- 自由でいたい
- お金を自由に使いたい
- 時間を好きに使いたい
- 仕事や趣味に打ち込みたい
- 価値観のずれがある
- 不信感がある
- 経済的に不安
- 相手の家族との付き合いが不安
- もっといい人がいるかもと思う
- 結婚できる「好き」
- 結婚できない「好き」
- 結婚や子どもの話を避ける
- 仕事や趣味を優先する
- 好きなことにお金を使う
- 独身の友人とよく出かける
- 家族や友人に紹介しない
- まだ結婚は考えられないから
- 一人では寂しいから
- 恋愛を楽しみたいから
- 現状が楽で別れるのが面倒だから
- 1.結婚したくない理由を聞く
- 2.結婚したい気持ちを伝える
- 3.結婚する気がないなら別れると伝える
カップルの中には「好きなのに結婚したくないのはどうしてだろう?」「長く付き合っているのに結婚できないのはなぜ?」と悩む人がいます。好きだけど結婚したくないと思う理由や付き合っているのに結婚できない時の対策について、婚活の専門家である佐藤律子さんに伺いました。結婚を考えるタイミングで相手との関係に悩んでいる人はぜひ参考にしてください。
好きだけど結婚したくない理由とは?

相手のことは好きなのに、結婚したくない理由を解説します。
好きだけど結婚したくない理由には、大きく分けて「自分の都合」と「相手の条件」の2つがあります。まずは、自分の都合で結婚したくないと思う主な理由です。
自由でいたい
自由でいたいという思いが強いと結婚したくなくなります。独身であれば誰にも気を使わず、好きなことをして過ごせますが、結婚後は、生活リズムや衣食住の好みなど、ある程度相手に合わせる必要が出てくるからです。また、独身時代は気が向いたら出かけたり、友人と遊んだりということが普通だったのに、結婚後はその機会が減ってしまうかもしれないという思いから、結婚したくないと感じてしまうのです。
お金を自由に使いたい
好きなことにお金を使えなくなることも結婚を躊躇(ちゅうちょ)する理由の一つです。独身時代と違い、結婚後は生活費のほか、家のローンや子どものための貯蓄の必要性が想定されます。自由にお金が使えないことがストレスで、結婚したくないと思う人もいます。
時間を好きに使いたい
一人の時間が少なくなる、自由な時間が減ることも結婚したくないと思う大きな理由です。結婚すれば、自分の都合だけで時間を使うことはできません。その状態を窮屈に感じてしまうのです。
仕事や趣味に打ち込みたい
仕事や趣味に夢中になっているタイミングであれば、結婚したくないと思う人もいるでしょう。ただし、その思いは一時的なこともあり、時が過ぎれば変化する可能性もあります。
次に、付き合っている相手の条件や相手との関係が理由で「結婚したくない」と思う主な理由を解説します。
価値観のずれがある
付き合っていて価値観が合わないと感じるようであれば、恋人としては好きだけど、結婚しようという気にはなれない、という状況になりがちです。
不信感がある
過去に大きなうそをつかれた、浮気をされたなど、相手に不信感がある場合、結婚相手としては避けたいという気持ちが生まれるのは当然のことです。
経済的に不安
好きな相手であっても収入が少ない、仕事が続かず転職を繰り返している、怠け癖がある、といった状況であれば、家庭を築くパートナーとしては不安になるでしょう。
相手の家族との付き合いが不安
相手のことは好きでも、相手の家族や親族との付き合いに不安があれば、結婚を思いとどまることがあります。
もっといい人がいるかもと思う
「他にもっといい人がいるかも」という考えから、結婚したくないと思う人もいます。裏を返せば、今の恋人のことは好きだけど、結婚したいと思えるだけの魅力を感じていないということ。このような気持ちであれば、結婚することは難しいでしょう。
婚活専門家の佐藤律子さんによれば、結婚したくない理由は男女それぞれに傾向があるとのこと。男性は「まだ自由でいたい」「時間を好きに使いたい」といった自分都合の理由が多く、女性は「相手との価値観が気になる」「経済的に不安」など、相手の条件が理由になることが多いそうです。もちろん、あくまで傾向なので男女逆のパターンもあります。
男女で傾向が違う理由として、男性は家庭を支える責任があると考える人が大半です。それゆえ、結婚には大きな覚悟が必要で、覚悟が決まるまでは自由な恋人時代を引き延ばしたいと考えます。一方、女性は出産や子育てなどにより、パートナーに頼る時期が発生する可能性があります。そのため、自分や子どものために、精神的にも経済的にも安心できる条件を備えた人との結婚を望み、そうでない相手だと恋人としては良くても結婚相手としてはふさわしくないと考えるのです。
結婚できる「好き」と結婚できない「好き」の違いとは?

ここで、結婚できる「好き」とできない「好き」の違いを解説します。
結婚できる「好き」
恋愛相手として好きであることはもちろん、互いに信頼し、尊敬し合える状態が結婚できる「好き」といえるでしょう。相手との価値観の違いも受け入れ、夫婦として一緒に生きていく覚悟を伴った好意です。
結婚できない「好き」
結婚できない「好き」には、「まだ結婚できない好き」と「いつまでたっても結婚できない好き」があります。
まだ結婚できない好きは、多くの人が交際の初期に抱く感情です。ときめきがあり、好きな気持ちは高まりますが、結婚できるかどうかといえば、慎重な部分もあります。ただし、一般的にまだ結婚できない「好き」から始まって、結婚できる「好き」になる場合がほとんどです。お付き合いをするうちに、信頼関係が構築され、結婚できる「好き」に移行していきます。
一方で、長く交際していても結婚できない「好き」のままという場合もあります。恋人でありながらキープされている関係です。この場合の「好き」の多くは、「別れるのは寂しいから付き合っている」または「別れる理由がないから付き合っている」というケース。どちらか、もしくはお互いが結婚したいという感情にならないので、「結婚か、別れるか」の決断をしないと年月ばかりが経過してしまう恐れがあります。
結婚願望がないパートナーの特徴的な行動

