「恋愛体質」とは？恋愛の比重が高い人の特徴！やめたい場合の直し方も解説

「私って恋愛にのめり込みやすいから恋愛体質かも？」と気になる方へ、自分が本当に恋愛体質かどうかを診断するためのヒントとなる恋愛体質の主な特徴やメリット、気を付けたい点について、恋愛＆婚活コンサルタントとして数多くの女性の恋活や婚活をサポートしている菊乃さんにお話を聞きました。また「恋をするといつも苦しくなってしまうので、恋愛体質の直し方が知りたい」という場合のアドバイスも紹介します。

恋愛体質とは、人生における恋愛の比重が高く、恋愛が無くてはならない生活の一部になっていること。いつも誰かに恋をしていたいロマンチストタイプ、恋人ができると一途なまでに相手に夢中になる情熱家タイプ、何度も恋をしては別れる波瀾万丈タイプをはじめ、さまざまな性質を合わせ持った恋愛体質の人がいます。

恋愛体質の人には、どんな特徴があるのでしょうか？恋愛体質に多く見られる特徴を紹介します。

ほれっぽく、好きな相手ができやすい

恋愛体質の人は、一般的に色々なタイプの人を幅広く恋愛対象として見ることができます。そのため日常の中で誰かを好きになる機会がかなり多いはずです。ふとしたきっかけで急に相手を意識したり、相手から好意を持たれたりすることも少なくありません。当然、恋愛に発展するケースも頻繁に起こり得るといえるでしょう。

喜怒哀楽など表情が豊かな人が多い

一般的に恋愛体質の人は表情が豊かなタイプが多いです。恋愛を楽しんでいるときは生き生きと輝いて見えるでしょう。反面、恋愛関係がうまくいかなくなると表情が暗くなり、ひと目で分かるほど沈んで見えたりします。

コミュニケーション力や共感力が高い

コミュニケーション力が高いことも恋愛体質の特徴です。言葉だけでなく表情、しぐさ、雰囲気などで気持ちを表現することにたけています。また共感力も高く、いろいろな人に興味を持つことができるので、第一印象で好感を持たれることも多いです。

思いを伝えるための行動力がある

好きと思ったら、すぐに行動に移すのが恋愛体質の人の特徴です。ちょっとせっかちな面もあるくらい行動力があるので、「つい先走りすぎて失敗……」みたいなケースもないとはいえません。とはいえ、はたからは失敗に見えることも、失敗と受け取らずに立ち上がれる強さや前向きさを持ち合わせている人も多いようです。

恋愛至上主義的な側面も

恋愛体質の人は、「人生には恋愛のときめきが大事」と感じていて、日常にドキドキ感や刺激を求める傾向があります。「誰かに恋しているときの自分が好き」と感じ、恋愛をしているときに一番生きる喜びを実感できるという人もいます。

では恋愛体質の良いところやメリットとは何でしょうか？具体的な例を挙げてみました。

表情豊かで魅力的に見える

恋愛体質の人には聞き上手な人が多いので、相手から好感を持たれる可能性がとても高いです。また相手の良いところを見つけるのが得意なので、どんな相手とでも会話を楽しむことができます。当然、表情も生き生きとして魅力的に見えるでしょう。

好きな人と両思いになりやすい

恋愛体質の人は好きな人が現れたら、きちんと思いを伝えることができます。つまり自分からアクションを起こすことができて表現力も豊かなので、その熱い思いが相手にも真っすぐ届きやすく、両思いになるケースが高いはずです。

落ち込んでも、次の恋愛に向かっていける

たとえ、交際相手に振られることがあったとしても、恋愛体質の人はしばらく落ち込んだ後、立ち直ることができます。熱しやすく冷めやすい一面もありますが、本人がその気になれば、すぐに次の恋愛対象を見つけることができるでしょう。

次に恋愛体質の人が注意すべき点をいくつか紹介します。

慎重さに欠けることがある

思い付いたら即行動する人が多いので、早まって行動してしまうことも少なくありません。その結果、動きに無駄が多くなったり、失敗したりするケースもあるでしょう。とはいえ、めげない一面もあり、何度も同じことを繰り返す可能性もあります。

