お見合いの成功率って？【段階別】成功率を高めるポイントや心得を解説！

お見合いには親族や知人の紹介による昔ながらのスタイルもあれば、結婚相談所での１ステップ であるお見合いもあります。では実際、お見合いの成功率はどのくらいなのでしょうか。お見合い結婚した人のデータから、その成功率を探ってみました。また、「プロフィール」「お見合い」「仮交際」のそれぞれでお見合いの成功率を高めるポイントを、婚活女子メンタルサポート専門家の一色美華さんに伺いました。

お見合いを経ての結婚は効率的と言えるのでしょうか。

リクルートブライダル総研「婚活実態調査2021」によると、婚活方法ごとの結婚した人の割合は、以下のような結果になっています。

お見合いからの結婚は、2018年は9.1％でしたが、2019年は16.3％、2020年は28.1％となっています。

結婚相談所を利用して結婚した人の割合は、他の婚活方法に比べて多い傾向です。結婚相談所の１ステップであるお見合いは比較的効率な婚活方法だということが見て取れます。

お見合いの成功率を高めるためには、どんな方法があるのでしょうか。まずは、プロフィールの作り方を見ていきましょう。
昔ながらのお見合いでは、仲人を通じて自己紹介面を交換します。結婚相談所では入会すると自分を紹介するプロフィールを作成します。ここでは、結婚相談所のお見合い成立に向けて、プロフィール作成のポイントを紹介します。

誠実さの伝わる写真にする

印象の良いプロフィール写真は、お見合いの成功率を上げてくれます。男性はできればスーツ、女性はワンピースやスカートスタイルで、全身とバストアップの2枚用意するようにしましょう。

ヘアスタイルもすっきりまとめて、笑顔と清潔感を意識すること。写真は、フォトグラファーは印象良く見える撮り方を知っていますし、本気度も伝わるので、できればプロに撮ってもらうのが安心です。プロフィール写真の撮り方のコツは、こちらの記事もご参考ください！
婚活アプリで好印象を与える写真を撮るには？ポイントと男女別のスタイルを解説

客観性を持たせたプロフィールを心掛ける

プロフィールにはあらかじめ項目があるので、空欄を作らずにすべて埋めるようにしましょう。 自己紹介文は自己PRに加え、周りの人からの客観的な印象を加えると、自分が思う人柄と、他人から見た人柄の両方を伝えられるはずです。

「仕事でこんなことがあった」など、具体的なエピソードを入れるのも効果的です。

親しみやすさの伝わるPR文を心掛ける

自己PRは長すぎると読みづらく、短すぎても真剣さが感じられません。適度な分量と読みやすさが大切です。

内容はきっちりしたものより、「親しみやすさ」が感じられる内容の方がいいです。「性格はのんびり屋さんや天然と言われることが多いです」「食べることが好きなので、定食屋さんや大衆居酒屋も好きです」など、プロフィールを見た人に、「会ってみたい」「話してみたい」と思われるような、気さくで話しやすそうな雰囲気が伝わる内容を心掛けましょう。

趣味は会話の糸口になるように書く

多くの人がプロフィールを見てお見合いを申し込むかどうかを判断します。趣味の欄は、食べ歩きや映画鑑賞といった、誰にとっても身近に感じやすい趣味だと、見た人に「どんなジャンルが好きなんだろう」「あそこに行ったことがあるんだ！お話が聞いてみたい」と興味を持ってもらいやすいです。

趣味の欄で書いた内容は、実際のお見合いの場面で会話の糸口にするのに適しています。話が弾みやすいようにできるだけ具体的な内容を入れるようにしましょう。 趣味が映画鑑賞なら好きな映画や監督、旅行なら思い出に残っている場所やエピソードまで書くと、お相手もイメージが湧きやすく、会話が盛り上がりやすいです。

偽りがなくありのままを書く

自分を良く見せるために嘘事実と異なる内容を入れると、それが分かったときお相手の信頼を失う可能性があります。謙遜する必要はありませんが、嘘うそを書いたり、過剰に大きく表現したりせず、なるべく等身大の自分を書くようにしましょう。

お見合いを成功させるには、当日の会話や行動も大切です。成功率を上げるお見合いでの心得を見ていきましょう。

話題選びはプロフィールの内容にする

お見合いまでにお相手のプロフィールを見て、感想や聞きたいことなどを準備しておきましょう。会話が盛り上がったら、プロフィールに書いてあること以外の内容に、会話を展開させても問題ありませんが、最初からプロフィールと異なる内容を話しても、お相手は戸惑ってしまう可能性があります。

また、お相手から質問が来ても分かりやすく説明したり、興味を引くようなエピソードを話したりできるように、自分のプロフィールに何を書いたかも再確認しておくようにしましょう。

最後はあいさつに加えて簡単な感想を伝える

「お相手が自分をどう思ったか」は、お互いに一番知りたいことです。「お会いできて嬉しかった」「もっとお話を聞きたい」など、特に自分が「いいな」と感じたことはきちんと言葉にして伝えましょう。

ポジティブな内容の感想は良い印象を与えてくれます。お相手が仮交際に進むかどうかを迷った場合、背中を押すきっかけになることもあるでしょう。

自分の中で反省会をする

お見合い後、その日のうちに「今日の良かった点」や「うまくいかなかった点」を振り返り、次に生かす準備をするとよいでしょう。「なぜお相手が楽しそうにしていたのか」「なぜ会話が盛り上がらなかったのか」など、お見合いを振り返ってみてください。自分の課題や大切にしていることが見えてくるはずです。

