目次
マッチングアプリで「顔写真送って」と言う人の心理・理由
  • 外見を重視しているから
  • 顔がわからないと不安だから
  • 時間効率を重視しているから
  • サクラや詐欺を警戒しているから
マッチングアプリで「顔写真送って」と言われた時の対処法
  • タイミングが早過ぎると感じるなら断っても可
  • 相手が顔を明かしていない場合は、先に相手から送ってもらう
  • 直接会うことが決まったら送る
顔写真を送りたくない時の断り方<例文付き>
  • 例1「もう少しお互いを知ってから」
  • 例2「会った時を楽しみに」
  • 例3「以前トラブルに遭ったことがあるので」
  • 例4「写真写りに自信がないので」
  • 例5「写真を撮られるのが苦手なので」
顔写真を送る場合の注意ポイント マッチングアプリで内面重視の人と出会うポイント
  • プロフィールを充実させる
  • 写真を登録していない人を選ぶ
  • 自分と共通点が多い人を選ぶ
実際に会う前の写真交換の判断は慎重に

マッチングアプリで相手とメッセージでやりとりをしている段階で「顔写真が欲しい」と言われたら、どうしますか?「容姿にあまり自信がない」「顔の前にまずは中身を知ってほしい」など、相手に顔写真を送ることに抵抗を感じる人も少なくないのではないでしょうか。ここでは「顔写真が欲しい人の心理や理由」「顔写真を送りたくない時の対処」について心理カウンセラーの竹内えつこさんと考えていきます。

マッチングアプリで「顔写真送って」と言う人の心理・理由

マッチングアプリで「顔写真送って」と言う人の心理・理由

マッチングアプリでやりとりがスタートして間もないタイミングで「顔写真を送ってほしい」といわれたら、まずその理由が気になりますよね。ここでは「顔写真を送ってほしい」という人の心理について考えていきます。

外見を重視しているから

「外見重視で交際相手を選びたい」と考える人の場合、早いタイミングで相手の顔写真を見て「タイプかどうかを判断したい」と考えます。

仮にプロフィールに写真を掲載していても「マスク姿」「顔の一部が隠れている」「横顔のみ」など、はっきり顔が見えない場合は、「判断材料に欠ける」と考え、もっと別の写真を送ってほしいと言うかもしれません。

一方で「交際を前提とせず、一夜限りの相手をルックス重視で探している」というケースもあり得ます。そのあたりはメッセージの感触から見極める必要がありそうです。

顔がわからないと不安だから

プロフィール写真を掲載していない人とのやり取りで「顔が見えないと、イメージがつかめず不安」と感じ、写真の送付を求める可能性があります。

特に自分がプロフィール写真を掲載しているのに、相手は不掲載である場合に「こちらは顔を公開しているのに、相手に隠されているのは不公平」と感じ、相手にも顔を公開させたいという心理が働きます。

時間効率を重視しているから

「できる限りデートまでの時間を短く済ませたい」という人は「早めに顔を把握したい」と考え、初期段階で相手に顔写真の送付を求めることもあります。

特に相手がせっかちなタイプであった場合、「メッセージのやり取りを経て顔写真を送り合い、お互いに納得した上でデートをする」という一連のステップを短縮したいと感じ、「デートするに値するかどうかを早めに見極めたい」という意識が働くのでしょう。

サクラや詐欺を警戒しているから

マッチングアプリの利用に不安を抱く人は、相手に対して「サクラや詐欺の可能性」を警戒し、不安を払拭するために顔写真を要求する可能性も考えられます。

特にプロフィールが好条件であればあるほど「話がうますぎるのでは」と感じ、「顔写真を見ることで安心したい」という心理が働くのかもしれません。

マッチングアプリで「顔写真送って」と言われた時の対処法

マッチングアプリで「顔写真送って」と言われた時の対処法

さて、相手から「顔写真を送ってほしい」と言われた場合にどう対処するのがベストでしょうか。

まず初めに「顔写真を送ってもよいタイミング」をある程度決めている場合は「メッセージのやり取りで関係を深めた後に」「直接会うことが決まった時に」など、プロフィールに明記しておくと、顔写真を無理に要求されるリスクが減るでしょう。

ここからは、ケースに応じて対処法を考えていきます。

タイミングが早過ぎると感じるなら断っても可

「相手の人となりが見えてこないうちは、顔を明かしたくない」と考えているのであれば、送付を断っても構いません。「この人であれば顔を明かしていい」と思えるようになるまで、ある程度やり取りを重ねることをおすすめします。

相手が顔を明かしていない場合は、先に相手から送ってもらう

相手がプロフィール写真を掲載していない場合は、先に相手の顔写真を送ってもらい、追ってこちらからも送るといいでしょう。

その場合相手には送らせたのに、自分はいつまでも送らないと、相手に強い不信感を抱かせます。そのあたりを考慮し、顔写真の送付依頼は慎重にしましょう。

直接会うことが決まったら送る

実際に会うことが決まったら、事前に顔写真の交換を済ませておきましょう。当日の待ち合わせですれ違うトラブルを減らすことができます。逆に、顔写真を送ることを不安に感じる段階ではデートに応じない方がいいでしょう。

