目次
男性脳、女性脳とは? 男性脳と女性脳のそれぞれの考え方の特徴 男性脳の恋愛傾向
  • 気になる相手に自ら声をかける
  • 行動することで問題解決を試みる
  • マッチングアプリなど効率的な出会いに苦手意識が少ない
  • デートの予定を立てるのが得意
  • 自分の気持ちをストレートに伝える
女性脳の恋愛傾向
  • 「待ち」の姿勢になりやすい
  • 過去の恋愛を引きずりやすい
  • 別れを告げることが苦手
  • 相手の気持ちに寄り添える
  • 相手に合わせることができる
恋愛における男性脳のメリットと注意点
  • メリット
  • 注意点
恋愛における女性脳のメリットと注意点
  • メリット
  • 注意点
あなたはどっち?チェックリスト 自分や相手を理解する参考に!

男性脳、女性脳という言葉を聞いたことはありますか?これは、考え方や感じ方の違いを表すものです。考え方や感じ方が違うと、恋愛においてもお互いを理解し合うことが難しくなり、気持ちが擦れ違ってしまう可能性もあります。そこで、心理カウンセラー桑野 量さん監修の下、男性脳、女性脳それぞれの特徴を紹介。お互いに理解し合い、幸せな関係性を築くためのヒントにしてくださいね。

男性脳、女性脳とは?

男性脳、女性脳とは?

男性脳、女性脳とは、物事の考え方や判断基準として何を大切にするか、また、どう感じるかの性質の違いを表した言葉です。

男性と女性という言葉が付いているため誤解しがちですが、性別特有の生まれつきの差や違いを意味するものではなく、割合の差こそあれ、どんな人の中にも共存するものとして捉えるといいでしょう。

男性脳と女性脳のそれぞれの考え方の特徴

男性脳と女性脳のそれぞれの考え方の特徴

男性脳は具体的な行動や決断を、女性脳は感情や感覚的な考え方を得意とします。

問題が起きた場合、男性脳の傾向が強いと、その問題そのものを解決するために具体的な行動を取って解決します。一方、女性脳寄りだと問題によって感じた気持ちを誰かに話したり、相談したりすることで、つらさを解消しようとします。

例えば誰かに相談された時に、具体的に解決策をアドバイスするのが男性脳、寄り添って話を聞いてあげるのが女性脳です。違いはコミュニケーションにおいても明確です。男性脳は情報や事実のシェアや交換を目的とし、女性脳は気持ちを共有し、話すことそのものを目的にします。

男性脳の恋愛傾向

男性脳の恋愛傾向

男性脳は恋愛においても、次のように自ら具体的な行動を取る傾向があります。先に述べたように、男性だからといって必ずしも男性脳に偏っているわけではありません。程度は人によってさまざまなので、当てはまるものが多ければ男女共に比較的男性脳の傾向が強いといったように、相手を理解する糸口として参考にするといいでしょう。

気になる相手に自ら声をかける

男性脳は誰かに好意を抱いた場合、感情をじっくりかみ締めたり、相手の気持ちを熟考するよりも、あいさつをしたり、何か質問したりといったように、すぐに何らかの行動に起こします。

行動することで問題解決を試みる

例えば、失恋という“問題”が生じた時、男性脳は解決思考になり、落ち込むよりも行動することを選択。次の恋に進むことで問題を解決しようとします。

“男性の恋は新規保存、女性の恋は上書き保存”などといって、男性の方が失恋を引きずるといわれることがありますが、これは、女性脳に比べ男性脳は感情を感じることを回避する傾向があり、つらい感情を感じ切らないことで、心の中に相手への想いが残った状態が長期スパンで続くことを指していると考えられます。感情はしっかり感じることで、昇華されるものだからです。

マッチングアプリなど効率的な出会いに苦手意識が少ない

行動志向が強い男性脳は、成果や結果を重視します。そのため、交際や結婚という目的のために、経験値を増やすことにちゅうちょがあまりありません。女性脳に比べて、気持ちの切り替えが早いというところも特徴の一つで、マッチングアプリなどの効率的な出会いに対しても心理的ハードルは低めに感じるでしょう。

デートの予定を立てるのが得意

男性脳は、計画を立てることを得意とする未来志向型です。デートなど具体的な予定をプランニングすることも得意であり、好む傾向があります。逆にいうと、自分である程度予定をコントロールできなかったり、先が見えなかったりすると不安になります。

自分の気持ちをストレートに伝える

結果や成果を重視することと同様、結論や結果を伝えるコミュニケーションが得意なのも男性脳。相手への気持ちが明確になると、自分から告白するなど、愛情を伝えようとします。

女性脳の恋愛傾向

女性脳の恋愛傾向

感情や感覚優位の女性脳は、感情が動きやすい恋愛ではその傾向が顕著になるかもしれません。具体的には次のような傾向があるでしょう。

「待ち」の姿勢になりやすい

自分から気持ちを伝えるなど、恋愛関係をリードすることが苦手です。恋愛関係に進むことに慎重ともいえるでしょう。

女性脳は感情や感覚を大切にするため、自分の感覚をしっかり感じ、また相手のこともしっかり見極めようとします。また、友人に「あの人どう思う?」などと相談し、周囲とのコミュニケーションの中で自分の気持ちを確認したいと考えます。

