- 警戒されずOKしてもらいやすい
- お酒を勧められても断りやすい
- 帰りの時間をあまり気にしなくてよい
- 雰囲気に流されることなく相手を見られる
- 夜の食事と比べて料金がリーズナブル
- 趣味など共通の話をする
- 食べ物の好みを確認する
- 普段よく遊びに行く場所を聞く
- おすすめのお店があると言って誘う
- 休みの日の過ごし方を聞く
- 行ったことのあるお店を選ぶ
- 予約のできるお店を選ぶ
- ゆっくり話せるお店を選ぶ
- 候補の中から選んでもらう
- 当日のおおまかなスケジュールを考えておく
- 待ち合せはわかりやすい場所で
- 遅刻をしないようアクセスの確認をする
- 食事のマナーを予習する
- 洋服や髪型など外見を意識して整える
- ランチで2時間くらいかかったら解散
- デート中に次回の約束を取り付ける
- 別れた後にお礼のメッセージを入れる
マッチングアプリで出会った相手との初デートには、気軽に楽しめるランチがおすすめ。ランチデートへの誘い方、お店や時間の決め方、場所をカフェに移すタイミングなど、初デートを成功させるためのポイントについて、婚活事情に詳しいブライダルコンサルタントの江頭美鈴さんに教えてもらいました。
マッチングアプリでの初デートにランチがおすすめな理由
マッチングアプリで出会った相手との初デートにはランチがおすすめ、と江頭さん。その理由を解説します。
警戒されずOKしてもらいやすい
初デートで夜に会うのはちょっと心配と考える人は少なくありません。また夜の時間帯は、一日の疲れが出やすかったり、次の日の予定も気になったりするため、初デートには向かないと捉えている人もいます。
お酒を勧められても断りやすい
夜の場合はお酒を飲む雰囲気になることが多いので、飲まないでおこうと思っても、相手に合わせて「一杯くらい」という気持ちになることもあります。ランチタイムなら断りやすいでしょう。
帰りの時間をあまり気にしなくてよい
夜の場合は、電車の時間や明日の予定が気になり、遅い時間になると後半会話に集中できないことも。ランチの場合、だいたい○時くらいまでいいかなとおおまかに時間設定ができるので、気が合えば少し長めに話をすることもできます。
雰囲気に流されることなく相手を見られる
ランチの時間帯は、にぎやかなお店でも明るく健康的な印象になります。相手の表情もよく見え、夜の雰囲気に流されることもなく、自分との相性も的確に判断しやすいでしょう。
夜の食事と比べて料金がリーズナブル
ランチは内容に対して比較的リーズナブルな料金設定のお店が多く、コスト面でも夜より抑えやすいのもメリットのひとつです。
マッチングアプリでランチデートに誘うには?
マッチングしたからといってすぐにデートに誘うのは、警戒されてしまうこともあります。まずはやりとりを重ねて、お互いに会いたいという気持ちになってから誘うといいでしょう。
ここでは、マッチングアプリで出会った相手をランチデートに誘うときのおすすめの流れとメッセージの文例を紹介します。冒頭に「初めまして。マッチングありがとうございます」などとあいさつを入れると好感度が高いです。
趣味など共通の話をする
趣味など、お互いの共通点はメッセージのやりとりが弾みやすくなります。やりとりが数日いい雰囲気で続いたら、押し付けない雰囲気でサラッとランチデートに誘ってみましょう。
例:
「趣味が映画鑑賞ということですが、僕(私)も映画が大好きなんですよ」
↓
「もしよければ、今度ランチでもしながら映画の話をしませんか?」
食べ物の好みを確認する
おいしいものを食べに行くことが好きかどうかを尋ねると、嫌いという人は少ないので、話が進みやすくなります。
相手の食べ物の好みを聞き、自分も好きなものがあればそれに合わせて会話を膨らませると、自然にランチへと誘うことができます。
例:
「おいしいものを食べに行くことは好きですか?」
「好きな食べ物はなんですか?」
↓
「イタリアン、僕も好きです。今度おいしいイタリアンランチを食べに行きませんか?」
普段よく遊びに行く場所を聞く
