- 【職業】職種だけはNG! イメージしやすい表現を
- 【趣味】デートに誘うきっかけになる内容を書く
- 【異性のタイプ】有名人など固有名詞を書かない
- 会話を深掘りする
- “態度”で興味を示す
- 別れ際にはお礼を伝える
- 短い返答で答えられる質問から始める
- 「好きなこと」を聞く
- 共通点を探す
- 具体的な卒業校や企業名
- 住所などの個人情報
- 婚活の理由や活動期間
婚活パーティで、初対面の異性にどんな話題を振ればいいのか不安に思う方も多いのではないでしょうか。今回は、婚活パーティでの話題の作り方や相手に好印象を与える会話のポイントを、大手結婚相談所や行政機関で婚活セミナー講師を務める、恋愛・婚活コンサルタントの菊乃さんに伺いました。具体的な例文も紹介するので、ぜひ参考にしてください。婚活パーティはもちろん、お見合いでも使えるポイントばかりです!
婚活パーティの話題作りには“自分のプロフィールの充実”がカギ
婚活に関するマンツーマンの相談にも数多く応じている菊乃さんによると、婚活パーティでの話題作りには “自分のプロフィールを充実させる”ことが大切とのこと。ついつい「相手のプロフィールから自分で質問を見つけなくては!」と思う人が多いと思いますが、本来は、お互いに相手に興味を持って、自然と会話のキャッチボールが生まれるのが理想です。そのためには、自分のプロフィールを他人目線で考え、相手が興味を持ちやすいように工夫することがポイントです。自分のプロフィールをどう充実させるのか、詳細な方法を紹介します!
【職業】職種だけはNG!イメージしやすい表現を
職業の欄は、記入の仕方によっては会話のネタになります。注意したい記入例は、ただ職種を記入するだけで、何をやっているのか具体的な想像ができないもの。
相手が具体的に想像しやすいようにかみ砕いて記入すると、興味を持ってもらいやすく、話題にしやすくなります。もしも業種が違ったとしても、同じ業界・近い業界なら話題のネタにもなるかもしれません。
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職業欄の例:
×「事務」
◯「人材派遣の会社で事務をしています。顧客とのスケジュール調整をしています」
×「SE(システムエンジニア)」
◯「介護業界で使うソフトの開発運用をしています」 など
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【趣味】デートに誘うきっかけになる内容を書く
趣味の項目は、「自分とデートに行ったらor付き合ったら、一緒にこんなことを楽しめるよ!」とアピールできるだけでなく、お相手がデートに誘うきっかけにもなる項目です。ポイントは、性別で考えたときに一般的に男女比が極端に偏りやすい趣味になってないか、もしくは一人で完結して楽しめる内容になっていないかどうかを意識しましょう。
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趣味欄の例:
×「ピアノ演奏」
◯デートで楽器演奏はしないので「映画鑑賞」など
×「ヨガ」
◯趣味人口でいうと女性の方が圧倒的に多いので「体を動かすこと」など
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その他、動物好きなら「猫カフェ巡り」、好き嫌いが分かれにくい「神社仏閣巡り」「カフェに行く」」や「食べ歩き」など、お付き合い前のデートで何が楽しめるのかイメージが描きやすいよう、書き方を工夫してみてください。
【異性のタイプ】有名人など固有名詞を書かない
意外と多いのが、タイプの欄に芸能人・アイドル・アスリートなど具体的な名前を書くことです。見た目のタイプとして思われることがあるので、内面のタイプを書くようにしましょう。
また、「尊敬できる人」「向上心がある人」などこちらの評価が基準となる性格を書いてしまうと、相手にプレッシャーを与える可能性があるので注意しましょう。逆に「おおらかな人」「お酒を飲むのが好きな人」などは相手にとってもハードルが低く、さらにお食事やデートに誘う・誘われるきっかけにもなりやすいです。
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好きなタイプの例:
×「アイドルの▲▲(芸能人名)」
◯食べることが好きな人、よく笑う人など
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会話を好印象にするコツ
自分のプロフィールやお相手のプロフィールから話題のネタができたとしても、せっかくの話題が尻すぼみなってしまわないよう、その話の広げ方や身振り手振りも大切な要素です。ここでは会話を好印象で終わらせるコツを伺いました。
会話を深掘りする
「質問すること」に集中し過ぎて、「会話を楽しむ」ことを忘れがちな人が多いです。大切なのは、お相手の回答に興味を持って、深掘りすること。質問に対して回答があれば、それをきっかけに最低2~3回程度はやりとりできると◎。質問を探すことより、どれだけ会話のキャッチボールができたかということに重点を置くようにしましょう。
―――
例:
自分「映画が趣味なんですか?最近は何を見ました?」
相手「◯◯です」
自分「いいですね!前作見てから興味を持ってて、まだ見れてないんです。シリーズ第1作目から見てましたか?」
