“かまってちゃん”な男性の特徴９選！心理や恋愛傾向から紐解く上手な付き合い方

“かまってちゃん”とは、誰かにかまってもらいたくてさまざまなアピールをしたり人の気を引く言動を繰り返す人のこと。仕事関係者や好きになった相手がかまってちゃんだと、対応に戸惑ってしまうこともあるかもしれませんね。そこで、かまってちゃんな男性の行動特徴や恋愛傾向、心理的な原因から対処法まで心理カウンセラーの服部希美さんに伺いました。意外と可愛い一面もあるかまってちゃんな男性。特徴や対処法を知れば、上手にお付き合いできると思います！

かまってちゃんな男性とは、どんな人のことをいうの？かまってちゃんと言われてしまう行動の特徴とその理由を解説します。

SNSの更新頻度が高い

かまってちゃんな男性は承認欲求が強い傾向にあるため、１日に何回もSNSを更新し「いいね！」などの数を気にします。好きな人や気になる人のSNSも細かくチェックし、率先して「いいね」を押してくれます。

すぐ体調不良アピールをする

体調が悪いときは誰かにSOSを出すのも大切なことですが、かまってちゃんな男性は「心配してもらいたい」という気持ちから、ちょっとしたことで体調不良をアピールしがちです。

異性にばかり絡む

「異性に甘えたい」という気持ちが強いため、女性にばかり近づいてしまいます。また、ヒーロー願望が強い人が多いので、女性が重い荷物を持っていたら代わりに持ってくれるなど、困っていると助けてくれることもあります。

反応がないとすねる

寂しがり屋のため相手からのメールやLINEの返事が遅かったり会話中のリアクションが期待よりも少なかったりすると、機嫌が悪くなってしまうことも。しかし、求めるだけなく、自分に来たメールやLINEも即座に返信してくれる人も多いです。

話を盛ってしまう

かまってちゃんな男性は「自分に注目してもらいたい！」「周りを楽しませたい！」という気持ちが強いため、思わず事実よりも少し大袈裟に話してしまう傾向があります。

かまってちゃんな行動をしてしまうのは性格や内面が関係しているので、その特徴も見てみましょう。

寂しがり

かまってちゃんな男性の多くは「人と一緒にいたい」とか「誰かに見ていてほしい」という欲求が強い、寂しがり屋さんです。自分が寂しがり屋のため、好きな人ができたら相手を寂しがらせないようにと尽くしてくれます。

甘えん坊

誰かに頼ったりお願い事をするのが上手な甘えん坊という、憎めない一面もあります。

承認欲求が高い

「自分だけが特別視されたい」「注目されたい」という願望も持っています。周りを振り回してしまう言動から自分に自信があるように見えがちですが、実は自信のなさを他者からの承認で埋めようとしていることも少なくないようです。

共感能力が高い

かまってちゃんな男性は繊細で共感能力が高い人も多いです。悩みを相談したら「それはつらいよね」「大変だったね」など、一生懸命寄り添いながら話を聞いてくれるでしょう。

かまってちゃんな男性にはいったいどんな恋愛傾向があるのでしょうか？代表的な特徴をいくつかご紹介します。

束縛が強く嫉妬しやすい

自信がなく寂しがり屋のため、恋人が自分を置いて友人と遊びに行ったり異性がいる飲み会に行くことを嫌がります。また、一緒にいるときに異性の話をするだけでも不機嫌になってしまいます。

すぐに別れ話を持ち出す

本当は別れたいわけではないのに、けんかをするとすぐに「別れる！」と言って相手の愛を確かめたり、自分に気を引く傾向があります。

かまってくれる人を好きになる

人にかまわれたい願望が強いので、自分に注目してくれたり優しくしてくれる人が現れると好きになってしまいがちです。優しくされるとすぐにほれてしまう、ほれっぽい一面があります。

好き好きアピールが強い

好きな人ができると振り向いてもらうために一生懸命アピールします。その健気な様子に「愛されている」と実感する女性も多いようです。

人は大きく分けると２種類の喜びを感じます。自分で自分を幸せにする喜びと、他人や外的要因によって得られる喜びです。どちらもバランスよく持っていることが理想ですが、自分に自信がなかったり余裕がなかったりすると「人からもらう喜び」ばかりを求めてしまいます。

自信がない分、周りの反応や評価が気になってしまい過度に賞賛を求めてしまうのです。無意識の場合もありますが、「アピールしないと自分は誰からも認められない。愛されない」といった思い込みを持っている場合もあります。

「人から注目してもらいたい」「優しくされたい」という欲求は誰でも持っているもの。かまってちゃんは人よりその欲求が強い状態にあると考えられます。

周囲にかまってちゃんな男性がいる場合、おすすめの接し方や注意点を関係別に解説します。

好きな人がかまってちゃんの場合

かまってあげたいと思えるのであれば、根気よく会話に付き合ったり手の気に入る話題を振ったりしながら、「私はあなたの味方だよ」というメッセージを送り続けていきましょう。また、相手のいいところを褒めたり認めたりすると自信につながり、いい関係を築くことができるでしょう。

恋人がかまってちゃんの場合

かまってちゃんは恋人の反応を見て、「自分は恋人にとって大切な存在である」ということを確認したりします。そのため、彼女の反応が薄かったり自分がないがしろに扱われていると感じると、かまってアピールが強くなってしまいます。

日頃から彼のいいところを褒めたり感謝をしっかり伝えるなど、コミュニケーションを密に取って彼を安心させることができれば、過剰に思えるほどの、かまってアピールは減ってくるかもしれません。

友人・同僚がかまってちゃんの場合

もし、かまってほしいアピールがつらい場合は「してほしくない言動をしたときには反応をしない」ということを積み重ねていくとよいでしょう。

「冷たいと思われないかな」と反応しないことに抵抗を感じる人も多いかと思いますが、かまってアピールに反応すると相手は「こうすればかまってもらえる」と判断し、エスカレートしてしまう可能性があります。

真正面から向き合うより「相手とより良いコミュニケーションを取るためにいったんスルーしておこう」という視点も大切です。

かまってちゃんな男性が身近にいる場合、恋愛関係であってもそうでなくても付き合っていくにはちょっとコツが必要かもしれません。でも、寂しがりや甘えん坊な一面もあるということを理解し、自分の負担にならないように適度にかまい適度にスルーするという、大人な対応をすることでよい関係性が築けるでしょう。

もし自分や相手がかまってちゃん気質で恋愛がなかなかうまくいかないなら、第三者から客観的なアドバイスをもらうのもおすすめです。

ゼクシィ縁結びエージェントでは、マッチングコーディネーターが婚活の進め方についてアドバイスをしてくれながら、新しい出会いを全般的にサポートしてくれます。無料カウンセリングも実施していますので、婚活を始めたい人はぜひ気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

取材・文／仲西なほ子

【監修】
服部希美さん
「カウンセリングサービス」所属心理カウンセラー。セミナー講師。“さびしさを笑顔に変えるカウンセリング”をテーマに高い共感力で親身に寄り添い、婚活や30代女性の恋愛をサポート。「対人関係の改善」「自分の望む人生へのシフトチェンジ」といった相談でも高い支持を得ている。
公式サイト：https://www.hattori-nozomi.jp