- 候補日を1日しか出さない
- 候補の日程が近すぎる
- 候補の日程が遠すぎる
- 返信が遅い
- 前日・当日に直前キャンセル
- 24時間以内に返信する
- 候補日は3日以上提案する
- 候補日は7~10日先で提案する
- 時間に幅を持たせる
- 候補日は土日祝日と平日を組み合わせる
お見合いの日程調整の基本マナーについて、婚活マナー講師の森下あさみさんに伺いました。お見合いの日程調整はドキドキするもの。例えば、結婚相談所でマッチングしたお相手となかなか予定を合わせられなかったり、返事が遅いなどの理由で良くないイメージを持たれてしまったりしないために、どんな点に注意すべきなのでしょうか。失敗しないお見合いの日程調整のポイントを解説します!
お見合いの日程調整が印象を左右する?
婚活中の忙しい男女がお見合いの日程調整をするとき、なかなかお互いのスケジュールが合わないこともあるでしょう。ところが、「会う前の日程調整のやりとりから、お見合いは始まっているんです」と森下さん。
なぜなら、お見合いの日程調整のやりとりの中にも「相手への配慮ができる人だな」、「この人は自分のことしか考えていないな」、などと人間性が表れるものだからです。好印象なやりとりができていないと、この時点でお断りされてしまうこともあるので注意しましょう。
お見合いの日程調整で気を付けたいこと5選
お見合いの日程調整でこれをやってしまうとスムーズにお見合いにこぎ着けない、良い印象を持ってもらえない、という気を付けたい行動パターンを5つ、森下さんに教えてもらいました。
候補日を1日しか出さない
「○日はいかがですか?」などと候補日を1日しか出さないと、お相手の都合がつかないことも多いでしょう。相手への配慮ができない人という印象を与えてしまうだけでなく、お互いの都合がつくまでのやりとりが増えてしまい、時間がたってしまいます。そうなると、お相手の気持ちが冷めていってしまうことにもなりかねません。
また、「○日の○時、○日の△時、○日の×時」などと複数の候補日時を出してはいるものの、すべて同じ日で違う時間帯、とならないように注意しましょう。その日まるまる都合がつかない、というケースも考えられます。上記と同じようにお互いの都合がつくまで時間がたち、相手の気持ちが冷めてしまう可能性も高くなります。
候補の日程が近すぎる
例えば明日とか明後日など、近すぎる日を候補に挙げると、予定が合わない可能性が高くなってしまいます。さらに結婚相談所などを利用している場合、その日が定休日だったり、担当者がお休みだったりと、連絡がつかないこともあるので、早くても1週間後以降の候補日が望ましいでしょう。
候補の日程が遠すぎる
反対に、例えば1カ月先など、遅すぎる日程を指定するのも避けましょう。やる気がないように思われてしまったり、お相手と他の人との話が進んでしまう可能性も高くなってしまいます。
返信が遅い
「○日はいかがですか?」と聞かれているのに、それに対する返信が3日後、4日後など、返信が遅すぎるのも失礼になってしまうのでご注意を。ダメならダメで予定を入れたいのに入れられないとなると、お相手に迷惑をかけてしまい、お互いの関係がうまくいかない原因にもなってしまいます。例えば仕事がシフト制で予定がまだわからないといったような場合でも「今はまだわからないけれどこの日までにはわかるので連絡します」と状況だけでも連絡しましょう。
前日・当日に直前キャンセル
一番やってはいけないのが、いわゆるドタキャン。中には大して悪いことと思わず頻繁にやってしまう人もいますが、予定をあけてくれていたお相手に迷惑をかけてしまいます。ドタキャンが理由で、お相手からお断りされてしまうこともあり得ます。どうしても、という理由でない限り、直前キャンセルはしないようにしましょう。
お見合いの日程調整で好印象を与えるコツ5選
お見合いの日程調整で、きちんと配慮のあるやりとりができれば、お相手に好印象を与えることができる上に、スムーズにお見合いへと進めることができます。そのために心がけたいことを5つ教えてもらいました。
24時間以内に返信する
お見合いの日程調整に限った話ではありませんが、都合を聞かれたら、すぐに確認して24時間以内に返事をするのが理想的。もし、その日に仕事が入りそうなど、まだわからない場合には、わかり次第連絡することを伝えましょう。反対に「この日だったら確実なんですが、ご都合いかがですか?」などと自分から提案してみるのもいいでしょう。
候補日は3日以上提案する
自分から候補日を挙げる場合、相手の都合も考えて3日以上の候補日を提案しましょう。1日や2日しかない場合に比べ、お相手も決めやすくなりますし、自分の好印象にもつながりやすくなります。
候補日は7~10日先で提案する
前述したように、候補日は近すぎず、遠すぎない日程を提案しましょう。特に結婚相談所を利用している場合は、結婚相談所の定休日やお互いの担当者の休みも考慮して。7日以上先を提案すると、お相手は何を着ていこうかと考えたり準備をする時間もあります。10日くらい先なら、気持ちが冷めてしまうほど先ではなく、スムーズに進めやすいでしょう。
時間に幅を持たせる
候補日の時間は「○時」などと具体的すぎる提案よりも、「午前中」「○時から○時の間」などと幅を持たせましょう。相手も決めやすくなります。
候補日は土日祝日と平日を組み合わせる
土日祝日の方が都合のいい人、反対に平日の方が都合のいい人、どちらの場合も考えられます。候補日時を挙げるとき、できれば土日祝日と平日を組み合わせて提案すると相手も選びやすいでしょう。
お見合いの日程調整でもマナーを意識して!
お見合いの日程調整の段階でも、相手は自分の人柄を見ているもの。基本的なマナーを押さえて、お相手に好印象を持ってもらうことで、お見合いが成功へとつながりやすくなるでしょう。
結婚相談所の場合、システムで日程調整ができたり、コーディネーターが日程調整のサポートをしてくれたりするので、お見合いが初めての人でも安心ですね。具体的にお見合いの流れが知りたいという人は、無料カウンセリングで気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
取材・文/前川ミチコ
【監修】
森下あさみさん
婚活マナー講師。一流のサービスを学ぶため、リッツカールトンホテルにて勤務。その後、国内系航空会社客室乗務員として5年従事した後、独立。初心者のための、「120分で誰でもCAのような品のある女性になれる講座」は毎回満席で、継続講座も大好評。また、「マナーインストラクター養成講座」を設立し、後進の育成も行う。「 婚活中の女性のためのマナー講座」も開催。書籍『フツウの私を品格のある女性にしてください!』『婚活で選ばれる女性の習慣』など発売中。
公式サイト:https://linktr.ee/asami_morishitaa
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