合コンで女性・男性からの脈ありサインとは？こっそりアピールする方法も紹介

合コンで気になった相手が見せたしぐさが、脈あり？脈なし？と迷ったことはありませんか。ここでは、行動やLINEに表れる、男性・女性それぞれの脈ありサインと脈なしサインについて、恋愛に悩む男女の心理に詳しい心理カウンセラー・帆南尚美さんに伺いました。併せて、自分の気持ちをアピールする方法も紹介するので、次の合コンで生かしてみてはいかがでしょう。

まず、女性が気になる男性に見せる脈ありサインを紹介します。一つでも脈ありの可能性はありますが、複数当てはまるようなら、その可能性はさらに高いと考えていいでしょう。

会話を盛り上げてくれる

相手に関心があると長く話していたいと思うもの。そこで、相づちを打ったり、質問をしたり、次の話題を出したりして、会話を盛り上げようとします。

よく目が合う

気になる相手がいると目で追ってしまうのは自然な行動です。何度も目が合うのは、少なくともそのときは相手がこちらを見ていたということですから、多いに脈ありです。

よく目が合うのに、そのたびに相手からそらしてしまったとしても、実は脈ありだということもよくあります。意識しているから、恥ずかしいから、見つめ合うことができないという女性は少なくありません。まずは何回か目が合ったら「脈ありかも」と思ってもいいでしょう。

視線が左右にぶれない

向かい合って話す相手に興味がない場合でも、気遣いのできる人ならつまらなそうな表情を見せません。とはいえ、話を切り上げたいと思ったり、他の人が気になっていたりすると、視線が左右にぶれることが多いようです。脈ありの場合は相手の話に集中するため、視線は上下に動くことが多いと言われています。

世話を焼いてくれる

好意ある相手のことはよく観察しているので、飲物がなくなればすぐに気づいて声をかけてくれるなど、世話を焼いてくれます。これは、相手に「何かをしてあげたい」という好意の表れです。ただし中には妹キャラなど人の世話を焼くのが不得手な女性もいるので、世話を焼いてくれないからといって脈なしと決めつけないようにしましょう。

軽いボディタッチ

気になる人とは物理的な距離を縮めたいと思うのは男性・女性に共通すること。でも、女性の場合はあからさまに近寄るのではなく、笑いながら肩などを軽くたたいたり、話の流れで手に触れたりするような、軽いボディタッチを行うことが多いです。そういう場合は脈ありのサインと考えてよいでしょう。

具体的な内容のLINE

ただ「楽しかった」ではなく、合コンで話した内容を踏まえた感想や、「○○さんと～」と名前を入れてくるメッセージは脈ありのサインです。
一方、誘いに対して「今度行きましょう」「みんなで会いたいですね」と返してくるのはやんわりとしたお断りで、脈なしサインのことが多いです。

日本の男性は口下手で気持ちを表してくれない、とはよく言われることですが、そんなことはありません。男性も気になる女性に対しては脈ありサインを出しています。

服装を褒める

相手に好意を示したくても、どこをどんなふうにほめたらいいのかわからない、苦手だという男性は多数派です。そこで、女性はファッションに関心があるから、服装をほめたら喜んでくれるんじゃないか、顔や体形を褒めることには抵抗があるので服装ならいいかなと考える傾向があるようです。

いつも近くの席に座ってくる

席替えをしても隣や前などの近くの席に座ってくるのは、気になる女性に少しでも近づきたいという思いからのことが多いです。一方、近づきたいと思っても、自制心や遠慮が勝ってためらう男性もいるので、正面以外にも気を配って「いつも近くにいる人はいないか」を確かめてみましょう。

行動エリアなどを聞いてくる

男性は、単に相手のことを知りたいだけでなく、自分はその人に合うのか、ふさわしいのかを判断したくて、どのようなエリアや街、店に出かけるのかなど行動エリアやパターンを聞いてくることがあります。

自慢話をしてくる

脈ありサインと捉えられにくい自慢話ですが、男性の中には自分をより良く大きく見せたいと思っている人も多いので、気になる人にこそ自慢話をする傾向があります。

小声で話しかけてくる

みんなに聞こえるボリュームではなく、ふたりだけに聞こえるような小声で話しかけてくるのも脈ありサインです。好意があるから、物理的な距離だけでなく、心理的にも近づきたいという思いの表れと考えていいでしょう。

解散後すぐにLINEが来る

男性はストレートな行動を取ることが多く、もっと話したい、また会いたいという気持ちをすぐに表そうとします。だから、解散してすぐにLINEが来る場合は脈ありです。時間を置いたとしても翌日のお昼くらいまでが脈ありのリミットと考えていいでしょう。

