目次
結婚相談所あるある、噂の真相は?
  • 1. お金がかかる
  • 2. 敷居が高い
  • 3. 結婚するには年収が大事
  • 4. お見合いで会うと写真と違う
  • 5. 会員は必死な人が多い
  • 6. 乗り気でない相手を薦められる
  • 7. 相手が見つからない
  • 8. 結婚が決まらなくて肩身が狭い
  • 9. 会員の中にサクラがいる
  • 10. 担当者が怖い
【婚活体験談】結婚相談所を利用した人の本音 不安や疑問を解消することが大切

結婚相談所にまつわる噂、いわゆる「結婚相談所あるある」。婚活サービスの一つである結婚相談所の入会を検討していても、噂の真偽が気になって一歩踏み出せない!ユーザーの本音が聞きたい!という人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、大手結婚相談所・行政機関で婚活セミナー講師を務める、恋愛・婚活コンサルタント 菊乃さんに「結婚相談所あるある」の“本当のところ”を伺いました。

結婚相談所あるある、噂の真相は?

結婚相談所あるある”の噂の真相は?結婚相談所ユーザーの本音を聞いた体験談も紹介

「結婚相談所あるある」を徹底分析するため、ここではゼクシィ縁結びエージェントが独自でとったアンケート (※1)から、結婚相談所に対するイメージや噂を多い順に10個抽出しました。それぞれの噂に対する実態を、恋愛・婚活コンサルタント 菊乃さんに詳しく伺いました。

なお、菊乃さんは結婚相談所に詳しいですが結婚相談所の運営はしておりません。フラットな立場からお話を伺っております。

1. お金がかかる

結婚相談所は高額なイメージかもしれませんが、それは以前までの話。最近はさまざまな結婚相談所が出てきているので、相場としては以前よりも手が届きやすい値段のサービスも出てきています。例えば、行政の結婚相談所は2年で1万円程度のところもありますし、店舗がないオンラインの結婚相談所は年間10万円未満のところもあります。

もちろん、担当者の同行や写真撮影など、付帯するサービスによって値段が変わってきて登録だけで20~40万円するような結婚相談所もございます。自分に必要なサービスかをしっかり判断しましょう。ほかにも、お見合い1回につき◯円、成婚料◯円など、成果報酬型の結婚相談所は、場合によっては金額が高くなることもあります。

ほとんどの結婚相談所は金額を明示しています。不安なら無料カウンセリングで担当者に料金体制をしっかりと確認し、比較検討しましょう。

2. 敷居が高い

敷居は下がっていると言えます。「独身者の婚活サービス利用経験」に関する調査アンケート(※2)によると、結婚相談所の利用者数は年々増加しています。男女ともに、特に30代の割合が増えていて、2017年には5%前後だった利用経験者率が、2021年には約7%にアップしています。

これは、マッチングアプリや婚活パーティなどの婚活サービスに対するユーザーの意識が変化し、結婚相談所を含む婚活サービスに対するハードルが下がったことも要因として考えられます。

3. 結婚するには年収が大事

年収に比例してお見合い申請などの人気が出る傾向はありますが、高収入だから成婚しやすい、というわけでもありません。成婚している方の年収を鑑みても、全国の年代別平均年収と比較しても大きな差はなく、人柄や価値観の一致を優先している人が多いようです。現在は共働きの夫婦も多いため、高収入の人が極端に注目されることも少なくなってきています。

4. お見合いで会うと写真と違う

結婚相談所あるある”の噂の真相は?結婚相談所ユーザーの本音を聞いた体験談も紹介

男女ともに、あるあるです。これは、プロフィール写真をプロに撮ってもらっている人や何年も前の写真をそのまま使っている方もいらっしゃるので、写真はベストな状態と言えるからです。写真とのギャップを避けるためにも、男女ともにまずは日頃から笑顔の練習をしましょう。女性の場合はメイクやボディケア、男性の場合はヘアスタイルを研究・実践するのがおすすめ。自分磨きのいい機会だと思って、日々ケアしていきましょう。また、1年以上前の写真ならば撮りなおしてください。

5. 会員は必死な人が多い

これは受け取り方の違いになりますが「必死=一生懸命」ということです。同じく結婚を目指している同士なら、「いい人がいたらいつか結婚したいな」程度の人よりも、結婚に対しての本気度が高い人の方がいいのではないでしょうか。

6. 乗り気でない相手を薦められる

コンピューターではなく担当者が紹介する結婚相談所では、プロフィールやご希望、面談での印象などを総合的に判断して紹介を行うので、もしかしたら「ちょっと違うかな」と思う相手もいるかもしれません。ただ、第三者の意見も大事なので、一度会ってみると「実はとても気が合った」ということもあります。

もしお断りしたい場合は、申し込みボタンを押さなければよいだけです。もちろん、紹介をスルーしたからといって紹介されなくなることは基本的にありません。大切なのは、何が断る要因だったのかを正直に担当者にフィードバックすること。フィードバックを基に、担当者もあなたの希望条件に近い人を紹介しやすくなります。ただし、例えば個人の仲介型結婚相談所など介入度の高い所では、強く薦められ、断り続けることで紹介されなくなるということもゼロではありません。

7. 相手が見つからない

これも、あるあるです。ただ、これは結婚相談所が原因というよりも、ご本人の意思が要因である場合もあります。お見合い希望の相手が自身の全ての希望条件に一致していないという理由で断ったり、完璧に理想に合致する、人気が高い会員にしかお見合い希望を出さなかったりすると、なかなか相手が見つからないことがあります。