天気に関心のない人はあまりいないので、天気の話は導入としておすすめです。天気の話をきっかけに、遊びに行く場所の話を膨らませ、会話が弾んでくると相手もちょっと会ってみたいという気持ちが出てくるでしょう。
例:
「陽気がいい日はどこかに遊びに行きたくなりますね」
「どこかよく遊びに行く場所はありますか?」
↓
「その近くにランチのおいしいカフェがあるそうなので行ってみませんか?」
おすすめのお店があると言って誘う
おすすめのお店に誘うときは、相手が興味を持てるようにイメージを具体的に伝えるのがコツです。
例:
「最近気になるお店があって、この間行ってみたんですよ~」
「店内に緑や花がたくさんあって写真映えする感じ。カフェ風なんだけれどご飯もおいしかったですよ」
↓
「今度一緒に行きませんか?」
休みの日の過ごし方を聞く
自分がどのように休みを過ごしているかを伝えながら、休日のプランとしてランチに誘います。
例:
「お仕事は忙しいですか?お休みは何曜日なんですか?」
「お休みの日は何をしていることが多いのですか?」
↓
「今度のお休みの日、よかったら一緒にランチはいかがですか?」
マッチングアプリの初ランチデートの場所やお店の決め方
マッチングアプリで知り合った人と初デートでランチに行くことになった際の、場所やお店の決め方を解説します。
行ったことのあるお店を選ぶ
初めて行くお店は、味や雰囲気が期待通りでないこともあるので、できれば行ったことのあるお店が安心です。居心地の良さそうな席を指定したり、費用感もわかるので慌てずに支払いができたりします。
そして「以前友達と行ったお店がよかったから、行ってみませんか?」と誘うと、相手も「実際に行った人がよかったお店なら行ってみたい」とOKがもらいやすくなります。
予約のできるお店を選ぶ
予約なしでお店に行くと、満席で待つことになったり、入れなくて他のお店を探すことになったりすることもあります。
できればお店の予約をしてから行くのがスマートです。お店を決める前に、予約が可能かどうかを確認しましょう。
ゆっくり話せるお店を選ぶ
BGMの音が大きめだったり、グループ客が多めだったりすると、周りの雑音で話に集中できなくなり、お互いに声を張って話すことになります。
せっかくの機会だったのに、あまりゆっくり話ができなかったという結果に終わってしまわないよう、ほどよく静かでゆっくり話ができるような雰囲気のお店を選びましょう。
候補の中から選んでもらう
相手の好みがわかる場合は、それに合わせると喜ばれます。わからない場合は、候補を3つくらい提示するのがおすすめ。
それぞれの特徴を伝え、そこから選んでもらうという小さなやりとりを通じて心の距離が縮まるので、初デートのハードルを下げられます。メッセージのやりとりを楽しみながら選びましょう。
マッチングアプリでの初デートに適した時間帯&長さ
マッチングアプリで知り合った相手との初ランチデートにはどんな時間帯で、どれくらいの長さがいいのでしょうか。
お店によってランチのスタート時間は異なりますが、できればあまりお店がざわついていない、早めの時間帯がおすすめです。
例えばお店が11:30オープンなら、11:15に駅の目印となるところで待ち合わせる、あるいはお店の前に11:30でもいいでしょう。
ランチの時間は、1時間半くらいでゆっくり会話をしながら食事を楽しみましょう。気が合えば、カフェなどに場所を移してもいいでしょう。
ただし時間の経過とともに疲れが出てくるので、最初のデートは、どんなに気が合っても3時間以内で切り上げて、次に会う楽しみをとっておきましょう。
マッチングアプリでの初ランチデートの注意点
マッチングアプリで出会った相手と初デートをするにあたって、当日注意したいことをまとめました。
当日のおおまかなスケジュールを考えておく
集合場所とお店が決まったら、ランチを1時間半くらい、場合によってはカフェに移動することも想定しておきましょう。
お互いにもう少し話がしたいという気持ちになってから、あちこち探すよりもスムーズです。また「近くに良さそうなカフェがあるから、少し寄ってみませんか?」と誘いやすくなります。