ここでは、気になる女性にアピールする方法と避けた方がいいことを併せて紹介します。どんなポイントに気を配れば好感を与えられるのかを見ていきましょう。

あなた「が」いいと明確にアピールする

慎重派の女性は、男性からアピールされても、「他にピンとくる人がいなかったから」「本命に相手にされなかったから」など、消去法で自分が選ばれたのでは？という疑いを抱くことがあります。相手のすてきなところを示して、他の誰でもなく、あなた「が」いいとわかりやすくアピールしましょう。そういう方法が女性に安心感と納得感を与えます。

雰囲気が好みだと言う

女性に対して「ここがすてき！」と具体的に褒めたり、好きな理由を伝えられたら、相手の好感度はより一層高まるでしょう。しかし、女性の中には、自分に自信がなかったり、褒められるのに慣れていなかったりして、「そんなはずはない」と褒めたことをそのまま受け取ってくれない人がいるかもしれません。そういうときは「雰囲気が好み」と伝える方法もあります。好みや印象には必ずしも理由がいらないので、素直に受け入れてもらえることが多いでしょう。

自己アピールは控えめにする

自己アピールは大切ですが、やりすぎると圧迫感につながって嫌だなと感じる女性は多いでしょう。自分の良いところを相手に知ってもらいたい気持ちがあっても、自慢にならないよう、控えめに伝えるように気を付けましょう。

特に気を付けるべきなのは、「女性の気持ちがよくわかる」という女性慣れやモテのアピールです。女性に「遊ばれるかもしれない」と感じさせてしまうので控えた方がいいでしょう。

女性からアピールするのはNGかもと考えていたら、それは気にしすぎです。きっかけづくりはどちらからでもOKなので、気になる相手がいたらどんどんアピールしましょう。そのときに効果的な、男性に届きやすいアピール方法をまとめました。

相手が自慢することを褒める

自慢するということは、自信があり、褒めてほしいと思っているので、そこを外さずに褒めると、「自分のことをわかってくれた」とうれしくなります。女性からすると「褒めすぎ」くらいでも、男性は素直に受け取ってくれることが多いので、ストレートにわかりやすく褒めるのがポイントです。

相手の趣味に興味を示す

関係を築いていくことの第一歩は共感です。男性の趣味に興味を示して「教えてほしい」「見てみたい」などのお願いをすると喜ばれ、同じ趣味を共有できれば理解が深まるだろうと期待感も生まれます。また、これをきっかけにデートに発展しやすくなるというメリットがあります。

明るい笑顔を心掛ける

笑顔からは「敵意はありません」「あなたを受け入れています」というメッセージが相手に伝わるので、男性は女性の笑顔にほっこりとして、好感を抱きます。気になる相手に対しては、しっかりと、歯を見せるくらいの満面の笑みを見せて、他の人への笑顔とは違うとアピールするといいでしょう。ただにこにこしているだけでは子どもっぽく見えてしまうこともあるので、笑顔と会話をセットにするのがおすすめです。

気軽に参加できて、恋人に出会えるチャンスのある合コン。相手のサインをきちんと受け止めることは大切ですが、待っているだけでなく、気になる人がいたら自分から積極的に行動して、出会いのチャンスを広げましょう。話してみたらすてきな人だった、第一印象とは違う魅力を知ったなど、行動を起こさなければ気付けないこともあるからです。

もし合コンで気になる人に出会えなかったら、他の恋活や婚活を始めるのもおすすめです。ゼクシィ縁結びエージェントでは無料カウンセリングを行っているので、恋愛のスタートに活用してみてはいかがでしょう。マッチングコーディネーターが相談に乗り、一人一人にぴったりな婚活の進め方を提案してくれます。

取材・文／福原敦子

【監修】
帆南尚美さん
カウンセリングサービス所属・心理カウンセラー
大学卒業後30年間、外資系IT企業に勤務。40代後半になって本格的に自分の心と向き合い始め、心理カウンセラーに転身。仕事は好きだが対人関係や恋愛・夫婦関係がうまくいかない、などの問題を精力的にサポート。男性／女性心理、対人心理の分析により、対処法を一緒に考えていくカウンセリングスタイル。「前向きになれる」「自分の成長が実感できる」などの声が多数。心理学を身近なシチュエーションでわかりやすく解説する講座や講演も多くの支持を得ている。
公式ブログ：https://honaminaomi.blog.jp/