初デートに海はアリ？ナシ？7つの注意点＆対策を詳しく解説

定番と思われがちな海デートですが、女性にとっては準備が必要なことも多く、実は要注意。この記事では注意すべきポイントをはじめ、相手の負担にならないようなプランや誘い方を恋愛事情に詳しい婚活コンサルタント・澤口珠子さんに伺いました。ポイントを知ってきちんと準備すれば、開放的な雰囲気の中で距離を縮めることができる海デートは、カップルはもちろん、付き合う前のふたりにもぴったり。すてきな時間が過ごせるはずです。

「海ならではの開放感でふたりの距離が縮まりそう」「ロマンチックな気分に浸れそう」と初デートに海を選ぶ人は少なくないでしょう。でも、女性の中には「水着になることが恥ずかしい」「日焼けしたくない」「メイクが崩れるのが嫌」などの理由で海を敬遠する人もいて、誰もが行きたがっているとは言い切れません。相手が「海に行きたい」と言った場合は問題ありませんが、そうでなければ初デートでは避けた方が無難でしょう。海デートで一番大切なのは、相手の意思です。

相手も「行きたい」と思っているときの海デートにはどんなメリットがあるのかを解説します。

距離が縮まる

広々とした海辺の開放感や癒やし効果でリラックスして自然体になれるので、海デートではふたりの距離がぐっと縮まります。普段とは違う表情が見えたり、魅力に気付いたりして、それまで以上に惹かれ合うようになれるかもしれません。

盛り上がりやすい

青い海と白い砂浜、波の音、水平線に沈む夕日などのシチュエーションの中で、ロマンチックな気持ちが盛り上がりやすいのも海デートの大きなメリットです。

思い出に残る

都会から離れて、非日常的な旅行気分が味わえる海デート。忘れられない初デートになるのはもちろん、長く付き合っているカップルにとっても、普段とは違った特別な一日になって、かけがえのない思い出がつくれます。

お金がかからない

海デートでは、海水浴以外にも、散歩、ピクニック、ビーチバレーなどさまざまな楽しみ方ができ、それぞれお金があまりかからないのもメリットです。リーズナブルなのに、いつもとは違う楽しみ方ができるのは海ならではでしょう。

夏の海デートを成功させるプランや行動についての注意点をまとめました。特に難しいことはありませんが、どれも大切なので、丁寧に確認してください。

アクセス方法のチェック

公共交通を利用するなら現地までの交通機関や乗り換え方法、車の場合ならルートや渋滞情報、駐車場について確認しておきましょう。夏の海水浴シーズンだけ特別スケジュールになったり、交通規制がかかることもあるので、最新情報を入手することが大切です。

天候の確認・代替プランを考えておく

夏の海デートは当日の天候に左右されるので、天気予報のチェックは欠かせません。もし天候が思わしくなさそうなら、決して無理です、別のプランや悪天候に備える持ち物などを考えておきましょう。

持ち物をリスト化

海デートを快適に楽しむには、アウトドアグッズからこまごましたものまで意外にたくさんのものが必要になります。忘れ物をしないようにリストアップしておきましょう。公共交通を使うなら持ち物をコンパクトにまとめる必要があるので、ふたりで共有できるものはないか、現地でレンタルできるものはないかについても確かめておくのが大切です。

日焼け対策

女性も男性も日焼け対策はマストです。パラソルや帽子、日傘、UVカットの洋服、日焼け止めクリームなどを持っていき、時間ごとにクリームを塗り直すなど、万全に日焼け対策を立てましょう。

熱中症対策

海辺は日差しを遮るものもなく、街とは暑さが違います。日陰で休む時間をしっかりと確保して、ポータブル扇風機やネッククーラーなどの体を冷やすグッズ、十分な飲物などを用意して熱中症を予防しましょう。

水着は着ていく

洋服の下にあらかじめ水着を着ていくのがおすすめです。海水浴場の更衣室は混雑していて、着替えに時間がかかってしまうことも少なくありません。大切なふたりの時間を有効に使うためにも、出発前に着ておくのがいいでしょう。

危険を予測して対策

身近な海とはいえ自然の中で過ごすので、海デートでは危険を避けることも大切です。海岸には岩場や深みがあったり、虫がいたりといくつもの危険が潜んでいるので、遊び始める前に周囲をチェックし、遊ぶエリアを決める、防虫スプレーやサンダルを履くなどの対策を。また、相手がどれくらい泳げるのかを聞いておくのも、安全に過ごすために必要です。