顔写真を送りたくない時の断り方<例文付き>

顔写真を送りたくない時の断り方<例文付き>

「まだ顔写真を送りたくない」というタイミングにも関わらず、相手から送ってほしいと頼まれた場合、どう言えば角が立たずスマートに断れるでしょうか。次に例文を交えて状況に応じた断り方を考えていきます。

例1「もう少しお互いを知ってから」

「まだ関係が始まったばかりなので、もう少しお互いを知ってからでもいいですか?」のように、もう少しやり取りを重ねてから送ると伝えれば、相手も納得してくれるでしょう。逆にそこで納得してもらえない場合は、今後のやり取りを検討した方がいいかもしれません。

例2「会った時を楽しみに」

「今はまだ恥ずかしいので、“実際に会うまでのお楽しみ”にしていただけるとうれしいです」のように、「メッセージのやり取りだけの段階では顔写真を送らない」と、明言してしまうのも手です。

例3「以前トラブルに遭ったことがあるので」

「以前、顔写真を意図しない場所に転載されたことがあるので……。◯◯さんを信頼していない訳ではないのですが、ごめんなさい」のように、過去に顔写真がらみのトラブルがあり、慎重になっていると伝えるのも一案です。

例4「写真写りに自信がないので」

「恥ずかしながら、写真写りに自信がなくて……。幻滅されるのが怖いので、実際にお会いするまで待っていただいてもいいですか?」のように、暗に「写真よりも実物に期待してほしい」というニュアンスで顔写真の送付を断わるのもアリです。

例5「写真を撮られるのが苦手なので」

例4と少し似ていますが、「写真を撮られるのが苦手で、手元に自分の写真が1枚もありません」のように、写真撮影そのものに抵抗がある、と伝える方法もあります。

顔写真を送る場合の注意ポイント

顔写真を送る場合の注意ポイント

十分にやり取りを重ねて「この人であれば大丈夫」と判断すれば、いよいよ顔写真を送るタイミング。そのときに注意すべき点は何でしょうか。

一番は「実際に会った時にギャップを感じさせない写真を送る」ことです。つい“別人級”に加工した写真を送ってしまうということもありますが、相手に必要以上に期待を抱かせると、実際に会うハードルが上がってしまいます。メッセージのやりとりと同様に、顔写真も「自分という人間を相手に知ってもらうための手段」の一つであることを意識しましょう。

撮影するシチュエーションも「知人の結婚式」のようにドレスアップした写真ではなく、普段の自分のありのままに近い写真を送るのがおすすめです。また、プロカメラマンが撮影したようなライティングに凝ったものではなく、顔全体がはっきり分かる自然体な写真の方が、相手も実像をイメージしやすくなります。

「よく見られたい」という気持ちはみんな一緒です。でもあまりにも飾りすぎた写真は、後に相手をがっかりさせてしまう原因になり得ます。勇気をもってありのままに近い写真を送ることを心がけましょう。

マッチングアプリで内面重視の人と出会うポイント

マッチングアプリで内面重視の人と出会うポイント

顔写真を送ることをためらう人の中には「ルックスではなく内面を重視してくれる人と出会いたい」と考えているケースもあるでしょう。では内面重視の人とマッチングするために、どんな点に気を付けるべきでしょうか。

プロフィールを充実させる

「内面重視で相手を探している」人は、プロフィールをしっかりと読み込んでくるはずです。そのため「プロフィールの充実」は必須条件。自分がどんな人間であるかだけでなく、どんな相手を探しているかについても触れておきましょう。

「自分も内面重視で相手探しをしている」ことを明記しておくとベターです。

写真を登録していない人を選ぶ

プロフィールに顔写真を掲載していない人を選びましょう。相手もまたこちらと同様に「内面重視で選びたい」と考え、あえて顔写真を掲載していない可能性があります。

自分と共通点が多い人を選ぶ

趣味や休日の過ごし方、将来についての考え方など、自分との共通点が多い人を選んでみましょう。自然と話が弾み、相手の内面を好ましく感じると同時に、相手にもまた自分の内面を好ましく思ってもらえるはずです。

実際に会う前の写真交換の判断は慎重に

実際に会う前の写真交換の判断は慎重に

「相手から送ってと言われたから」といって、すぐに写真を送らなければいけないわけではありません。まずは自分が「顔写真を送る」ことをどのように考えているかを伝えた上で、納得してくれる相手とやり取りを重ねましょう。

一方、顔写真を交換することによって「不安なくやり取りを継続できる」というメリットもあります。「顔を伏せてやり取りをしていた相手と突然会う」というのは、心理的なハードルも上がるはず。「ある程度信用できる」と判断したタイミングであれば、顔写真の交換をした方が、後のステップを決めやすいということもあるでしょう。

もし婚活を視野に入れていて、マッチングアプリのやり取りについて一人で判断していくことが不安であれば、結婚相談所を利用するのも一案です。ゼクシィ縁結びエージェントでは、婚活に関する無料カウンセリングを実施しているので、気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

取材・文/吉田美奈子

【監修】
竹内えつこさん
心理カウンセラー。大学時代に心理学を学び、卒業後はバーテンダー、アロマセラピスト、アロマ講師、カウンセラーという、異色の職歴を持つ。得意なジャンルは夫婦問題・パートナーシップ。現実的かつ理論的なアドバイスに定評があり、悩みを抱えている多くの女性たちから支持を得ている。
公式ブログ:https://counseling-sou.com/blog/

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