同時に複数人にほれてしまうことも

物事の善しあしや倫理観よりも自分の感覚を最優先してしまうのも恋愛体質な人の特徴の一つ。例えば、同時期に複数の人が好きになってしまったりして、三角関係や恋愛関係の修羅場を体験することもあるかもしれません。

ライフプランを描きにくい

恋愛体質の人は、情熱に任せて人生を刹那的に生きている傾向も見られます。自分の人生に対するライフプランをきちんと立てるのが苦手な人が多く、例えば、結婚して家を建てたとしても、すぐに離婚して手放したりするケースもあるかもしれません。

「恋愛体質の自分を変えたい」と思ったとき、一体どうすればよいでしょうか？変えるために必要なことを紹介します。

過去を振り返り学ぶことが大切

恋愛体質の人は、何度も似たようなタイプの人を好きになってしまい別れを繰り返すことがあります。周りからは過去の失敗や経験から学ばないと思われがちですが、本人は「すべて貴重な体験」としてとらえ、あまり気にしていない人も多いようです。そういった意味では、「めげない性格」とも「超ポジティブ」とも言えるでしょう。

しかし、もし恋愛体質をやめたくなったら、過去の恋愛を振り返り、同じことを繰り返さないように学ぶことが大切です。自分を客観的に眺めにくいときには、友人に率直な意見を求めるのもいいでしょう。

理想の恋愛像やライフプランを持つ

恋愛体質の人は「どのような人生を送りたいか」という明確なビジョンを持っていないことが多いですが、恋愛体質をやめたいなら、自分の「こうありたい人生」について考えてみることをおすすめします。恋人との関係や結婚についてなど理想とするイメージを具体的に思い描いてみるのもいいでしょう。

誰とも付き合わない時期を持つ

恋愛体質は、気づいたらいつも誰かと途切れることなく恋愛をしていたというパターンになりやすいようです。恋愛体質をやめたいときは、意識して誰とも付き合わない期間をとることをおすすめします。

ひとりで過ごす時間を持つことで、自分の深いところに隠れている気持ちや願望に気づくこともあるでしょう。本当の自分を知ることで、より明確な目標を持って恋愛を楽しむことができるようになるかもしれません。

恋愛体質の場合、恋愛だけにのめり込まないように気を付けることも大切です。周りが見えなくなって仕事や友人関係をおろそかにしてしまう可能性もあるからです。仕事、恋愛、個人の時間などバランスの良い比重を保つことを心掛けましょう。

とはいえ自分や恋愛相手に負担がなければ、無理に恋愛体質をやめようとする必要はありません。恋愛体質であることをむしろ長所としてとらえることもできます。

もし、新しい出会いや恋愛を求めているのであれば、恋活または婚活を始めてみるのもよいでしょう。恋愛体質の人はコミュニケーション力が高いので、婚活も楽しんでできる人が多いはずです。また魅力ある人が多いので成功率も高くなるでしょう。興味のある人は、ゼクシィ縁結びエージェントの無料カウンセリングを利用することもできます。始める前の不安や気になることなど何でも気軽に相談してみてくださいね。

取材・文／Jun

【監修】
菊乃さん
恋愛・婚活コンサルタント。マンツーマン相談のほか、大手結婚相談所や行政機関で婚活セミナー講師を行う。
29歳まで手抜きを個性と取り違えたダメ女だったが、低レベルからの女磨き・婚活をつづったブログが「分かりやすい」と話題を呼び、2011年から恋愛・婚活コンサルタントとして活動。相談者の約４割は一度も交際経験がない女性。
著書に『あなたの「そこ」がもったいない。』（すばる舎）、『なぜか愛される女がしている73の習慣』（双葉社）など。
公式サイト：https://www.bestpartner-prj.jp/
Twitter：@koakumamt
恋愛・婚活コンサルタント菊乃Blog：http://ameblo.jp/koakuma-mt/