【婚活マナー】お見合いの場所や時間の決め方は？ホテルラウンジなどおすすめの場所も紹介

お見合いをするとき「お見合いはどんな場所や時間がいいの？」「誰がどんなふうに決めるの？」と不安を感じる人も多いようです。まして相手が遠い所に住んでいる場合は、お見合いの場所選びに悩んでしまうかもしれません。婚活におけるお見合いの場所や時間の決め方について、婚活コンサルタントの松尾知枝さんがアドバイスします。さらにホテルのラウンジなど、おすすめのお店選びのポイントやお見合いのマナーなども紹介します。

結婚紹介所を通してお見合いする際は、お見合いに適した場所や時間についてプロのアドバイスを受けつつ自分たちで決めることが多いようです。一方、婚活アプリを通してお見合いをする場合は、最初から自分たちで話し合いながら、お見合い場所や時間を決めるのが一般的です。

初対面のお見合いの場所としては、落ち着いた雰囲気のホテルのラウンジやカフェが一般的です。次にお店選びのポイントを紹介します。

予約できるお店を選ぶ

人気のあるカフェなどでは、時間帯によっては席が空いておらず待たされるというケースも少なくありません。お見合いでは、席がなくて慌てることがないよう事前に予約を入れられるお店を選ぶと安心です。

ゆったりした雰囲気の場所を選ぶ

落ち着いて話ができるお店を選ぶことが大切です。周囲の声があまりにも耳に入ってくるような空間では、自然な会話ができにくくなってしまいます。また静かすぎる個室でもかえって話がしにくい可能性がありますので、適度にテーブル間に距離のある空間選びがポイントです。

お互いの中間地点に当たる場所を選ぶ

お見合いでは、ふたりが遠方に住んでいる場合もあります。そのときは中間地点に当たる場所や、電車や公共の交通機関で行きやすい場所にあるお店を選びましょう。最初に相手の希望エリアを聞いておくと、場所選びがスムーズにできます。駅から徒歩圏内にあるお店を選ぶことも大切です。

お見合いを申し込んだ方が、お相手の住まいの近くまで出向いていくという考え方もあります。ただし「自宅の近くは避けたい」という人もいますので、まずはお相手の希望を聞くよう心掛けましょう。

お見合いの時間帯はいつごろがベストでしょうか？時間帯選びのポイントを紹介します。

お見合い相手の希望を考慮する

お見合いの時間を決める際はまずお相手の意見や希望を聞くのが一番です。例えば、「午前や午後ならどちらがいいですか？」と聞いてみるといいでしょう。「どちらでも」「お任せします」と返ってきたら、「では、〇時頃はいかがですか？」とあなたの希望を伝えるといいですね。

午前中ならランチタイムは避ける

ふたりが初めて対面するお見合いの席では、お茶を飲みながら１時間程度会うのがおすすめです。「もう少し、この人と話したいな」という余韻を残した方が次のステップにつながります。11:00ごろに設定するとお昼の混雑も避けられ、お店が込み合う前に落ちついて話ができるのでおすすめです。

午後なら15:00ごろがベスト

婚活では「できるだけ多くの人に会いたいから」とお見合いを掛け持ちして午前と午後に約束を入れる人も多いようです。たとえお相手が午前中に別な人とお見合いをしたとしても、午後には気持ちを切り替えてお見合いに臨んでもらえるよう、15:00ごろに設定するのがおすすめです。

お見合い場所と時間が決まったら、次は準備が必要です。お見合いの前に準備しておきたいことを紹介します。

事前に予約名と待ち合わせ場所を伝える

お見合い場所や時間を決める際には、どちらか一方がお店の予約をすることになりますが、「〇時に〇〇の名前で予約を入れてあります。お店で直接待ち合わせお願いします」と予約した方が事前に相手に伝えておくことが大事です。

事前のやりとりで、「仕事ができる頼りになる人」「気配りができる人」といった印象を相手に与えることができます。反対に「この人頼りないかも？」と思われてしまうケースもありますので、気を付けましょう。

相手にお任せしつつサポートする

どちらか一方が予約を任された場合や、普段からお茶を飲みに行かない人にとって、お見合いの場所や時間を決めるのはプレッシャーになるかもしれません。そんなときは任せる側も、「山手線圏内のこの辺りの駅だと行きやすいです。お店の候補をいくつか送っておきますね」とさりげなくサポートすると、お相手も迷わずに決められるでしょう。

