「周りが結婚ラッシュで焦る……」焦りの原因＆気持ちを落ち着かせてとるべき行動とは

周りの友人たちの結婚ラッシュに焦る気持ちを抱く人は少なくありません。この記事では、婚活コンサルタントのミカねえさん監修の下、結婚ラッシュといわれる時期や年齢、結婚に焦りを感じる理由を解説します。また、早く恋人と結婚したい場合の対処法、婚活におすすめの出会いの場などを紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

結婚ラッシュとは、友人や同僚など自分の周りの人たちが次々に結婚していくことです。一般的には、大まかに３つの時期があるとされています。

第一次結婚ラッシュは、就職して数年経ち仕事が落ち着いてくる頃に結婚を意識する、25歳前後。第二次結婚ラッシュは、仕事やプライベートを充実させたいと考えていた人も区切りの年齢の時期に「そろそろ落ち着こうかな」と考える30歳前後といわれています。

そして、35歳前後には第三次ラッシュがやってくるでしょう。仕事やプライベートが忙しく結婚を意識してこなかった人も、経済的・精神的に余裕ができると次のステップとして結婚を考え始めることが多いからです。また、この時期に結婚の予定がない人は、友達や同僚など周りがどんどん家庭を持ちはじめることに焦りを感じ、本格的に婚活を始める人もいるようです。

周りが結婚ラッシュだとなぜ焦りを感じてしまうのか、心理的な理由を見てみましょう。

ひとりの時間が増えて孤独を感じる

仲の良い友人が結婚するとひとりで過ごす時間が増え、孤独を感じてしまう人は多いようです。結婚すると長期休暇の旅行や誕生日などのイベントは家族で過ごすようになるため、独身者は一緒に過ごす人がいない淋しさから結婚を焦りやすくなります。

身近な人の会話に家族の話題が増えて居心地の悪さを感じる

毎日顔を合わせる職場の人の結婚や出産も大きく影響します。仕事の合間のおしゃべりや会話でも家族の話題が増えると、話について行けず居心地が悪くなることから焦りを感じることもあります。

同年代の幸せ報告に焦燥感を抱く

身近な友人だけではなくSNSで同年代の結婚や出産の報告を目にする機会が増えることも、結婚に焦りを感じる要因の一つです。自分と他人を比較してしまうことから焦燥感が生まれます。

結婚したいけど恋人がいなくて不安になる

結婚願望はあるのに恋人もいないし出会いもない状況であれば、「このままでは一生ひとりかも知れない」という不安から、結婚に焦りを感じることも多いです。

身内からのプレッシャーがある

両親や親戚などから「結婚はまだ？」「誰かいい人いないの？」など言われると、「期待に応えなくちゃ」「孫の顔を見せたい」といった気持ちから結婚を焦ることもあります。また、妹や弟が先に結婚した場合なども、先を越された気持ちになることもあるでしょう。

焦りを感じすぎると、不安に駆られたり孤独感に襲われたりと、ストレスになってしまうことがあります。そんなときは一旦気持ちを落ち着かせましょう。次に挙げる方法を試してみてください。

自分の気持ちを整理してみる

焦る気持ちから闇雲に行動しても、いい結果にはつながりにくいです。まずはなぜ焦っているのか、自分と向き合い落ち着いて気持ちを整理してみましょう。

孤独感、周囲との比較、周りからのプレッシャーなど理由はいろいろあるはずです。原因を理解した上で「本当はどうしたいのか」ということをしっかり考えてみましょう。

信頼できる人に話を聞いてもらう

結婚に焦りを感じることは珍しいことではありません。信頼できる人に今の気持ちを聞いてもらうのもおすすめです。誰かに話すことで気持ちがすっきりしたり、自分の考えとは違う意見や経験を聞けたりと、参考になるアドバイスをもらえるでしょう。

結婚は人生の大きな選択ですから、どんな人でもきっと悩んだ経験はあるはず。「自分だけじゃない」と思えるだけでも気持ちが落ち着き楽になるものです。

結婚のプロに話を聞いてもらう

結婚相談所のカウンセラーや仲人は、結婚したい人の気持ちに寄り添い、出会いから結婚まで導くことがお仕事です。当然「結婚を焦っている」という悩みもたくさん聞いてきています。

話を聞いてもらえるだけではなく、同じような悩みを持った人の事例や、その後結婚して幸せになったエピソードなどを具体的に教えてもらえると、きっと心が軽く前向きになれるはず。また、悩みを解決するためにどんな行動をするといいか相談するのもいいですね。

