- 出会いのきっかけ
- 各年に結婚した人のうち、婚活サービスを利用していた人の割合
- 婚活サービスを利用していた人のうち、婚活サービスを通じて結婚した人の割合
- 実施(利用)した婚活によって、結婚した人の割合
- 1位:恋活・婚活サイト、アプリ
- 2位:結婚相談所
- 3位:知人に紹介を依頼
- 4位:SNSで興味のあるコミュニティーに参加
- 5位:趣味や習い事の場で相手を探す
- 6位:婚活パーティ・イベント
結婚が気になり始めると、併せて気になってくるのが「周囲の人たちの婚活事情」。「婚活をするのはまだ早い?もう遅い?」「婚活サービスってどんなものがあるの?」……etc.
本記事では、リクルートブライダル総研の調査結果をまとめた「ゼクシィ結婚トレンド調査」「婚活実態調査」のデータをもとに、ここ1年の間に結婚をした人が、どんな相手を選んだのか、またどんなふうに婚活を行ったかを紹介。婚活コーディネーターの荒木直美さんとともに、さまざまな角度から“今どきの婚活事情”を見ていきます。
結婚相手との出会いのきっかけは「自然な出会い」が多い
ゼクシィ 結婚トレンド調査2023調べによると、結婚相手との出会いのきっかけは以下の通りでした。
出会いのきっかけ
1位:同じ会社や職場で(18.6%)
2位:恋活サイト・アプリ(恋人との出会いをサポートするサービス)で(14.3%)
3位:同じ学校やクラスで(13.3%)
4位:合コン以外の友人の紹介で(9.3%)
5位:サークルや趣味・習い事の活動を通じて(9.1%)
※データ出典:ゼクシィ 結婚トレンド調査2023調べ
(全体/単一回答)」全国(推計値)
上位には、同じ職場や学校などで知り合った相手との交際を経て結婚したというケースが目立ちました。「恋愛関係を一定期間築き、人間性や性格をよく知った相手と結婚する」というのが、結婚のきっかけとしては主流のようです。
「婚活サービス」の利用者は増加傾向
■各年に結婚した人のうち、婚活サービスを利用していた人の割合
※データ出典:婚活実態調査2023(リクルートブライダル総研調べ)
(1次調査/各年に結婚した人/単一回答)
婚活サービスを利用していた人のうち、婚活サービスを通じて結婚した人の割合
※データ出典:婚活実態調査2023(リクルートブライダル総研調べ)
(1次調査/各年に結婚した人のうち、いずれかの婚活サービス利用者/単一回答)
婚活実態調査2023(リクルートブライダル総研調べ)によると、「婚活サービス」の利用者は増加傾向にあります。
具体的には調査対象者である「2022年の婚姻者」のうち「婚活サービスを利用した経験のある人」は32.7%、さらに結婚まで至った人の割合は47.0%で、「婚活サービス利用者の約2人に1人が結婚している」という結果に。
また婚姻者全体でも「婚活サービスを通じて結婚した人」の割合は15.4%となっており、2020年以降はそれ以前より増加している傾向があります。特に「ネット系婚活サービスを通じて結婚した人」が最も多いという結果でした。
婚活サービス利用者が増加した理由の一つに「コロナ下の影響で、生活スタイルが変わった」ことがありそうです。大学の授業や仕事にリモートが導入され、異性との接点が減少。それ故「新たな出会いを得て、すぐに結婚したい」人たちが、タイムパフォーマンスに優れた婚活サービスに注目したのかもしれません。
婚活を実施して結婚した人の婚活方法
実施(利用)した婚活によって、結婚した人の割合
※データ出典:婚活実態調査2023(リクルートブライダル総研調べ)
(1次調査/各年に結婚した人のうち、各婚活を実施(利用)した既婚者/各項目単一回答)
実際に婚活をして結婚した人たちが「どのように婚活をしていたか」を調査した結果、広義のものも含めると上位6位まではグラフのような結果となりました。
ではランキング順に、婚活方法ごとのメリットや傾向について考えていきましょう。
1位:恋活・婚活サイト、アプリ
選択肢の豊富さやチャンスの多さという点においては随一。「ネットを通じた出会い」に抵抗がなく、「メッセージのやりとり」で好みの異性を見極めることができる人にとって、異性と効率よく出会えるツールです。
タイムパフォーマンスに優れているので、仕事などで忙しい人にもフィットします。
2位:結婚相談所
ある程度の出費が必要ではあるものの、婚活のスタートからゴールまで手厚いサポートを受けられる点で、安心感があるサービスです。マッチング相手も真剣度が高く、ある程度条件を絞って会うことができるので、効率面においても優れています。
また身分証、独身証明書などの提出を義務付ける「プロフィール保証」で会員の身元がはっきりしているのも安心材料の一つ。ひとりで婚活を進めるのが不安な人や、堅実に婚活をしたい人に向いています。
3位:知人に紹介を依頼
見ず知らずの相手との出会いに抵抗のある人には、知人に紹介してもらう婚活スタイルがおすすめです。自分を理解している友人を介することで「価値観の大きなズレ」など、目に見えないギャップを回避できる利点もあります。
ただし、紹介してくれる知人との関係にひびが入ることのないように留意する必要があり、紹介された相手とは真面目に向き合うことが前提です。
4位:SNSで興味のあるコミュニティーに参加
結婚の条件に「価値観の共有」を挙げる人へおすすめしたいのが「SNS上のコミュニティーへの参加」です。
そもそも婚活を目的とした集まりではないため、友人関係からスタートして、恋愛感情をゆっくり育むことができます。逆に言えば、相手との間に「結婚に対する温度差」が生じやすい点には注意が必要です。
また気になる相手の居住エリアが遠く離れている可能性もあります。結婚を視野に入れる場合は特に「結婚前に相手が住んでいる場所にこだわらない」ことが条件となりそうです。
5位:趣味や習い事の場で相手を探す
あくまで目的は「習い事」「趣味」なので、じっくり距離を縮めることができます。趣味にかけるお金や時間など価値観の擦り合わせもしやすいでしょう。
4位のSNSと同様、こちらも相手との温度差が生じやすいスタイルです。仮に結婚を目的とした場合、ゴールまでの時間がある程度かかるかもしれません。
6位:婚活パーティ・イベント
たくさんの人たちと一度に会い、交流できることが特徴です。年齢や職業、趣味など参加条件のあるイベントであれば、事前にある程度条件を絞り込むこともできます。
また多くのイベントが「一回ごとの会費制」なので、費用を把握しやすい点も好ポイント。初対面の人との会話がストレスにならない人、短い時間で「タイプかどうか」を判断できる瞬発力のある人に向いています。
結婚したいと思ったら自ら行動に移すことが大切
婚活実態調査2023(リクルートブライダル総研調べ)によると、「『婚活サービス』の利用者は今後増えていきそう」と回答した人の割合は増加傾向にあります。「婚活サービス」を利用するハードルが下がり、気軽に利用できる空気感が醸成されている、といえそうです。
もし「プロと相談しながら慎重に婚活をすすめたい」と考えているのであれば、結婚相談所の利用がおすすめです。ゼクシィ縁結びエージェントでは、無料カウンセリングを実施中です。気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
取材・文/吉田美奈子
【監修】
荒木直美さん
婚活コーディネーター歴23年。「婚活界の瞬間接着剤」「歩くカップル製造機」の異名を持ち、婚活イベントではこれまで2000組以上のカップルを成立させてきた実績を持つ。その職人技はテレビや全国紙でも紹介され、オリジナルの婚“喝”語録も話題となっている。
公式HP:https://arakinaomi.net/
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