帰る時間も自分の中で決めておき、余韻が残るくらいのいい雰囲気のまま解散しましょう。
待ち合せはわかりやすい場所で
最初から待ち合わせ場所を間違えるなどの小さなトラブルがあると、余計な時間をとられてしまいます。お互いに謝ったり、説明したりとぎくしゃくしてしまうかも。
待ち合わせ場所は、スムーズに会える場所を設定しましょう。
遅刻をしないようアクセスの確認をする
最初から遅刻するのは、マイナス印象につながります。あらかじめアクセスを確認して、会う前にどこかのトイレなどで洋服や顔周りをチェックするくらいの余裕があるといいですね。
食事のマナーを予習する
くちゃくちゃ音を立てて食べる、お箸やフォークを振り回しながらしゃべる、スマホをいじりながら食べるなど、初対面だと余計に気になります。
基本的なマナーは一緒にご飯を食べる人への思いやりです。この機会に食事のマナーについて調べておきましょう。
洋服や髪型など外見を意識して整える
ランチの時間帯は、相手の着ているものや髪型や顔など、夜以上にはっきりと見えます。清潔感のある外見を心がけましょう。
洋服がしわしわ、ボタンが取れそう、毛玉が目立つ、などということのないように、身に着けるものは前もって決めて状態を整えておきましょう。
また、髪の毛に寝癖がついていないか、鼻毛が出ていないかなども鏡でチェックしましょう。自分では大丈夫だと思っていても案外目立ちます。
初ランチデートを次につなげるためのポイント
初ランチデートを成功させて、2回目のデートにつなげるためのポイントを解説します。
ランチで2時間くらいかかったら解散
基本的には、ランチで2時間くらい時間を使った場合には、初デートなのでそのまま解散しましょう。
1時間半くらいであれば、カフェに移動するのもアリです。移動時間も含めて3時間以内で収まるようにしましょう。
デート中に次回の約束を取り付ける
会話が弾んでお互いの信頼関係が築けそうであれば、次回のデートの約束をしましょう。誘うのは、場が和んできたデートの後半がおすすめです。
例えば「ここもいいけれど、○○にすごくおいしいイタリアンのお店があるから行ってみませんか?」など、「行ってみたい」と思ってもらえるような提案ができるといいですね。
別れた後にお礼のメッセージを入れる
相手が家に着くころなどに「わざわざ時間をつくってくれてありがとう。楽しかったです」などとお礼のメッセージを入れましょう。爽やかなひと言を入れると好印象につながります。
初対面のランチデートは次につながるよう意識して
マッチングアプリで出会った相手とは、初回のデートでいい印象を残せなければ、2回目に会えるチャンスは難しくなってしまいます。失敗のないお店や料理を選び、楽しい時間を過ごすことにフォーカスしましょう。
マッチングアプリで婚活をしていて、デートの段取りに不安を感じる人は、コーディネーターに相談しながら婚活できる結婚相談所との併用を考えてみるのもいいかもしれません。
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取材・文/前川ミチコ
【監修】
江頭美鈴さん
M.E.プロダクション 代表
一般社団法人 エグゼクティブ・イメージコンサルタント 代表理事
東映株式会社の専属女優を経て、アナウンサー・司会等の話す仕事へ転向。NPO法人日本サービスマナー協会認定マナー講師、一般社団法人全日本ブライダル協会ブライダルコンサルタント、全日本ブライダルMCアライアンス所属。ICBインターナショナル認定イメージコンサルタント、NPO法人日本交流分析士協会心理カウンセラーなど。「話し方」「ファッション」「マナー」「心理」の4つの専門スキルを統合した独自カリキュラム、メソッドを開発。現在は、婚活講師、マナー講師、話し方講師をはじめ、企業・団体の人材育成に携わる。
公式サイト:https://me-pro.biz/index.php
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