結婚の話が進まない！理由と対策を具体的に解説

プロポーズされたのに、結婚の話が思ったように進まず、「話が進まず疲れた」「どうやったら進められるのかわからない」など、イライラしたり不安になったりしている人もいるのではないでしょうか。この記事では、結婚の話が進まない理由と対策を、恋愛・婚活に詳しい菊乃さんの意見をもとに解説します。結婚の話が進まず悩んでいる人はぜひ参考にしてください。

プロポーズされたのに結婚話が進まないという状況はよくあることなのでしょうか。婚活の専門家である菊乃さんによれば、何をもってプロポーズとするのか、ふたりの間で感覚がずれていると、このような状況になりやすいとのこと。例えば、「結婚したいね」「結婚できたらいいね」「ずっと一緒にいたい」などの曖昧な言葉を、女性がプロポーズと受け取るケースは意外に多いものです。プロポーズされたと思ったのに結婚話が進まないと、言われた方はストレスがたまる状況に陥ってしまいます。

また、結婚の意思があったとしても「結婚式の準備が面倒くさい」「親へのあいさつは気が引ける」という思いから、結婚の話が進まないパターンもあります。

では、プロポーズをしたのに、その後結婚の話を進めない男性の心理や理由について見ていきましょう。

仕事が忙しい

仕事が忙しくて、他のことに気が回らない状態では、結婚の話が後回しになるのは仕方ないことです。プロポーズして結婚が決まったことで「結婚するのだから仕事をもっと頑張ろう」と張り切り、その後の結婚準備が滞ってしまうこともあります。

何をすればいいのかわからない

プロポーズをしたものの、次に何をすればいいのかわからない男性は意外と多いものです。親へのあいさつや新居探し、結婚式会場探しなど、手順がわからないので取りあえず放置している状況かもしれません。

自分がリードする必要はないと思っている

「結婚式では女性が主役だから」と、結婚に関することは女性が進めるイメージを持っている男性もいます。自分がリードして話を進める必要はないと思っており、相手にお任せしようと考えているのです。

相手との結婚が不安になった

プロポーズ後、相手が原因で結婚が不安になり、話を進めない人もいます。ブランド志向でお金がかかることに気付いた、急になれ合いになって気を使わなくなった、感情的で怒りっぽいことが判明した、といった不安要素が浮上し、話をストップさせている状態です。

独身生活に未練がある

プロポーズしたものの、独身生活に未練があると結婚を先延ばしにしようとします。「もっと遊んでいたい」「自由に使えるお金を減らしたくない」などの思いが強い場合、結婚の話がなかなか進まないでしょう。

今じゃなくていいと思って先延ばししている

プロポーズは「いつか結婚する」という意思表示で、今じゃなくてもいい、急いで結婚する必要はないと思っている可能性もあります。

結婚話を進めにくい事情がある

借金がある、健康上の問題がある、特定の宗教に入信している、転勤話が持ち上がったなど、彼女に打ち明けづらい事情や秘密があると結婚の話が滞ってしまいます。

そもそも結婚の覚悟がない

前の章で紹介したように、そもそも結婚する覚悟がないのに「結婚したいね」「ずっと一緒にいたいね」などと言う男性もいます。それをプロポーズとして受け取ってしまうと当然ながら結婚話は進みません。

ここで、プロポーズから結婚までにかかる期間を見てみましょう。
一般的に、プロポーズから結婚までは3カ月〜1年程度がボリュームゾーンといわれています。ただし、同居のタイミングやお互いの仕事の都合、両家の事情など、さまざまな条件で期間は変わります。
結婚式の日取りが決まっていれば、ある程度期間が空くのは問題ありませんが、特に理由もないのに結婚までの期間を長く空けるのは、相手を不安にさせるだけでなく、家族や周りの人たちにも不信感を与えてしまいます。

プロポーズされたのに、話が進まないときの対策を紹介します。結婚の話を男性任せにし、男性の負担ばかりを大きくしてしまうと思うように進みません。結婚したいと思うのであれば、女性が主導権を握って進めることでうまくいくこともあります。

親に紹介する

プロポーズされたら早々にお互いの親に紹介し、「結婚する」ということを公表しましょう。両家の親がふたりの結婚を認識すれば、親からも結婚についての話題が出るため、結婚へのスピードが早くなる傾向があります。

何をすべきか教えてあげる

プロポーズ後に何をすればいいのかわからない男性も多いものです。ゼクシィなどの結婚情報誌を見ながら、結婚までのステップを教えてあげるとタスクが明確になり、スムーズに結婚へ進むケースもあります。

