントや例文を紹介

婚活のプロフィールは、お相手が初めて目にする自分の情報です。そのプロフィールの中にある「性格」。実はこの「性格」が、婚活がうまくいくかどうかを左右するともいえる重要なものなのです。プロフィールの性格を書くときのポイントを、婚活コンサルタントの澤口珠子さんに伺いました。また、困ったときに使える性格の言い換え例や、プロフィールの性格の書き方の例も紹介します。婚活をスタートする人も、婚活中の人も、自分のプロフィールをチェックしてみましょう。

お相手と直接会ってみないと分からないことも多いですが、プロフィールは会う前の判断材料となるものです。項目が埋まっていることはもちろん、お相手に「会いたい」と思ってもらえるような良い印象を与える必要があります。プロフィールで好印象を与えることができれば、お見合いの申し込みが来たり、こちらからの申し込みを受けてもらえる可能性が上がるでしょう。

そして、プロフィールの中でも「性格」は重要です。婚活する上で、年齢や職業も大切なことですが、結婚は生活をともにすることなので、なるべく性格が合うお相手の方が共に充実した暮らしができるでしょう。性格の相性を、お相手を選ぶ基準にする人も少なくないはずです。

婚活をスムーズに進めていく上で重要なプロフィールの「性格」。どんなことに注意すればよいのでしょうか。

ネガティブな表現を使わない

人には誰しも長所もあれば、短所もあります。自分のことを知ってもらうために短所も正直に書きたい気持ちも分かりますが、お相手にとっては初見で短所を知ることは、あまり良い印象を持ちません。

短所は、見方を変えれば長所になります。短所に思えるような性格でも、ポジティブな表現に書き換えて、ネガティブな印象を与えないようにしましょう。

エピソードや周囲からの評価を交える

「仕事で○○のようなことがありました」などの具体的なエピソードを加えると、プロフィールを見る相手に人柄が伝わりやすいです。また、「友人からは○○と言われる」といった第三者からの客観的な評価は、書いている内容の説得力が増すという効果があります。

一つの性格に絞って書く

性格はあれやこれやと数多く書くより、一つの性格に絞って書きましょう。「社交的」な性格なら、人付き合いの上手な様子や行動力の高さなどのエピソードを加えて「社交的」についてのみ書くといった、アピールしたい一つの性格に絞って書いた方がお相手に自分の性格が伝わりやすいです。

性格は見方によって、さまざまな言葉に言い換えることができます。表現の幅を広げるためにも、性格の言い換えの例を挙げてみました。性格を書くときの参考にしてみてください。

社交的

明るい、積極的、行動的、無邪気、好奇心旺盛、気が利く

内向的

真面目、冷静、物静か、落ち着きがある

優しい

思いやりがある、おおらか、穏やか、お人よし

人見知りをしない

物おじしない、社交的、外交的、人当たりが良い、人に興味がある、好奇心旺盛、明るい、ムードメーカー、コミュニケーション力がある、対人スキルが高い、オープンマインド

人見知りをする

落ち着きがある、冷静、観察力がある、慎重、物静か、誠実、思慮深い

好奇心旺盛

いろいろなことに興味がある、知識欲がある、向上心がある、探究心が強い、チャレンジ精神がある、物怖じしない、行動的、意欲的、前向き、流行に敏感である

取りえがない

バランスが良い、個性が強すぎない、場になじみやすい、打ち解けやすい、人当たりが良い、癖がない、オールラウンダー

緊張しやすい

嘘をつけない、真面目、誠実、何事にも真摯（しんし）に取り組む、何事にも全力で取り組む

飽きっぽい

切り替えが早い、好奇心旺盛、いろいろなことに興味がある、感受性が豊か、常に新しい経験を求めている、自分の気持ちに素直である、知識が豊富、習得が早い、要領が良い、挑戦している

最後に、プロフィールの性格の書き方の例を紹介します。「明るい」「真面目」「おおらか」な性格別に、書き方の例を見てみましょう。

「明るい性格」の場合

「好奇心旺盛なので、行ったことのない場所に旅行したり、食べたことのないものを食べたりすることが大好きです。初対面の人とも楽しく会話できると思います」

明るい性格は、社交的や好奇心旺盛という捉え方もできます。楽しく会話ができたり、いろいろな所に行ったりできるといった、「この人と一緒にいると楽しそう」というところをアピールできるとよいでしょう。

「真面目な性格」の場合

「日頃から意識していることは、誠実であることです。上司からもどんな案件でも責任感を持って誠実に対応してくれるので助かるという評価を頂きました」

自分で自分のことを「真面目です」と書くのは自意識過剰と感じる人もいるかもしれないので、第三者からの評価や、真面目な性格が伝わるようなエピソードを書くことがポイントです。

「おおらかな性格」の場合

「性格はおおらかで細かいことは気になりません。大学時代からの友人にもいつも笑顔で怒っている印象がないと言われます。会社で嫌なことがあっても寝たら忘れることが多く、次の日に引きずりません」

「笑顔が多い」「嫌なことがあっても引きずらない」といった具体的な例を出して、一緒にいると穏やかに過ごせることをアピールできると好印象です。

婚活プロフィールの性格は、ネガティブな表現は避け、エピソードや周囲からの評価を加えて、「会ってみたい」と思われる内容を目指しましょう。今回紹介した言い換え例や書き方の例も参考にして、ポジティブな表現ができるといいですね。

ゼクシィ縁結びエージェントは、プランによってはマッチングコーディネーターが婚活をサポートしてくれます。プロフィールの書き方が分からない人や、自分のアピールポイントが分からない人もアドバイスが受けられます。サポート内容が気になる人は、ぜひ無料カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。

取材・文／坂田圭永

【監修】
澤口珠子さん
婚活コンサルタント。スフィアロココス株式会社 代表取締役社長。特定非営利活動法人日本教育福祉振興支援協会 少子化対策顧問。理想のパートナーを引き寄せる外見・マインドづくりのプロフェッショナル。これまで8年間で、1000人以上の女性を女子力アップレッスンでサポートし、8000人以上の女性を1対1で婚活コンサルサポート。「婚活」に特化したイメージコンサルタントとして、「マインド」「外見磨き」「コミュニケーション」の3軸で、理想のパートナーを引き寄せるノウハウを伝えている。主な著書に、『はじめての「ネット婚活」幸せになるための最短ルート』（幻冬舎）、『愛もお金も全て手に入る美しく自由な女になる方法』（総合法令）などがある。
公式サイト：https://sawaguchitamako.com/