20～40代女性を対象にアンケート調査を行ったところ、年下男性と付き合ったことがあると答えたのは45％と、半数近い女性に年下男性との交際経験がありました。交際経験がある女性たちに、「相手の魅力」を聞いたところ、「年下でかわいい」派と、「好きになった人が年下だっただけ」派がいました。ただ「年下でかわいい」派も、単に年下だからかわいいというわけではなく、その相手の個性と相まって、年下男性の魅力が増しているようです。

＜年下男性に感じた魅力＞
「自分を必要としてくれる感じ、母性本能がくすぐられる」（25歳）
「年下だからというより個人のキャラクターが素敵でした」（47歳）
「年下なのにしっかりしていると、ギャップがあって良い！」（30歳）
「かわいくて、会うと元気になれる」（37歳）
「優しい。大事にしてくれる。年の差があるのでけんかにならない」（49歳）
「年齢ではない。内面が大人だったら年下ということは関係ない」（25歳）
「かわいらしさとたくましさをどちらも兼ね備えている」（46歳）
「年下と感じさせないように引っ張ってくれて頼もしかった」（35歳）

いつから年下男性が好きになった？

次に「いつから年下男性が好きになったか」を調査。半数以上の人が20代の前半～後半に年下男性を好きになり始め、30代後半になるとほとんどの女性が年下男性も恋愛対象に。「同年代や年の近い人とお付き合いしたい」と考えている女性は多いですが、年を重ねるごとに年下男性も交際相手として視野に入ってくるようです。

年下男性から好意を持たれる女性の特徴

男性が好きな年上女性のタイプというと、色気のある女性を思い浮かべがちですが、色気を前面に出すタイプよりも、もっとモテる特徴が５つあるそうです。それぞれ詳しく見ていきましょう。

１．気が利く

日々の仕事ややりとりの中で、女性からの気遣いを感じると、「年上としてさすがだな」と尊敬の気持ちが湧いてきます。大人ならではのこまやかな気遣いや優しさに、年下男子は魅力を感じます。

２．純粋さがある

年上なのに、少女のように大笑いしたり、おいしいものを食べて目を輝かせたりしている姿を見ると、純粋さや人間味を感じます。年齢差を取っ払って、「かわいい女性」として見られるようになるのではないでしょうか。

３．隙がある

年下男性から突っ込みどころがあるようなところも魅力の一つです。仕事や私生活が完璧に見えると、あまり身近に感じられないのかもしれません。隙があることで、年齢のギャップを自然に埋めていくことができます。

４．気さくで話しやすい

話せないと関係は前に進まないので、フランクに話せるのは大事なポイントです。気さくで話しやすいと「感じがいい人だな」と好印象につながります。

５．ギャップがある

「年上でしっかりしている」「大人っぽくて経験豊富そう」と思っている相手が、意外と子どもっぽかったり、小さなことで落ち込んでいたりすると、そのギャップが印象に残ります。また、頼りになる人と思っている相手にふと女性らしさを感じると、そのさりげない色気が年下男性を惹き付けるようです。

年下男性が好きな年上女性に取る脈ありサインとは？

気になる年下男性がいると、会話やしぐさの一つ一つが「脈ありなのかな？」と気になりますよね。年下男性が年上女性に向ける「脈ありサイン」は次の５つがポイントになります。

１．目で追ってくる

年下男性からすると、なかなか話しかけづらいということもあり、まずは目で追ってくるのが最初の脈ありサインです。その次のステップは「話しかけてくる」になります。年下感を出して「教えてください」と尋ねてきたりするパターンが多いようです。

２．褒めてくる

仕事内容やファッション、暮らしぶりについて「すごいですね」と褒めてくるのも脈ありサインです。年下男性から見て尊敬できるところを、素直に伝えてきます。

３．「かわいい」と言ってくる

年下男性から見て「かわいい」対象であると、ストレートに気持ちを伝えてきます。「年上といってもかわいいですよ」といじってくる感じもあり、年上女性へのアプローチが上手なやり手タイプの可能性もあります。

４．エスコートしてくれる

重い荷物を持ってくれたり、ドアを開けたら「先にどうぞ」と伝えてくれたり、紳士的な態度を取ってくれるのは脈ありサインです。どんな人にも優しいタイプなのかもしれませんが、少なくとも女性として大切に扱ってくれています。

５．まめに連絡してくる

連絡の仕方や頻度は、世代で異なることも多いです。年下世代の特権を活用して、メッセージアプリを短文で連投したり、すぐに返信したり「自分たちの世代では当たり前です」と言いながら、まめに連絡しやすい雰囲気をつくってきます。大した用事もないのに、まめに連絡してくるのはかなりの脈ありサインです。

