- 自分に自信がない
- 恋愛経験が少ない
- 承認欲求が強い
- 自分に厳しく美意識が高い
- 恋愛するのが怖い
- 恋愛の競争率が高くなる
- 短期的な恋愛になりやすい
- 恋愛の可能性が狭まる
- 深く考えずに付き合ってみる
- 自分を好きになる
- 自分に優しくする
「面食いだね」といわれたとき、この言葉をどう捉えたらよいのでしょうか。面食いの意味や、面食い傾向にある人の特徴、面食いで困ることまで、恋愛心理カウンセラーの鶴岡李咲さんに伺いました。自分が面食いだと自覚している人や、「面食いだね」とよくいわれる人のために、外見だけではなく内面を見られるようになる方法もアドバイスします。
面食いの意味と特徴
面食いとは、顔の良い人、美しい人ばかりを好きになる人のことです。
何よりもまず顔立ちで相手を判断するので、「顔が格好よくない」「美しくない」と恋愛対象を狭めることも多いです。
面食い傾向の人の特徴とは?
顔立ちの美しい人を好む面食いの人にはどんな特徴があるのか見てみましょう。
自分に自信がない
自分に自信がない人は面食いになる傾向が高いです。周りから「格好いい」「かわいい」といわれる人と付き合うことで、「素敵な人と付き合える自分ってすごい」と、自分に自信が持てるような気がするからです。
また、容姿の素敵な人は自分に自信がある人も多く、そういった人と付き合うことで自分に足りない自信を補おうとする心理が働くこともあります。
恋愛経験が少ない
いろんな人と恋愛をした経験があると、必ずしも「がよい=一緒にいて楽しい・心地よい」にはならないということに気付くはずです。
多くの人と知り合ったり、付き合ったりしていく中で、容姿に対する考え方は変わっていきます。恋愛経験が少ないとそういった体験に乏しく、相手を判断する基準が定まらないことが多いです。その結果、「容姿こそ全て」と思い込んでしまい、面食いになる可能性が高まります。
承認欲求が強い
「認められたい」「すごいと思われたい」といった承認欲求が強いと、周りに自慢できる彼氏や彼女を選ぼうとします。格好いい彼氏やかわいい彼女がいると、周りからうらやましがられるので、恋人のことを“自分の装飾品”のように考えてしまうのです。
自分に厳しく美意識が高い
自分に厳しい人は、相手に対しても厳しくなってしまい、欠点のない人を好きになりがちです。そして、自分の美意識の高さを相手にも求めてしまう傾向にあります。その結果、見た目の美しい人を好きになりやすくなってしまうのです。
恋愛するのが怖い
容姿の素敵な人というのはモテる傾向にあり 恋愛の競争率は高くなります。
そういう「難しい相手」をわざわざ選ぶことで、恋愛に踏み込まなくて済むようにしているという心理もあります。 「憧れているくらいがちょうどいい」という人を無意識に選び、恋愛して相手と関係を深めることから逃げているのです。
アイドルや芸能人が好きという人も、このパターンの可能性があります。
面食いだと困ることとは?
面食いであることで恋愛や婚活にどんな影響があるのでしょうか。面食いで困ることについて解説します。
恋愛の競争率が高くなる
容姿の素敵な人はモテやすいので、必然的に恋愛での競争率は高くなります。 好きな人ができてもライバルが多くてなかなか付き合えなかったり、既にパートナーがいたり……。好きになっても思いが実る確率は低くなってしまうかもしれません。
短期的な恋愛になりやすい
どんなに顔立ちがよい人でも、いつかは見慣れていくものです。 顔立ちだけで相手を好きになると、数カ月で飽きてしまい、長期的な関係を築けないということもあります。
目移りしやすく恋人と長続きしない傾向があると、結婚を考えることは難しくなるでしょう。
恋愛の可能性が狭まる
実際に付き合ってみたら楽しい人や、幸せになれる人がいたとしても、顔立ちで判断してしまうことで、相性のよい人を排除してしまうこともあります。一緒にうまくやっていけるはずの相手と結ばれる機会を失ってしまい、恋愛の可能性が狭まってしまうかもしれません。
内面を見られるようになる方法
面食いであることは悪いことではありませんが、恋愛の幅を狭めたり、短期的な恋愛になったりする可能性があるということが分かりました。顔立ちなどの外見ではなく、内面で人を見られるようになるにはどうすればよいのでしょうか。
深く考えずに付き合ってみる
容姿が好みではなかったとしても、一緒にいて楽しかったり、楽だったりするのであれば、「取りあえずお付き合いをしてみましょう。
付き合っていく中で、“好き”の感情が湧いてくることもあります。そうすると顔立ちだけで判断しなくなっていきます。
自分を好きになる
自分を好きになって自信が持てるようになると、自分に足りない自信を相手の容姿で埋めようとすることがなくなります。
仕事を頑張って結果を出したり、趣味を見つけて熱中したりと、自分を好きになって自信に繋がる行動をすることで、人を外見以外の価値基準で見ることができます。
自分に優しくする
自分に厳しくしすぎず、優しくしてみましょう。自分の完璧じゃない部分も許せるようになると、相手の足りない部分も認められるようになります。
相手の容姿に求める度合いも減り、容姿に対する見え方も変わってくるはずです。
内面で人を判断できるようになろう
面食いであることは悪いことではないですし、容姿の素敵な人にときめいてしまう気持ちも分かります。ただ、恋愛や結婚は他人が人としての繋がりを深めていくものです。長く関係を続けていくには、外見のよさよりも内面の方が重要になってきます。自分と相性がよかったり、相手を尊敬していたりといった、内面で判断できるようになれると恋愛の幅も広がるでしょう。
ゼクシィ縁結びエージェントには、婚活のプロであるマッチングコーディネーターが在籍しています。もし面食い傾向にあっても、マッチングコーディネーターがコミュニケーションを取りながら、あなたに合う人を紹介します。気になる人は、ぜひ無料カウンセリングを受けてみてください。
取材・文/坂田圭永
【監修】
●鶴岡李咲さん
恋愛心理カウンセラー。株式会社Cherime代表。自身の恋愛経験を役に立てたいと、恋愛心理カウンセラーとして起業。現在は、ありのままで愛される恋愛ノウハウを4カ月でレクチャーする少人数スクール「Real me」や、幸せなパートナーシップが築けるようになるスクール「Real Partner」を主宰。主な著書に、『「妄想」を操る女は100%愛される 気になる彼が一生夢中になる“秘密の16時間”』、『「依存型こじらせ女子」だった私が彼から溺愛される女になれた方法」(共に大和出版)、『マッチングアプリで運命も超える理想の彼と結ばれる~人生最高の出会いを5分で叶える秘密のレッスン』(大和書房)がある。
オフィシャルサイト: https://cheri-me.jp/
オフィシャルブログ:https://ameblo.jp/risa-t-0105/
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