おすすめなのは、まずは希望と違った相手でも、試しに会ってみること。相手の良い面を見るようにしてみましょう。何人かと会ってもどうしても相手を良く思えない場合、自分のプロフィールや写真をブラッシュアップできないか見直してみましょう。たくさんの会員のなかから自分を選ぶメリットをしっかりアピールできているか確認することで、アプローチされる相手も変わってくるかもしれません。

8. 結婚が決まらなくて肩身が狭い

結婚相談所の規模やスタイルによって分かれます。担当者との距離が近く、より介入度が高いところほど、利用者によっては結婚が決まらないことで肩身が狭いと感じる人もいるかもしれません。ある程度規模が大きく、担当者とある程度距離感がある結婚相談所なら、肩身が狭く感じることはないと思います。

9. 会員の中にサクラがいる

基本的にはサクラはいないと考えて良いと思います。前提として、結婚相談所に入会する際、本人確認書類、独身証明書などの書類提出が義務付けされているためです。

サクラを雇うほど、それぞれの結婚相談所の会員数が少ないということもありません。各結婚相談所は、どこかしらの結婚相談所“連盟”に加盟しています。どこの結婚相談所に入会しても、それぞれの加盟連盟の中から会員を検索・紹介し合うことになるため、会員数についても担保できています。そのため、サクラを雇ってまで会員数を担保する必要はないのです。

10. 担当者が怖い

ないとは言い切れません。ただし、担当者が怖いと感じるか否かは人によって違います。大切なのは、入会前のカウンセリングなどで、結婚相談所の雰囲気が自分と合っているか比較検討することです。また、しっかりと社員研修によって教育されている企業もありますし、担当者変更の申し出ができるところも多いです。不安な人は事前に確認しておくと安心です。

【婚活体験談】結婚相談所を利用した人の本音

結婚相談所あるある”の噂の真相は?結婚相談所ユーザーの本音を聞いた体験談も紹介

結婚相談所の噂について解説してきましたが、「結婚相談所あるある」のほとんどは、自身の考え方や結婚相談所のシステムによるところが大部分だということが分かりました。そこで、実際に結婚相談所を利用したユーザーは、結婚相談所についてどう思ったのでしょうか。「ゼクシィ縁結びエージェント」を利用した方を例に、体験談を紹介します。

「マッチングアプリにも登録したけれど、何回もメッセージのやりとりをしてからようやく会えるなんて時間がもったいないと感じてしまいました。もっと手っ取り早く、本気で結婚相手を探したかったんです。結婚相談所なら結婚を前提に考えている人しかいないし、『これだ!』と思って相談に行きました」(28歳/女性)

「街コン、マッチングアプリなど、婚活にはいろいろありますが、結婚相談所に登録されている方たちは最も真剣に結婚を考えていると思います。私も時間をムダにしたくないという思いがあったので、結婚したいという前提で出会うなら、結婚相談所に入会している人は安心できました」(34歳/女性)

「男性も女性も同じ料金を支払っていて、お互いに結婚に対する本気度が高いので、結婚までスムーズに話が進められます。入会時に独身証明書など各種証明書類を提出するし、お相手の身元もわかっていると、安心感が違いますね。マッチングコーディネーターがいて、面談などをしてもらえるのもよかったです」(37歳/男性)

体験談からも分かるように、効率的に婚活を進めたい人や、真剣度が高い人と出会いたい!という人にとっては、結婚相談所はぴったりな方法かもしれません。

■各コメントは、ゼクシィ縁結びエージェントの「幸せエピソード」より一部抜粋しています。それぞれの体験談の詳細や、ほかのカップルのエピソードは以下から見られます。
幸せエピソード 結婚相談所ゼクシィ縁結びエージェントの体験談

不安や疑問を解消することが大切

ユーザーの体験談から分かったことは、納得して結婚相談所に入会することこそ、結婚相談所をより一層活用できるということ。だからこそ「結婚相談所あるある」と言われるような噂だけでなく、自身の疑問や不安をしっかり解消することが大切です。

そのためには、自身が大切にしたい条件を書き出して事前に検討すること、そして疑問や不安を解消させることがポイントになります。

「ゼクシィ縁結びエージェント」でも、入会前の無料カウンセリングを行っています。どんなささいなことでも大丈夫なので、ぜひ無料カウンセリングで疑問や不安を直接聞いてみてください。



取材・文/小森理恵



【監修】
菊乃さん
恋愛・婚活コンサルタント。マンツーマン相談の他、大手結婚相談所や行政機関で婚活セミナー講師を行う。 29歳まで手抜きを個性と取り違えたダメ女だったが、低レベルからの女磨き・婚活をつづったブログが「分かりやすい」と話題を呼び、2011年から恋愛・婚活コンサルタントとして活動。相談者の約4割は一度も交際経験がない女性。
著書に『あなたの「そこ」がもったいない。』(すばる舎)、『なぜか愛される女がしている73の習慣』(双葉社)など。
公式サイト:https://www.bestpartner-prj.jp/
Twitter:@koakumamt
恋愛・婚活コンサルタント菊乃Blog:http://ameblo.jp/koakuma-mt/

【データ出典】
※1 ゼクシィ縁結びユーザーアンケート
・ご自身に関するアンケート
調査期間:2022/6/24~2022/6/26
有効回答数:155人(男性)155人(女性)
(インターネットによる20~40代向け男女アンケート調査 調査機関:マクロミル)

※2 リクルートブライダル総研「婚活実態調査2021」
調査期間:2021年5月28日(金)~2021年6月3日(木)
有効回答数:50,000人(全国の20~49歳の男女)

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