周りの結婚ラッシュは、結婚を意識し具体的に考えるいい機会でもあります。結婚したい恋人がいる場合は、自然な会話の流れで結婚について話してみましょう。

もし、恋人なのに「結婚について話せない」という状況なら、その関係性を見直した方がいいかもしれません。生涯を共にするパートナーは、素直な気持ちを話し合える相手が理想です。

話し合える相手なら、次のような会話でお互いの気持ちを確認し合うといいでしょう。

お互いの生まれ育った環境や家族の話をする
生まれ育った環境知ることで、結婚生活がイメージしやすくなります。どんな幼少期を過ごしたか、どんな家族に囲まれているかを知り、お互いの価値観をすり合わせることで、前に進みやすくなります。

仕事や子育てなど未来の話をする
キャリアについて、マイホームについて、子どもについてなど、お互いが描いている将来像を擦り合わせるのも効果的です。「20代は仕事を頑張って、30～40代は子育てをしたいから、結婚は30代前半がいいね」などと、自然な流れで具体的な結婚の時期を確認し合うことができます。

お互い経済的に安定する時期を話しておく
結婚を「責任」と感じるタイプは、経済的に安定しないとなかなか結婚に踏み切れません。お互いに「現在どのくらいの収入があり、仕事は続けたい」など仕事に対するビジョンや経済的なことを具体的に伝えるといいでしょう。ふたりで支え合えばいいんだと思えると、結婚に踏み切りやすくなります。

「結婚できたらいいなと思っている」ことを伝える
相手に結婚願望がない場合でも、自分の結婚願望ははっきりと主張できるといいですね。しかし、相手にもタイミングや考えがあるので、プレッシャーをかけすぎないことも大切です。

今は恋人がいないけどなるべく早く結婚したいと考えているなら、積極的に出会いを求めて行動しましょう。結婚につながりやすい出会いの探し方を紹介します。

まずは身近な人から探す

案外身近にいい人がいることを見逃している人は多いようです。今まで全く意識していなくても、ちょっと見方を変えると同級生や職場、趣味の仲間の中に、結婚相手の候補になる人がいるかもしれません。

また、身近な人に「そろそろ結婚したいと思ってます」「婚活始めました」と宣言することで、周りの異性から意識されたり、「友人を紹介したい」と言われたりすることもあるでしょう。

良いご縁に恵まれるには、日頃から身だしなみを整え前向きな発言を心がけるなど、「誰かに紹介したい」と思われる自分でいることがとても大切です。

婚活パーティー・イベント・アプリなどで出会いを探す

身近での出会いが期待できない場合は、とりあえず出会いの場に出かけてみましょう。マッチングの状況などから自分が異性からどのように見られているか、客観視することもできます。

恋愛が久しぶりなら異性と話すことはデートの練習にもなり、出会いを意識することで身だしなみやお洒落に気を使うので、自分磨きにもつながります。

結婚相談所で本格的に活動する

なるべく早く結婚したいなら、結婚相談所で活動するのもおすすめです。身元保証がある相談所が多く、初対面では聞きにくい、学歴・婚歴・職業・収入・家族構成などがわかった上で、お相手を探すことができます。

何よりお互いに結婚の意志がある前提の出会いなので、スピード婚も夢ではありません。

結婚に焦りすぎると、よいパートナーに出会いたいのか、とにかく結婚がしたいのか、目的を見失ってしまいがち。「結婚したい」という自分の気持ちを大切にして、前向きに将来どうなりたいかを考えるのがおすすめです。これからの結婚は、周囲の意見や古い慣習にとらわれず、自分らしい「幸せ」を一緒に築ける相手を探すと上手くいきやすいでしょう。

本気で結婚につながる出会いを探したいなら、婚活のプロがしっかりサポートしてくれる結婚相談所は強い味方です。ゼクシィ縁結びエージェントは、無料カウンセリングを実施中。気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

取材・文／仲西なほ子

【監修】
ミカねえさん
【こじらせ女子・オクテ男子専門】婚活コンサルタント。自身も結婚相談所でスピード婚した経験を持つ、元大手結婚相談所カウンセラー。1000名以上の相談案件から「恋愛がうまくいかない心理的な原因と解決方法」を見つけ、こじらせ女子が結婚するための「恋愛講座」、結婚前提のご紹介プラン「婚活プランニングCarioca.Style」、恋活イベント「恋なび（R）」などを主宰。結婚相談所での婚活を推奨するコンサルタントとして、公式ブログやインスタグラムで婚活女子への応援メッセージを発信している。
公式サイト：https://cariocastyle.net