目次
ネット恋愛とは ネット恋愛に依存する3つの理由
  • 相手を理想化しやすい
  • 自分の良いところだけを見せられる
  • 積極的になりやすい
ネット恋愛に依存しやすい人の特徴
  • 恋愛経験が少ない
  • 恋愛体質
  • 自分に自信がない
ネット恋愛に依存しすぎたくないときの注意ポイント
  • ネットに触れる時間を減らす
  • リアルの生活を充実させる
  • 自分磨きをする
  • オンライン通話など、相手の顔を見て話せる環境をつくる
ネット恋愛で相手を本気で好きになったら?
  • お互いの情報を出していく
  • 電話やオンライン通話をする
  • リアルに会うことを提案する
  • 過度な愛情表現はしない
  • 出会ったツール以外での連絡先を交換する
ネット恋愛で相手が本気なのかを見極めるポイント
  • 相手が見せる本気サイン
  • 注意が必要な遊びサイン
ネット恋愛で完結させず、リアルに目を向けることが大事

人によっては依存しやすいとも言われるネット恋愛について紹介。心理カウンセラーの竹内えつこさんに、リアルな恋愛ができずにネット恋愛に依存する理由や依存しやすい人の特徴、ネット恋愛に依存しないための注意ポイントを伺いました。また、ネット恋愛で相手を好きになった場合のアプローチ方法や、相手が本気かどうか見極める方法も解説していきます。

ネット恋愛とは

ネット恋愛とは

ネット恋愛とは、インターネットを通じて出会った相手と恋愛をすることを言います。まだ会っていない相手なのに恋愛感情を募らせてしまうことや、リアルに出会わずにバーチャルな恋愛を続けていることも含まれます。

SNSやオンラインゲーム、マッチングアプリ、ライブ配信サービスなど、ネットでの出会いは一般的になっています。そんなネット上での恋愛は、人によっては依存してしまいやすい一面もあるようです。

ネット恋愛に依存する3つの理由

ネット恋愛に依存する3つの理由

人によっては、ネット恋愛に依存してしまうことがあります。リアルで会って関係を構築するのではなく、ネット上でのやり取りから抜け出せなくなってしまうのです。その理由を見ていきましょう。

相手を理想化しやすい

ネット恋愛では、相手に関する情報がリアルでの出会いより少ないことが多く、「きっとこんな人だろう」と妄想してしまうことがあります。

これは、相手を理想化、偶像化しやすい状況と言えます。そのため、自分の中の理想像を相手に重ねて「理想の相手に出会った!」とハマってしまうことがあるのです。

自分の良いところだけを見せられる

例えばSNSの場合、プロフィール欄や発言内容など、自分の良い部分だけを相手に見せることができます。

ネット上だけの関わりで、悪い部分を相手に見せて嫌われるという恐れや心配がないので、リアルでの出会いより関係を続けていく上でのハードルが低いです。

積極的になりやすい

ネットでの出会いは相手と直接会わずにやりとりができるので、リアルで会うよりも積極的に発言できます。

リアルだったら恥ずかしくて言えないことも、ネット上での非対面の場であれば、照れずに言えることもあるでしょう。

ネット恋愛に依存しやすい人の特徴

ネット恋愛に依存しやすい人の特徴

ネットを通じた出会いは一般的になってきています。ネットを介した出会いをきっかけに、リアルなお付き合いを始め、結婚する人も出てくるようになりました。

しかし、人によってはいつまでもリアルな恋愛に進めずにネット上での関係に依存してしまう可能性もあります。どんな人がリアルではないネット上での恋愛にハマりやすいのかを見ていきましょう。

恋愛経験が少ない

恋愛経験がないため、相手からのアプローチや甘い言葉を本気で受け止めてハマってしまいます。

依存しやすい理由の中にあるように、少ない情報から妄想が広がり、理想的な相手として描いてしまうことがあるため「この出会いは運命かもしれない」と盛り上がってしまいます。

