- 相手の希望を聞く
- 自分の希望を伝える
- お気に入りを紹介する
- 季節やイベントにちなんで計画する
- ふたりとも楽しめるか
- お互いにアクセスはよいか
- 相手の気持ちを聞いているか
- 下調べができているか
- スケジュールや予算で無理をしていないか
- 初デート/映画&食事
- 初デート/新しい施設、話題のスポット
- 初デート/季節限定のイベント
- 初デート/ドライブ
- マンネリ/あえてのお決まりの場所
- マンネリ/好きなことをいろいろな場所で経験
- マンネリ/ふたりで習い事
- マンネリ/ふたりで推し活
「初デートはどこに行ったらいい?」「最近、デートがマンネリになっちゃったかも」と悩んでいる人は必読!恋する男女の心理に詳しい心理カウンセラー・帆南尚美さんに伺いながら、デートプランの決め方を基本の「き」から伝授します。初めてのデートでも、付き合っている人とのデートでも、好きな人と楽しく盛り上がれるおすすめの場所やデートプランの決め方を紹介するので、参考にしてください。きっと素敵なデートが叶うはずです。
デートプランの決め方
まずはデートを成功させる第一歩、デートの場所やプランの決め方から紹介します。
相手の希望を聞く
「どこか行きたいところはある?」と聞かれると、多くの場合、聞かれた方は「自分は大切にされている」と感じます。相手の希望を聞いて叶えてあげるデートプランを考えればきっと喜ばれるはず!
ただし、相手に任せっぱなしにすると、「デートプランを考えるのが面倒なのでは」「デートに前向きじゃないのかも」と感じさせてしまうこともあるので、まず相手の意見を聞いて、それからふたりで考えて決めていくという態度が大切です。
自分の希望を伝える
「行ってみたい所があるんだけど、どうかな?」と、自分の希望を伝えてみるのも良いでしょう。
人は「誰かを喜ばせたい」という思いを持っているので、相手が喜ぶ姿を見ると自分までうれしくなるもの。喜んでもらえたという実感がきっかけになり、絆が深まっていくことも考えられます。
この場合も、相手の意思を確認しながらふたりで決めていくスタンスは守りましょう。
お気に入りを紹介する
前に行ったことのある場所や気に入っているものを相手に紹介し、経験してもらうデートもおすすめです。自分のお気に入りを紹介して一緒に楽しむことができれば、ふたりの距離はぐっと近づいていくでしょう。
もし相手が思ったほど喜んでくれなくても、「連れて行きたい」という願いが叶ったのは、ふたりの関係性を築いていくには大きな一歩です。「来てくれてありがとう」という感謝の気持ちは忘れずに。
季節やイベントにちなんで計画する
季節やイベントにちなんだデートは、テレビや雑誌などさまざまなメディアで情報が流れるので、話題に出しやすく、プランも立てやすいでしょう。
例えば、七夕や花火などロマンチックなシチュエーションはふたりの距離をぐっと近づけてくれますし、クリスマスやバレンタインデーなどは相手も期待していることが多いので、デートに誘うチャンスです。
デートプランを決めるときのポイント
具体的なデートプランを立てていくときには、初デートにも付き合っている人とのデートにも共通する、気を付けるべきポイントがあります。
特別なことではありませんが、このポイントを押さえているかどうかはデートの成功を大きく左右します。どこへ行くか、何をするかを決めると同時に一つずつ確かめていきましょう。
ふたりとも楽しめるか
自分が好きなことでも、また流行していることでも、相手がそれを好きかどうかはわかりません。
デートはふたりとも楽しめることが大原則なので、サプライズを計画しているのでない限り、デートプランについては事前に相手の意見を聞いてみることが大切です。
相手がプランに賛成してくれても、「思っていたことと違った」などの理由で、楽しんでもらえないことがあるかもしれません。もし失敗だったかなと思ったら、「今回はごめん。でも一緒に過ごしてくれてうれしかった」と感謝を伝えるようにしましょう。
デートの微妙な雰囲気を補って好印象を残せるだけでなく、自分自身の落ち込みや次のデートに誘うのが怖くなるマイナス思考も軽減されるはずです。
お互いにアクセスはよいか
家を出てから帰宅するまで心地よく過ごせてこそデートは成功したといえます。
乗り換えが多い、歩く時間が長い、渋滞が厳しいような場所は避けましょう。行き来で疲れてしまったらデートは楽しめませんし、おしゃれもできなくなってしまうからです。
特に、まだそれほど親しくなっていないときは、お互いの自宅からアクセスのよい所がおすすめです。
相手の気持ちを聞いているか
人の考え方や感じ方はさまざまで、予想のつかないことも少なくありません。
例えば仕事の繁忙期にはデートしたくない人もいれば、まったくお構いなしという人もいます。また、アウトドアが好きと言いながら、虫は大嫌いという人もいるでしょう。
「きっとこう思うだろう」と想像するのではなく、しっかり相手とコミュニケーションを取って、得意や不得意、好き嫌い、考え方などを聞いて、デートプランに生かしましょう。
下調べができているか
ぶっつけ本番でうまくいくこともありますし、意外な展開が好きだという人もいるかもしれませんが、デートの場合は下調べをして準備しておくことがおすすめです。
交通手段を調べていなかったため迷った、予約していなかったからレストランに入れなかったなどのトラブルは、下調べで防ぐことができるので、欠かせないポイントです。
小旅行やアウトドアデートの場合は、現地の天候や気温などの情報を共有して、服装や靴、持ち物などについて確認しておくとよいでしょう。
スケジュールや予算で無理をしていないか