過去の恋愛を引きずりやすい

女性脳は感情や感覚をシャットダウンすることが苦手です。失恋した場合もその痛みやつらさを感じてしまいます。そのため、男性脳に比べると失恋によって思い悩む時間が長く続きます。同時にこの時間は感情を処理し、癒やすために必要な時間ともいえます。

別れを告げることが苦手

相手とコミュニケーションすることを大切に考える女性脳は、自分の気持ちだけで決断することに抵抗を感じます。相手の気持ちを考えてしまうあまり別れを切り出せず、ずるずると恋愛関係を長引かせてしまうことがあります。

相手の気持ちに寄り添える

女性脳が強いと相手の感情を敏感に感じ取り、気付いてあげることができます。そのため、母性のような愛情に満ちた安心感を相手に与えることができます。

相手に合わせることができる

コミュニケーションにおいて共感を持って聞くことや、思いをシェアし合うことを大切にするため、相手に合わせることができます。相手の趣味に興味を持ったり、好みを取り入れたりすることもできるので、喜ばれることもあるでしょう。一方、相手に合わせすぎるあまり、自分の気持ちを犠牲にし、心が疲弊してしまうこともあります。

恋愛における男性脳のメリットと注意点

恋愛における男性脳のメリットと注意点

恋愛における男性脳のメリットと注意点をまとめました。自分自身や気になる相手の傾向を押さえて、前向きな関係性を築くために参考にしてくださいね。

メリット

男性脳の傾向が強いタイプの人は、気になる相手ができると声を掛けたり、デートに誘ったり、自分から積極的に行動に移すことができます。そのため、早めに関係性が進展しやすいでしょう。

また、片思い中も交際中も、問題が起こった際や悩み事があったりしても、具体的な解決策を考えられることができます。良くも悪くも結果が出やすいといえます。

注意点

相手が好きな人や恋人であっても、コミュニケーションでは情報の伝達がメインで、結論だけシェアしてしまうこともあります。そのため、気持ちが伝わらず、「私のこと大切に思ってないの?」などと誤解を与えてしまうことも。

また、気持ちに共感するのが苦手なため、冷たい人という印象を与える可能性も考えられます。

恋愛における女性脳のメリットと注意点

恋愛における女性脳のメリットと注意点

女性脳の恋愛におけるメリットと注意点も見ていきましょう。

メリット

相手の気持ちを汲んだり、寄り添うことが得意なため、相手がつらい様子のときに早めに気付いてあげることができます。そのため、「気持ちを分かってくれる人」という温かい印象を与えることができ、心の距離も近づきやすいでしょう。

また、一方的に意見や考えを突き付けるのではなく相手の反応にも配慮できるため、例え意見が違ったとしても、激しいケンカにはなりにくいです。

注意点

気持ちを感じとれる分、自分の感情はもちろん相手の感情によっても振り回されがちです。

また、感情的なコミュニケーションを求める傾向があり、特に相手が男性脳の傾向がある場合は、相手のストレスやケンカの原因になってしまうことがあります。

あなたはどっち?チェックリスト

あなたはどっち?チェックリスト

ここまで男性脳、女性脳についての説明を見て、「自分はどっち?」と考えている方も多いでしょう。そこで、男性脳と女性脳、どちらの傾向が強めか判断するためのチェックリストを用意しました。当てはまるものがいくつあるか考えてみてくださいね。

【チェックリスト】
□人に相談するよりも自分で解決したい。
□旅行の計画はしっかり立てたい。
□何もしない時間を苦痛に感じる。
□長電話は苦手だ。
□会話がなくても平気だ。
□ルーティンワークが好き。
□決まった洋服を着ることが多い。
□同じものを食べ続けられる。
□スポーツは勝ち負けが重要だ。
□しばらく着ていない洋服は捨てる。
□仕組み化(効率化)することが得意。



【結果】
チェックの数が6個以上の人→男性脳が強め
チェックの数が5個以下の人→女性脳が強め


上記のリストは主に男性脳の傾向です。結果重視、問題解決を目的とした行動や計画性、情報を目的としたコミュニケーションを表したものです。

一方女性脳は男性脳とは対照的で、感情と感覚を大切にします。これまでの人生の経験や状況によっても変化するものでもあるので、傾向に縛られすぎず、あくまで現在の自分の傾向として参考にしてくださいね。

自分や相手を理解する参考に!

自分や相手を理解する参考に!

男性だから男性脳が強いとは限らず個人差があるものです。持って生まれた気質として持っている傾向があるかもしれませんが、意識して言動を変えていくことで、自分自身の中の男性脳と女性脳のバランスが変化することもあります。

また、恋愛の場面でも、男性脳・女性脳を知っていることで、相手のタイプによってどちらの脳で考えるかを選択することも可能です。自分は男性脳だから、相手は女性脳だから……ととらわれすぎず、自己分析や恋愛相手の傾向を知るきっかけの一つにすることで、より恋愛を楽しんでいきましょう。

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取材・文/小松ななえ

【監修】
桑野 量さん(カウンセリングタイムズ)
心理カウンセラー。心理学ワークショップの講師も務める。自身も18歳の時にカウンセリングに出会い、2018年から心理カウンセラーとして活動。「楽にシンプルに自分らしく生きる」をテーマに、現在抱えている問題や不安に対し、その人の魅力や才能が輝き出すような提案やサポートを行う。恋愛やビジネスにおける心理学的なアプローチと実践的なアドバイスには定評があり、その人柄を生かした温かく優しいカウンセリングが好評。
HP:https://counselingtimes.com/

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