初デート前日にやっておくべきこと！NG行動も紹介

初めての相手とのデートは何かと緊張するものです。ここでは、初デート前日にやっておくべきことを解説するほか、デート前日の好印象なLINE内容、デート前日のNG行動などについて、異性間のコミュニケーションに詳しい佐藤律子さんに伺いました。前日にきちんと準備しておけば心に余裕が生まれます。この記事を参考にしてデートを成功させてくださいね。

デート前日にしておくべきこと、しておくと良いことを紹介します。

服装や持ち物チェック

出かける直前に慌てなくてすむように服装を決め、持ち物を確認しておきましょう。デートプランに合った服装を選び、靴やアクセサリーといった全身のアイテムを決めておくと余裕を持って身支度ができます。洋服にシワ、シミ、毛玉はないか、靴は汚れていないかなどもチェックを。持ち物は、財布、スマートフォン、ハンカチ、ティッシュのほか、頭痛や腹痛が起きやすい人は常備薬を持っておくと安心です。

スキンケア、ヘアケア

万全の状態でデートに臨めるようにスキンケアとヘアケアを行いましょう。ただし、新商品を使うなど、いつもは行わないケアをすると、肌トラブルを起こしてしまうことも。いつもと同じケアを丁寧に行う程度でOKです。爪のお手入れや鼻毛などのムダ毛処理も忘れずに。

待ち合わせ場所やデートプランの確認

不慣れな場所で待ち合わせをする場合は道順や交通手段をチェックし、家を何時に出発すればよいか確認しておきましょう。早めに着いて少し待つぐらい余裕のある行動がおすすめです。デートに誘った側は、席の予約やチケットの購入をしておくとスムーズ。特に人気のレストランは予約していないと入れないことも多いので、当日慌てないためにも予約しておきましょう。

盛り上がりそうな話題を考える

相手の興味あることや趣味など、できるだけ情報を仕入れて、話題をいくつか考えておくと安心です。自分の話ばかりだと盛り上がらないので、相手も楽しめそうな話題を選ぶのがコツです。

楽しもうという気持ちを持つ

実は、一番大事なのは、楽しもうという気持ちを持つことです。好きな人や気になっている人とのデートなのに、緊張やミスしないように気を使いすぎて、楽しみな気持ちが薄れてしまっては意味がありません。前日は、楽しいイメージを思い浮かべ、余計な心配をしないことも大切です。

デート前日のLINEとして印象の良い内容やタイミングを解説します。

誘った方が送るLINE

相手を安心させるために誘った方が前日に確認のLINEを送るのがマナーです。文章は待ち合わせの時間と場所を確認する短いものでOK。「明日は楽しみにしています」とひと言添えることで、デートへの期待感を伝えることができます。あまり夜遅い時間にならないように注意してください。

誘われた方が送るLINE／連絡あり

相手からの連絡が来たら待ち合わせ時間と場所を確認し、「私も楽しみにしています。明日はよろしくお願いします」と返信しましょう。「忙しい中、時間をつくってくれてありがとう」などという言葉を添えると、感謝の気持ちも伝えられます。

誘われた方が送るLINE／連絡なし

相手からの連絡がなくても、自分からLINEを送ることで好感度が上がります。「明日、○時に○○ですよね。楽しみにしています！」とLINEを送って確認しておけば、自分も相手も安心です。

キャンセルする場合

万一、急用や体調不良でキャンセルする場合は、早めにLINEを送り、お詫びすべきです。相手が気付くのが遅い場合、通話でお知らせしてもよいでしょう。また、キャンセルするだけでなく、代替の日程を伝え、改めてデートに誘うことも忘れずに。

デート前日にやってはいけないこと、やらない方がいいことを解説します。

過度な飲酒

二日酔いになるほどの飲酒は避けましょう。普段お酒を飲む人も、翌日に響かないようにデート前日は控えめにしておきましょう。

においが強いものを食べる

口臭や体臭がきついと、印象を悪くしてしまう恐れがあります。にんにくやニラ、キムチなどにおいが強い食品は、口臭の元になるだけでなく、体臭となってにおいを発するので避けた方が無難です。スタミナ食を食べてパワーをつけたいと思う人がいるかもしれませんが、脂身の多い肉なども体臭の原因になるので注意しましょう。

夜更かし

遅くまでゲームをする、動画を見るといったことで、寝不足になってしまう恐れも。待ち合わせ時間にもよりますが、体調や肌のコンディションのためにも夜更かしは避けた方がよいでしょう。

綿密すぎる計画を立てる

綿密すぎるプランを立てると、プレッシャーになったり、融通が利かない人と思われてしまったりという恐れがあります。大まかなプランを立てたら、当日は、ふたりの気分で行動するぐらいの心構えの方がうまくいくことも多いのです。予定外のことを楽しむ余裕を持ちましょう。

デートの前日は、緊張や興奮で眠れなくなってしまうこともあるでしょう。そんなときの対処法を紹介します。

深呼吸する

眠れない時は自分の呼吸に集中し、ゆっくり息を吸い、ゆっくり息を吐くことを繰り返します。だんだん気持ちが落ち着き、眠りやすくなります。

ぬるめのお湯に浸かる

ベッドに入る１時間半〜２時間前に40度ぐらいのぬるめのお湯にゆったりと浸かると、リラックスでき、眠りにつきやすくなるといわれています。

ベッドでスマートフォンを見ない

ベッドでスマートフォンを見ると脳が覚醒してしまい、睡眠を妨げる恐れがあります。日頃寝る前にスマートフォンを見る癖があり、見ないと眠れない人は、いつも通りで構いませんが、デートに関することを検索したり、テンションが上がるショート動画を見続けたりすると眠気が覚めてしまうので避けた方が無難です。

温かい飲物を飲む

「眠れない」と思いながらベッドに横になっていると、焦ってしまい、かえって眠気が失せてしまいます。眠れない時は思い切ってベッドから出て、温かいハーブティーやホットミルクを飲み、気持ちを落ち着かせるのがおすすめです。コーヒーや緑茶などカフェインが含まれたものは避けてください。

開き直る

デートの前日に緊張したり、ドキドキしたりして眠れないのは仕方がないこと。眠れなくてもいいと開き直ってしまいましょう。そう思った途端、気が楽になって眠りにつけることもあります。

デートの前の日は気分が落ち着かないものですよね。特に初めての相手とのデートなら良い印象を残したいと思い、緊張してしまうのは当然です。デート当日に余裕を持って楽しい時間を過ごせるように、前日にきちんと準備をしておきしましょう。

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取材・文／関原のり子

【監修】
佐藤律子（さとうりつこ）さん
一般社団法人異性間コミュニケーション協会代表理事、婚活スペシャリスト。「異性間コミュニケーション協会」は恋愛、婚活、夫婦問題、子育て、ハラスメント、マネジメント、女性活躍、LGBTQなど人間関係についての研修や講演、運営、相談を行う専門協会で、認定講師100人以上が在籍している。運営した自治体婚活イベントのカップル成立率は60％以上、異性間コミュニケーション研修の受講者は延べ３万人を超える。『2年以内に幸せをつかむ　大人婚活　完全ガイド』（ビジネス社）、『ずるいくらい思いのままに恋が叶う』（かんき出版）、『最高に幸せな“たった１つの恋”を実らせるレッスン』（大和書房）他、著書多数。テレビ番組の恋愛・結婚コーナーの監修、出演実績も豊富。
公式サイト：https://www.iseikan.jp/