相手「見ました!■■の演技が良かったですよね」
自分「そういえば■■、今度新作で主役ですよね。それも気になっていて……」
―――
“態度”で興味を示す
会話のネタだけでなく、「あなたの話に興味があります」という態度を体で示すことも大切です。以下の3点を意識してみましょう。
・前傾姿勢で話を聞く
・目を合わせる
・相づちを打つ
マスクで口元が隠れている昨今は、なおさらに大げさにすることを意識しましょう。反対に、腕組みは拒否を示してしまうので避けます。
目を合わせると言っても、凝視する必要はありません。プロフィールシートと交互に目元を見るなどして調整しましょう。特に男性の場合、恥ずかしいという理由で女性の胸元辺りを見てしまう方も多いです。それだけで印象は悪くなってしまうので、注意が必要です。恥ずかしい場合は眉間を見るなどするのがおすすめです。
別れ際にはお礼を伝える
異性と話をしたら、「すごく話しやすかったです」や「時間があっという間でした」など、その都度目を見てお礼を伝えましょう。これは好みの人にだけでなく、異性の人みんなに伝えることが大切です。なぜなら、異性に対する態度は、周りの人にも見られているためです。裏表がない人だという印象も残せるので、意識的に平等な態度を取ることが大切です。
婚活パーティで話題を振るときのポイント&文例
ここからは、自分からお相手に話を振る際のポイントを具体例も併せて紹介します。
短い返答で答えられる質問から始める
会話の最初は、「はい」や「いいですよ」で返答できる質問から入りましょう。これは「フット・イン・ザ・ドア(一貫性の原理)」という人間心理を利用した交渉テクニックの一つ。小さなハードルからクリアして徐々に距離を近づけていきます。
―――
例:
・椅子に座る前に「座っていいですか?」
・「お名前は〇〇さんってお呼びしていいですか?」
―――
「好きなこと」を聞く
相手に質問する際は「好きなこと」を聞くのも◎。好きなことなので相手も話しやすく、自然と表情も明るく話ができるはずです。
特に、好きな食べ物を聞くのがおすすめ。先述の通り、デートはご飯を食べに行くのがほとんどなので、ふたりで一緒に食事に出掛けるイメージがしやすくなります。
―――
例:
・「好きな食べ物は何ですか?」
・好きな食べ物が分かったら「お気に入りのお店はありますか(どこですか)?」
―――
共通点を探す
プロフィールから自分との共通点を探して話してみましょう。共通の話題は自然と会話が盛り上がるのでグッと距離が近づき、親近感を持ちやすくなります。
―――
例:
・「大阪出身なんですね。母の実家が関西なので、よく大阪に行きます」
・「甘いもの好きなんですね。私も好きです。何が好きですか?」
―――
婚活パーティで避けた方がいい話題
おすすめの話題やコツについて紹介してきましたが、反対に、初対面だからこそ避けた方がいい話題もあります。理由とともに解説します。
具体的な卒業校や企業名
何げなく聞く人が多い質問の一つですが、「ステータスを気にしている」「品定めされている」と感じる人もいます。もちろん、プロフィールに自分で記載して開示している場合は構いませんが、具体的に記載していない場合は質問を避けましょう。
住所などの個人情報
企業名とも共通することですが、プロフィールに記載のない個人情報は聞かない方がベターです。住んでいる駅、職場のある駅などは聞かないようにしましょう。「いつもはどの辺に買い物に行かれるんですか?」「よく遊びに行くエリアとかありますか?」などの質問を変えることで、お相手も話しやすくなるはずです。
婚活の理由や活動期間
なぜ婚活をしているのか、どのくらいの期間婚活をしているのか、と聞く人もいます。人によってはなかなか素敵な出会いが見つからずに焦っている人もいるかもしれません。ぶしつけな質問だと受け取られるので、こういった質問は避けるようにしましょう。
会話を広げることを意識しよう
異性に限らず、初対面の人との会話は緊張するものですよね。今回はいろいろとポイントや例文を紹介してきましたが、話題の数は少なくてもOK。それよりも、相手の回答にリアクションをして、できる限り会話を広げることに注力しましょう。そうすれば、相手も「自分に興味を持っている」と感じて、自然と会話も盛り上がるはずです。
今回紹介した内容は、婚活パーティはもちろん、お見合いでも使えるポイントばかり。「ゼクシィ縁結びエージェント」は、素敵な出会いをサポートするだけでなく、お見合いの悩みや不安についても、プロであるマッチングコーディネーターに相談できます。
取材・文/小森理恵
【監修】
菊乃さん
恋愛・婚活コンサルタント。マンツーマン相談の他、大手結婚相談所や行政機関で婚活セミナー講師を行う。
29歳まで手抜きを個性と取り違えたダメ女だったが、低レベルからの女磨き・婚活をつづったブログが「分かりやすい」と話題を呼び、2011年から恋愛・婚活コンサルタントとして活動。相談者の約4割は一度も交際経験がない女性。
著書に『あなたの「そこ」がもったいない。』(すばる舎)、『なぜか愛される女がしている73の習慣』(双葉社)など。
公式サイト:https://www.bestpartner-prj.jp/
Twitter:@koakumamt
恋愛・婚活コンサルタント菊乃Blog:http://ameblo.jp/koakuma-mt/
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