- メリット1「身長差を生かしたフォローが得られる」
- メリット2「相手に包容力や保護欲を感じる」
- メリット3「見た目のバランスを楽しめる」
- デメリット1「同じ景色を共有できない」
- デメリット2「体に負荷がかかる」
- デメリット3「スキンシップが不自由」
- 身長差を楽しむ意識を持つ
- 身長差を生かしたスキンシップを考える
- 身長差を互いのチャームポイントと捉える
恋人との身長差はどのぐらいありますか?「極端に差がある」というカップルの場合、その身長差を好ましく思う場合もあれば「不便」「困る」「周囲の目が気になる」など、あまり好ましくないと感じている場合もあるでしょう。本記事ではアンケートの調査結果を基に「世間の身長差カップルがどんなことを感じているか」をレポート。併せて身長差カップルの心構えについて心理カウンセラーの竹内えつこさんと共に考えていきます。
恋人との身長差はどれくらいある?
20~30代の交際している男女206名に対して行ったアンケートから「恋人との身長差がある方だと思うか否か」「身長差は何cmあるか」に対しての回答結果を紹介します。
【恋人との身長差はある方だと思いますか?】
※データ出典:マクロミル
【身長差を感じているカップルの身長差は?】
※データ出典:マクロミル
「恋人と身長差がある」と回答したカップルは54.9%で、半数以上が「ふたりは身長差がある」と認識しているという結果になりました。また身長差を感じているカップルの身長差で最も多いのは「20以上25cm未満」、次いで「10以上15cm未満」「15以上20cm未満」となりました。
おおよそではありますが、10cm以上身長差があると「ふたりは身長差がある」と感じ始めるといえそうです。
身長差カップルのメリット
「恋人と身長差があることで感じるメリット」に対する回答から特に多かった声を抜粋し、それを基に身長差カップルのメリットについて考えていきます。
メリット1「身長差を生かしたフォローが得られる」
「人混みでも見つけやすい」(23歳/女性)、「高い場所にある物を取ってもらえる」(23歳/女性)、「傘を差しかけやすい」(36歳/男性)のように、物理的な身長差を生かして相手をフォローしたり、逆にフォローしてもらえたりする点をメリットと感じているカップルが多いようです。
お互いができないことをフォローし合うことで、相手に感謝の念を抱く機会が増え、絆も自然と強くなる様子です。
メリット2「相手に包容力や保護欲を感じる」
「頼りがいを感じる」(33歳/女性)、「相手が小さいと一層かわいらしく見える」(28歳/男性)、「抱き締めるとちょうど包み込める感じだから」(38歳/男性)のように、身長の低い方は、自分より大きい相手に対し守られているような感覚を覚え、逆に身長の高い方は低い相手に「守ってあげたい」という保護欲を感じやすいようです。
お互いの違いが視覚的に感じられることで、異性としてのいとおしさがより強まっている様子がうかがえました。
メリット3「見た目のバランスを楽しめる」
「見栄えがする」(30歳/女性)、「見た目がいい」(33歳/男性)のように、自分たちの身長差が客観的に好ましく映ると感じているカップルも少なくありませんでした。
さらに「好きな高さのヒールが履ける」(25歳/女性)のように、恋人との身長差を生かしてファッションを自由に楽しんでいるというも声も。「ふたりでいるとビジュアル的に映える」と感じることで、お互いの自己肯定感が高まりポジティブにいられる点がメリットといえそうです。
身長差カップルのデメリット
今度は逆に「恋人と身長差があることで感じるデメリット」に対する回答から特に多かった声を抜粋し、それを基に身長差カップルのデメリットについて考えていきます。
デメリット1「同じ景色を共有できない」
「視点が違うため、同じ景色を見られない」(20歳/女性)、「見ているものが違う」(28歳/女性)、「人混みで見失う」(35歳/男性)のように、体格差によって視点の位置が大きくずれ、同じ景色を共有できないという声が多く聞かれました。
特に「絶景を見る」など視覚的な感動を分かち合えず、デートの醍醐味(だいごみ)が損われてしまう点でデメリットといえそうです。
デメリット2「体に負荷がかかる」
