- 自然体でいられる
- 会話が尽きない
- 沈黙に「気まずさ」を感じない
- 笑いのセンスが合う
- 価値観が似ている
- 結婚後のビジョンが共有できるか
- 家族計画の考え方が合うか
- お互いの「こだわり」を許容できるか
- 親やきょうだいへの接し方はどうか
「出会った瞬間に”この人と結婚するかも”と思った」といった結婚エピソードを、時折耳にすることがあります。果たして結婚相手は直観でわかるものなのでしょうか。また「直観的な出会い」をしていない場合、相手のどんなところに着目して結婚相手かどうかを判断すべきでしょうか。ここでは既婚男女103人へのアンケート調査結果を基に、将来結婚するかもしれない相手との出会い、その判断ポイントについて考えていきます。
既婚者アンケート!結婚相手は直感でわかる?
男女103人の既婚者に「現在のパートナーと出会って、早い段階で”この人と結婚するかも”と直感的に感じたか」についてのアンケートを実施。その結果を以下にまとめました。
■Q.早い段階で”この人と結婚するかも”と直感的に感じましたか?
※データ出典:マクロミル
実に半数を超える人が「結婚すると直感的に感じた」と回答。「結婚」は人生の岐路ともいえる大きな選択ですが、多くの人がインスピレーションを信じてその一歩を踏み出しているということがうかがえます。
次にアンケートのフリーコメントから特に印象的なエピソードをピックアップしました。
■直感的に「結婚するかも」と感じたエピソード
「初めて会ったときから安心感と懐かしい感じがあった。家族関係や育った環境が似ていて、親近感が湧いた」(37歳/女性)
「同時に同じことを言うことが多く、波長が合っているように感じた」(31歳/男性)
「相手の転勤で会えなくなったが、当時の上司が間に入り再会できたことに運命を感じた」(48歳/女性)
■直感的ではないが「結婚したい」と思ったエピソード
「ビジネスパートナーが職場を去ることが決まったとき、とっさに“この先もずっとこの人を支えなくては”と感じ、自分がこの人と人生を歩みたいと考えていることに気が付いた」(28歳/女性)
「東日本大震災にあった際、恋人と当時同棲していた25km先の自宅まで歩いて帰宅したとき。励まし合いながら“この人はこの先も一緒に頑張ってくれる人だ”と思った」(42歳/女性)
「疲れたりイライラしたりしたときに、笑わせて嫌な気持ちを忘れさせてくれた」(37歳/男性)
結婚相手に感じる直感5選
直感に従って結婚した人たちは、相手のどの部分に運命を感じたのでしょうか。ここではそのポイントについて紹介していきます。
自然体でいられる
一緒にいても変に緊張せず、自分を取り繕わなくても済む相手には結婚後のイメージを持ちやすいようです。
無理をせず楽にいられる相手とは、長期間にわたりストレスのない良好な関係を維持することができるでしょう。
会話が尽きない
出会ったばかりなのに会話が続き、時間を忘れてしまうくらい話に夢中になってしまう相手となら、結婚後も楽しい家庭になることが想像できます。
「会話が尽きない」ということは、それだけ趣味や志向が似ているということ。非常に気が合う相手であるといえるでしょう。
沈黙に「気まずさ」を感じない
前述のケースとは逆に「会話をしなくても居心地がいい」と感じる相手に対しては「この人と一緒にいると落ち着く」と感じます。
「沈黙しても平気」ということはお互いを信頼し、尊重できているという証し。会話が少なくても、良い関係を長く続けることができます。
笑いのセンスが合う
日常生活において「笑い」は大切な要素です。
例えば同じ映画やテレビを見て同じタイミングで笑ったり、楽しい感情を共有できたり。「感性が似ている」と感じる相手には、一緒に生活するイメージもおのずとポジティブなものを抱くでしょう。
価値観が似ている
モノを選ぶセンスや味の好み、喜怒哀楽のポイントなど、価値観が似ている相手に、人は親近感を覚えるものです。
また将来設計や金銭感覚、善悪における判断基準などを共有できる相手とならば、大きな衝突なく共に人生を築いていくことができるでしょう。
結婚相手かどうかを見極めるには?