海辺で楽しく快適な時間を過ごすための服装と必要な持ち物をリストアップしました。漏れのないように準備しましょう。

海に合った服装

夏の海にぴったりなのは、ファッション性以上に、着替えやすく、砂や海水で汚れても気にならないような実用的な服装やサンダルです。風や日差し対策として、水着の上に羽織れるようなTシャツや大判のタオルなどを持っていくと便利でしょう。

レジャーアイテム

浮き輪やビーチボール、シュノーケルマスクなどの遊び道具、レジャーシートやタープ、クーラーボックスなどのアウトドアで便利な道具も海辺で大活躍します。

安全のための対策グッズ

日焼け止めや熱中症対策に加えて、虫よけスプレーや応急セットなど、安全のための対策グッズも必需品です。スマホや貴重品を砂や水から守る密閉できる袋、防水ケースも忘れずに。

飲物や食べ物

スポーツ飲料や水など十分な飲物、おやつ、ランチなども持っていくようにしましょう。海の家や屋台でもドリンクやフードは買えますが、混雑しているので手に入れるにはかなりの時間がかかってしまいます。

夏の海デートは海水浴が主流と思われがちですが、それ以外にも楽しみ方はいろいろあります。

マリンレジャー

海水浴の他に、バナナボートやサーフィン、ボディボード、SUP、シーカヤックなど多彩なビーチアクティビティーもおすすめです。体力がそれほどなくても楽しめるものも多いので、運動経験にかかわらず手軽に遊べるのが魅力です。道具がレンタルできればより気軽に挑戦できるので、下調べしておきましょう。

BBQ

海水浴場によってはBBQができる所もあります。本格的なBBQでなくても、海辺でふたりで作れば焼きそばやレトルトでもおいしさは倍増。お湯を沸かしてコーヒーを入れるのもおしゃれです。

ビーチサイドのレストランで食事

海辺を散歩した後に海を見ながら食事を楽しむのもすてきな過ごし方です。日常とは違う雰囲気の中でリラックスでき、話が弾むでしょう。

夕焼け・星空・花火

夕暮れに出かけて、海辺で夕焼けや星空を一緒に見上げるロマンチックなデートもおすすめです。イベントの打ち上げ花火はもちろん、手持ちの花火も、ロマンチック度をぐっと高めてくれます。

海デートが楽しめるのは夏だけとは限りません。海は季節それぞれの魅力のある、特別なデートスポットです。ただし夏以外に出かけるときには、快適に過ごすための注意や工夫が必要です。

服装に気を付ける

海辺は風が強く遮るものもないので、秋や冬に訪れるときは、街での服装よりも１枚多く着込む、風を通さないジャケットやウインドブレーカーを羽織る、ストールやブランケットを用意するなど、万全の態勢で。温かい飲物を用意していくのもおすすめです。

反対に、砂や波が太陽を反射して、夏ではなくても熱く感じることもあります。街との寒暖差に対応できるように脱ぎ着しやすい服装で行くことも大切です。

いつでも日焼け対策をする

紫外線は１年を通して降り注いでいるので、夏以外の季節も日焼け対策をしっかりと。海に行くときはいつも、日焼け止めクリームや日傘、帽子などを持っていくようにしましょう。

安全に注意する

夏以外の海辺は人通りが少ないので、安全面に気を付けましょう。冬は日が暮れるのも早く、すぐに真っ暗になってしまうため、ライトの準備も必要です。

ロマンチックにもアクティブにも楽しめる海デートは、ふたりの距離を縮める絶好のチャンスです。相手も「海に行きたい」と思っているかどうかを確かめたら、きちんと準備して海デートを楽しみましょう。

もし一緒に海デートを楽しみたい相手を探すなら、恋活や婚活を始めてみてはいかがでしょう。ゼクシィ縁結びエージェントでは、マッチングコーディネーターが婚活についての相談に乗り、一人一人に合わせたアドバイスをしてくれます。無料カウンセリングも行っているので活用してください。

取材・文／福原敦子

【監修】
澤口珠子さん
婚活コンサルタント。スフィアロココス株式会社 代表取締役社長。特定非営利活動法人日本教育福祉振興支援協会 少子化対策顧問。理想のパートナーを引き寄せる外見・マインドづくりのプロフェッショナル。これまで8年間で、1000人以上の女性を女子力アップレッスンでサポートし、8000人以上の女性を1対1で婚活コンサルサポート。「婚活」に特化したイメージコンサルタントとして、「マインド」「外見磨き」「コミュニケーション」の3軸で、理想のパートナーを引き寄せるノウハウを伝えている。主な著書に、『はじめての「ネット婚活」幸せになるための最短ルート』（幻冬舎）、『愛もお金も全て手に入る美しく自由な女になる方法』（総合法令）などがある。
公式サイト：https://sawaguchitamako.com/