女性が仕切って結婚準備を進める

プロポーズされたら、女性が率先して結婚準備を進めるのも効果があります。特に仕事が忙しい男性であれば、女性が中心になって結婚準備を進めることをありがたく思う場合も。要所要所で情報を共有し、役割分担することで話が進みやすくなります。

子どもを産むタイミングを話し合う

子どもを産むタイミングを話し合うのも一つの手段です。ふたりとも子どもを望んでいるのなら、早く結婚しようという流れになりやすいでしょう。

経済的に独立する

結婚を機に仕事を辞めてしまう、貯蓄もないのに贅沢な結婚式を希望するといった経済的に依存する姿勢を見せると男性は尻込みしてしまいます。結婚後も仕事を続け、家計を支える姿勢を見せることで男性が安心し、結婚に前向きになることもあります。

対策をしてもダメなら別れる

さまざまな対策をし、結婚話を進めようとしても相手が協力的ではないのであれば、結婚したくないというのが本音かもしれません。結婚を希望するなら、その相手とは別れを決断する勇気も必要です。

プロポーズ後に破談になるケースは、少ないものの一定数あるのが現実です。破談になってしまう女性の言動を解説します。

結婚をせかす

プロポーズされたからといって、相手の都合を考慮せず、結婚をせかすのはNGです。自分都合のスケジュールを押し付けると身勝手な印象を与えるだけでなく「タイミングが合わない相手」と思われてしまいます。

他のカップルと比べる

結婚話を進めるために、「〇〇さんカップルは」「普通は」など、他のカップルや世間一般の例を引き合いに出して比較するのはやめましょう。比べられると男性は、自分が否定されたように感じ、結婚へのモチベーションが失せてしまいます。

感情的になる

結婚話が進まないときに、泣いたり怒ったり、不機嫌になるという行動をすると冷めてしまう男性は多いものです。結婚生活でも思い通りにならないと感情的になることが予想でき、関係を終わらせたくなるのです。

別れをちらつかせて愛情の確認をする

結婚話が進まないからといって別れをちらつかせるのはやめましょう。愛情や結婚の意思を確認するために「結婚するつもりがないなら別れる」「もう結婚やめる？」などと本心ではない言葉を口にしてしまう人もいるかもしれません。しかし、男性は責められていると感じ、一気に愛情が冷める可能性があります。

別れないまま婚活を始める

相手が煮え切らないとき、別の出会いを求めて婚活を始めるのは裏切り行為に当たる上、どちらの相手に対しても不信感を抱かせる行動です。結婚話を進めない相手に不満があるなら、きちんと別れてから次の相手を探すのが正しい順序です。

結婚話が進まないのには、何らかの理由があります。まずは、ふたりで話し合ってお互いの気持ちや状況を理解し合うことが大切です。その上で打てる対策があれば行いましょう。 そもそも結婚の話は、決めることが多く、ふたりだけの問題ではないので簡単ではありません。相手任せにせず、コミュニケーションを取りながらふたりで協力して進めていくことが大切です。

ただし、どんなに手を尽くしても結婚に前向きにならないパートナーなら別れを選択する勇気も必要です。別れた上で新たな出会いを探すのであれば、結婚相談所で活動してみてはいかがでしょうか。結婚相談所は、結婚に前向きな人が入会しているので、プロポーズから結婚までスムーズに進む傾向があります。ゼクシィ縁結びエージェントでは、婚活のプロであるマッチングコーディネーターのサポートを受けながら活動ができます詳しい話を聞いてみたい人はぜひ問い合わせてみてください。無料カウンセリングも受付中です。

取材・文／関原のり子

【監修】
菊乃さん
恋愛・婚活コンサルタント。マンツーマン相談のほか、大手結婚相談所や行政機関で婚活セミナー講師を行う。29歳まで手抜きを個性と取り違えたダメ女だったが、低レベルからの女磨き、婚活をつづったブログが「わかりやすい」と話題を呼び、2011年から恋愛・婚活コンサルタントとして活動。相談者の約4割は一度も交際経験がない女性。著書に『あなたの「そこ」がもったいない。』（すばる舎）、『なぜか愛される女がしている73の習慣』（双葉社）など。
公式サイト：https://www.bestpartner-prj.jp/
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恋愛婚活コンサルタント菊乃Blog：https://ameblo.jp/koakuma-mt/