マッチングアプリで男性はなぜ長文を送ってくる？その心理や対処法を紹介

マッチングアプリで男性が長文を送ってくるのはどうしてでしょうか？マッチングアプリで長文を送ってくる人の心理や特徴、長文が送られてきた時の対処法を恋愛に詳しい心理カウンセラー竹内えつこさんの意見をもとに解説します。長文のメッセージを送ってくる相手にどう返信すればいいのか迷っている人は参考にしてください。

マッチングアプリで長文を送ってくる男性は脈ありなのでしょうか？結論から言えば、多くの場合、脈ありといえます。

男性はメッセージ機能を女性のようにコミュニケーションツールとして使うのではなく、「連絡ツール」として使う人が多い傾向があります。そのため、メッセージでコミュニケーションを取ろうとする男性は、相手に対して興味がある可能性が高いのです。

ただし、メッセージの内容によっては脈ありとは言い切れないこともあります。自分の言いたいことだけを長文で書いて送ってくる場合や、双方向のやりとりになっていない場合などです。女性側のプロフィールやメッセージに対しての反応があるか、返信内容や言葉遣いが丁寧か、などよく観察しましょう。

マッチングアプリで長文を送りがちな男性の特徴を紹介します。

1.マッチングアプリに慣れていない

マッチングアプリに慣れておらず、どれくらいの長さのメッセージがちょうどいいのかわからない人は長文になりがちです。悪気がなく、やりとりに慣れていないだけなので、お願いすれば短めの文章に変えてくれる可能性が高いでしょう。

2.真面目

真面目な男性は、自分の考えや思っていることをきちんと伝えようとして、長文になりがちです。また、丁寧な文章を送ろうとして遠回しな表現や回りくどい文章になってしまうこともあります。

3.自己主張が強い

自己主張の強いタイプは自分の話をしたくて長文になるケースがあります。自分のアピールや興味を持っている話を聞いてもらいたくて文章を書いた結果、長文になるのです。ただ、根底には「自分のことを知ってもらいたい」という気持ちがあるので好意を持たれている可能性もあるでしょう。

4.コミュニケーションが苦手

コミュニケーションが上手な人の多くは、比較的短めの文章の中に簡単な質問などを入れ、返信しやすいメッセージを送ります。逆にコミュニケーションが苦手な人は相手の反応はお構いなしで長文を送る傾向があるのです。

次に、マッチングアプリで長文を送る男性の心理を見ていきましょう。主なものを紹介します。

相手に好かれたい、よく思われたい

相手に好かれたい、よく思われたいという気持ちが働くと、つい長文になることがあります。自分をアピールしようとしたり、相手に興味を持っていろいろ質問したりといった理由で文字量が増えてしまうのです。

自分のことを知ってほしい

相手に自分のことを知ってほしいという思いがあり、詳しく自己紹介したり、興味のある話題について長々とつづったりして長文になるケースもあります。

要件をきちんと伝えたい

相手に伝えたいことがあり、誤解がないようにしっかり説明する人はメッセージ文が長くなる傾向があります。

求める条件を相手に提示したい

マッチングアプリで恋活・婚活をしている男性の中には、自分に合う相手を探したいと思うあまり、メッセージで希望条件を詳細に書く人もいます。自分の求める条件をきちんと理解してほしくて長文になるのです。

長文を送ってくる男性とマッチングアプリでやりとりをしている場合の対処法を解説します。長文を送ってくる男性に興味がある場合と興味がない場合、それぞれに分けて見ていきましょう。

・相手が気になる、興味がある場合

長文メッセージを送ってくる男性のことが気になっている、もしくは興味があってやりとりを続けたいと思っている場合の対応がこちらです。

・長文が苦手だと伝える
長文を読むのも返信するのも苦手であれば正直に「長い文章を書くのが苦手なので、短い文章で返信しますね」など、相手に伝えてみましょう。相手のことがイヤなわけではなく、「長文を書くのが苦手」ということを強調し、「通話や会って話すのは好き」と伝えれば、相手への印象も悪くなりません。

・自分もなるべく長文を送る
長文で返せるようであれば、できるだけ相手に合わせて長めの文章を送ると好印象を与えることができます。ただし、無理をしては続かないので、自分が心地よいと思えるボリュームで構いません。

・通話に誘導する
長文になるのは伝えたいことがたくさんある証拠です。多くのマッチングアプリには連絡先を交換しなくても通話できる機能が付いているので、通話に誘導するのも手。話が弾めば早めにデートの約束をし、実際に会ったときの相性を確かめましょう。

・相手に興味がない場合

相手に興味がない場合は、無理にやりとりを続ける必要はありません。取りあえず様子見でやりとりをしている場合は下記の対応を試してみましょう。

・短い文章で返信する
相手が長文を送ってきても自分は短い文章、またはスタンプのみで返信をします。相手に申し訳ないから、という理由で長文を返信していると、やりとり自体がイヤになる恐れも。無理せず、短めの文章を送って相手の反応を見ましょう。それでも相手が長文を送ってきてやりとりがストレスになるのであれば相性がよくないということです。

・ストレスになるなら距離を置く
相手に興味が湧かず、長文のメッセージがストレスになるようであれば、残念ながら合わない相手だと考えられます。距離を置き、やりとりをやめてしまってもよいでしょう。

1通目から会うための誘いを長文で送ってくる男性は、業者の可能性もあります。マッチングアプリにはネットワークビジネスに勧誘したり、投資話を持ちかけたりとさまざまな悪質業者がいる可能性があるので要注意です。文章が長い上に投資や副業で稼いだアピールをしてきたり、すぐにLINE交換をしたがったりする相手は警戒した方がいいでしょう。会話がかみ合っていない相手も業者の可能性が高いです。
また、長文でなくても最初からたくさんメッセージを送ってくる人や女性が喜びそうなアピール文を送ってくる人も業者の可能性があります。業者はLINE交換を断ると対応が変わったり、フェードアウトしたりするので、その反応で判断することもできます。

マッチングアプリで長文のメッセージを送ってくる男性は脈ありの可能性が高いのは事実。長文メッセージが苦手というだけの理由で恋愛対象から外してしまうのはもったいないことです。業者の可能性がないのであれば通話したり、実際に会ったりと次のステップに進んでみてはいかがでしょうか。

マッチングアプリでの出会いに悩んで行き詰まったら、結婚相談所で活動するのもおすすめです。ゼクシィ縁結びエージェントでは、出会いからお見合い、デートなど活動状況ごとにマッチングコーディネーターのサポートが受けられます。お相手との間に発生するさまざまな悩みを相談でき、安心して活動できるのがメリット。まずは気軽に無料カウンセリングを受けてみては？

取材・文／関原のり子

【監修】
竹内えつこさん
心理カウンセラー。大学時代に心理学を学び、卒業後はバーテンダー、アロマセラピスト、アロマ講師、カウンセラーという、異色の職歴を持つ。得意なジャンルは夫婦問題、パートナーシップ。多角的な視野と論理的なアドバイスだけでなく、潜在意識にアプローチするヒプノセラピーを取り入れた提案型カウンセリングも実施。悩みを持つ多くの人から支持されている。
公式ブログ：https://counseling-sou.com/blog/