お見合いの申し込みメッセージで好印象を与えるコツ！OK＆NG例文あり

お見合いの申し込みメッセージで好印象を与えるコツを解説します。メッセージにはどんなことを入れればいい？お相手に良い印象が残る文章とは？結婚相談所のお見合いを例に、OK＆NGの例文、プロフィールの改善案について、婚活コンサルタントの澤口珠子さんにお聞きしました。これからお見合いを申し込もうとしている方はぜひ参考にしてください。

一般的な結婚相談所ではお見合いの申し込みフォームにコメント欄があり、そこに記入するのが、お見合いの申し込みメッセージ。「あなたに興味があります」「お会いしたいです」といった気持ちを伝える役割があります。

「お相手に実際に会う前は、このメッセージから人となりを想像することになります」と澤口さん。「自分の第一印象を大きく左右するものなので、じっくり考えて丁寧に書きましょう」

お見合いの申し込みメッセージは、書き方のコツをつかむことでお相手に好印象を与えることができます。どんなことに気を付ければいいのか、コツを紹介します。

必ずあいさつを入れる

いきなり本題に入るのではなく、まずはあいさつから始めましょう。お見合いの申し込みなら「初めまして」が基本となります。

お相手のプロフィールや自分との共通点に触れる

お相手のプロフィールに書かれていた内容を盛り込み、きちんと読んだ上での申し込みであることをアピールしましょう。また、例えば趣味など自分との共通点がある場合はそこに触れる、相手の考えなど共感できる部分があればそれを伝えると、親近感を持ってもらいやすくなります。

簡潔になぜ会いたいと思ったのかを伝える

初回から長文すぎると、読み飛ばされてしまうこともあります。笑顔が素敵だと思ったなど、簡潔に、会いたい理由を伝えましょう。

定型文をそのままではなく自分なりに文を考える

どこかで見たような定型文をそのままだと、誰にでも同じものを送っている印象になってしまいます。上記のようにお相手のプロフィールに触れ、会いたいと思った理由を簡潔に伝え、オリジナリティーのある文章を心がけましょう。

前章で紹介したコツを踏まえて、お見合いの申し込みメッセージのOK例とNG例をいくつか紹介します。

OK例文

相手に好感を持った理由、自分との共通点などを盛り込み、簡潔にまとめましょう。

【OK例文１】好感を持った理由、共感をアピール
初めまして。
プロフィールを拝見し、ご家族を大事にされているところに好感を持ちました。
私も将来温かい家庭をつくりたいと思っています。
よろしければぜひ一度お会いできたら嬉しいです。

【OK例文２】共通点をアピール
初めまして。
プロフィールを拝見し、食べ歩きや旅行など、趣味や好きなものに共通点が多く、
ぜひ一度お会いしていろいろとお話ししてみたいと思いました。
どうぞよろしくお願いいたします。

【OK例文３】好感を持った理由、共通点をアピール
初めまして。
お写真の笑顔がとても素敵で、惹かれました。
犬を飼われているとのことですが、私も小さい頃からずっと実家で犬を飼っていたので、犬が大好きです。
ぜひお会いしていろいろお話しできたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。

NG例文

内容が薄いと印象に残らず、謙遜しすぎると相手に魅力が伝わらないので、そうならないよう気を付けましょう。

【NG例文１】内容が薄い

初めまして。 プロフィールを見て、ぜひお会いしたいと思いました。
よろしくお願いします。

【NG例文２】謙遜しすぎ
初めまして。
なんの取りえもない男ですが、会っていただけたら嬉しいです。
よろしくお願いします。

【NG例文３】長すぎる
初めまして。お写真の笑顔がとても素敵だと思いました。プロフィールを拝見しましたが、何かと共通点が多く、お申し込みをさせていただきました。私も食べ歩きや旅行などが好きです。学生のころはバックパック１つで海外を旅して回った経験もあり、好奇心旺盛で、環境の変化にも順応しやすく、ピンチに強い部分を持ち合わせていると自負しております。また、犬を飼われているとのことですが、私は犬も猫も大好きで……（中略）……よろしければぜひお会いしていろいろお話しできたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。

気持ちを込めてお見合いの申し込みメッセージを送っているけれど、なかなかお見合いが成立しない……そんなときは、自分のプロフィールを改善するという手も。次のような改善案を取り入れてみてはいかがでしょうか。

プロフィール写真を撮り直す、差し替える

同じ人でも、写真の撮り方によって印象は大きく変わります。見た目の好みは人それぞれですが、明るい印象、人のよさそうな笑顔、清潔感のある雰囲気の写真は好感を持ってもらいやすいようです。どんな写真が効果的かをよく知っているプロに撮影を依頼するのも効果的です。

文章で誠実な人柄を伝える

例えば履歴書のように学歴や経歴など、自分のアピールポイントをたくさん並べるよりも、文章で誠実な人柄が伝わる文章を伝えましょう。

未来の家族としたいことなど具体的に書く

どんな結婚生活を送りたいかを具体的に書くと、結婚したらどうなるのかを想像してもらいやすくなります。プロフィール文の後半に、例えば「家のことはお互いに協力し合える関係を築きたいと思います」などと入れましょう。

最後まで読んでもらえたことへの感謝を伝える

ほんのひと言、付け加えるだけでも感じ良く読み終えることができ、好印象を持ってもらえるかもしれません。プロフィール文の締めくくりに「最後までお読みいただきありがとうございました」などと添えるのもおすすめです。

好きなこと、趣味はできるだけたくさん書く

自分との共通点を見つけてもらうと、お見合いの申し込みを受けてもらえたり、申し込まれたりする可能性も高まります。趣味と言えるほどではなくても、興味のあることはできるだけたくさん書いておきましょう。

お見合いの申し込みメッセージの書き方やプロフィールの内容一つでお相手からの印象が良くなることもあります。興味を持ってもらえて、お相手からも「会ってみたい」と思われるように、ここで紹介したコツを試してみましょう。

さらに、活動中の不安があればコーディネーターに相談できるのが結婚相談所で婚活をするメリットの一つ。ゼクシィ縁結びエージェントでは、第三者の視点を持つマッチングコーディネーターが婚活のさまざまなお悩みに対してアドバイスします。まずは無料カウンセリングを利用して気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

取材・文／前川ミチコ

【監修】
澤口珠子さん
婚活コンサルタント。スフィアロココス株式会社 代表取締役社長。特定非営利活動法人日本教育福祉振興支援協会 少子化対策顧問。理想のパートナーを引き寄せる外見・マインドづくりのプロフェッショナル。これまで８年間で、1000人以上の女性を女子力アップレッスンでサポートし、8000人以上の女性を１対１で婚活コンサルサポート。「婚活」に特化したイメージコンサルタントとして、「マインド」「外見磨き」「コミュニケーション」の３軸で、理想のパートナーを引き寄せるノウハウを伝えている。主な著書に、『はじめての「ネット婚活」幸せになるための最短ルート』（幻冬舎）、『愛もお金も全て手に入る美しく自由な女になる方法』（総合法令）などがある。
公式サイト：https://sawaguchitamako.com/