結婚願望がないパートナーの特徴的な行動を紹介します。もし恋人がこのような行動をとるのであれば、結婚願望がない可能性が高いでしょう。
結婚や子どもの話を避ける
結婚や子どもの話題が出ると、話をそらす、何のリアクションもしないなどの反応は、結婚の話をしてほしくないというサインだと考えられます。結婚をほのめかされたり、結婚を迫られたりするのが嫌で避けている状態といえるでしょう。
仕事や趣味を優先する
仕事や趣味を優先する人は、少なくとも現時点では結婚願望がない状態です。ただ、今は仕事や趣味に打ち込みたいタイミングで結婚を先延ばしにしていても、将来的に結婚願望が出てくる可能性もあります。
好きなことにお金を使う
自分の欲しいものを買ったり、趣味にお金を注ぎ込んだりと、好きなことにばかりお金を使い、将来のための貯蓄をしていないなら、まだ結婚を具体的には考えていない可能性が高いでしょう。
独身の友人とよく出かける
独身の友人が多く、一緒に出かける機会が多い人は結婚願望が低い傾向があります。同年代の友人や知り合いに既婚者が多い人に比べると、結婚をリアルに感じづらい状態です。
家族や友人に紹介しない
付き合いが長くなっても家族や友人に紹介してくれない人も結婚願望がない一つの目安になるでしょう。ただし、結婚願望がなくても気軽に家族や友人に紹介する人もいるので注意。紹介されたから結婚願望があるとは一概にはいえません。
結婚願望がないのに、なぜ相手は付き合っているの?

「付き合っているけど結婚はしたくない」という、結婚願望がないのに付き合っている理由を解説します。
まだ結婚は考えられないから
交際期間が短かったり、付き合っているけど「今は仕事に打ち込みたい」という時期だったりするとまだ結婚を具体的には考えられない状態です。
一人では寂しいから
結婚願望がなくても一人でいるのは寂しい、孤独を味わいたくないという理由から付き合い続ける人もいます。
恋愛を楽しみたいから
結婚はしたくないけど、恋愛を楽しみたいという理由で付き合い続ける人もいます。体の関係を持ちたいという理由だけで付き合う人がいるのも事実です。
現状が楽で別れるのが面倒だから
将来結婚をする気はないけど、わざわざ別れるのは面倒という考えの人は、現状の恋愛関係を保とうとします。今の関係が楽だから、このままの状態を引き延ばそうと考えている状態です。
結婚願望がない相手と別れるか悩んだ時の対策

結婚願望がない相手との関係について、別れるかそれともこのまま続けようかと悩んだ時の対策を3段階で紹介します。自分も結婚しなくてもいいと思っている場合は別ですが、結婚を望んでいるのであれば勇気を出して行動しましょう。
1.結婚したくない理由を聞く
まずは相手に結婚したくない理由を聞きましょう。もし、解決手段がある理由であれば結婚へ進む可能性も出てきます。ただし、本当の理由を言わない可能性もあることは認識しておきましょう。
2.結婚したい気持ちを伝える
次に「私は結婚したい」という気持ちを率直に伝えます。曖昧にごまかされることがないように「○年以内に」「私が○歳になる前に」など期限を提示しておくことがおすすめです。
3.結婚する気がないなら別れると伝える
結婚したい旨を伝えても、結婚への前向きなリアクションがない場合、別れを選ぶことも選択肢の一つ。相手に「結婚する気がないなら別れる」と宣言し、何の変化も見られないのであれば、自分の幸せのために見切りをつけることが必要です。
この先結婚したいかどうか、相手ときちんと話し合おう

今でなくてもいつかは結婚してくれるかも……と悩みながら付き合い続け、気付けば何年もたってしまったという例は実際に多くあります。自分だけで悩んでいても事態は進展しません。思い切って、相手と本音で話し合うことが現状を変える最初の一歩です。
また、自分が結婚したくないと思っている立場で、相手が結婚を望んでいるのであれば、その場合もきちんと話し合いをし、結婚するのか別れるのか、ふたりで決断をすることがお互いのためになります。
もし、結婚につながる恋愛をしたいなら、結婚できない相手ときちんと別れ、結婚相談所での婚活を始めてみてはいかがでしょうか。ゼクシィ縁結びエージェントには、悩んだときにマッチングコーディネーターに相談できるプランもあります。まずは気軽に無料カウンセリングを受けてみませんか?
取材・文/関原のり子
【監修】
佐藤律子(さとうりつこ)さん
一般社団法人異性間コミュニケーション協会代表理事、婚活スペシャリスト。「異性間コミュニケーション協会」は恋愛、婚活、夫婦問題、子育て、ハラスメント、マネジメント、女性活躍、LGBTQなど人間関係についての研修や講演、運営、相談を行う専門協会で、認定講師100人以上が在籍している。運営した自治体婚活イベントのカップル成立率は60%以上、異性間コミュニケーション研修の受講者は延べ3万人を超える。『2年以内に幸せをつかむ 大人婚活 完全ガイド』(ビジネス社)、『ずるいくらい思いのままに恋が叶う』(かんき出版)、『最高に幸せな“たった1つの恋”を実らせるレッスン』(大和書房)他、著書多数。テレビ番組の恋愛・結婚コーナーの監修、出演実績も豊富。
公式サイト:https://www.iseikan.jp/
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