本当に「いい女・いい男」は早く結婚するの？結婚が早い人に共通する特徴とは

「いい女は早く結婚する」「素敵な男性は気付くとみんな妻帯者」などというフレーズを一度は耳にしたことがあるのでは？一般的には「いい女・いい男であるほど結婚が早い」と思われているようですが、実際はどうでしょうか。本記事ではそもそも「いい女・いい男とはどんな人のことをいうのか」、「結婚の早い人にはどんな特徴があるか」などについて、心理カウンセラーの竹内えつこさんと共に考えていきます。

世間的に「いい女・いい男」とは、どのような人のことを指すのでしょうか。ここではその特徴について分析していきます。

精神的に自立している

精神的に自立している人は、相手に依存することがありません。そのため、恋人を束縛したりすることがなく、お互いに対等な関係を築くことができます。

一人の時間を自分なりに楽しみ、同様に恋人が「一人で過ごす時間」を尊重してくれます。

気遣いができる

相手に気使いができる人は、一緒にて「居心地がいい」と感じさせます。付き合うと「自分が恋人から大切にされている」と実感でき、自尊心や自信を持てるでしょう。

行動力がある

チャレンジ精神が旺盛で行動力がある人は、一緒にいて飽きることがありません。交際相手は「自分だけでは見ることのなかった、新しい世界」を見せてもらえます。

またチャレンジする姿勢に、周囲は刺激を受けるでしょう。経験に裏打ちされた頼りがいを持った人が多く、一緒にいると安心感を覚えます。

思いやりがある

思いやりがある人は、「相手のことを自分ごととして捉える共感力」を持っています。

人の気持ちや立場を考えて行動するため、人望を得ることが多いでしょう。交際相手は「人望のある恋人に選ばれた自分」を誇らしく感じられるはずです。

裏表がなく誠実である

人を見て態度を変えるのではなく、誰に対しても誠実に接する人は多くの人から好かれます。

恋人の言葉に対し「実のところ自分のことをどう思っているんだろう」といぶかしむことなく、真っすぐ信じることができるでしょう。

ここまで挙げた特徴を持つ「いい女・いい男」が、周囲と比べて早く結婚するのはなぜなのでしょう。

一緒にいて安心できるから

相手を気遣うことができる人、思いやりがある人は共に過ごす時間が心地よく、そばにいて安心感を覚えます。将来を共にすることを想像した時に、ポジティブな将来設計を描きやすいでしょう。

頼りがいがあるから

精神的に自立した人、行動力のある人に漂う安定感は「この人と一緒であれば、大きな決断を相談できる」「迷った時に正しい判断をしてくれる」という頼もしさに繋がります。

「たとえ困難に遭っても、共に乗り越えてくれそう」という期待から、結婚相手として考える人が多そうです。

率直に思いを伝え合えるから

人によって態度を変えない誠実な人に対しては、恋人もまた素直になることができます。お互い発言の裏にある真意を探ることなく、率直に思いを伝え合うことができるでしょう。

結婚の意思確認もまた、駆け引きなく素直に行えるはずです。

精神的・経済的に自立しているから

「家族に対し責任を持つ」ことや、経済面に対する不安から、結婚をためらう人は少なくありません。

逆に言えば、精神的に成熟し、経済的に自立している人は、前述の不安を覚えることなく結婚に踏み切ることができます。

決断力があるから

行動力のある人特有の「フットワークの軽さ」は、自分の感覚や判断に対して迷いがないことの表れでもあります。結婚という人生を左右する選択も、一度「こう」と決めたら迷わずステップをすすめるでしょう。

では特に結婚が早かった女性・男性にはどんな特徴があるのでしょうか。ここでは男女に共通する傾向について考えていきます。

早期から結婚願望が強い

若い時から結婚願望の強い人は、結婚に向けてさまざまな行動をしています。例えば「出会いの場」に積極的に顔を出したり、「結婚」を視野に入れて恋人を探したりするので、結果として結婚するのが早くなります。

人生プランが明確である

自分の人生プランが明確な人は、ライフイベントの実現にタイムリミットを設け、それに間に合うように努力をします。

仮に「いつまでに結婚して、子どもは何人設ける」といったプランを描いていた場合は、それに従って早く行動し、結婚も早くなるでしょう。

結婚に対する理想が明確である

「まだ結婚するのは早いかも」「他にもっといい人がいるかもしれない」などと迷い、なかなか決断することができない人は婚期が遠のきがちです。

逆に結婚生活に具体的なイメージがある人は、理想の生活に合う「結婚相手はこの人だ！」と迷わず決め、おのずと早く結婚することができます。

では「早く結婚したい」と考えている人は、どんな点に気を付けるべきでしょうか。

「結婚」を前提に恋人を選ぶ

交際をスタートする時は、常に「結婚相手としてどうか」という観点の下に相手を選びましょう。

「結婚相手としての適性」はもちろんですが、「相手に結婚願望があるかどうか」も大切な要素。相手も自分と同様に「結婚を視野に入れている」人であれば、結婚まですんなり話が進むでしょう。

リミットを設定する

たくさんの人と出会えば出会うほど「もっといい人がいるかもしれない」と迷いが生じるものです。「◯人のうちに決める」「◯カ月の間に決断する」など、自分の中でリミットを決めて婚活に臨みましょう。

積極的に行動する

いくら結婚したいと思っていても、行動しなければ何も起こりません。出会いの場に積極的に出向く、アプリや結婚相談所に登録する、周りの人に紹介を頼む、など結婚に向けて自分から行動してみましょう。

ここまででわかる通り「いい女・いい男だから早婚」というわけではなく、結婚に対するその人の考え方や行動が、結婚するタイミングの早さ・遅さに繋がっているようです。

結婚のタイミングは日々の行動を変えることで呼び込むことができます。早く結婚したいという希望があるなら、まずは結婚に向けて具体的に行動を始めましょう。その先に、結婚につながる素敵な出会いが待っているはずです。

「婚活を始めたいけれど、何から手を付ければいいのかわからない」という人は、まず結婚相談所を利用してみるのも手です。ゼクシィ縁結びエージェントでは、婚活に関する無料カウンセリングを実施中ですので、気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

取材・文／吉田美奈子

【監修】
竹内えつこさん
心理カウンセラー。大学時代に心理学を学び、卒業後はバーテンダー、アロマセラピスト、アロマ講師、カウンセラーという、異色の職歴を持つ。得意なジャンルは夫婦問題・パートナーシップ。現実的かつ理論的なアドバイスに定評があり、悩みを抱えている多くの女性たちから支持を得ている。
公式ブログ：https://counseling-sou.com/blog/