こじらせ男子の特徴６選！あるある行動から恋愛傾向、上手な付き合い方など徹底解説

「こじらせ男子」や「こじらせ女子」にはネガティブなイメージもありますが、彼らは物事をちょっとややこしく考えてしまうだけ。その特徴や性格を理解すれば上手にお付き合いできるので、好きになった相手が多少こじらせていても大丈夫！心理カウンセラーの竹内えつこさんに、こじらせ男子の恋愛傾向やこじらせ男子に上手にアプローチする方法を教えてもらいました。また、こじらせを脱却するために必要なアドバイスもいただいたので、「自分はちょっとこじらせ気味かも……」「こじらせたくない」と思う人もぜひチェックしてください！

こじらせ男子とは、自分に自信がなく物事をネガティブに考えてしまいがちな男性のことを言います。

人付き合いが苦手で女性との関わり方も分からないので、恋愛に対して積極的になれないのが特徴。しかし、内面は傷つきやすいという繊細な一面もあります。同じ特徴を持つ女性のことは「こじらせ女子」と言います。

そもそも「こじらせる」とは、物事を面倒にすることを意味する表現。物事を複雑にして困難な状況を作り出すという意味なので、こじらせ男子はちょっとややこしい男性のことを指しています。

こじらせ男子にはどんな特徴があるのでしょうか。彼らがやってしまいがちな行動や性格の特徴を紹介します。

デリカシーのない発言をする

空気を読んだり人の気持ちを想像したりすることが苦手なので、悪気がなくうっかりデリカシーのない発言をしてしまうことがあります。

コミュニケーションが上手ではない

こじらせ男子の多くは、人付き合いが苦手でコミュニケーション下手です。そのため、LINEなどでメッセージをもらっても、どう返事を返したら良いのか分からず既読スルーをすることもあります。

判断に時間がかかる

何か１つを選ぶとき、いろんなことを考えすぎてしまうのでなかなか決められません。そのため、周りからは決断力がなく優柔不断だと思われがちです。

ネガティブ思考になりがち

基本的にネガティブ思考で「どうせ無理」と考えてしまう傾向があります。過去の失敗をいつまでも忘れられずにいることもあります。「でも」「だって」という言い訳を多用するのも特徴です。

自己肯定感が低い

自分に自信が持てず、卑屈な発言をする癖があります。周りの目や評価を気にするわりには、誰かに褒められても素直に受け取ることができません。

傷つきやすい

こじらせ男子がネガティブ思考なのは、自分の心が傷つかないための防衛本能のようなもの。内面は繊細で傷つきやすい心の持ち主なのです。

こじらせ男子の多くは恋愛に消極的。こじらせがちな恋愛傾向と、そうなってしまう心理的な原因を紹介します。

自分からアプローチしない

自信がなくてこじらせてしまっているので、自分からはあまりアプローチしません。ネガティブ思考の傾向にあるので行動する前に、「どうせダメだろう」と諦めてしまいます。

過去の恋愛を引きずっている

過去に恋愛で失敗した経験がある場合、いつまでも引きずってしまうので新しい恋に飛び込む勇気が持てません。次の恋に進もうとしても「またダメだろう」「どうせ自分なんか……」と思ってしまうので、なかなか進展しません。

女性慣れしていない

そもそも恋愛に消極的なので経験が少なく、女性の扱い方が分かりません。女性との会話や気遣いなどが苦手です。デートをしたとしてもスマートにエスコートできないので、女性にがっかりされてしまう可能性があります。

恋愛に奥手なこじらせ男子を好きになったら、どうすればよいでしょうか。こじらせ男子への効果的なアプローチ方法や彼氏がこじらせ男子の場合の上手な付き合い方もお教えします！

こじらせ男子へのアプローチ方法

こじらせ男子を好きになったら、焦らずゆっくり時間をかけてアプローチしましょう。積極的にアプローチすると引かれてしまうか、「騙されるのではないか！？」と疑われてしまいます。

