- 理想を追い求めすぎている
- ときめきを感じづらい
- 思い込みや過去にとらわれている
- 理想と比較しない
- ときめきにこだわらない
- 視野を広く持つ
- 会うのが面倒に感じる
- デート中、相手に集中できない
- 生理的に好きになるのが難しい
- 話が弾んで楽しかった
- 相手のことが気になる
- 自然体でデートができる
お見合い相手を好きになれないときの理由と対策を解説。デートを続けるべきか迷ったときに「お断り」をした方がいいケース、反対にもう少しデートを重ねてみて判断した方がいいケースなど、お見合いから結婚するまでに生じやすい悩みの解決策について、婚活事情に詳しいブライダルコンサルタントの江頭美鈴さんに教えてもらいました。
お見合い相手を好きになれない理由
お見合い相手と会っても恋愛感情が湧いてこない……それにはどんな理由が考えられるのでしょうか。
理想を追い求めすぎている
結婚相手に望むものが多く、もっといい人がいるかもしれないと思うタイプの人は、何回お見合いをしても迷いが生じやすいです。
顔は○○系、年収○○万円以上、背は○○センチくらい、体型は○○系、性格は○○な人……など具体的に理想を抱きすぎると対象が狭まってしまいます。
その“狭き門”に当てはまる人を探してしまい、なかなかお見合い相手に好意を持てなくなることがあります。
ときめきを感じづらい
お見合いは恋愛とは違い、条件から入ります。自然に知り合うのではなく、お互いに最初から結婚相手としてどうかという意識で会うので、突然恋に落ちるという感覚や、予想していなかったドキドキ感を味わうことが比較的少ないでしょう。
しかし、ときめきを感じなくても相性が良い人はいるものです。「相手にときめきを感じないから、好きではない」という判断は避けた方が良いかもしれません。
思い込みや過去にとらわれている
人を好きになったことがない場合、自分の中にある、「好きという感情はこういうもの」とドラマのようにとらえているのかもしれません。逆に、過去に好きだった人がいて、そのときの気持ちと比べてしまっているということもあり得ます。
いずれも自分の中の経験や過去に縛られて、新しく入ってくるものを拒んでいる状態です。
お見合い相手を好きになれないときの対策
お見合い相手を好きになれないとき、何かできることはあるのでしょうか。諦める前の対策を紹介します。
理想と比較しない
理想を持つことや、自分に合うタイプを知っておくことは大切ですが、行きすぎてしまうと、前に進めなくなることもあります。それは、「理想にぴったり合う人」が基準になっている可能性があるからです。
理想にとらわれすぎると「ここが違う」「あそこも違う」と比較して、相手と十分に向き合うことができません。理想との比較ではなく、相手の良いところを探すようにしましょう。
ときめきにこだわらない
ときめきがないから好きではないと決め付けないようにしましょう。「ドキドキする」という感覚は一時的なもので、長い結婚生活を考えると、あまり大きな意味はありません。
「ときめき=好き」とは限りません。それよりも、安心感やお互いにこれから思いやりを持って愛情を育てていけるかどうかということが大切です。
視野を広く持つ
相手を好きになれないのに、すっきり決断もできない場合には、視野が狭くなっている可能性があります。
思い悩むより、婚活パーティに出てみたり、仮交際中であれば他の人とお見合いしてみたりすることで、気づきが生まれることもあります。
結婚相談所のコーディネーターに相談をし、アドバイスをもらいながら、俯瞰(ふかん)して相手と自分を見つめる機会をつくるのもおすすめ。違う角度から相手を見直してみると、視点の切り替えで方向性が分かってくることもあります。
好きになる可能性が低く「お断り」をした方がいいケース
今は恋愛感情が湧かないけれど、この先どうしよう……と判断に悩むこともあります。「お断り」をした方がいいのはどんなケースなのか、解説します。
会うのが面倒に感じる
せっかくのお休みの日なのに会いに行くのが面倒くさい、と感じるのは、相手と会うことに価値を感じていないからです。
「会ってみたら楽しくなった」ということであれば、様子を見てもいいですが、面倒に感じることが2回、3回と続くようなら、仮交際はストップした方が良いかもしれません。
デート中、相手に集中できない
せっかくお互いが向き合っている時間なのに、「帰りに○○に寄って帰ろう」「早く帰って○○しよう」などと、まったく別のことを考えてしまうのは、相手に興味が湧きにくく発展性が低いというメッセージでしょう。
発展が見込めない相手とのデートを続けるのは、自分にとっても相手にとっても時間がもったいないことなので、見切りをつける勇気も大切です。
生理的に好きになるのが難しい
触れ合ったり、同じ空間にずっといたりできないかも……など生理的に難しいと感じた場合は、それ以上の進展は見込めないことが多いでしょう。
人間ですから、生理的に無理ということはあり得ます。加えて相手の中に一点でも好きになりそうな部分がなければ、ご縁はなかったと判断しても良さそうです。
今は好きではないがもう少し会ってから判断してもいいケース
一方、好きになれないときに「もう少し会ってから判断してもいい」のはどんなケースなのか、解説します。
話が弾んで楽しかった
恋愛感情はないけれど楽しくおしゃべりができたという場合、相性が良く価値観が似ていると言えます。結婚するにはとても大切なポイントです。今は恋愛感情がなくても、もう少し会ってみましょう。
相手のことが気になる
デートして帰宅後も、相手のことを「もう家に着いたかな」「寝る頃かな」と気になったり、会っていない日にも「元気かな?」とふと思ったりする場合、今はまだ自覚はなくても、好きになり始めているのかもしれません。
気になるということは、相手に心を向けているということなので、これから気持ちに変化が生まれる可能性が高いです。
自然体でデートができる
「好きでもないけれど、嫌いでもない」とよく分からない気持ちでも、相手と会っている間、自分らしくいられたと感じるのなら、さらに時間の共有をしていきましょう。
デートの数がそれほど多くないのに、緊張せずに自然体でいられるなら、相手とフィーリングが合うと言えるでしょう。刺激的なことはないとしても、今後穏やかな信頼関係が築かれていく可能性は大いにあります。
お見合い後の悩みはコーディネーターに相談してみて
気になる相手とマッチングし、お見合いに進んだ後も「相手を好きになれない」「このまま同じようにデートを続けていていいのか」など悩みは次々出てくるもの。そんなとき、頼れるコーディネーターに相談できるのも結婚相談所の大きなメリットです。
結婚相談所での婚活を始めてみたい、結婚相談所での婚活について詳しく知りたい人は、まずカウンセリングを活用するのがおすすめ。ゼクシィ縁結びエージェントでは無料カウンセリングを実施中です。ぜひ気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
取材・文/前川ミチコ
【監修】
江頭美鈴さん
M.E.プロダクション 代表
一般社団法人 エグゼクティブ・イメージコンサルタント 代表理事
東映株式会社の専属女優を経て、アナウンサー・司会等の話す仕事へ転向。NPO法人日本サービスマナー協会認定マナー講師、一般社団法人全日本ブライダル協会ブライダルコンサルタント、全日本ブライダルMCアライアンス所属。ICBインターナショナル認定イメージコンサルタント、NPO法人日本交流分析士協会心理カウンセラーなど。「話し方」「ファッション」「マナー」「心理」の4つの専門スキルを統合した独自カリキュラム、メソッドを開発。現在は、婚活講師、マナー講師、話し方講師をはじめ、企業・団体の人材育成に携わる。
公式サイト:https://me-pro.biz/index.php
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