年下男性と付き合うためのおすすめテクニックとは？

気になる年下男性と付き合いたいけど、アプローチ方法がわからないという人には、次の５つのテクニックをおすすめします。できることから試してみませんか？

１．たくさん質問する

まずコミュニケーションを取るために、相手にたくさん質問しましょう。「あなたの意見が聞きたい」というふうに、「あなただからこそ聞いている」という空気が大切です。「年齢差があるのであなたの世代の意見を聞きたい。あなたの声が聞きたい」という意味で質問をしていくと、相手は「自分を必要とされている」と感じるはずです。

２．「付き合ってくれない？」と誘う

女性が誘う場合、支払いに悩みがちです。相手に気を使わせないように「仕事関係の人にチケットもらったんだけど、一緒に行ってくれない？」「仕事で見に行っておかないといけない新店舗（ショッピングモールやカフェなど）に付き合ってくれない？」という誘い方なら、「付き合ってくれてありがとう」と自然に女性が支払うことができます。

３．相手の夢や目標を応援する

相手の夢や目標、野望を尋ねてみましょう。それを応援する行動に出ると、信頼を得ることができます。有益な情報を提供する、励ます、いいつてがあれば紹介する……など、小さなことからサポートすることで距離が縮まります。

４．世代間ギャップを楽しむ

あえて世代間ギャップのある話題を持ち出すと、相手も楽しめます。無理して相手の世代の流行に付いていくよりも、例えばガラケー時代の出来事を面白おかしく話す、90年代・00年代に好きだった曲をカラオケで歌うなど、世代間ギャップをエンタメに昇華すると、相手に合わせて若ぶっているとは思われないでしょう。

５．ストレートにアプローチする

年下男性と交際や結婚している女性の多くは、真っすぐアプローチしているそうです。相手の恋愛経験が少ないと、まどろっこしいアプローチでは察してもらえないし、気持ちも伝わりません。テクニックを超えて、ストレートに気持ちを伝えるのが、純粋な年下男性には一番有効なアプローチ方法なのかもしれません。

年下男性へのNGな言動とは？

年下男性に引かれてしまう言動を見ていきましょう。やりがちな3つの行動ですが、これは逆効果だと覚えておくと失敗を防げます。

１．必死すぎるメッセージ

「おじさん構文」「おばさんメッセージ」が以前話題になりました。長文や絵文字・スタンプの連発、聞かれてもいない自分の用事を伝えてくるのが特徴です。必死になって長文メッセージを一生懸命送ってしまうと、年下男性からはただただ怖がられるだけです。また、力みすぎた長文＆おせっかいなメッセージは「お母さんみたい」と思われかねません。

２．年齢の自虐

「もう○歳だから～」「おばちゃんだからね」とつい自虐を口にしてしまうことがありますが、そんなことを言われた相手は「この人は恋愛対象じゃないな」と思ってしまうでしょう。相手に年の差を指摘される前に言ってしまおうと、つい自虐を口にしがちですが、メリットは一つもありません。

３．年下の相手を見下す

「まだ若いからわからないかな」「君もこの年になったらわかるよ」など、年上の立場から「見下す」上から発言をすると、男性の自尊心を傷つけてしまいます。年の差を意識せず、フラットに向き合いましょう。

年齢を気にしすぎず、自分の気持ちと素直に向き合って

年下男性を好きになるとつい年齢のことばかり気にしてしまいますが、若い世代の男性は意外と年齢を気にしない人も多いはず。年齢を気にするよりも、パートナーになるには相性の方が大切です。年齢を気にしすぎることなく、純粋に好きと思ったら自分からアピールしていきましょう。

年下男性が気になるのなら、新たに恋活・婚活を始めるのもおすすめです。ゼクシィ縁結びエージェントでは、無料カウンセリングを実施しています。年下男性に出会えるコツや婚活の進め方など、気になることを相談してみてはいかがでしょうか。

取材・文／竹本紗梨

【監修】
田中絵音（たなかえのん）さん
一般社団法人日本合コン協会会長。恋愛アドバイザー。利き酒師。
数々の婚活イベントの運営に携わり、恋愛心理やコミュニケーション学に精通する。また1児の母でもある。著書に『こじらせ男子の取扱説明書（トリセツ）』（双葉社）など。
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【データ出典】
・ご自身に関するアンケート
調査期間：2024/6/12～2024/6/13
有効回答数：103人
（インターネットによる20～40代女性向けアンケート調査調査機関：マクロミル）