恋愛体質

恋愛体質でいつも恋愛したいと思っている人はネット恋愛に依存しやすいです。

ネット上にはたくさんの出会いが溢れています。恋愛体質の人はほれっぽいという傾向があるので、ネット上での出会いでもすぐに好きになってしまいます。

自分に自信がない

自分に自信がない人は、素の自分を全て出さなくてもよいネット恋愛にハマりやすいと言えます。良いところだけを見せて相手と接することができるので、「嫌われるんじゃないか」という心配がリアルより少ないからです。

自分に自信がないため、相手から甘い言葉を言われると「自分のことを好きになってくれる人はこの人以外いない」「運命かも」と思い込んでしまいます。

ネット恋愛に依存しすぎたくないときの注意ポイント

ネット恋愛に依存しすぎたくないときの注意ポイント

ネット恋愛に依存しすぎてしまうと、気持ちや心が苦しくなってしまう可能性も出てきます。では、ネット恋愛に依存しないために何に気を付ければよいのでしょうか。

ネットに触れる時間を減らす

ネット恋愛の相手とよく交流しているSNSに触れる時間を減らしましょう。一日の中でこの時間はネットに触れないなど、デジタルデトックスする時間を設けるのもおすすめです。

リアルの生活を充実させる

リアルの生活を充実させるように努力してみましょう。

ネットが生活の中心だと世界が狭く、どんどん依存状態になっていき、リアルの友達や家族との関係をおろそかにしてしまうこともあります。休日は友人と出かける予定をつくったり、新しい趣味を探したりして、視野を広げていきましょう。

合コンやお見合いパーティ、街コンに参加してみたり、周りの人に紹介を頼んでみたり、自分からリアルでの出会いの場に足を運ぶのもおすすめです。

自分磨きをする

ネット恋愛にハマりすぎる理由のひとつには、自分に自信がないことが挙げられます。今の自分を認められるようになれば、リアルで人と向き合う自信に繋がるでしょう。

読書や気になる分野の勉強をしたり、自分に似合うファッションやメイクを研究するなど自分磨きをし、自己肯定感を上げていきましょう。

オンライン通話など、相手の顔を見て話せる環境をつくる

ネット恋愛では、相手に対する良いイメージが膨らみすぎて依存に繋がることがあります。そうなる前の早めの段階で、ビデオ通話などで相手の顔を直接見ながら話せる環境を作りましょう。

顔を見てコミュニケーションすることで、ネット上からリアルでの出会いに移行しやすくもなります。

ネット恋愛で相手を本気で好きになったら?

ネット恋愛で相手を本気で好きになったら?

ネット恋愛は、相手の一部分を見て好きになってしまう傾向にあるので、相手の真の姿ではない可能性があります。

やりとりをしていく中で、もし思っていた部分と違う面が出てきた場合、その部分にもきちんと向き合って「本当に好きかどうか」自分の心に改めて問いかけましょう。

もし、相手を好きになり、お付き合いをしたいと思ったら、以下のことに気を付けてやりとりをして仲を深めていきましょう。

お互いの情報を出していく

ネットでの情報は断片的なため、お互いの一部しか見えていない状態と言えます。相手のことをもっと知りたいなら、自分からも仕事や趣味、休日の過ごし方などいろいろな話題を出して、お互いの理解を深めていきましょう。

電話やオンライン通話をする

まだ相手と直接話をしていなければ、まずは電話で相手との距離を縮めましょう。メッセージでは分からない声のトーンや雰囲気などを知ることができます。できれば顔を見ながら話せるオンライン通話がおすすめです。

リアルに会うことを提案する

やりとりを重ねてある程度関係性ができたら、リアルで会う提案をしましょう。実際に会わないと、相手の本当の雰囲気や性格を知ることはできません。

また、相手にも脈があれば、リアルな対面に乗ってきてくれるはずです。将来きちんとお付き合いがしたいなら、リアルで会うことはマストだと言えます。

過度な愛情表現はしない

ネット上だと、普段言えないような言葉も言いやすいからといって1日に何度も「好き」と伝えたり、甘えすぎたり、過度な愛情表現をすると、本気に取られなかったり引かれたりする可能性があります。