繁忙期に遠出をするとか、いつも高価なレストランへ行くなど、「頑張る」「無理をする」「我慢する」ことをなくすのがデート成功の鉄則です。
最初のうちはいいところを見せたくて、スケジュールや予算、服装などで無理をしがちですが、長くは続けられません。デートの回数を重ねて親密になっていくには、背伸びをせず、等身大の自分でいることが重要なポイントです。
ハズさない!デートにおすすめの場所8選
ここでは初デートの場合とマンネリを感じている場合に分けて、デートの場所についてのアドバイスを紹介します。
初デート/映画&食事
オーソドックスですが、映画と食事の組み合わせは、初デートにおすすめです。映画鑑賞で2時間ほど一緒に過ごしているので、その流れで自然に食事やお酒に誘いやすく、共通の話題があって話もしやすいからです。
「あのシーンがよかった」「あの俳優が好き」などと話していると、相手の好みがわかってくるので、次のデートの計画にも生かせるでしょう。
初デート/新しい施設、話題のスポット
テレビやSNSで取り上げられたばかりの新しい店や施設に興味のある人は多いので、誘うハードルが低く、初デートに向いています。一緒に驚いたり感動したりするのは忘れられない思い出になるでしょう。
また、オープンから少し時間がたったデートスポットも意外とおすすめです。有名だけれど行ったことがなく、実は行きたいと思っていたという場所は誰にでもあるのでは。
場所自体は以前からあっても、デートで行くのが初めてなら、ワクワク感は最新スポットに負けません。ちょっと範囲を広げて探してみましょう。
初デート/季節限定のイベント
花見、花火、紅葉、イルミネーションなど季節限定のイベントの持つ「今しか見られない」感は説得力があり、誘うきっかけに悩みがちな初デートにぴったりです。
こうしたイベントの場所はデートスポットとして知られていることも多く、周りにカップルが多いので、ロマンチックな気分が高まるでしょう。イベントは季節ごとにあるので、もし一つを逃してもチャンスはたくさんあります。
初デート/ドライブ
ふたりだけの空間が確保されるドライブも初デートにおすすめです。他の人の目を気にすることなく、車内で好きな音楽を流したり、おしゃべりしたりできるので緊張がほぐれ、ふたりの距離を縮めやすいでしょう。
また、電車やバスでは行きにくいレストランやカフェに行ける、普段は見られない美しい景色が見られる特別感もデートを盛り上げてくれるはずです。
マンネリ/あえてのお決まりの場所
ふたりにとってお決まりの場所があるということは、実は、お互いをよく知っていて信頼している間柄だという証しです。「居心地がいい」「リラックスできる」のは、場所というよりふたりの関係性の持つ力であることが多いからです。
マンネリを悪いこととばかり取らず、今あるものの価値を見つけるようにすると良いでしょう。「今日もこの店でいいか」ではなく、「またふたりのお気に入りの店に行こう」と考えたら、感じ方も違ってくるのでは。
マンネリ/好きなことをいろいろな場所で経験
サウナが好きなふたりならサウナ施設巡りをするというように、ふたりの好きなことをいろいろな場所で経験してみると、「いつも同じ」を脱することができるのでおすすめです。
美術館巡り、焼肉店巡り、酒蔵巡り、レトロな喫茶店巡りなど、〇〇巡りのテーマはふたりの興味の数だけあるので始めやすいでしょう。旅行も兼ねて、全国や海外へ範囲を広げていくのも楽しそうです。
マンネリ/ふたりで習い事
例えば楽器の演奏、ゴルフ、料理、外国語などの習い事を一緒に始める、または、どちらかの趣味をふたりの趣味にするのも良い方法です。
デートがてらスクールや講座に通ったり、ふたりで練習したりして新しいことを学び、上手になっていく過程を楽しんでいると、マンネリを感じずに済むでしょう。
マンネリ/ふたりで推し活
相手の推し活に付き合う、また、自分の推し活を相手に勧めてみるのもおすすめです。
自分の知らない世界を知ってマンネリを脱することができますし、もし推しの対象にそれほど興味が湧かなくても、一緒に活動していくうちに、相手の意外な一面を知ってより好きな気持ちが高まるかもしれません。
新鮮な発見はマンネリ対策に有効です。
デートの相手と一緒にプランを出し合うのもOK!
デートプランを決めるときに「自分がリードしなければ」「積極的に提案しなければ」と思っているなら、そんなことはありません。デートはふたりで決めていけばいいのです。
相手の希望を聞いて、相談しながら、デートの場所やプランを決める過程も楽しめたら、デート当日もきっと良い思い出になるでしょう。
今、婚活中でデートプランの決め方に悩んでいるなら、コーディネーターに相談しながらふたりの距離を縮めていける結婚相談所の利用もおすすめです。ゼクシィ縁結びエージェントでは無料カウンセリングを行っているので活用してみてはいかがでしょうか。
取材・文/福原敦子
【監修】
帆南尚美さん
カウンセリングサービス所属・心理カウンセラー
大学卒業後30年間、外資系IT企業に勤務。40代後半になって本格的に自分の心と向き合い始め、心理カウンセラーに転身。仕事は好きだが対人関係や恋愛・夫婦関係がうまくいかない、などの問題を精力的にサポート。男性/女性心理、対人心理の分析により、対処法を一緒に考えていくカウンセリングスタイル。「前向きになれる」「自分の成長が実感できる」などの声が多数。心理学を身近なシチュエーションでわかりやすく解説する講座や講演も多くの支持を得ている。
公式ブログ:https://honaminaomi.blog.jp/
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