結婚は人生に関わる大きな選択です。当然「出会った瞬間ビビッと来た」という直感で決めるのではなく「相手を深く知った上で考えたい」という人もいるでしょう。ここでは、結婚について熟考する際の着目ポイントについて考察していきます。
結婚後のビジョンが共有できるか
例えば「どんな家庭を築きたいのか」「将来設計はどうか」といった中長期的な展望や、「家事はどう分担するか」「家計はどうするか」「休日はどう過ごすか」という直近の生活に関わる部分まで、お互いがどんなビジョンを持っているのかについて、一度話し合う機会を設けましょう。
ふたりのビジョンがあまりにもかけ離れている場合、その擦り合わせに大きなパワーを必要とします。逆にビジョンの大部分を共有できている相手となら、結婚後の生活もスムーズに営むことができるでしょう。
家族計画の考え方が合うか
「子どもを望むのか、望むとしたら何人欲しいのか」も、結婚における重要ポイントです。
子を持つことによって「子育て中の仕事をどう調整するか」「子どもにどんな教育を受けさせたいか」など、大きな決断が求められる機会がいやおうなしに増えてきます。
妊娠というデリケートな話を避けたいという気持ちから、つい「子は授かり物だから」とはぐらかしてしまうこともあるかもしれませんが、将来後悔することのないよう率直に話し合っておくことをおすすめします。
お互いの「こだわり」を許容できるか
誰しも「ここだけは譲れない」というこだわりを持っているものです。そして「趣味にお金をかけたい」「旅行にたくさん行きたい」「食を追求したい」「住環境を好みのもので整えたい」など、そのこだわりは生活のさまざまなシーンで表出します。
もともと他人同士のふたりですから、お互いのこだわりを完全に一致させるのは難しいでしょう。ゆえに「許容し合えるかどうか」が結婚における大切なポイントとなってきます。
親やきょうだいへの接し方はどうか
身内に対する態度にはその人の素が出やすいものです。結婚して自分が「相手の身内」となったとき、同じ態度をとられる可能性を想定し、「家族に対して横柄過ぎないか」「パワハラめいていないか」という点をぜひチェックしておきましょう。
逆に家族への依存度が高過ぎて「仲が良過ぎる」場合は、結婚後に相手の家族がふたりの生活に介入してくる可能性もあります。
自分の主観で見極めるのはなかなか難しいですが、ぜひ意識をしておきたい部分です。
運命の人との出会いを見逃さないで
結婚は決して「ゴール」ではなく「共同生活の始まり」です。きっかけが直感であれ、熟考の末であれ、一度結婚したら、その先のふたりにはまだまだ長い道のりが待っています。
そこで大切なのは「ふたりでいて居心地がいいと感じられる相手」を選ぶこと。結婚においてはきっかけと同じぐらい、その先の未来が大切なことを忘れないようにしましょう。
もし「この人と結婚するかも」という出会いをこれから探すのであれば、結婚相談所を利用してみるのも一つの手です。ゼクシィ縁結びエージェントでは、無料カウンセリングを実施中ですので、ぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか。
取材・文/吉田美奈子
【監修】
竹内えつこさん
心理カウンセラー。大学時代に心理学を学び、卒業後はバーテンダー、アロマセラピスト、アロマ講師、カウンセラーという、異色の職歴を持つ。得意なジャンルは夫婦問題・パートナーシップ。現実的かつ理論的なアドバイスに定評があり、悩みを抱えている多くの女性たちから支持を得ている。
公式ブログ:https://counseling-sou.com/blog/
【データ出典】
・ご自身に関するアンケート
調査期間:2023/8/16~2023/8/18
有効回答数:103人
(インターネットによる20~40代向け男女アンケート調査 調査機関:マクロミル)
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