本当に相手を想う気持ちがあるなら、直接会ってから好きな気持ちを伝えた方が相手の心に響くはずです。

出会ったツール以外での連絡先を交換する

SNSやオンラインゲームなどは、それぞれの媒体自体にメッセージや通話機能があるものがほとんどです。しかし、相手がアカウントを急に消してしまい、全く連絡が取れなくなってしまうことがあるので気をつけましょう。

相手のことを本気で好きになったら、別のメッセージアプリなどで連絡先を交換するようにするのも一案です。相手も今後、関係を進めていきたいと思っているのなら、他の連絡先を教えてくれるでしょう。

ネット恋愛で相手が本気なのかを見極めるポイント

ネット恋愛で相手が本気なのかを見極めるポイント

ネット上で良いムードになった場合、相手も本気で恋愛に発展させたいのかは気になるところ。ここでは、遊びなのか本気なのか、見極めるポイントを紹介します。

相手が見せる本気サイン

頻繁に連絡がくる
ネット、リアルにかかわらず、気になる相手にはマメに連絡をしたくなるものです。相手から連絡が頻繁にくるようであれば、脈ありと言えるでしょう。

逆に連絡頻度が極端に少なかったり、こちらのメッセージへの返信が遅かったりする場合、相手の本気度は低いと考えられます。

プライベートな話をされる
ネット上では、リアルの自分を見せずに関係を続けることができます。例えば、年齢や職業を偽る、写真を加工して盛る、など本当の自分より素敵に見せようとする人もいるでしょう。

しかし、本当に好きな人には自分のことを知ってもらいたいと考えるもの。やり取りを長く続けているのに、プライベートの話をほとんどしなかったり、隠そうとしたりする場合は、知られたくない事情があるか、脈なしと言えそうです。

電話したい、会いたいと言われる
今後のお付き合いを視野に入れているのであれば、電話やリアルな対面をしたいと言ってくるはずです。いつまでたっても会う話が出ない、こちらの誘いもはぐらかされるようであれば、相手の本気度は低いかもしれません。

注意が必要な遊びサイン

会う前から「好き」「付き合おう」と言われたら注意
リアルで会う前に「好き」「付き合おう」と相手から言われたら要注意です。

まだお互いのことをあまり知らないタイミングで「付き合おう」と言ってくる相手は、他の人にも同じことを言っているなど、真剣度が低い可能性があります。

会った時、すぐに関係を望んできたら注意
初めて会った時、その日に過度な愛情表現をされたり、体の関係を求めてきたら注意しましょう。体目的だけの可能性があり、本気で付き合いたいと思っていない可能性が高いです。

ネット恋愛で完結させず、リアルに目を向けることが大事

ネット恋愛で完結させず、リアルに目を向けることが大事

お付き合いや結婚をするためには相手をリアルに知ることが大事です。ネット上で関係を続けず、電話や対面でのデートを重ねてお互いのことをもっと知り、よりよい関係を築いていきましょう。

もしネット恋愛が自分には向いていないと思ったら、リアルに出会う方法で恋活や婚活を始めてみてはいかがでしょうか。ゼクシィ縁結びエージェントでは、婚活を始めるに当たってのさまざまな疑問や不安、悩みを相談できる無料カウンセリングを実施しています。ぜひ、気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

取材・文/NANA

【監修】竹内えつこさん
心理カウンセラー。大学時代に心理学を学び、卒業後はバーテンダー、アロマセラピスト、アロマ講師、カウンセラーという、異色の職歴を持つ。得意なジャンルは夫婦問題・パートナーシップ。現実的かつ理論的なアドバイスに定評があり、悩みを抱えている多くの女性たちから支持を得ている。
公式ブログ:https://counseling-sou.com/blog/

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