結婚相談所を通してお見合いをした場合は、お互いが合意すると次の仮交際という段階に進みます。仮交際は真剣交際に進むための1人のお相手を選ぶ大切なステップです。初回デートから各デートでのポイントや、仮交際期間中に意識したいことを紹介します。

初回デートは短時間を心掛ける

お見合い後の初デートは早めに日程調整 をしましょう。お見合いから日が空きすぎてしまうと、お互いの印象が薄れてしまいます。

初回デートはお相手を知るためのものです。まだ関係性ができていない人と長時間一緒に過ごすのはお互いに疲れてしまうので、「もう少し一緒にいたいな」と感じるくらいの時間で切り上げるようにしましょう。

服装は、お見合いのとき程ほどきちんとした着服装をする必要はありませんが、清潔感はマストです。強すぎる個性は避けつつ、自分らしさも交えるのがポイントです。

会話の内容は、お互いの呼び方や連絡方法、都合の良い時間帯など、お付き合いする上での簡単なルールを確認するのがおすすめです。さらに、デートで行ってみたい場所の提案などをしておくと、２回目のデートに繋げやすくなります。

２回目のデートで意思確認をする

お相手が楽しそうにしていたり、好意を感じられたりするようなら、将来についてお互いの意思を確認できるとよいでしょう。子どもや同居などの直接的な表現は避けつつ、結婚後は仕事を続けるか否か、住みたい場所、大事にしたい価値観など、少しずつ話していくようにしましょう。

ただ、お互いそれぞれのペースがあるので、お相手に合わせることが大切です。気持ちが温まっていないうちに話を詰めたり、核心に触れるような話をしたりしてしまうと、お相手は負担に感じてしまうこともあるので、距離を縮めるのは相手の反応を見ながらにしましょう。

3回目のデートで告白をする

お相手と「合うな」と感じたり、一緒にいて「楽しい」と思うなら、３回目のデートあたりで告白してもいいかもしれません。告白のシチュエーションを考え、シミュレーションしておくといいでしょう。３回目のデート中に手を繋ぐなどの軽いスキンシップをして、お相手の反応を見ておくのもおすすめです。そのときは「手を繋いでもいいですか？」などと確認することで、お相手の気持ちが分かり、すれ違いを防ぐことができます。

もし、お相手の気持ちが分からなかったり、不安に思うことがあったりしたら、焦って告白はせず、マッチングコーディネーターに相談するとよいでしょう。

仮交際中の連絡は小まめにする

男女間だけでなく人間関係がうまくいかなくなる大きな原因は、コミュニケーション不足であることが多いです。相手が何を考えているか分からないと、距離がどんどん広がってしまいます。

友達でもなく恋人でもない仮交際のお相手であるということを意識しましょう。仮交際期間中は同時進行で他の人とも仮交際ができるため、お相手の意識が離れてしまわないためにも、小まめに連絡を取るようにしましょう。

都度のお礼は欠かさない

「今日も楽しかったです」「○○なことを話せてよかったです」「次は○○に行きましょう」など、毎回デートの後にはデートに対するお礼を欠かさずにするようにしましょう。

もしごちそうになったら、「次は私がお支払いしますね」と申し出たり、次回デートのときにささやかなお礼をプレゼントしたりすると好印象です。

しっかりリアクションを取る

会話の中や、デート中にふたりに起こった出来事に、しっかりリアクションを取ることも大切です。「すごいですね」「おいしいですね」などのポジティブな感想や、笑ったり驚いたりするような明るいリアクションは、一緒にいる人を楽しい気分にしてくれます。

その場を楽しんでいることがお相手に伝わる上、相手を肯定するリアクションは好感を得やすいでしょう。

ライバルの存在を忘れない

結婚相談所のルール上、仮交際期間は複数の方と交際することが可能です。仮交際しているのは自分だけではないことを忘れないようにしましょう。「いいな」と思うお相手は他の人から見ても魅力的です。

自分の気持ちが決まっているなら、ライバルに差を付けるにはどうしたらいいのかを考えて行動しましょう。

お見合いが成功しなければ、交際に進めなません。お見合いがうまくいかないと思っている人は、今回紹介したプロフィールの書き方や、お見合い中の心得、仮交際中のポイントなどを意識してみると、お見合いの成功率が上がってくるかもしれません。

ゼクシィ縁結びエージェントでは、プロフィールの書き方から、お見合いでの作法や会話まで、お見合いを成功させるためにアドバイスしてくれます。「結婚したい」という思いを全力で応援してくれますので、気になる方や婚活を始めたいと思っている人は、無料カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。

取材・文／坂田圭永

【監修】
一色美華さん
30代婚活女子メンタルサポート専門家。自身も結婚相談所でスピード婚をした経験を持つ、元大手結婚相談所カウンセラー。600名以上の相談実績から、恋愛がうまくいかない人の感情や思考パターンを明らかにし、幸せなパートナーシップを築く「パーソナルLOVEレッスン」「恋愛塾」「婚活プランニング」などを主宰。結婚相談所の婚活を推奨するコンサルタントとして、公式ブログやインスタグラムで婚活女子へ応援メッセージを発信している。
公式サイト：https://www.cariocastyle.net
公式ブログ：https://www.cariocastyle.net/column
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