体格差が大きいと「常に上を見て話さなければならず、首が痛い」(27歳/女性)、「歩幅が合わない」(30歳/女性)など、物理的なギャップを埋めるために、体に無理をさせるシーンが出てきます。
「痛い」「疲れる」など肉体的苦痛を伴う分、デメリットがより強く感じられるようです。
デメリット3「スキンシップが不自由」
「キスしにくい」(35歳/男性)、「手をつなぎにくい」(29歳/男性)のように、恋人とのスキンシップに物理的な不自由さを感じるという回答も多く見られました。
特に恋愛初期は「いつだって相手に触れていたい」と思うもの。そのたびにストレスが生じると、次第に「スキンシップが面倒くさい」と思うようになるかもしれません。
身長差カップルがうまく付き合うコツ
これらのメリット・デメリットを踏まえ、身長差のあるカップルはどんなポイントに気を付けるべきでしょうか。ここでは身長差カップルがうまく付き合うコツについて考えていきます。
身長差を楽しむ意識を持つ
お互いの身長差を楽しむことを意識してみましょう。
例えば「恋人の視界と自分の視界」など、お互いが感じられない部分を言葉で共有し合うこともおすすめ。ギャップをコミュニケーションで埋めるひとときは、きっと有意義なものになるはずです。お互いの違いを、積極的に楽しんでしまいましょう。
身長差を生かしたスキンシップを考える
身長差があるカップルならではのスキンシップを、ふたりで考えてみましょう。
例えば片方が座り、もう片方が立つ、という通常視点が合わないシチュエーションも、身長差カップルであれば目が合います。
普段、高低差があるからこそ、たまに訪れる「視点が合う瞬間」はドキドキするもの。エスカレーターの段差などを利用し、新鮮なときめきを楽しむのも手です。
身長差を互いのチャームポイントと捉える
身長差カップルはお互いに「自分が持っていないものを持つ同士」です。
例えば「自分より背が高いから遠くのものを探すのが得意」「背が低いから、キュートな着こなしが似合う」など、身長差がもたらす相手の魅力は、同時に「自分にはない魅力」でもあります。
自分にはない恋人の魅力をあらためて捉え直すことで、恋人がより魅力的に輝いて見えてくるでしょう。
どんなカップルにも気になる部分はあるもの
身長差を気にするふたりにとって、お互いの「身長差」は悩みの種でしょう。でも一歩引いた視点で見れば、それも単なる「ないものねだり」なのかもしれません。
どんなカップルであっても「恋人のリアクションが薄い」「忙しすぎて構ってもらえない」「甘えてくれない」など、ふたりの関係に対する不満や悩みを何かしら持っているもの。せっかく恋人同士になったのに、足りないものを求めるばかりでは、ふたりで過ごす時間を心から楽しむこともできません。
交際において大切なのは「相手を思う気持ち」、そして「ふたりが笑顔でいること」です。身長差をお互いの個性として受け入れ、ポジティブに関係を進めていくことが大切です。
もしこれから新しい出会いを探すのであれば、積極的に恋活をすることをおすすめします。もし結婚を視野に入れているのであれば、結婚相談所を通じて本格的に婚活をスタートさせるのも手です。ゼクシィ縁結びエージェントでは、婚活に関する無料カウンセリングを実施中ですので、気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
取材・文/吉田美奈子
【監修】
竹内えつこさん
心理カウンセラー。大学時代に心理学を学び、卒業後はバーテンダー、アロマセラピスト、アロマ講師、カウンセラーという、異色の職歴を持つ。得意なジャンルは夫婦問題・パートナーシップ。現実的かつ理論的なアドバイスに定評があり、悩みを抱えている多くの女性たちから支持を得ている。
公式ブログ:https://counseling-sou.com/blog/
【データ出典】
・ご自身に関するアンケート
調査期間:2024/4/17~2024/4/18
有効回答数:206人(男性103人、女性103人)
(インターネットによる20~30代交際中の男女向けアンケート調査 調査機関:マクロミル)
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