また、普通の男性には効果的な好意を匂わせるようなアピールもあまり通用しません。こじらせ男子は女性慣れしていないので、まずは友達として信頼してもらうところから始めるのがおすすめです。

こじらせ男子との付き合い方

こじらせ男子のネガティブな発言を否定せずに受け入れて、安心感を与えるようにしましょう。こじらせ男子は繊細な心の持ち主です。ちょっとした冗談のつもりでも、深く傷つけてしまうこともあるので、発言には注意が必要です。

また、こじらせ男子は自己肯定感が低いので、良いところを見つけて褒めたり、頑張っていることを認めたりするようにしましょう。最初は「どうせ」「でも」と言って否定されるかもしれませんが、気にせず褒め続けていくうちに受け入れてもらえるようになるはずです。

「さすが！」「すごい！」などのわざとらしい褒め方は「恋愛テクニックのヤツか。それには騙されないぞ」と思われてしまうので、自然な流れで褒めるのがおすすめです。

こじらせ男子と付き合うには、「彼のちょっとややこしい性格を受け入れられるような大きな器を持つぞ！」という心構えが必要です。

自分がこじらせ男子だと自覚のある人がこじらせを脱却したい場合は、どうしたらよいのでしょうか。日常的に気を付けた方がよいことやおすすめの取り組みなどを教えていただきました。

自己肯定感を上げる

今の自分自身を受け入れることが自己肯定です。自分の長所も短所も受け入れるようにすることで、周りと自分を比べることがなくなります。

自分の短所と思っていることを長所として捉え直すこともおすすめです。例えば、せっかちなことが短所だと思っているなら、時間の使い方が上手だという長所として受け止めてみてください。

自己肯定感を上げることで卑屈な発言が減り、前向きな発言が増えてくるはずです。

ポジティブな言葉を使う

「でも」「だって」「どうせ」などネガティブなワードが口癖になっている人は、口癖を直すことから始めましょう。ネガティブな発言や思考をしてしまったら、それをポジティブな発言や思考に置き換えてみてください。

意識的にポジティブな言葉を使うことで、気持ちも少しずつポジティブになっていきます。

過去の恋愛を整理する

こじらせ男子は過去の恋愛の失敗をいつまでも引きずってしまいがちです。しかし、過去の恋愛ばかり振り返っていると、次の恋愛になかなか進むことができません。

過去の恋愛を思い出して
・その恋愛で自分は何を学ぶべきだったのか？
・次の恋愛ではどうすればうまくいくのか？
・過去の恋愛を通じて自分ができるようになったことは何なのか？
を考えてみましょう。

過去の恋愛は失敗ではありません。前向きに考えられると過去の自分を認めることができます。過去の恋愛から得た学びや教訓だけを残して、思い出は心の中にしまいましょう。

好きになった人がこじらせ男性だったら戸惑ってしまうかもしれません。また、こじらせてしまう自分に悩む男性もいるかと思いますが、こじらせは決して悪いことではありません！

こじらせ男子はちょっとナイーブでこだわりが強いだけ。ピュアな一面もあるので、信頼関係が築ければ大切にしてもらえる可能性もあります。

もし、「自分がこじらせるタイプで恋愛が苦手」「こじらせ男子を好きになったらどうすればいいのか分からない」など恋愛に積極的になれない人は、第三者に相談をしてみるのもおすすめです。

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取材・文／仲西なほ子

【監修】
竹内えつこさん
心理カウンセラー。大学時代に心理学を学び、卒業後はバーテンダー、アロマセラピスト、アロマ講師、カウンセラーという、異例の職歴を持つ。得意なジャンルは夫婦問題・パートナーシップ。現実的かつ理論的なアドバイスに定評があり、悩みを抱えている多くの女性たちから支持を得ている。東京・恵比寿にカウンセリングルームを持ち、対面、オンラインでのカウンセリングを行っている。
公式ブログ：https://counseling-sou.com/blog/