移動時間を事前に調べておく

お見合いの席での遅刻は厳禁です。ただでさえ緊張するお見合いの席に、時間ギリギリに焦った様子で到着すると不快感を与えてしまう可能性もあります。前日までに移動時間を調べておき、約束の５分前か10分前には現地に着いて待っているよう心掛けましょう。

お見合いに着る服は前日までに用意する

午後からのお見合いであっても、着るものは前日までに用意しておくようおすすめします。当日ギリギリだと「ボタンが取れそう」といったトラブルもないとは限りません。当日は慌てずにお見合いに臨めるよう、前日までに一度着てみて全身を確認するよう心掛けてください。

顔周りのムダ毛をチェックする

笑うと鼻毛がのぞいてしまう人もいるようです。お茶を飲むときにマスクを外したら、「鼻毛が見えてびっくり！」などという声もあります。顔まわりは本当によく見られる部分で、しかも第一印象を大きく左右する所なので、じっくり鏡を見てチェックするようにしてください。

相手のプロフィールをよく読んでおく

お見合いの席で「会話が浮かばずに困った」ということがないように、事前にお相手のプロフィールを確認しておくといいでしょう。例えば「コロナ下ではどういうふうに過ごしていましたか？」という質問をしたら、より実感のこもった話が引き出せて話題が広がったというケースもあります。 リラックスした表情で会話ができるよう、前もっていくつか質問を考えておくようおすすめします。

知っていると安心してお見合いに臨める、一般的なお見合いのマナーを紹介します。

日程調整のマナー

日程調整のやりとりでありがちなのが「いつがいいですか？」という質問です。慣れていない人ほど、そう聞いてしまいますが、実はお相手に負担をかける聞き方です。というのも、お相手はスケジュールを見ながら希望日を割り出さなければならないからです。

理想的な聞き方は、候補を３つくらい挙げ、「私の方ではこの日とこの日の〇時がいいですが、〇〇さんはいかがですか？」と具体的に聞くことです。お相手にイチから考えさせるという負担をかけないよう選択肢を出しながら聞くことが大切です。

お支払いのマナー

結婚相談所によっては「お見合いの飲物代は各自で」と決められている場合もありますが、実際にはどちらかが支払いをするケースが多いようです。そんな場合、もう一方の人もレジでお財布を出して支払う姿勢を見せることが大切です。「ここは持ちますよ」と言われたら、お礼を言うことを忘れずに。最初からおごってもらう気満々だと、お相手も少し複雑な気持ちになるかもしれません。

さらにお店を出たところで、「今日はごちそうさまでした」ともう一度お礼を言い、「お店の雰囲気がすごくよかったです」などとひと言感想も添えることがポイントです。あなたのことが印象に残りますし、「喜んでもらえてよかった」とお相手をホッとさせることもできます。

お見合い前後のマナー

ふたりでやりとりする場合、前日に「明日、楽しみにしています」と確認のメッセージを送ることが大切です。お見合い後も、お礼のメッセージを送るとお相手に好印象を与えることができます。社交辞令的な言葉だけでなく、「〇〇さんの〇〇についてのお話、興味深かったです」などと具体的な会話の内容にも触れるよう心掛けましょう。

複数のお見合い相手がいる場合、どうしても相手の印象が薄れてしまいがちですので、メッセージに当日の様子を思い出せるものを残しておくことで、自分をより強く印象付けることができます。

結婚相談所を通してお見合いをする場合、お見合いのルールが決まっていたり、マナーやポイントをアドバイザーに事前に聞いて準備したり、不安に思うことを相談したりすることができます。安心してお見合いに臨めますので、初めての人にもおすすめです。

ゼクシィ縁結びエージェントでは、お見合いに関する疑問はもちろん、仮交際、真剣交際など婚活中のさまざまな不安や悩みをマッチングコーディネーターが全面サポートします。詳しい話を聞いてみたいという場合には、「無料カウンセリング」を活用してくださいね。

取材・文／Jun

【監修】
松尾知枝さん
婚活コンサルタント、(株)インプレシャス代表取締役。国際線CAを経て、“合コン総研アナリスト”としてテレビや雑誌に出演。自身の経験と心理学をベースにした自分ブランド構築スクール「Precious　美女塾」を開設。女性の生き方を豊かにする人材開発を行い、全国から受講者が集まるようになり、著書の累計発行部数は10万部以上。セミナー、パーティ開催を通じ、多くの女性に恋愛アドバイス、出会いサポートを行っている。主な著書：『最高の自分で最高の相手をつかまえる！』『1日5分で夢が叶う 日記の魔法』他
公式ブログ：https://ameblo.jp/matsuo-chie/
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